説明

装身用小物の装飾包装ケース

【課題】本発明は、ハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、手袋、靴下、下着等の装飾包装を、専門の技術を要することなく、誰にでも簡単にギフト用の装飾包装ができるとともに、製品の形状(色彩や質感)を活かした包装をすることで箱詰めの手間を省き、作業性を向上することができ、所望の高級感を演出することができるような包装ケースの提供を課題とする。
【解決手段】ゴムからなる、花のがくような装飾包装ケースに、棒体を差し込み、花態様を特徴とした装飾包装ケース。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギフト用や販売店での展示に好適な布製品の装飾包装ケース、詳しくはハンドタオル等のタオル、ハンカチ、手袋、靴下、下着等の装身用小物を包装するに好都合な布製品用の装飾包装ケースに関するものである。
【発明の概要】
【0002】
本発明は、ハンドタオル等のタオル、ハンカチ、手袋、靴下、下着等の装身用小物を、誰にでも簡単に花態様に見立てることができるギフト包装ができると同時に、販売店での展示も可能にするようにした装身用小物の装飾包装ケースを提供せんとするものである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、ハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、手袋、靴下、下着等の装身用小物の装飾包装を、専門の技術を要することなく、誰にでも簡単にギフト用の装飾包装ができるとともに、販売店においては、平面に展示されることが一般的な装身用小物を、見栄え良く引き立たせて見せ、顧客の関心を引き付けることが検討された装身用小物の装飾包装ケースの提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ゴムやシリコーン素材等の弾性体からなる半球体(図1−(B))と図1−(B)を接続し、図1−(A)にハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、手袋、靴下、下着等の布製品を差込むだけで、花に見立てた装飾包装を、簡単に作ることができる装飾包装ケースを特徴とする。
【0005】
即ち、図1−(B)に記載の装飾包装ケース体は、いかなる形状のハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、手袋、靴下、下着等の装身用小物において、差し込むことができる伸縮性の高いゴムで形成されていることを特徴とする。
【0006】
また、図1−(B)に記載の装飾包装ケースは、上部開口部より中央部が広い形状であり、さらに下部開口部が狭くなっている形状とし、上部開口部から差し込んだハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、袋、靴下、下着等の装身用小物を、中央部で包む量を調節し、花のがくのように膨らみをもたせ、差込まれていない部分を花びらの態様に見立てることができる形状であることを特徴とする。
【0007】
又、図1−(B)に記載の棒体は先端部に上記図1−(A)の下部開口部より大きい突起物が付いている形状とし、図1−(A)の下部開口部から抜くことができないよう形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の装身用小物の装飾包装ケースは、布製品を装飾包装する技術を必要とせず、布製品を装飾包装ケースに差し込むだけで誰にでも簡単に装飾包装を行うことができる。
【0009】
又、従来のように布製品を平面の状態でみせる展示ではなく、立体化して花のように見立てた展示することができ、販売店から直接、あるいは購入者自身が受取人に直接渡す場合に、箱入れや包装紙での包装、リボン包装などをすることなく渡すことができ、きわめて便利となる。
【0010】
最後に、反復して利用できる装飾包装ケース体は、購入者自身または受取人が、布製品の使用前後にかかわらず花に見立てて飾っておくことができる布製品用ケースとして活用でき、包装紙などのゴミの発生を少なくすることができる等簡単な構成ではあるが有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の正面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)図1−(B)記載の棒体(5)を、突起物(4)を設けた先端部を上にした状態で、図1−(A)記載の、ゴムやシリコーン素材等の弾性体からなる半球体(6)の上部開口部(1)から差込み、下部開口部(3)よりの棒体(5)を引き下げ固定する。このとき、上部開口部(1)は半球体中央部(2)よりも上側に設ける。
(ロ)棒体(5)は先端部に上記下部開口部(3)より大きい突起物(4)が付いている形状とし、下部開口部(3)から抜くことができないよう形成されている。
(ハ)ゴムやシリコーン素材等の弾性体からなる半球体(6)の上部開口部(1)を手などで伸ばし、ハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、手袋、靴下、下着等の布製品を差込み、ゴムの伸縮により差込んだ布製品を固定させる。
本発明は以上のような構造である。
【0012】
本発明を使用するときは、半球体(6)の上部開口部(1)から差し込んだハンドタオル等のタオル、ハンカチ、スカーフ、袋、靴下、下着等の装身用小物を、中央部(2)で包む量を調節し、花のがくのように膨らみをもたせ、差込まれていない部分を花びらの態様に見立てることができるので、誰にでも簡単に装飾包装ができる。
【符号の説明】
【0013】
1.上部開口部、2.中央部、3.下部開口部、4.突起物、5.棒体、6.半球体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部および下部に開口部があり、上部開口部が中央部より広い伸縮性の高い弾性体からなる半球体であることを特徴とした装身用小物の装飾包装ケース。
【請求項2】
半球体が動物やキャラクターなどの形状をしたことを特徴とした請求項1記載の装身用小物の装飾包装ケース。
【請求項3】
装飾包装ケース下部開口部より大きい突起物が先端部についている棒体を差込み固定し、花態様になることを特徴とした請求項1、2記載の装身用小物の装飾包装ケース。

【図1】
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【公開番号】特開2012−218810(P2012−218810A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−98719(P2011−98719)
【出願日】平成23年4月11日(2011.4.11)
【出願人】(506419940)