説明

複式呼吸補助具

【課題】腹式呼吸はこれをやろうと意識してやっていますが、これを無意識に近い状態でやるには何か方法が無いものかと考えました。
【解決手段】鼻から吸気することは問題ないと考えます。
問題は排気するとき自然に鼻から出してしまいますが、これを口から出さなければ腹式呼吸になりません。
そこで、意識して唇を開いて口から出さなくても無意識に近い状態で口から排出できるように空洞の物体1に吸気防止弁2を設けて、口からの排気のみを無意識のうちにできるようにしたものです。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、腹式呼吸をごく自然に近い状態で行うために唇にかるくはさんで利用できるようにしたものです。
【背景技術】
【0002】
従来は、腹式呼吸は鼻から吸った空気を意識して口から出すしかなく、ごく自然に口から排気する器具はなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
腹式呼吸は健康に良いので時々行うと良いと言われていますが、ついつい忘れがちで意識しないと口から排気できません。
本発明は無意識のうちにいつも腹式呼吸ができるようにするためになされたものです。
【課題を解決するための手段】
【0004】
内部が空洞の筒状の物を唇にはさんで使用します。
筒状の外側部になる片端部には、吸気防止弁2を付けて排気のみを可能にし口呼吸を防止します。
【発明の効果】
【0005】
本発明により鼻から吸入した空気は、口から排出しやすくなり腹式呼吸が可能な場所で、無意識のうちに継続して長時間できます。
呼吸がとても楽になります。
又、睡眠時には先端部の左右からひもを出し、耳にかけることにより口から落下せず使用できます。
鼻ずまりのときでも、鼻からの吸入はわりとできますが、鼻からの排気はしずらいものです。
こんなとき、この発明品を使用しますと楽に呼吸ができると同時に腹式呼吸もやっていることになります。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【図1】本発明の外観図である
【図2】本発明の正面図である
【図3】本発明の断面図である
【符号の説明】
【0007】
1 本体
2 吸気防止弁
3 耳ひも取付孔
4 通気孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部が空洞の物体の片側に吸気防止弁をもうけ、他の一方側を唇ではさんで排気のみをすることを目的とした腹式呼吸補助具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−240346(P2010−240346A)
【公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−104509(P2009−104509)
【出願日】平成21年4月1日(2009.4.1)
【出願人】(509115650)有限会社スリーエス (3)