説明

視覚化手段を伴う気管気管支吸引のためのカテーテル

分泌物の除去を可能にするよう、人工気道、気管および気管支樹を表示するためのユニット(3)を含む、気管または気管支吸引のためのカテーテル(1);特に、この気管または気管支吸引のためのカテーテルは、遠端(6)に位置決めされる光ファイバ、マイクロカメラまたは他の視覚化技術を含む。操作者は、遠端(6)、人工気道、気管、および気管支樹の位置を、画面上において識別することができる。したがって、カテーテル(5)のチューブが、吸引されるべき流体分泌物または他の物質の集まり付近またはその中にあることを確実にすることを可能にする。吸引は、粘膜に対する損傷を回避するよう、および分泌物のより完全な除去を容易にするよう、選択的に適用され得る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の技術分野
この発明は、視覚化手段を伴う、特に廃棄可能タイプの、気管気管支吸引のためのカテーテル、つまり、人工気道ならびに/または気管および/もしくは気管支樹を表示するための手段を、患者に導入すべき遠端に備えた、気管または気管支吸引のためのカテーテルに関する。
【背景技術】
【0002】
現在の技術
機械的な換気装置または人工呼吸器によって生存している患者は、しばしば、人工気道、たとえば、経喉頭、気管切開または声門上チューブなどを必要とする。
【0003】
一般的に、これらの患者は、気管または気管支樹に流体分泌物を蓄積させる。
これらの分泌物は、定期的な除去を必要とし、それは通常、小さな直径を有するカテーテルを気道または気管支樹において人工気道を介して通して下ろし、カテーテルに吸引を与えて、それにより、分泌物をカテーテルの内腔に沿って収集容器に移すという手順を介して実行される。この手順は、カテーテルの遠端の先端の位置を表示および照明するという可能性なしに、見えない状態で実行される。
【0004】
現在の技術は米国特許US−4569344およびUS−4351328に記載されている。
【0005】
US−4569344には、呼吸と患者の気管および気管支からの流体の吸引との選択的能力を単一のユニットに統合する、換気および吸引のための装置および方法が記載される。
【0006】
US−4351328には、患者から人工呼吸器を取外す必要のない、患者の気管内吸引のための別の装置および方法が記載されている。吸引チューブを、気管内チューブにおいて、人工呼吸器のチューブの群の壁部を介して位置決めし、呼吸器系を無傷な状態で保つようにする。
【0007】
しかしながら、これらの文献に記載される装置および方法は問題点があり、なぜならば、それらは、患者の分泌物を完全には除去しないからである。
【0008】
特に、カテーテルを気管気管支樹の所望の位置に選択的に位置決めすることは難しく、気管気管支粘膜の直接上における吸引は患者に対してダメージを引起し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
この発明の目的
この発明の技術的課題は、したがって、気管または気管支樹の選択された領域に容易に導入することができる、気管気管支吸引のためのカテーテルを形成することである。
【0010】
そのような技術的課題において、この発明のある目的は、カテーテルから分離することができる視覚化ユニットを備えた気管気管支吸引のためのカテーテルを形成することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そのような課題およびそのような目的は、すべて、特許請求の範囲の請求項の1つ以上に従う、気管気管支吸引のためのカテーテルで達成される。
【0012】
これらおよびさらなる利点は、非限定的な例として与えられる、以下の記載および添付の図面から、当業者にはよりよく理解される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】この発明に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの背面図を示す。
【図2】図1に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの側面図を示す。
【図3】前の図に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの前面図を示す。
【図4】視覚化ユニットを伴わない、前の図に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの前面図を示す。
【図5】図4に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの側面図を示す。
【図6】図4および図5に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの背面図を示す。
【図7】前の図に従う気管気管支吸引のためのカテーテルの概略側面断面図を示す。
【図8】カテーテルと視覚化ユニットとの間の接続の詳細を示す。
【図9】カテーテルと視覚化ユニットとの間の接続の詳細を示す。
【図10】遠端の先端付近でとられた、この発明に従うカテーテルの断面を示す。
【図11】遠端の先端付近でとられた、この発明に従うカテーテルの断面を示す。
【図12】カテーテルの中央部分でとられた、この発明に従うカテーテルの断面を示す。
【図13】カテーテルの中央部分でとられた、この発明に従うカテーテルの断面を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
発明の実施例
図面を参照して、参照番号1は、この発明に従う気管気管支吸引のためのカテーテルを全体的に示しており、特に廃棄可能タイプの管状群2、管状群2に接続手段4を介して接続される視覚化ユニット3を含む。
【0015】
管状群2は吸引される必要がある流体分泌物または他の同様の物質を吸引するべく患者の気管および/または気管支内に導入されるよう適合される遠端6を含む管状カテーテル5を含む。
【0016】
遠端6は、したがって、丸められ、患者の中に見出され得る流体分泌物および/または他の同様の物質を吸引することに対して好適な吸引手段に管状チャネル10を介して接続される開口7を備えている。分泌物の除去の可能性を増大させるため、遠端6は、管状チャネル10に接続される1つ以上の側部孔17も含み得る。
【0017】
図10および図11に詳細に示されるものに従うと、遠端6は観察手段8および照明手段9を含む。
【0018】
観察手段8は、画像を転送するのに好適な光ファイバを含み得、照明手段9は、光を導くのに好適な他の光ファイバを含み得;前述の光ファイバは、流体分泌物が通過するチャネル10に平行な管状チャネルに配置される。
【0019】
この発明の別のバージョンに従うと、観察手段8は、遠端6に配置されるマイクロカメラを含み得、照明手段9は、これも遠端6に配置される1つ以上の高効率LEDを含み得る。このバージョンでは、流体分泌物が通過するチャネル10に平行な1つ以上の管状チャネルに配置される、電力を供給し画像を送信するためのいくつかのケーブルがある。
【0020】
光ファイバおよびマイクロカメラの両方に対して、たとえば、プラスチックから形成されるレンズが設けられる。
【0021】
さらに、他の等価な技術を、画像を捕捉および転送するため、ならびに照明を与えるために用いることができる。
【0022】
図面から明らかなように、流体分泌物が通過するチャネル10の断面は、画像の伝送および照明のためのチャネルの断面よりもはるかに大きく、それは、カテーテルの外側断面よりもわずかに小さいことがわかる。
【0023】
特に、患者の中に導入される管状カテーテル5は最小の寸法を有し、たとえば、それは4mmと8mmの間の直径を有し、したがって、それはほとんどすべての患者が耐え得るものである。
【0024】
さらに、廃棄可能なバージョンでは、それは常に患者における使用に対する準備ができており、したがって、面倒で費用のかかる滅菌処理を回避する。
【0025】
管状群2は、管状カテーテル5が患者への挿入または患者からの取外し中に外部の病原体などによって汚染されないように保つ、固定された、または取外し可能なシースまたは外側コーティング11を含み得る。
【0026】
換言すると、管状カテーテル5の多数回の挿入−および取外し−、たとえば、流体分泌物を多数回の連続する機会において患者から除去し、管状カテーテル5をコーティング11によって保護される状態に保ち、したがって、それが除去中においてさえも外部の病原体などによって汚染されないように保つことを実行することが可能である。
【0027】
図5に示されるものに従うと、コーティング11は、管状形状に曲げられかつ長手方向溶接ゾーン13に沿って溶接される膜12を含む。
【0028】
図7により具体的に示されるものに従うと、コーティング11は、端部14、15に接続されて、管状カテーテル5を、接続領域3において視覚化ユニットにおいて、および気管内チューブへの接続16と換気回路への接続18とを伴うダクトに、完全に包囲する。
【0029】
ケーシング11および換気回路への接続18を伴うダクトは、図には示されてはいても、完全に選択肢的であることに注意しなければならない。したがって、この発明に従う気管気管支吸引のためのカテーテル1は、その最も単純なバージョンにおいて、かつ患者の中に導入されるべき部分に関して、単に管状カテーテル5を含み得る。
【0030】
管状群2は、たとえば真空源などのような吸引手段のためのアタッチメント20と、操作者によって吸引を作動させるよう閉じられることができる孔21とを備えた部分19を含む。部分19は、管状群2の視覚化ユニット3への安全な接続が得られることを可能にする接続手段4も含む。
【0031】
廃棄可能なバージョンにおいては、管状カテーテル5、部分19および接続手段4を含む管状群全体2は、無菌条件がそれを必要とするたびごとに取外されて置換され、そのような置換は、観察手段8および照明手段9、つまり、これらのバージョンに従うと、画像を転送するのに好適な光ファイバおよび光を導くのに好適な光ファイバ、またはそうでなければマイクロカメラおよび高効率LED、またはレラティブレンズを含む、考えられ得る他の観察装置および照明装置も伴うことが強調されるべきである。
【0032】
いずれにしても、そのような要素は相対的に費用効果的であり、各回ごとに管状カテーテル5とともに置換され得る。
【0033】
視覚化ユニット3は、多数回にわたって再使用できるタイプのものであり、操作者がよりよく見ることができるよう傾けられ得るファインダ23を含む。画像および光の伝送が光ファイバを介して生ずる場合においては、視覚化ユニット3は、CMOSカラーセンサを伴うマイクロカメラ、および接続手段4付近に配置される少なくとも高効率白色LEDも含む。
【0034】
接続手段4は、2つのアタッチメント要素22、24を含み、そのようなアタッチメント要素22、24は、接続手段4に含まれ、廃棄可能なバージョンにおいて管状群2が置換されるとき、管状群2とともに置換される。
【0035】
接続手段4のある重要な特性は、2つのアタッチメント要素22、24の形状からなる。
【0036】
アタッチメント要素22は、第1の実質的に円筒形の部分と、円錐状またはテーパした端部とを有する。アタッチメント要素22は、視覚化ユニット3において予見される係合座部に挿入し、この要素の形状は、視覚化ユニット3に存在するマイクロカメラに対する、光ファイバから来る画像の最適なセンタリングを可能にするようなものである。
【0037】
他方のアタッチメント要素24は、視覚化ユニット3において予見される対応の円錐台座部に挿入する円錐台アタッチメントを有し、この場合においては、その形状は、光の分散を回避するように最適である。
【0038】
この発明のあるバージョンに従うと、視覚化ユニット3は、画像を別途のまたは遠隔画面において見ることができるよう電源ユニットおよび無線機能性を伴うモジュールに対する接続を含む。視覚化ユニット3は、複数の他の医療装置とともに用いることもできる。部分19の組および視覚化ユニット3のうちそれに接続する部分は、操作者がカテーテルを快適に把持し傾けることができるハンドル25を構成する。
【0039】
この発明のある重要な特性は、実際には、管状カテーテル5を気管および/または気管支において選択的に傾けたり方向付けたりする可能性によって与えられる。
【0040】
この発明のあるバージョンに従うと、管状カテーテル5は、たとえば中間位置または遠端6付近において、カテーテルの長手軸に沿って、ある曲率を有し、カテーテルをその長手軸の周りにおいて回転させることによってカテーテルの端部が方向付けられることを可能にする。
【0041】
この発明の別のバージョンに従うと、管状カテーテル5は、カテーテルの遠端6を導くためのある機構を有する。
【0042】
この発明のさらに別のバージョンに従うと、管状カテーテル5は、カテーテルがある曲率とともに形成されるガイド機構を有し、管状カテーテル5に沿って、または管状カテーテルそれ自体の内側における別途のチャネルにおいて、可逆的に挿入することができる、チャック、ワイヤ、チューブまたは直線的形状の強化要素を用いる、カテーテルを真っ直ぐにするための手段がある。
【0043】
この発明のさらなるバージョンに従うと、管状カテーテル5は、患者に挿入される前に、チューブがモデル化され得るように、永久記憶または一時記憶を有する材料で全体的または部分的に形成される。
【0044】
遠端6の回転を効果的に伝えるために、管状カテーテル5のチューブは特別な構築上の特性を有する。
【0045】
遠端6は相対的に可撓性であり、相対的に薄い壁部を伴う管状部を有する。管状カテーテル5のチューブの中央および近位部は、ハンドル25を介してユーザに対して与えられる回転を伝達するよう、ねじりに対してより堅牢である。
【0046】
中央および近位部におけるより大きな堅牢性を得るために、管状カテーテル5のチューブは、それを、外側において、ある長手方向の部分に対する別のチューブで包むことによって、またはそうでない場合には、製造プロセス中、たとえば押出中において材料を追加することにより、わずかに円錐台形状を得ることによって、またはそうでない場合には、チューブの材料に対して、特にねじりに関して構造を堅固にすることができる材料を与えることによって、そのような中央部および近位部において、より大きな厚みを有するよう形成され得る。さらに、チューブは、より大きな厚みをもって形成され得、したがって、わずかに円錐台形状を得るよう機械加工される。
【0047】
図12および図13に示されるものに従うと、断面形状は、たとえば、丸められた角を有する方形または三角形でも変形され得る。
【0048】
この場合、チューブは、まず、円筒形状に形成され、次いで、丸められた角を有する方形または三角形断面を有する型において熱成型される。
【0049】
管状カテーテル5のチューブは、たとえば医療用PVC(ポリ塩化ビニル)など、医療的使用に対して好適なプラスチック材料から形成され得る。
【0050】
この発明により、操作者は、視覚化されたものを見ることによって、カテーテルの端部の位置、人工気道、気管および気管支樹を識別することができる。
【0051】
このことは、現在の技術に対して利点を提供する。視覚化によって、カテーテルが液体分泌物または他の物質の集まったものの付近またはその中にあることを確実にし、次いで、吸引を適用することが可能である。
【0052】
吸引は、粘膜に対する障害を回避するよう、および分泌物のより完全な除去を容易にするよう、選択的に適用され得る。
【0053】
この発明に従うカテーテルは、さらに、気管支内および気管内病理を診断するべく観察することを可能にし、人工呼吸器道における分泌物の蓄積を識別することを可能にする。
【0054】
この発明を好ましい実施例に従って記載してきたが、等価な変形物が特許請求の範囲により与えられる保護の範囲から逸脱することなしに考案され得る。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
チャネル(10)を介して吸引手段に接続されることができる開口(7)を備える、特に廃棄可能なタイプの管状カテーテル(5、8、9)を含む、気管気管支吸引のためのカテーテル(1)であって、分離されることができ、かつ接続手段(4)を介して前記管状カテーテルに接続されることができる視覚化手段(3)を含むことにおいて特徴付けられる、カテーテル(1)。
【請求項2】
前記管状カテーテル(5)は、遠端(6)、および前記遠端(6)に位置決めされる、画像を転送するのに好適な光ファイバ(8)、またはそうでない場合にはマイクロカメラ、またはそうでない場合には同様の視覚化手段を含む、請求項1に記載のカテーテル。
【請求項3】
前記管状カテーテル(5)は、遠端(6)、および前記遠端(6)に位置決めされる照明手段(9)を含む、請求項1または2に記載のカテーテル。
【請求項4】
前記遠端(6)に位置決めされる前記照明手段(9)は、光を伝達するのに好適な光ファイバ、またはそうでない場合には1つ以上の高効率LEDを含む、請求項3に記載のカテーテル。
【請求項5】
前記視覚化手段(3、23)は、多数回にわたって再使用できるタイプのものである、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項6】
前記視覚化手段(3)は、操作者がよりよく見ることができるように傾けることができるファインダ(23)を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項7】
視覚化手段(3)は、画像を別途のまたは遠隔画面において見ることができるよう電源および無線機能性を伴うモジュールに対する接続を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項8】
前記管状カテーテル(5)を保存または保管中において無菌状態に保つよう、および使用中において患者への挿入中に前記カテーテルを保護するよう、固定された、または取外し可能なシースまたは外側コーティング(11)を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項9】
前記シースまたは外側コーティング(11)は、気管内チューブへの接続(16)および換気回路への接続(18)を伴うダクトを含む、請求項8に記載のカテーテル。
【請求項10】
前記管状カテーテル(5)は、たとえば中間位置または遠端(6)付近において、前記カテーテルの長手軸に沿って、ある曲率を含み、前記管状カテーテル(5)をその長手軸の周りにおいて回転させることによって前記カテーテルの端部が方向付けられることを可能にする、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項11】
前記管状カテーテル(5)は、前記カテーテルの遠端(6)のガイド機構を含む、請求項1〜9の1つに記載のカテーテル。
【請求項12】
前記管状カテーテル(5)は、前記カテーテルがある曲率とともに形成されるガイド機構を含み、前記管状カテーテル(5)に沿って、または前記管状カテーテルそれ自体の内側における別途のチャネルにおいて、可逆的に挿入することができる、チャックまたはワイヤまたはチューブまたは直線的形状の強化要素を用いる、前記カテーテル(5)を真っ直ぐにするための手段を含む、請求項1〜9の1つに記載のカテーテル。
【請求項13】
前記管状カテーテル(5)は、患者に挿入される前に、チューブがモデル化され得るように、永久記憶または一時記憶を有する材料で全体的または部分的に形成される、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項14】
前記管状カテーテル(5)のチューブは、特にねじりに関して構造を堅固にするよう、前記カテーテル(5)の中央部および近位部において、より大きな厚みを伴って形成される、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項15】
前記管状カテーテル(5)の前記チューブは、それを、外部において、ある長手方向の部分に対する別のチューブで包むことによって、または製造プロセス中、たとえば押出中において材料を追加することにより、わずかに円錐台形状を得ることによって、またはチューブの材料に対して、特にねじりに関して構造を堅固にすることができる材料を与えることによって、前記カテーテル(5)の中央部および近位部において、より大きな厚みを有するよう形成される、請求項14に記載のカテーテル。
【請求項16】
前記管状カテーテル(5)の前記チューブは、より大きな厚みをもって形成され、したがって、わずかに円錐台形状を得るよう機械加工される、請求項14に記載のカテーテル。
【請求項17】
前記管状カテーテル(5)の前記チューブは、丸められた角を伴う、断面が方形または三角形形状を含む、請求項14に記載のカテーテル。
【請求項18】
前記管状カテーテル(5)に対し回転および運動を与えるのに好適なハンドル(25)を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項19】
前記接続手段(4)は、第1の実質的に円筒形の部分と、円錐状またはテーパした端部とを有するアタッチメント要素(22)を含み、前記アタッチメント要素(22)は、前記視覚化手段(3)において与えられる係合座部に挿入可能である、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項20】
前記接続手段(4)は、視覚化ユニット(3)において与えられる対応の円錐台座部に挿入可能である円錐台アタッチメントを有するアタッチメント要素(24)を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項21】
前記管状カテーテル(5)は、その遠端(6)において、管状チャネル(10)に接続される1つ以上の側部孔(17)を含む、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。
【請求項22】
視覚化手段(3)は、複数の他の医療装置とともに用いられ得る、先行する請求項の1つに記載のカテーテル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2012−517270(P2012−517270A)
【公表日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−548839(P2011−548839)
【出願日】平成22年2月9日(2010.2.9)
【国際出願番号】PCT/IB2010/050590
【国際公開番号】WO2010/089726
【国際公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【出願人】(511188716)
【氏名又は名称原語表記】ZOCCA, MARIO
【出願人】(511188727)
【氏名又は名称原語表記】YOUNG, PETER
【Fターム(参考)】