説明

観賞用まりもケース

【課題】まりも等の観賞用水草を観賞魚と同一の水槽内に入れた場合、魚に食べられる事無く、飼育及び観賞する事が出来るケースを提供する。
【解決手段】浮遊式は、容器(1)(2)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、図1のように結合させて内部にまりも等の観賞用水草を入れる事が出来る構造とする。
沈殿式は、容器(3)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、図3のように部品(4)でフタをする事で内部に観賞用水草を入れる事が出来る構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、まりも等の観賞用水草を、観賞魚と一緒の水槽内で餌とならないように飼育及び観賞する事を可能にする為のものである。
【背景技術】
【0002】
まりも等の観賞用水草を観賞魚と同一の水槽内に入れた場合、魚に食べられてしまう場合が殆どであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
まりも等の観賞用水草を観賞魚と同一水槽内で飼いたい場合があるが、水草は魚の餌になってしまい、観賞用として魚と一緒に飼う事は非常に難しかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、浮遊式と沈殿式の2種類とする。
浮遊式は、容器(1)(2)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、図1のように結合させて内部にまりも等の観賞用水草を入れる事が出来る構造とする。また水槽内では、浮遊させて内部の水草を観賞する事が出来るようにする。
【0005】
沈殿式は、容器(3)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、図4のようにフタ(4)をして内部にまりも等の観賞用水草を入れる事が出来る構造とする。また水槽内では、沈殿させて内部の水草を観賞出来るようにする。
【発明の効果】
【0006】
まりも等の水草を、観賞用として金魚などの観賞魚と同一水槽内で飼いたい場合がある。しかし、普通に水槽内に入れてしまうと魚に突かれたり食べられてしまい、水草は観賞する事が出来なくなってしまう。そこで、完全に水槽を分離するのではなく、透明な内部が見えるケースに入れて水草を保護しながら、多少の水質浄化も期待できるように、水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あける事で、観賞魚と同一水槽内での飼育及び観賞が出来るようにする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は観賞用まりもケース(浮遊式)の正面図である。
【図2】図2は観賞用まりもケース(浮遊式)を分離した場合の平面図である。
【図3】図3は観賞用まりもケース(沈殿式)の断面図である。
【図4】図4は観賞用まりもケース(沈殿式)の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
浮遊式は、容器(1)(2)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、結合させる事により内部に観賞用水草を入れる空間をつくり出す。また清掃する場合は結合部分を分離させる事で、簡単に掃除も出来る構造とする。
浮遊式の場合、内部に入れた観賞用水草が光合成で発生する気体の量により、浮いたり沈んだりもするので、その動きも楽しむことが出来る。
【0009】
沈殿式は、容器(3)に水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)を複数あけ、部品(4)でフタをする事で内部に観賞用水草を入れる空間をつくり出す。また清掃する場合はフタ(4)を外して簡単に掃除も出来る構造とする。
沈殿式の場合、水流等により容器が移動や浮上しない用に内部に重り(5)となるビー玉を入れて容器が動かない様にする。また水中に入れた時のビー玉のカラフルな色合いも楽しむことが出来る。
【符号の説明】
【0010】
1 浮遊式容器A
2 浮遊式容器B
3 沈殿式容器本体
4 沈殿式容器のフタ
5 重り
6 穴
7 まりも等の観賞用水草

【特許請求の範囲】
【請求項1】
観賞用まりもケースの内部に、まりも等の観賞用水草を入れる事で、魚と同一水槽内での飼育及び観賞を可能にする事。
【請求項2】
観賞用まりもケースは、容器(1)(2)を、また容器(3)(4)を分離させる事で、掃除が簡単に行える構造とする事。
【請求項3】
観賞用まりもケースに、水が循環出来て且つ魚が入り込まないほどの穴(6)をあける事で、内部に入れた水草による水質浄化が行える事。
【請求項4】
浮遊式の観賞用まりもケースは、内部に入れた観賞用水草が光合成で発生する気体により、水槽内で浮いたり沈んだりして、その動きも楽しむことが出来る事。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−92112(P2011−92112A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−249901(P2009−249901)
【出願日】平成21年10月30日(2009.10.30)
【出願人】(598169826)
【Fターム(参考)】