設備備品予約システム、設備備品予約装置、制御方法、及びプログラム
【課題】ユーザが自身の所属するグループで利用制限がかけられた設備及び備品を予約した後、所属するグループから当ユーザを除外する際に、当ユーザの設備及び備品に対する予約情報を削除する設備備品予約システム、設備備品予約装置、制御方法、及びプログラムを提供する
【解決手段】ユーザが所属するグループに対して予め設備や備品への利用権限を設定しておき、ユーザを削除する際に、ユーザが所属するグループを特定し、グループに設備や備品の利用権限が設定されている場合は、ユーザが設備や備品の予約を行っているか否かを判定し、予約を行っている場合は、通知を行う。
【解決手段】ユーザが所属するグループに対して予め設備や備品への利用権限を設定しておき、ユーザを削除する際に、ユーザが所属するグループを特定し、グループに設備や備品の利用権限が設定されている場合は、ユーザが設備や備品の予約を行っているか否かを判定し、予約を行っている場合は、通知を行う。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、会議等で利用する会議室等の設備や備品を予約するシステムにおける技術に関して、特にグループに所属するユーザが設備及び備品の予約を行うシステムにおける技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、企業における従業員のスケジュール作成、会議室予約、または会議等で利用する備品予約に関してシステム化を行うことで、従業員の業務効率化を目指す企業が増加傾向にあるが、会議の開催に当たり会議室を利用する必要が生じた場合、会議の主催者が、各システムを利用して、各々会議室、備品、及び参加メンバのスケジュール状況を確認し、さらに、参加メンバに会議への参加可否の確認を行った上で、会議開催の日時、場所等を決めている。
【0003】
このようなシステムに於いては、各システムを用いて、設備、備品、及び参加メンバのスケジュール確認を其々行わなければならないため、主催者にとっての作業負荷となることは否めず、本来、従業員の業務効率化を目指すことを趣旨としているシステムが本来の目的を達成し得ない。
【0004】
特に設備や備品等を利用可能な従業員を制限することによって、立ち入り禁止設備への侵入防止、従業員同士で共有利用したい備品の優先的な利用、及び特定の従業員に偏った利用を回避する等の目的を達成することが可能となるが、このようなことを鑑みて、システムにおいて制御を行うにあたり、従業員、1人、1人、各人に対して、利用可能な設備及び備品を設定する態様もなされるが、各従業員が所属する所定のグループ毎に設定を行うことで設定作業の煩わしさを回避する態様を取ることで対応を行っている。
【0005】
例えば、各拠点の居住者が、自身が居住する拠点と異なる拠点の施設を利用する際に、居住者が所属するグループ単位で利用の制限を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−276898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、各拠点に設置された施設に対して予めグループ毎に利用権限を与え、利用権限が与えられたグループに所属する居住者は、施設の予約を行うことが可能となるが、居住者の拠点移動等によって、所属していたグループから外れた場合でも、予約を行った居住者の予約情報は、システム上に残存するため、本来であれば、利用予定のない施設も予約された状態となり得る可能性が生じ、当システムの運用上、好ましくないといった問題が生じ得る。
【0008】
確かに、予約を行った居住者が、自身の行った予約情報をシステムから削除することも想定されるが、必ずしも、予約情報が削除されるとの確証は得られず、削除のし忘れ等の問題が生じ得る。
【0009】
一方、システムを管理する上で、居住者が移転等によって利用を行わなくなった場合は、個人情報の漏洩やシステムの悪用防止といったセキュリティーの観点から、当居住者の情報をシステムから削除することは、至極一般的なことであり、管理者側も、十分な注意を払って、居住者の情報を削除する運用を行っているのが現状である。
【0010】
そこで、当居住者の情報をシステムから削除することに付随して、当居住者の予約情報を削除する運用を行うことによって、より確実に、システム上、不要な情報を削除することが可能となる可能性が高まり得る。
【0011】
従って、本発明では、上記問題を解決するために、ユーザが自身の所属するグループで利用制限がかけられた設備及び備品を予約した後、所属するグループから当ユーザを除外する際に、当ユーザの設備及び備品に対する予約情報を削除する設備備品予約システム、設備備品予約装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するための第一の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて、前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶手段と、前記グループに所属するユーザを記憶するグループ記憶手段と、ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、前記ユーザが所属する前記権限記憶手段に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、を備えたことを特徴とする設備備品予約システムである。
【0013】
上記目的を達成するための第二の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムの制御方法であって、グループに所属するユーザを記憶するグループ部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知ステップと、を実行することを特徴とする設備備品予約システムの制御方法である。
【0014】
上記目的を達成するための第三の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて実行されるプログラムであって、前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するグループ記憶部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ユーザが所属するグループから当該ユーザを削除する際に、グループ毎に利用権限が与えられた設備及び備品等の予約情報の削除を行うことを削除することで、効率的に設備備品予約システムの運用を行うことが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムの概略の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る情報処理装置及びクライアント端末のハードウェアの概略の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る携帯端末のハードウェアの概略の構成を示す構成図である。
【図4】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにログインする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図5】本発明の実施形態に係るグループ情報を更新する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図6】本発明の実施形態に係るユーザ情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図7】本発明の実施形態に係るグループに対してユーザ情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図8】本発明の実施形態に係る設備及び備品情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図9】本発明の実施形態に係る設備及び備品情報の利用権限を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図10】本発明の実施形態に係るグループ情報を閲覧、編集する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図11】本発明の実施形態に係るスケジュール情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図12】本発明の実施形態に係る設備備品の予約をする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図13】本発明の実施形態に係る別ユーザへのスケジュール情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図14】本発明の実施形態に係る設備及び備品の予約をする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図15】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて処理を実行する際に利用する各テーブルの構成を示す構成図である。
【図16】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、ユーザ情報及びグループ情報を登録する処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、ユーザ情報及びグループ情報を登録する処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、グループ情報を削除する処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、グループユーザ情報を削除する処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態に係るグループユーザ情報を更新するか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【図21】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、予約情報の移管をする処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施形態に係る予約情報を移管するか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【図23】本発明の実施形態に係る予約情報を割当てるか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[第一実施形態]
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る第一実施形態を詳細に説明する。
【0019】
図1には、設備備品予約システムの概略構成を示す構成図が図示されており、設備備品予約システム100は、複数のクライアント端末101、複数の携帯端末102、及び情報処理装置103がネットワーク104を介して接続されている。
【0020】
ユーザは、クライアント端末101あるいは携帯端末102に予め組み込まれたソフトウェアを用いて、設備備品予約システム100を利用するユーザ情報、ユーザが所属するグループ情報、ユーザのスケジュール情報、設備や備品の利用権限情報、あるいは会議室等の設備や備品の予約情報の指示入力を行うことが可能である。
【0021】
クライアント端末101あるいは携帯端末102によって指示入力された各情報は、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信され、情報処理装置103は、クライアント端末101あるいは携帯端末102から送信された各情報を用いて、自身に備えた各テーブルに対して、ユーザ情報、グループ情報、スケジュール情報、利用権限情報、あるいは予約情報を登録、更新、削除等の処理を行っている。
【0022】
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置103のハードウェアの概略構成を示す構成図である。
【0023】
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各端末の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0024】
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0025】
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボードや不図示のマウス等のポインティングデバイスを示す入力部209からの入力を制御する。
【0026】
ビデオコントローラ(VC)206は、表示部210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTに関わらず、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
【0027】
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0028】
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
【0029】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。また、CPU201は、表示部210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0030】
本発明を実現するための設備備品予約処理を実行するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
【0031】
尚、クライアント端末101のハードウェア構成は、情報処理装置103と同等のハードウェア構成を有しているため説明は省略し、以後、必要に応じて同一の符号を用いて説明を行う。
【0032】
図3には、本発明の実施形態に係る携帯端末102のハードウェアの概略構成を示す構成図である。
【0033】
システムバス301は、例えば、PCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。また、図3では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやディスプレイインタフェース等の各種インタフェースは省略されている。
【0034】
CPU302は、システムバス301に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0035】
また、ROM303には、CPU302の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)等が記憶されており、メモリ304には、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、携帯端末102の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0036】
なお、各種端末に不図示のハードディスクや、大容量フラッシュメモリ等により構成されるいわゆるシリコンディスクを更に備え、このハードディスクやシリコンディスクにオペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等を記憶し、実行時にはこのハードディスクやシリコンディスクから各プログラムをメモリ304に読み出して実行する形態も可能である。
【0037】
通信アダプタ305は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、不図示の通信回線を介した通信制御処理を実行する。
【0038】
ディスプレイ306(表示部)は、返品情報を入力するための画面を表示し、タッチパネル機能を備えており、キーボード307は、各種指示や数値を入力するために用いられる。
【0039】
図4には、ユーザが設備備品予約システム100にログインを行う際に利用するログイン画面400の構成が示されており、ログイン画面400は、クライアント端末101の表示部210へ表示される。尚、クライアント端末101に関わらず、携帯端末102のディスプレイ306へ表示することも可能である。以降、クライアント端末101について実施されている部分については、携帯端末102においても実施可能であるが、携帯端末102に関しては。説明を省略する
【0040】
ログイン画面400は、ユーザを一意に識別するためのユーザIDの入力欄を示すログインID401、ユーザが設備備品予約システム100を利用することが可能であるか否かの認証を行う際に利用するパスワードの入力欄を示すパスワード402、ユーザの認証の開始を指示する際に、ユーザが、入力部209を介して、押下するためのログインボタン403を備えて構成されており、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0041】
利用することが可能であるか否かは、図15に示すユーザマスタにログインID401及びパスワード402の組合せを有するユーザ情報が存在するか否かによって判定を行い、存在する場合、利用することが可能であると判定し、存在しない場合、利用することが不可と判定される。
【0042】
尚、ユーザマスタは、ユーザを一意に識別するためのユーザID、ユーザが所有するパスワード、ユーザの名称を示すユーザ名、ユーザのカナ名称を示すユーザカナ名、ユーザの役職名、ユーザが所有する第1のメールアドレスを示すメールアドレス1、第2のメールアドレスを示すメールアドレス2、ユーザが所有する第1の電話番号を示す電話番号1、第2の電話番号を示す電話番号2、ユーザが所有する内線番号、ユーザが所属するグループを一意に識別するためのグループIDを備えている。
【0043】
つまり、ログインID401及びパスワード402の組合せが、ユーザマスタのユーザID及びパスワードが一致するか否かによって判定を行っている。
【0044】
図5には、ユーザが所属するグループを設備備品予約システム100に登録するためのグループ登録画面の構成例を示している。
【0045】
グループ登録画面500は、グループの階層を入力するためのグループ階層欄501、グループ階層欄501の1階層下に設定するグループを入力するためのグループ名欄502、グループ階層欄501及びグループ名欄502に入力されたグループ情報を情報処理装置103のグループマスタに登録する際に、システム管理者が、入力部209を介して、押下するための更新ボタン503、グループ登録画面500を閉じるための戻るボタン504を備えており、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0046】
図15に示すグループマスタは、グループを一意に識別するためのグループID、グループの最上位階層を示すグループ階層1、以下、階層を下ることによってグループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・・として記憶する。
【0047】
つまり、グループ階層欄501及びグループ名欄502への入力順に、グループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・・・の順に記憶し、更に記憶する際には、グループ情報が一意となるようにグループIDが発番され、当該グループIDと共に記憶を行う。
【0048】
尚、図15には、グループ階層5まで図示しているが、当構成以外にも、用途に応じて、階層の数について増減しても良い。
【0049】
図6には、設備備品予約システム100を利用するユーザに関する情報を登録するためのユーザ情報登録画面の構成例を示している。
【0050】
ユーザ情報登録画面600は、システム管理者が、入力部209を介して、ユーザ情報を入力するための各欄を備えており、ログインID欄601には、ユーザを一意に識別するためのユーザID、パスワード欄602には、ユーザがログインする際に利用するパスワード、ユーザ名欄603には、ユーザの名称、ユーザカナ名604欄には、ユーザのカナ名称を入力する。
【0051】
ユーザ情報登録画面600は、更に、役職名欄605には、ユーザの役職名、メールアドレス1欄606及びメールアドレス2欄607には、ユーザが利用しているメールアドレス、電話番号1欄608及び電話番号2欄609には、ユーザが利用している電話番号、内線番号欄610には、ユーザが利用している内線番号、グループ名欄611には、ユーザが所属するグループを其々入力する。グループ名欄611には、図5に示すグループ登録画面500において登録されたグループを入力(選択)することが可能である。
【0052】
ユーザ情報登録画面600は、ユーザ情報を入力した後、情報処理装置103のユーザマスタに登録する際に、システム管理者が、入力部209を介して、押下するための登録ボタン612、ユーザ情報登録画面600を閉じるための戻るボタン613を備えている。
【0053】
ユーザ情報登録画面600のログインID欄601、パスワード欄602、ユーザ名欄603、ユーザカナ名604欄、役職名欄605、メールアドレス1欄606、メールアドレス2欄607、電話番号1欄608、電話番号2欄609、内線番号欄610、及びグループ名欄611の順に、ユーザマスタのユーザID、パスワード、ユーザ名、ユーザカナ名、役職名、メールアドレス1、メールアドレス2、電話番号1、電話番号2、内線番号、及びグループIDの順に記憶する。
【0054】
図7には、グループに所属するユーザの登録を行うためのグループユーザ情報登録画面の構成例を示している。
【0055】
グループユーザ登録画面700は、ユーザを登録するためのグループを表示するためのグループ欄701、登録対象とするユーザの姓名を入力、あるいは表示するためのユーザ名欄702、ユーザを検索する際に押下するための検索ボタン703、ユーザ名欄702に表示されたユーザ情報を用いて検索ボタン703が押下された結果を、ユーザの登録候補として表示するユーザ候補欄704を備えている。
【0056】
グループ欄701には、グループ登録画面500にてグループ情報を登録した後、あるいは、検索ボタンを押下することで、グループマスタに登録されたグループ情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示されたグループ情報から選択する態様を取ることが可能であり、グループ欄701に情報が入力された状態で検索ボタン(不図示)が押下されると、当情報を検索条件として、グループマスタに登録されたグループ情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0057】
また、グループユーザ登録画面700は、ユーザ候補欄704に表示された登録候補ユーザに対して、登録を確定する際に押下するための追加ボタン705、登録候補ユーザのうち確定されたユーザを表示するための選択済ユーザ欄706を備えている。
【0058】
ユーザ候補欄704に表示された登録候補ユーザが選択された状態で、追加ボタン705が押下されると、登録候補ユーザが選択済ユーザとして選定されるため、ユーザ候補欄704から選択状態の登録候補ユーザが消失し、選択済ユーザ欄706に選択状態の登録候補ユーザが表示される。
【0059】
一方、選択済ユーザを解除する場合、選択済ユーザ欄706に表示された選択済ユーザを選択した状態で、削除ボタン707を押下すると、選択済ユーザ欄706から選択状態の選択済ユーザが消失し、ユーザ候補欄704に選択状態の選択済ユーザが表示される。
【0060】
そして、システム管理者が、設定ボタン708を押下することで、選択済ユーザ欄706に表示された選択済ユーザがグループに所属するユーザとして、当該グループに対応するグループIDがユーザマスタのグループIDに登録される。また、グループユーザ登録画面700を閉じるための戻るボタン709を備えている。尚、グループユーザ登録画面700は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0061】
この場合、グループ欄701に入力されたグループ情報のグループ階層順に、グループマスタに登録されたグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・の順で一致するグループ情報のグループIDを取得し、ユーザマスタに登録しても良いし、グループユーザ登録画面700のグループ欄701に対応するグループIDを有する構成として、当該グループIDをユーザマスタへ記憶しても良い。
【0062】
図8には、設備及び備品に関する情報を登録するための設備備品登録画面の構成例を示している。
【0063】
設備備品情報登録画面800は、登録対象となる設備、備品の名称を入力するための設備備品欄801、設備、PC関連、及びプロジェクター等の設備及び備品の分類を選択するためのカテゴリ欄802、備考等の記録するためのコメント欄803、情報処理装置103の外部メモリ211の所定領域へ予め記憶された設備、備品のイメージを示す画像ファイルの名称を表示する画像欄804を備えている。
【0064】
尚、参照ボタン805を押下することで、前述の所定領域に記憶された画像ファイルを画面(不図示)で表示することが可能であり、表示された画像ファイルを、入力部209を介して選択することで、選択された画像ファイルの名称が、画像欄804に表示される。
【0065】
そして、システム管理者が、入力部209を介して、登録ボタン806を押下することで、設備備品情報登録画面800に入力された設備及び備品情報が設備備品マスタ(詳細後述)に登録される。また、設備備品情報登録画面800を閉じるための戻るボタン807を備えている。
【0066】
尚、設備備品情報登録画面800は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0067】
図15に示す設備備品マスタは、設備及び備品を一意に識別するための設備備品ID、設備及び備品の名称を示す設備備品名、設備及び備品の分類を示すカテゴリ、設備及び備品に対する備考を示すコメント、設備及び備品のイメージを示す画像ファイルを記憶したパスを記憶する画像ファイル格納先パス、設備及び備品を利用可能なグループを一意に識別するための利用可能グループIDを備えている。
【0068】
つまり、設備備品欄801、カテゴリ欄802、コメント欄803、及び画像欄804の順に、設備備品名、カテゴリ、コメント、及び画像欄804を記憶するための所定の記憶領域へのパスを記憶し、更に記憶する際には、設備備品情報が一意となるように設備備品IDが発番され、当該設備備品IDと共に記憶を行う。
【0069】
図9には、設備及び備品を利用可能なグループを登録するための設備備品利用権限登録画面の構成例を示している。
【0070】
設備備品利用権限登録画面900は、設備及び備品の分類を表示するカテゴリ欄901、設備及び備品名を示す設備備品欄902、当システムを利用するユーザ全てに利用権限を与える場合に選択する全ユーザ選択欄903、特定のグループに絞って利用権限を与える場合に選択する特定グループ選択欄904、利用権限を与える被対象グループを入力、表示するためのグループ名欄905、及び被対象グループを検索するための検索ボタン906を備えている。
【0071】
設備備品情報登録画面800にて設備備品情報を登録した後、あるいは、検索ボタン(不図示)を押下することで、設備備品マスタに登録された設備備品情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示された設備備品情報から選択する態様を取ることが可能であり、あるいは、カテゴリ欄901及び設備備品欄902に情報が入力された状態で検索ボタン(不図示)が押下されると、当情報を検索条件として、設備備品マスタに登録された設備備品情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0072】
検索ボタン906を押下することで、グループマスタに登録されたグループ情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示されたグループ情報から選択する態様を取ることが可能であり、グループ名欄905に情報が入力された状態で検索ボタン906が押下されると、当情報を検索条件として、グループマスタに登録されたグループ情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0073】
設備備品利用権限登録画面900は、選択したグループ名を表示するためのグループ欄907、グループ欄907に表示されたグループ直下の階層において、利用権限を持たないグループを表示する利用権限無グループ欄908を備えている。
【0074】
この場合、グループマスタに登録されたグループ欄907に表示されたグループ直下の階層となるグループ情報を取得し、登録対象とすべく設備及び備品を一意に識別するための設備備品IDに一致する設備備品マスタに登録した設備備品IDを有する設備備品の利用権限有無を示す情報を用いて表示を行う。
【0075】
また、設備備品利用権限登録画面900は、利用権限無グループ欄908に表示された登録候補グループに対して、登録確定グループとする際に、入力部209を介して、押下するための追加ボタン909、登録候補グループのうち登録確定とするグループを表示するための選択済グループ欄910を備えている。
【0076】
利用権限無グループ欄908に表示された登録候補グループが選択された状態で、入力部209を介して、追加ボタン909が押下されると、登録候補グループが選択済グループとして選定されるため、利用権限無グループ欄908から選択状態の登録候補グループが消失し、選択済グループ欄910に選択状態の登録候補グループが表示される。
【0077】
一方、選択済グループを解除する場合、選択済グループ欄910に表示された選択済グループを選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン911を押下すると、選択済グループ欄910から選択状態の選択済グループが消失し、利用権限無グループ欄908に選択状態の選択済グループが表示される。
【0078】
そして、システム管理者が、入力部209を介して、設定ボタン912を押下することで、選択済グループ欄910に表示された選択済グループが設備備品を利用する権限を有するとして設備備品マスタに登録される。また、設備備品利用権限登録画面900を閉じるための戻るボタン913を備えている。
【0079】
尚、設備備品利用権限登録画面900は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0080】
これらの設備備品情報を設備備品マスタに登録するには、設備備品欄902に入力された設備備品名(あるいは、設備備品ID)と一致する設備備品マスタの設備備品IDを有する設備備品情報の利用可能グループIDへグループ欄907に表示されたグループ情報を記憶する。
【0081】
この場合、グループ欄907に入力されたグループ情報のグループ階層順に、グループマスタに登録されたグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・の順で一致するグループ情報のグループIDを取得し、ユーザマスタに登録しても良いし、設備備品利用権限登録画面900にグループ欄907に対応するグループIDを有する構成として、当該グループIDをユーザマスタへ記憶しても良い。
【0082】
図10には、システム管理者が、グループ情報を変更するためのグループ情報変更画面の構成例を示している。
【0083】
グループ情報変更画面1000は、グループを追加する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ追加ボタン1001、グループの階層を示すグループ階層欄1002、グループ階層欄1002に表示されたグループ直下の階層を示すグループ名1003、グループ名1003に表示されたグループ直下の階層を示すグループの名称を示すグループ1004、グループ1004に表示されたグループに所属するメンバを示すグループユーザ1005を備えている。
【0084】
グループ情報変更画面1000は、グループ情報を削除する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ削除ボタン1006、グループ情報を変更する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ編集ボタン1007を備えている。この場合、グループ編集ボタン1007が、入力部209を介して、押下されると、グループ登録画面500が表示され、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004に表示されたグループ情報をグループ登録画面500に表示した後、グループ情報の更新を行う。
【0085】
また、グループ情報変更画面1000は、グループ情報変更画面1000を閉じるための戻るボタン1008を備えている。
【0086】
更に、グループ情報変更画面1000は、グループユーザ情報を編集する際に、入力部209を介して、押下するためのグループユーザ編集ボタン1009を備えており、グループユーザ編集ボタン1009が押下されると、グループユーザ登録画面700が表示され、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004に表示されたグループ情報、グループユーザ1005に表示されたグループユーザ情報をグループユーザ登録画面700のグループ欄701及び選択済ユーザ欄706に表示した後、ユーザマスタに記憶したユーザ情報の更新を行う。
【0087】
尚、グループ情報変更画面1000は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0088】
図11には、ユーザがスケジュールを登録する際に利用するスケジュール情報登録画面の構成例を示している。
【0089】
スケジュール情報登録画面1100は、スケジュールの開始日時を示す開始日時1101、スケジュールの終了日時を示す終了日時1102、開始日時1101において選択された年月日に対して終日、スケジュールを確定する場合に、チェックを入力するための終日欄1103、スケジュールの件名等を示すコメント1104、登録対象とするスケジュールにおいて行うイベントの開催場所を示す場所1105、イベントにおいて利用する会議室や備品等を選択する際に、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1106を備えている。
【0090】
スケジュール情報登録画面1100は、入力部209を介して、選択ボタン1106が押下されると、利用設備備品選択画面(詳細後述)を表示し、設備及び備品を選択すると、選択したものが利用設備備品欄1107へ表示される。
【0091】
スケジュール情報登録画面1100は、イベント等の内容を示す内容欄1108、イベントの補助的な情報を示すオプション1109、自身以外のユーザに対してもスケジュール情報を登録する際に当該ユーザを特定するために、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1110を備えている。
【0092】
選択ボタン1110を押下することでスケジュール登録先画面(詳細後述)を表示し、自身以外のユーザを選択すると、スケジュール登録先欄1111へ選択したユーザが表示される。
【0093】
また、以降、イベントを定期的に行う際のスケジュールを登録するための定期スケジュール欄1112、スケジュール登録先欄1111に登録されたユーザが所有するメールアドレス欄1113を有している。
【0094】
そして、ユーザが、入力部209を介して、登録ボタン1114を押下することで、スケジュール情報がスケジュールマスタ(詳細後述)へ登録される。また、スケジュール情報登録画面1100を閉じるための戻るボタン1115を備えている。
【0095】
尚、スケジュール情報登録画面1100は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0096】
図15に示すように、スケジュールマスタは、ユーザを一意に識別するためのユーザID、ユーザのイベントの開始日時、イベントの終了日時、終日イベントを行う際に設定されているフラグ、スケジュールの件名等を示すコメント、イベントを行う場所、イベントにおいて利用する設備や備品の設備備品IDを示す利用設備、イベント等の内容を示すスケジュール内容、及びイベントの補助的な情報を示すオプションを備えている。
【0097】
ユーザのスケジュール情報を登録するには、開始日時1101、終了日時1102、終日欄1103、コメント1104、場所1105、利用設備備品欄1107、内容欄1108、及びオプション1109の順に、スケジュールマスタの開始日時、終了日時、終日フラグ、コメント、場所、利用設備、スケジュール内容、及びオプションの順に記憶し、更に記憶する際には、設備備品予約システム100にログインしてスケジュール情報登録画面1100を利用してスケジュール情報を登録しようとしているユーザのログインIDと共に記憶を行う。
【0098】
尚、スケジュール登録先欄1111に別のユーザが登録されている場合、ユーザのスケジュールをも登録することが可能であり、当該ユーザのユーザIDを用いて、スケジュールマスタへスケジュール情報を記憶する。
【0099】
図12には、ユーザが設備及び備品を予約するに当たり、ユーザが所属するグループが利用可能な設備及び備品を選択するための利用設備備品選択画面の構成例を示している。
【0100】
利用設備備品選択画面1200は、設備及び備品の分類を示すカテゴリ欄1201、カテゴリ欄1201に表示された分類を選択する際に、入力部209を介して、押下するための表示ボタン1202、カテゴリ欄1201に表示された分類が選択された状態で表示ボタン1202が、入力部209を介して、押下されると、当該カテゴリに該当する設備及び備品名を表示する設備備品欄1203を備えている。
【0101】
設備備品欄1203に表示された予約候補設備備品が選択された状態で、追加ボタン1204が、入力部209を介して、押下されると、予約候補設備備品が選択済設備備品として選定されるため、設備備品欄1203から選択状態の予約候補設備備品が消失し、選択済設備備品欄1205に選択状態の予約候補設備備品が表示される。
【0102】
一方、選択済設備備品を解除する場合、選択済設備備品欄1205に表示された選択済設備備品を選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン1206を押下すると、選択済設備備品欄1205から選択状態の選択済登録備品が消失し、設備備品欄1203に選択状態の選択済設備備品が表示される。
【0103】
利用設備備品選択画面1200は、スケジュール情報を参照したい日程を指定するための指定日程欄1207、及び指定日程欄1207に指定された日程でスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための移動ボタン1208を備えている。
【0104】
更に、前日、次の日のスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための次へボタン1209を備えており、左の矢印を押下すると、前日のスケジュール情報を表示し、一方、右の矢印を押下すると、次の日のスケジュール情報を表示する。
【0105】
前述したように指定日程、前日、次の日のスケジュール情報を表示するための設備備品スケジュール欄1210を備えている。
【0106】
そして、ユーザが、入力部209を介して、選択ボタン1211を押下することで、選択済設備備品欄1205に表示された選択済設備備品が利用設備備品欄1107へ表示される。また、利用設備備品選択画面1200を閉じるための戻るボタン1212を備えている。
【0107】
尚、利用設備備品選択画面1200は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0108】
図13には、スケジュール登録先画面1300は、グループ名を表示するためのグループ欄1301、グループ欄1301に表示されたグループを選択する際に、入力部209を介して、押下するための表示ボタン1302、グループ欄1301に表示されたグループが選択された状態で表示ボタン1302が、入力部209を介して、押下されると、当該グループに所属するグループユーザの名前を表示するユーザ欄1303を備えている。
【0109】
ユーザ欄1303に表示された登録候補ユーザが選択された状態で、入力部209を介して、追加ボタン1304が押下されると、登録候補ユーザが登録確定ユーザとして選定されるため、ユーザ欄1303から選択状態の登録候補ユーザが消失し、登録済ユーザ欄1305に選択状態の登録候補ユーザが表示される。
【0110】
一方、登録済ユーザを解除する場合、登録済ユーザ欄1305に表示された登録済ユーザを選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン1306を押下すると、登録済ユーザ欄1305から選択状態の登録済ユーザが消失し、ユーザ欄1303に選択状態の登録済ユーザが表示される。
【0111】
スケジュール登録先画面1300は、スケジュール情報を参照したい日程を指定するための指定日程欄1307、及び指定日程欄1307に指定された日程でスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための移動ボタン1308を備えている。
【0112】
更に、前日、次の日のスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための次へボタン1309を備えており、左の矢印を押下すると、前日のスケジュール情報を表示し、一方、右の矢印を押下すると、次の日のスケジュール情報を表示する。
【0113】
前述したように指定日程、前日、次の日のユーザのスケジュール情報を表示するための設備備品スケジュール欄1310を備えている。
【0114】
そして、ユーザが、入力部209を介して、選択ボタン1311を押下することで、登録済ユーザ欄1305に表示された登録済ユーザをスケジュール登録先欄1111に表示する。また、スケジュール登録先画面1300を閉じるための戻るボタン1312を備えている。
【0115】
尚、スケジュール登録先画面1300は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0116】
図14には、ユーザが利用したい設備及び備品のスケジュール情報を登録するための設備備品予約登録画面の構成例を示している。
【0117】
設備備品予約登録画面1400は、予約を行う対象となる設備及び備品を表示するための設備備品欄1401、設備備品欄1401に表示された設備及び備品のイメージを示す画像欄1402、スケジュールの開始日時を示す開始日時1403、スケジュールの終了日時を示す終了日時1404、スケジュールの件名等を示すコメント1405、設備及び備品を予約する理由等を示す内容欄1406、予約時の補助的な情報を示すオプション1407、自身以外のユーザに対してもスケジュール情報を登録する際に当該ユーザを特定するために、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1408を備えている。
【0118】
選択ボタン1408を押下することでスケジュール登録先画面1300を表示し、自身以外のユーザを選択すると、スケジュール登録先欄1409へ選択したユーザが表示される。
【0119】
また、以降、イベントを定期的に行う際のスケジュールを登録するための定期スケジュール欄1410、スケジュール登録先欄1409に登録されたユーザが所有するメールアドレス欄1411を有している。
【0120】
そして、ユーザが、登録ボタン1412を、入力部209を介して、押下することで、スケジュール情報がスケジュールマスタへ登録される。また、設備備品予約登録画面1400を閉じるための戻るボタン1413を備えている。
【0121】
尚、設備備品予約登録画面1400は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0122】
設備備品の予約情報を登録するには、開始日時1403、終了日時1404、コメント1405、設備備品欄1401、内容欄1406、及びオプション1407の順に、スケジュールマスタの開始日時、終了日時、コメント、利用設備、スケジュール内容、及びオプションの順に記憶し、更に、記憶する際には、設備備品予約システム100にログインしてスケジュール情報登録画面1100を利用してスケジュール情報を登録しようとしているユーザのログインIDと共に記憶を行う。
【0123】
尚、設備備品欄1401に表示された設備備品名と一致する設備備品マスタの設備備品名に対応する設備備品IDを用いても良いし、設備備品欄1401に対応する設備備品IDを設備備品予約登録画面1400へ備え、当該設備備品IDを用いても良い。
【0124】
尚、スケジュール登録先欄1111に別のユーザが登録されている場合、ユーザのスケジュールをも登録することが可能であり、当該ユーザのユーザIDを用いて、スケジュールマスタへスケジュール情報を記憶する。
【0125】
また、定期スケジュール欄1410に入力がなされている場合は、その入力内容に応じて、スケジュール情報を生成し、スケジュールマスタへ登録を行うことが可能となる。
【0126】
図15には、本発明の実施形態において利用する各テーブルの構成を示しており、ユーザ情報を記憶するユーザマスタ、グループ情報を記憶するグループマスタ、設備及び備品の情報を記憶する設備備品マスタ、及びユーザのスケジュール情報を記憶するスケジュールマスタを情報処理装置103の外部メモリ211に備えられている。尚、各テーブルの構成については、前述の通りであるので、説明を省略する。
【0127】
図16及び図17には、本発明の実施形態に係るユーザ及びユーザが所属するグループを登録する処理を示すフローチャートを示している。
【0128】
ステップS100では、クライアント端末101は、ログイン画面400をクライアント端末101の表示部210へ表示し、ステップS101では、クライアント端末101は、ログイン画面400に備えられたログインボタン403が、入力部209を介して、押下されたか否かを判定する。
【0129】
押下されたと判定した場合、ステップS102へ処理を進め、ステップS102では、ログインID401及びパスワード402をログイン情報として取得し、ステップS103では、クライアント端末101は、ステップS102で取得したログイン情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0130】
ステップS104では、情報処理装置103は、ステップS103において送信されたログイン情報を情報処理装置103が受信し、ステップS105では、情報処理装置103は、ステップS104で受信したログイン情報を用いて、ログインユーザが設備備品予約システム100の利用可否を判定するための認証処理を行う。
【0131】
この場合、ログイン情報に含まれるログインIDとパスワードとの組み合わせが、ユーザマスタに記憶されたユーザIDとパスワードとの組み合わせが、一致する場合、利用可として判定し、一致しない場合、利用不可として判定する。
【0132】
ステップS106では、情報処理装置103は、ステップS105において判定した利用可否を認証結果としてネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0133】
ステップS107では、クライアント端末101は、ステップS106において情報処理装置103より送信された認証結果を受信し、ステップS108では、クライアント端末101は、ステップS107において受信した認証結果を用いて、認証OKか否かを判定する。
【0134】
認証結果がOK、つまり、利用可である場合、ステップS109へ処理を進め、利用不可である場合、ステップS101へ処理を進める。
【0135】
ステップS109では、クライアント端末101は、グループの登録を行うか、あるいは削除を行うかを判定し、グループの登録を行うと判定した場合、ステップS110へ処理を進め、削除を行うと判定した場合、ステップS111へ処理を進める。尚、ステップS111における処理の詳細については、図18を用いて説明する。
【0136】
この場合、グループの登録あるいは削除の何れを行うのかを選択するための画面(不図示)を表示し、ユーザに選択させる態様をとることが可能である。
【0137】
例えば、当画面の一例として、図10に示すグループ情報変更画面1000を表示させ、システム管理者が、グループ追加ボタン1001を押下した場合は、グループの登録を行うため、ステップS110へ処理を進め、グループ削除ボタン1006が押下された場合、ステップS111へ処理を進める。
【0138】
また、グループ編集ボタン1007が押下された場合も、同様に、グループの情報を更新するため、ステップS110へ処理を進める。
【0139】
更に、本ステップに於いて、グループユーザ編集ボタン1009が押下された場合、ステップS120へ処理を進め、グループユーザの登録処理を行っても良い。
【0140】
ステップS110では、クライアント端末101は、グループ登録画面500を表示部210へ表示し、ステップS112では、クライアント端末101は、更新ボタン503が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS113へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS101へ処理を進める。
【0141】
ステップS113では、クライアント端末101は、グループ登録画面500のグループ階層欄501、及びグループ名欄502に入力されたグループ情報を取得し、ステップS114では、クライアント端末101は、ステップS113において取得したグループ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0142】
ステップS115では、情報処理装置103は、ステップS114においてクライアント端末101から送信されたグループ情報を受信し、ステップS116では、情報処理装置103は、ステップS115において受信したグループ情報を用いて、グループマスタを更新する。
【0143】
この場合、グループ階層欄501に入力された階層順にグループマスタのグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・の順に記憶された名称が一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合は、一致すると判定したグループ階層の直下の階層をグループ名欄502に入力されたグループ名で更新し、更に、グループIDを取得する。
【0144】
一方、一致しないと判定した場合は、グループマスタにおいて一意となるようにグループIDを発行し、グループ階層欄501に入力された階層順にグループマスタのグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・の順に記憶しつつ、最後に記憶したグループ階層の直下の階層にグループ名欄502に入力されたグループ名を記憶する。
【0145】
ステップS117では、情報処理装置103は、ステップS116において取得したグループIDを用いて、グループに所属するユーザの情報を取得するため、当該グループIDと一致するユーザマスタに記憶したグループIDを有するユーザ情報をグループユーザ情報として取得する。
【0146】
尚、ステップS116において、新たにグループマスタにグループ情報を登録する場合は、本ステップは実行しない。
【0147】
ステップS118では、情報処理装置103は、ステップS117において取得したグループユーザ情報とステップS115において受信したグループ情報とを合わせて、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0148】
尚、ステップS116において、新たにグループマスタにグループ情報を登録する場合は、ステップS117では、ユーザ情報を取得しないため、グループユーザ情報の送信は行わないこととする。
【0149】
ステップS119では、クライアント端末101は、ステップS118において情報処理装置103から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信し、ステップS120では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700を表示し、ステップS119において受信したグループ情報をグループ欄701、ユーザ情報を選択済ユーザ欄706に表示する。
【0150】
ステップS121では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の検索ボタン703が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS122へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS129へ処理を進める。
【0151】
ステップS122では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700のユーザ名欄702に入力されたユーザ検索条件を取得し、ステップS123では、クライアント端末101は、ステップS122において取得した検索条件を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0152】
ステップS123では、情報処理装置103は、ステップS122において送信されたユーザ検索条件を受信し、ステップS125では、情報処理装置103は、ステップS124において受信したユーザ検索条件に一致するユーザ情報をユーザマスタより取得する。
【0153】
図17に示すステップS126では、情報処理装置103は、ステップS125において取得したユーザ情報を、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0154】
ステップS127では、クライアント端末101は、ステップS126において情報処理装置103から送信されたユーザ情報を受信し、ステップS128では、クライアント端末101は、ステップS127において受信したユーザ情報をグループユーザ登録画面700のユーザ候補欄704に表示する。
【0155】
ステップS129では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700のユーザ候補欄704に表示されたユーザ情報が選択された状態で、追加ボタン705が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS130へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS131へ処理を進める。
【0156】
ステップS130では、クライアント端末101は、選択されたユーザ情報を選択済とするため、ユーザ候補欄704から消去して、選択済ユーザ欄706に表示する。
【0157】
ステップS131では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の選択済ユーザ欄706に表示されたユーザ情報が選択された状態で、削除ボタン707が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS132へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS133へ処理を進める。
【0158】
ステップS132では、クライアント端末101は、選択されたユーザ情報を選択候補とするため、選択済ユーザ欄706から消去して、ユーザ候補欄704に表示する。
【0159】
ステップS133では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の設定ボタン708が押下されたか否かを判定し、設定ボタン708が押下されたと判定した場合、ステップS134へ処理を進め、設定ボタン708が押下されたと判定しない場合、処理を終了する。
【0160】
ステップS134では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の選択済ユーザ欄706に入力された選択済ユーザをグループユーザ情報として取得し、ステップS135では、ステップS119において受信したグループ情報と合わせてステップ134において取得したグループユーザ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0161】
ステップS136では、情報処理装置103は、ステップS135においてクライアント端末101から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信し、ステップS137では、情報処理装置103は、ステップS136において受信したグループユーザ情報を用いて、ユーザマスタを更新する。尚、詳細な処理については、図19を用いて説明する。
【0162】
ステップS138では、情報処理装置103は、削除確認画面を含めて、グループユーザ情報を更新した結果を、ネットワーク104を介して送信する。
【0163】
ステップS139では、クライアント端末101は、ステップS138において情報処理装置103から送信されたグループユーザ情報の更新結果を受信し、ステップS140では、クライアント端末101は、削除確認画面を表示する。
【0164】
削除確認画面1500は、図20に示される構成をしており、グループユーザを所属しているグループから除外する際に、グループユーザが設備、備品を予約している場合、予約の解除等をも行う必要性が生じるため、この予約を解除すべきか否かを確認させることで、強制的に解除することによって本来スケジュールしていたイベントの開催に支障が生じる可能性を抑止することが可能となる。
【0165】
グループユーザをグループから解除を行う旨を示す情報を削除確認画面1500のメッセージ欄1501に表示し、削除を実施する場合は、削除ボタン1502を押下し、削除を実施しない場合は、キャンセルボタン1503を押下する。
【0166】
尚、更新結果が、単にグループユーザの新規登録や予約を行っていないグループユーザの解除の場合、削除確認画面1500を表示せずに、本フローチャートの処理を終了しても良い。
【0167】
ステップS141では、クライアント端末101は、削除確認画面1500の削除ボタン1502が押下されたか否かを判定し、削除ボタン1502が押下されたと判定した場合、ステップS142へ処理を進め、削除ボタン1502が押下されず、キャンセルボタン1503が押下されたと判定した場合、本フローチャートの処理を終了する。
【0168】
ステップS142では、クライアント端末101は、ネットワーク104を介して削除指示情報を情報処理装置103へ送信し、ステップS143では、情報処理装置103は、ステップS142においてクライアント端末101から送信された削除指示情報を受信する。
【0169】
ステップS144では、情報処理装置103は、ステップS137における削除対象となるグループユーザのユーザIDと一致するユーザマスタのユーザIDを有するユーザ情報のグループIDを削除する。
【0170】
更に、情報処理装置103は、ステップS111における削除対象となるグループのグループIDと一致するグループマスタのグループIDを有するグループ情報を削除する。
【0171】
ステップS145では、情報処理装置103は、ステップS137における削除対象となるグループのグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報の設備備品IDを取得し、当該設備備品IDとユーザIDとの組み合わせ一致するスケジュールマスタのユーザIDと利用設備との組み合わせの利用設備を、其々削除する。
【0172】
更に、情報処理装置103は、ステップS111における削除対象となるグループのグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDのグループIDを、当該グループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報のユーザIDを取得し、当該ユーザIDと一致するスケジュールマスタの利用設備を、其々削除する。
【0173】
ステップS146では、情報処理装置103は、削除が完了したことを示す旨を、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信し、ステップS147では、クライアント端末101は、ステップS146において送信された削除完了通知を受信して、本フローチャートの処理を終了する。
【0174】
図18には、本発明の実施形態おいてグループを削除する処理を示すフローチャートである。
【0175】
ステップS200では、クライアント端末101は、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004を削除対象とするグループ情報として取得し、グループユーザ1005をグループユーザ情報として取得した後、ステップS201では、クライアント端末101は、ステップS200において取得したグループ情報及びグループユーザ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0176】
ステップS202では、情報処理装置103は、ステップS201においてクライアント端末101から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信して、ステップS203では、情報処理装置103は、グループユーザ情報を用いて、グループに所属するグループユーザを解除対象ユーザとして設定する。
【0177】
ステップS204では、情報処理装置103は、ステップS203におけるグループ情報に含まれるグループの階層とグループマスタのグループ階層とが一致するグループ情報のグループIDを取得した後、当該グループIDが一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報を取得し、ステップS205では、情報処理装置103は、取得した設備備品情報の利用可能グループIDを用いて、削除対象とするグループID以外のグループIDを取得する。
【0178】
ステップS206では、情報処理装置103は、削除対象とするグループID以外のグループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザIDを取得し、権限ユーザとして設定する。
【0179】
ステップS207では、削除対象とするグループユーザが、2つ以上のグループに所属している場合も考慮する必要があるため、ステップS203において設定した解除対象ユーザとステップS206において設定した権限ユーザとが、一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、ステップS208へ処理を進め、一致しないと判定した場合、ステップS209へ処理を進める。
【0180】
ステップS208では、情報処理装置103は、解除対象のユーザを削除する旨を示す削除確認画面を生成し、ステップS209では、情報処理装置103は、削除対象とするグループ以外のグループに所属するユーザの設備備品の利用権限が失われる旨を示す削除確認画面を生成する。本フローチャートを終了すると、ステップS138へ処理を進める。
【0181】
図19には、本発明の実施形態おいてグループユーザをグループの所属から除外する処理を示すフローチャートであり、各処理ステップは、情報処理装置103のCPU201の制御の下、実行される。
【0182】
ステップS300では、ステップS136において受信したグループ情報のグループ階層とグループマスタのグループ階層とが一致するグループ情報のグループIDを取得し、グループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報を取得して、更新前グループユーザとして設定する。
【0183】
ステップS301では、ステップS136において受信したグループユーザ情報のユーザIDとステップS300において設定した更新前グループユーザのユーザIDとが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、所属するユーザに変更がないとして、本フローチャートにおける処理を終了し、一致すると判定しない場合、所属するユーザに変更があるとして、ステップS302へ処理を進める。
【0184】
これによって、今回、グループに所属するグループユーザの変更があったか否かをシステムにおいて判定することが可能となる。
【0185】
ステップS302では、既に所属しているユーザに対して追加登録をしているのみか、あるいは、既に所属しているユーザを除外するのかを判定している。
【0186】
追加登録するのみ、つまり選択済ユーザが既存のユーザと不一致の場合、ステップS303へ処理を進め、ユーザを除外する場合、つまり選択済ユーザが既存のユーザと一致の場合、ステップS304へ処理を進める。
【0187】
ステップS304では、選択済ユーザでなく、かつステップS300において設定した更新前グループユーザを解除対処ユーザとして設定し、ステップS305では、ステップS300におけるグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報を取得する。
【0188】
ステップS306では、ステップS305において取得した設備備品情報の利用可能グループIDを取得し、ステップS307では、ステップS306において取得したグループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報を取得する。
【0189】
ステップS308では、ステップS307において取得したグループIDを権限ユーザとして設定し、ステップS309では、ステップS304において設定した解除対象ユーザとステップS308において設定した権限ユーザと一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合、ステップS310へ処理を進め、一致すると判定した場合、ステップS311へ処理を進める。
【0190】
ステップS310では、解除対象ユーザの削除を行う旨を示す削除確認画面を生成し、ステップS311では、設備備品の利用権限を失うユーザが存在する旨を示す削除確認画面を生成する。
[第二実施形態]
【0191】
本発明における第一実施形態では、利用権限を有するグループに所属するユーザの設備備品の予約情報を削除するが、場合によっては、他のユーザへ予約情報を移管する場合が想定されるが、その場合について、第二実施形態において対応する。
【0192】
尚、第二実施形態に係る各構成及びフローチャートについては、ほぼ同一の構成及びフローチャートであるため、構成及びフローチャートについて説明を省略し、以降、第一実施形態と同一の符号を用いて、異なる部分を中心に説明を行う。
【0193】
第二実施形態では、図17に示すフローチャートに於いて、ステップS141とステップS142の間に、処理を追加する態様を取っており、その追加したフローチャートを図21に示している。
【0194】
ステップS141において、クライアント端末101は、図20に示す削除確認画面1500において削除ボタン1502が押下されたことを検知した後、ステップS150では、クライアント端末101は、解除対象となるグループユーザが既に設備備品の予約を行っていないか否かを確認するため、解除対象となるグループユーザのユーザIDを、ネットワーク104を介して、情報処理装置103へ送信する。
【0195】
ステップS151では、情報処理装置103は、解除対象となるグループユーザのユーザIDを受信し、ステップS152では、情報処理装置103は、解除対象となるグループユーザの設備備品の予約情報をスケジュールマスタより取得して、予約情報が存在する場合は、当該グループユーザが所属するグループの解除対象以外のグループユーザをユーザマスタより取得する。
【0196】
この場合、解除対象となるグループユーザのユーザIDと一致するスケジュールマスタのユーザIDを有するスケジュール情報を取得して、スケジュール情報に利用設備が含まれている場合は、ステップS153へ処理を進め、ステップS153では、情報処理装置103は、当該ユーザIDと一致するユーザマスタのユーザIDに対応するグループIDを取得する。
【0197】
ステップS154では、情報処理装置103は、取得したグループIDと一致するユーザマスタのグループIDに対応するユーザIDを取得することで、当該グループユーザが所属するグループの解除対象外のグループユーザを取得する。
【0198】
尚、ステップS152において、予約情報が存在しない場合は、予約情報を移管する必要性は生じないため、解除対象以外のグループユーザの取得を行わず、解除対象外のグループユーザが存在しない場合は、ステップS155へ処理を進める。
【0199】
ステップS156では、クライアント端末101は、解除対象外グループユーザ情報を受信し、ステップS157では、クライアント端末101は、ステップS156で受信した解除対象外グループユーザ情報から、解除対象外のグループユーザが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS158へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS160へ処理を進める。
【0200】
そして、ステップS158では、クライアント端末101は、図21に示す設備備品予約移管画面1600を表示部210へ表示する。
【0201】
設備備品予約移管画面1600は、解除対象となるグループユーザが所属するグループにおいて、解除対象外のグループユーザが存在する旨を示す表示欄1601、予約情報を移管する際に、入力部209を介して、押下するためのOKボタン1602、予約情報を移管しない際に、入力部209を介して、押下するためのNOボタン1603を備えている。
【0202】
ステップS158では、クライアント端末101は、設備備品予約移管画面1600のOKボタン1602が押下されたと判定した場合は、ステップS159へ処理を進め、NOボタン1603が押下されたと判定した場合は、ステップS160へ処理を進める。
【0203】
ステップS159では、クライアント端末101は、解除対象外グループユーザのユーザIDを予約移管情報として取得し、次のステップS160では、クライアント端末101は、ステップS159において取得した予約移管情報を含めて削除指示情報を情報処理装置103へ送信する。
【0204】
ステップS143からステップS145における処理は、第一実施形態における各処理ステップと同一であるため、説明を省略するが、ステップS161では、解除対象グループユーザのスケジュールマスタのスケジュール情報を用いて、解除対象外グループユーザ数分のスケジュール情報を生成して、ユーザIDを解除対象外グループユーザのユーザIDで更新してスケジュールマスタへの登録を行う。
【0205】
尚、ステップS158において、クライアント端末101は、OKボタン1602が押下された後、図23に示す設備備品予約移管割当て画面1700を表示部210へ表示して、解除対象外グループユーザを選択して、各スケジュールを割り当てる態様でも良い。
【0206】
設備備品予約移管割当て画面1700は、解除対象となるグループユーザのスケジュール情報を表示する表示欄1701、解除対象外グループユーザを選択するための選択欄1702を備えており、システム管理者によって、OKボタン1703が、入力部209を介して、選択欄1702において選択された解除対象外グループユーザに対して予約情報の移管を行う。尚、システム管理者によって、NOボタン1704が、入力部209を介して押下されると、設備備品予約移管割当て画面1700を閉じる。
【0207】
この場合、ステップS159における予約移管情報は、ステップS158において、OKボタン1703が押下された場合、選択欄1702において選択された解除対象外グループユーザのユーザIDとなる。但し、ステップS158において、NOボタン1704が押下された場合、予約移管情報の設定は行わない。
【0208】
予約情報を割り当てる場合、システム管理者に依らずに、グループの責任者に設備備品予約移管割当て画面1700に入力させる態様を取ることも可能であり、更に、選択欄1702をOK欄、NG欄を設け、解除対象外グループユーザとなる全てのユーザが入力を完了したタイミングで、次の処理へ進める態様も可能である。
【0209】
尚、設備及び備品の予約スケジュール情報を管理するテーブル、例えば、設備備品ID、利用開始日時、利用終了日時、及び利用ユーザID等を含むテーブルを用いて対応することも可能である。
【0210】
その場合は、解除対象グループユーザのスケジュール情報を削除する際に、利用設備に含まれる設備備品IDを用いて、当テーブルを削除しても良いし、予約情報の移管時には、利用設備に含まれる設備備品IDを用いて、当テーブルの利用ユーザIDを解除対象グループユーザIDから解除対象外グループユーザIDへ更新しても良い。
【0211】
以上、本発明によれば、設備及び備品毎に利用権限を割り当てられたグループに所属するユーザをグループから除外する際に、当該ユーザが予約した設備及び備品についても、予約情報を削除することで、効率的に設備備品予約システムの運用を行うことが可能となる。
【0212】
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0213】
ファイル管理システムにおける実施態様を記載しているが、ファイル管理装置の機能をクライアント端末に備え、クライアント端末単体の構成で実施することも可能である。
【0214】
また、本発明におけるプログラムは、各処理方法をコンピュータが実行可能(読み取り可能)なプログラムであり、本発明の記憶媒体は、各処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
【0215】
なお、本発明におけるプログラムは、各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0216】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読取り実行することによっても、本発
【0217】
明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0218】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0219】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0220】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0221】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0222】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。
【0223】
この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0224】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0225】
100 設備備品予約システム
101 クライアント端末
102 携帯端末
103 情報処理装置
104 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力部
210 表示部
211 外部メモリ
301 システムバス
302 CPU
303 ROM
304 メモリ
305 通信アダプタ
306 ディスプレイ
307 キーボード
【技術分野】
【0001】
本発明は、会議等で利用する会議室等の設備や備品を予約するシステムにおける技術に関して、特にグループに所属するユーザが設備及び備品の予約を行うシステムにおける技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、企業における従業員のスケジュール作成、会議室予約、または会議等で利用する備品予約に関してシステム化を行うことで、従業員の業務効率化を目指す企業が増加傾向にあるが、会議の開催に当たり会議室を利用する必要が生じた場合、会議の主催者が、各システムを利用して、各々会議室、備品、及び参加メンバのスケジュール状況を確認し、さらに、参加メンバに会議への参加可否の確認を行った上で、会議開催の日時、場所等を決めている。
【0003】
このようなシステムに於いては、各システムを用いて、設備、備品、及び参加メンバのスケジュール確認を其々行わなければならないため、主催者にとっての作業負荷となることは否めず、本来、従業員の業務効率化を目指すことを趣旨としているシステムが本来の目的を達成し得ない。
【0004】
特に設備や備品等を利用可能な従業員を制限することによって、立ち入り禁止設備への侵入防止、従業員同士で共有利用したい備品の優先的な利用、及び特定の従業員に偏った利用を回避する等の目的を達成することが可能となるが、このようなことを鑑みて、システムにおいて制御を行うにあたり、従業員、1人、1人、各人に対して、利用可能な設備及び備品を設定する態様もなされるが、各従業員が所属する所定のグループ毎に設定を行うことで設定作業の煩わしさを回避する態様を取ることで対応を行っている。
【0005】
例えば、各拠点の居住者が、自身が居住する拠点と異なる拠点の施設を利用する際に、居住者が所属するグループ単位で利用の制限を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2006−276898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、各拠点に設置された施設に対して予めグループ毎に利用権限を与え、利用権限が与えられたグループに所属する居住者は、施設の予約を行うことが可能となるが、居住者の拠点移動等によって、所属していたグループから外れた場合でも、予約を行った居住者の予約情報は、システム上に残存するため、本来であれば、利用予定のない施設も予約された状態となり得る可能性が生じ、当システムの運用上、好ましくないといった問題が生じ得る。
【0008】
確かに、予約を行った居住者が、自身の行った予約情報をシステムから削除することも想定されるが、必ずしも、予約情報が削除されるとの確証は得られず、削除のし忘れ等の問題が生じ得る。
【0009】
一方、システムを管理する上で、居住者が移転等によって利用を行わなくなった場合は、個人情報の漏洩やシステムの悪用防止といったセキュリティーの観点から、当居住者の情報をシステムから削除することは、至極一般的なことであり、管理者側も、十分な注意を払って、居住者の情報を削除する運用を行っているのが現状である。
【0010】
そこで、当居住者の情報をシステムから削除することに付随して、当居住者の予約情報を削除する運用を行うことによって、より確実に、システム上、不要な情報を削除することが可能となる可能性が高まり得る。
【0011】
従って、本発明では、上記問題を解決するために、ユーザが自身の所属するグループで利用制限がかけられた設備及び備品を予約した後、所属するグループから当ユーザを除外する際に、当ユーザの設備及び備品に対する予約情報を削除する設備備品予約システム、設備備品予約装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するための第一の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて、前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶手段と、前記グループに所属するユーザを記憶するグループ記憶手段と、ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、前記ユーザが所属する前記権限記憶手段に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、を備えたことを特徴とする設備備品予約システムである。
【0013】
上記目的を達成するための第二の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムの制御方法であって、グループに所属するユーザを記憶するグループ部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知ステップと、を実行することを特徴とする設備備品予約システムの制御方法である。
【0014】
上記目的を達成するための第三の発明は、ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて実行されるプログラムであって、前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するグループ記憶部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、して機能させることを特徴とするプログラムである。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ユーザが所属するグループから当該ユーザを削除する際に、グループ毎に利用権限が与えられた設備及び備品等の予約情報の削除を行うことを削除することで、効率的に設備備品予約システムの運用を行うことが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムの概略の構成を示す構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る情報処理装置及びクライアント端末のハードウェアの概略の構成を示す構成図である。
【図3】本発明の実施形態に係る携帯端末のハードウェアの概略の構成を示す構成図である。
【図4】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにログインする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図5】本発明の実施形態に係るグループ情報を更新する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図6】本発明の実施形態に係るユーザ情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図7】本発明の実施形態に係るグループに対してユーザ情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図8】本発明の実施形態に係る設備及び備品情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図9】本発明の実施形態に係る設備及び備品情報の利用権限を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図10】本発明の実施形態に係るグループ情報を閲覧、編集する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図11】本発明の実施形態に係るスケジュール情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図12】本発明の実施形態に係る設備備品の予約をする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図13】本発明の実施形態に係る別ユーザへのスケジュール情報を登録する際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図14】本発明の実施形態に係る設備及び備品の予約をする際に用いる画面の構成を示す構成図である。
【図15】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて処理を実行する際に利用する各テーブルの構成を示す構成図である。
【図16】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、ユーザ情報及びグループ情報を登録する処理を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、ユーザ情報及びグループ情報を登録する処理を示すフローチャートである。
【図18】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、グループ情報を削除する処理を示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、グループユーザ情報を削除する処理を示すフローチャートである。
【図20】本発明の実施形態に係るグループユーザ情報を更新するか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【図21】本発明の実施形態に係る設備備品予約システムにおいて、予約情報の移管をする処理を示すフローチャートである。
【図22】本発明の実施形態に係る予約情報を移管するか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【図23】本発明の実施形態に係る予約情報を割当てるか否かを確認する画面の構成を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
[第一実施形態]
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る第一実施形態を詳細に説明する。
【0019】
図1には、設備備品予約システムの概略構成を示す構成図が図示されており、設備備品予約システム100は、複数のクライアント端末101、複数の携帯端末102、及び情報処理装置103がネットワーク104を介して接続されている。
【0020】
ユーザは、クライアント端末101あるいは携帯端末102に予め組み込まれたソフトウェアを用いて、設備備品予約システム100を利用するユーザ情報、ユーザが所属するグループ情報、ユーザのスケジュール情報、設備や備品の利用権限情報、あるいは会議室等の設備や備品の予約情報の指示入力を行うことが可能である。
【0021】
クライアント端末101あるいは携帯端末102によって指示入力された各情報は、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信され、情報処理装置103は、クライアント端末101あるいは携帯端末102から送信された各情報を用いて、自身に備えた各テーブルに対して、ユーザ情報、グループ情報、スケジュール情報、利用権限情報、あるいは予約情報を登録、更新、削除等の処理を行っている。
【0022】
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置103のハードウェアの概略構成を示す構成図である。
【0023】
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各端末の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0024】
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0025】
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボードや不図示のマウス等のポインティングデバイスを示す入力部209からの入力を制御する。
【0026】
ビデオコントローラ(VC)206は、表示部210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTに関わらず、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
【0027】
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピーディスク(登録商標 FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0028】
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
【0029】
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、表示部210上での表示を可能としている。また、CPU201は、表示部210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0030】
本発明を実現するための設備備品予約処理を実行するためのプログラムは外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
【0031】
尚、クライアント端末101のハードウェア構成は、情報処理装置103と同等のハードウェア構成を有しているため説明は省略し、以後、必要に応じて同一の符号を用いて説明を行う。
【0032】
図3には、本発明の実施形態に係る携帯端末102のハードウェアの概略構成を示す構成図である。
【0033】
システムバス301は、例えば、PCIバス、AGPバス、メモリバス等を意味する。また、図3では、各バス間の接続用チップやキーボードインタフェースやディスプレイインタフェース等の各種インタフェースは省略されている。
【0034】
CPU302は、システムバス301に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
【0035】
また、ROM303には、CPU302の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)等が記憶されており、メモリ304には、オペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、携帯端末102の実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0036】
なお、各種端末に不図示のハードディスクや、大容量フラッシュメモリ等により構成されるいわゆるシリコンディスクを更に備え、このハードディスクやシリコンディスクにオペレーティングシステムのプログラムやアプリケーションプログラム等を記憶し、実行時にはこのハードディスクやシリコンディスクから各プログラムをメモリ304に読み出して実行する形態も可能である。
【0037】
通信アダプタ305は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、不図示の通信回線を介した通信制御処理を実行する。
【0038】
ディスプレイ306(表示部)は、返品情報を入力するための画面を表示し、タッチパネル機能を備えており、キーボード307は、各種指示や数値を入力するために用いられる。
【0039】
図4には、ユーザが設備備品予約システム100にログインを行う際に利用するログイン画面400の構成が示されており、ログイン画面400は、クライアント端末101の表示部210へ表示される。尚、クライアント端末101に関わらず、携帯端末102のディスプレイ306へ表示することも可能である。以降、クライアント端末101について実施されている部分については、携帯端末102においても実施可能であるが、携帯端末102に関しては。説明を省略する
【0040】
ログイン画面400は、ユーザを一意に識別するためのユーザIDの入力欄を示すログインID401、ユーザが設備備品予約システム100を利用することが可能であるか否かの認証を行う際に利用するパスワードの入力欄を示すパスワード402、ユーザの認証の開始を指示する際に、ユーザが、入力部209を介して、押下するためのログインボタン403を備えて構成されており、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0041】
利用することが可能であるか否かは、図15に示すユーザマスタにログインID401及びパスワード402の組合せを有するユーザ情報が存在するか否かによって判定を行い、存在する場合、利用することが可能であると判定し、存在しない場合、利用することが不可と判定される。
【0042】
尚、ユーザマスタは、ユーザを一意に識別するためのユーザID、ユーザが所有するパスワード、ユーザの名称を示すユーザ名、ユーザのカナ名称を示すユーザカナ名、ユーザの役職名、ユーザが所有する第1のメールアドレスを示すメールアドレス1、第2のメールアドレスを示すメールアドレス2、ユーザが所有する第1の電話番号を示す電話番号1、第2の電話番号を示す電話番号2、ユーザが所有する内線番号、ユーザが所属するグループを一意に識別するためのグループIDを備えている。
【0043】
つまり、ログインID401及びパスワード402の組合せが、ユーザマスタのユーザID及びパスワードが一致するか否かによって判定を行っている。
【0044】
図5には、ユーザが所属するグループを設備備品予約システム100に登録するためのグループ登録画面の構成例を示している。
【0045】
グループ登録画面500は、グループの階層を入力するためのグループ階層欄501、グループ階層欄501の1階層下に設定するグループを入力するためのグループ名欄502、グループ階層欄501及びグループ名欄502に入力されたグループ情報を情報処理装置103のグループマスタに登録する際に、システム管理者が、入力部209を介して、押下するための更新ボタン503、グループ登録画面500を閉じるための戻るボタン504を備えており、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0046】
図15に示すグループマスタは、グループを一意に識別するためのグループID、グループの最上位階層を示すグループ階層1、以下、階層を下ることによってグループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・・として記憶する。
【0047】
つまり、グループ階層欄501及びグループ名欄502への入力順に、グループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・・・の順に記憶し、更に記憶する際には、グループ情報が一意となるようにグループIDが発番され、当該グループIDと共に記憶を行う。
【0048】
尚、図15には、グループ階層5まで図示しているが、当構成以外にも、用途に応じて、階層の数について増減しても良い。
【0049】
図6には、設備備品予約システム100を利用するユーザに関する情報を登録するためのユーザ情報登録画面の構成例を示している。
【0050】
ユーザ情報登録画面600は、システム管理者が、入力部209を介して、ユーザ情報を入力するための各欄を備えており、ログインID欄601には、ユーザを一意に識別するためのユーザID、パスワード欄602には、ユーザがログインする際に利用するパスワード、ユーザ名欄603には、ユーザの名称、ユーザカナ名604欄には、ユーザのカナ名称を入力する。
【0051】
ユーザ情報登録画面600は、更に、役職名欄605には、ユーザの役職名、メールアドレス1欄606及びメールアドレス2欄607には、ユーザが利用しているメールアドレス、電話番号1欄608及び電話番号2欄609には、ユーザが利用している電話番号、内線番号欄610には、ユーザが利用している内線番号、グループ名欄611には、ユーザが所属するグループを其々入力する。グループ名欄611には、図5に示すグループ登録画面500において登録されたグループを入力(選択)することが可能である。
【0052】
ユーザ情報登録画面600は、ユーザ情報を入力した後、情報処理装置103のユーザマスタに登録する際に、システム管理者が、入力部209を介して、押下するための登録ボタン612、ユーザ情報登録画面600を閉じるための戻るボタン613を備えている。
【0053】
ユーザ情報登録画面600のログインID欄601、パスワード欄602、ユーザ名欄603、ユーザカナ名604欄、役職名欄605、メールアドレス1欄606、メールアドレス2欄607、電話番号1欄608、電話番号2欄609、内線番号欄610、及びグループ名欄611の順に、ユーザマスタのユーザID、パスワード、ユーザ名、ユーザカナ名、役職名、メールアドレス1、メールアドレス2、電話番号1、電話番号2、内線番号、及びグループIDの順に記憶する。
【0054】
図7には、グループに所属するユーザの登録を行うためのグループユーザ情報登録画面の構成例を示している。
【0055】
グループユーザ登録画面700は、ユーザを登録するためのグループを表示するためのグループ欄701、登録対象とするユーザの姓名を入力、あるいは表示するためのユーザ名欄702、ユーザを検索する際に押下するための検索ボタン703、ユーザ名欄702に表示されたユーザ情報を用いて検索ボタン703が押下された結果を、ユーザの登録候補として表示するユーザ候補欄704を備えている。
【0056】
グループ欄701には、グループ登録画面500にてグループ情報を登録した後、あるいは、検索ボタンを押下することで、グループマスタに登録されたグループ情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示されたグループ情報から選択する態様を取ることが可能であり、グループ欄701に情報が入力された状態で検索ボタン(不図示)が押下されると、当情報を検索条件として、グループマスタに登録されたグループ情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0057】
また、グループユーザ登録画面700は、ユーザ候補欄704に表示された登録候補ユーザに対して、登録を確定する際に押下するための追加ボタン705、登録候補ユーザのうち確定されたユーザを表示するための選択済ユーザ欄706を備えている。
【0058】
ユーザ候補欄704に表示された登録候補ユーザが選択された状態で、追加ボタン705が押下されると、登録候補ユーザが選択済ユーザとして選定されるため、ユーザ候補欄704から選択状態の登録候補ユーザが消失し、選択済ユーザ欄706に選択状態の登録候補ユーザが表示される。
【0059】
一方、選択済ユーザを解除する場合、選択済ユーザ欄706に表示された選択済ユーザを選択した状態で、削除ボタン707を押下すると、選択済ユーザ欄706から選択状態の選択済ユーザが消失し、ユーザ候補欄704に選択状態の選択済ユーザが表示される。
【0060】
そして、システム管理者が、設定ボタン708を押下することで、選択済ユーザ欄706に表示された選択済ユーザがグループに所属するユーザとして、当該グループに対応するグループIDがユーザマスタのグループIDに登録される。また、グループユーザ登録画面700を閉じるための戻るボタン709を備えている。尚、グループユーザ登録画面700は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0061】
この場合、グループ欄701に入力されたグループ情報のグループ階層順に、グループマスタに登録されたグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・の順で一致するグループ情報のグループIDを取得し、ユーザマスタに登録しても良いし、グループユーザ登録画面700のグループ欄701に対応するグループIDを有する構成として、当該グループIDをユーザマスタへ記憶しても良い。
【0062】
図8には、設備及び備品に関する情報を登録するための設備備品登録画面の構成例を示している。
【0063】
設備備品情報登録画面800は、登録対象となる設備、備品の名称を入力するための設備備品欄801、設備、PC関連、及びプロジェクター等の設備及び備品の分類を選択するためのカテゴリ欄802、備考等の記録するためのコメント欄803、情報処理装置103の外部メモリ211の所定領域へ予め記憶された設備、備品のイメージを示す画像ファイルの名称を表示する画像欄804を備えている。
【0064】
尚、参照ボタン805を押下することで、前述の所定領域に記憶された画像ファイルを画面(不図示)で表示することが可能であり、表示された画像ファイルを、入力部209を介して選択することで、選択された画像ファイルの名称が、画像欄804に表示される。
【0065】
そして、システム管理者が、入力部209を介して、登録ボタン806を押下することで、設備備品情報登録画面800に入力された設備及び備品情報が設備備品マスタ(詳細後述)に登録される。また、設備備品情報登録画面800を閉じるための戻るボタン807を備えている。
【0066】
尚、設備備品情報登録画面800は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0067】
図15に示す設備備品マスタは、設備及び備品を一意に識別するための設備備品ID、設備及び備品の名称を示す設備備品名、設備及び備品の分類を示すカテゴリ、設備及び備品に対する備考を示すコメント、設備及び備品のイメージを示す画像ファイルを記憶したパスを記憶する画像ファイル格納先パス、設備及び備品を利用可能なグループを一意に識別するための利用可能グループIDを備えている。
【0068】
つまり、設備備品欄801、カテゴリ欄802、コメント欄803、及び画像欄804の順に、設備備品名、カテゴリ、コメント、及び画像欄804を記憶するための所定の記憶領域へのパスを記憶し、更に記憶する際には、設備備品情報が一意となるように設備備品IDが発番され、当該設備備品IDと共に記憶を行う。
【0069】
図9には、設備及び備品を利用可能なグループを登録するための設備備品利用権限登録画面の構成例を示している。
【0070】
設備備品利用権限登録画面900は、設備及び備品の分類を表示するカテゴリ欄901、設備及び備品名を示す設備備品欄902、当システムを利用するユーザ全てに利用権限を与える場合に選択する全ユーザ選択欄903、特定のグループに絞って利用権限を与える場合に選択する特定グループ選択欄904、利用権限を与える被対象グループを入力、表示するためのグループ名欄905、及び被対象グループを検索するための検索ボタン906を備えている。
【0071】
設備備品情報登録画面800にて設備備品情報を登録した後、あるいは、検索ボタン(不図示)を押下することで、設備備品マスタに登録された設備備品情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示された設備備品情報から選択する態様を取ることが可能であり、あるいは、カテゴリ欄901及び設備備品欄902に情報が入力された状態で検索ボタン(不図示)が押下されると、当情報を検索条件として、設備備品マスタに登録された設備備品情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0072】
検索ボタン906を押下することで、グループマスタに登録されたグループ情報を表示させる画面(不図示)を表示して、表示されたグループ情報から選択する態様を取ることが可能であり、グループ名欄905に情報が入力された状態で検索ボタン906が押下されると、当情報を検索条件として、グループマスタに登録されたグループ情報を検索して得られた結果を表示させる画面(不図示)を表示する。
【0073】
設備備品利用権限登録画面900は、選択したグループ名を表示するためのグループ欄907、グループ欄907に表示されたグループ直下の階層において、利用権限を持たないグループを表示する利用権限無グループ欄908を備えている。
【0074】
この場合、グループマスタに登録されたグループ欄907に表示されたグループ直下の階層となるグループ情報を取得し、登録対象とすべく設備及び備品を一意に識別するための設備備品IDに一致する設備備品マスタに登録した設備備品IDを有する設備備品の利用権限有無を示す情報を用いて表示を行う。
【0075】
また、設備備品利用権限登録画面900は、利用権限無グループ欄908に表示された登録候補グループに対して、登録確定グループとする際に、入力部209を介して、押下するための追加ボタン909、登録候補グループのうち登録確定とするグループを表示するための選択済グループ欄910を備えている。
【0076】
利用権限無グループ欄908に表示された登録候補グループが選択された状態で、入力部209を介して、追加ボタン909が押下されると、登録候補グループが選択済グループとして選定されるため、利用権限無グループ欄908から選択状態の登録候補グループが消失し、選択済グループ欄910に選択状態の登録候補グループが表示される。
【0077】
一方、選択済グループを解除する場合、選択済グループ欄910に表示された選択済グループを選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン911を押下すると、選択済グループ欄910から選択状態の選択済グループが消失し、利用権限無グループ欄908に選択状態の選択済グループが表示される。
【0078】
そして、システム管理者が、入力部209を介して、設定ボタン912を押下することで、選択済グループ欄910に表示された選択済グループが設備備品を利用する権限を有するとして設備備品マスタに登録される。また、設備備品利用権限登録画面900を閉じるための戻るボタン913を備えている。
【0079】
尚、設備備品利用権限登録画面900は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0080】
これらの設備備品情報を設備備品マスタに登録するには、設備備品欄902に入力された設備備品名(あるいは、設備備品ID)と一致する設備備品マスタの設備備品IDを有する設備備品情報の利用可能グループIDへグループ欄907に表示されたグループ情報を記憶する。
【0081】
この場合、グループ欄907に入力されたグループ情報のグループ階層順に、グループマスタに登録されたグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3・・・・の順で一致するグループ情報のグループIDを取得し、ユーザマスタに登録しても良いし、設備備品利用権限登録画面900にグループ欄907に対応するグループIDを有する構成として、当該グループIDをユーザマスタへ記憶しても良い。
【0082】
図10には、システム管理者が、グループ情報を変更するためのグループ情報変更画面の構成例を示している。
【0083】
グループ情報変更画面1000は、グループを追加する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ追加ボタン1001、グループの階層を示すグループ階層欄1002、グループ階層欄1002に表示されたグループ直下の階層を示すグループ名1003、グループ名1003に表示されたグループ直下の階層を示すグループの名称を示すグループ1004、グループ1004に表示されたグループに所属するメンバを示すグループユーザ1005を備えている。
【0084】
グループ情報変更画面1000は、グループ情報を削除する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ削除ボタン1006、グループ情報を変更する際に、入力部209を介して、押下するためのグループ編集ボタン1007を備えている。この場合、グループ編集ボタン1007が、入力部209を介して、押下されると、グループ登録画面500が表示され、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004に表示されたグループ情報をグループ登録画面500に表示した後、グループ情報の更新を行う。
【0085】
また、グループ情報変更画面1000は、グループ情報変更画面1000を閉じるための戻るボタン1008を備えている。
【0086】
更に、グループ情報変更画面1000は、グループユーザ情報を編集する際に、入力部209を介して、押下するためのグループユーザ編集ボタン1009を備えており、グループユーザ編集ボタン1009が押下されると、グループユーザ登録画面700が表示され、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004に表示されたグループ情報、グループユーザ1005に表示されたグループユーザ情報をグループユーザ登録画面700のグループ欄701及び選択済ユーザ欄706に表示した後、ユーザマスタに記憶したユーザ情報の更新を行う。
【0087】
尚、グループ情報変更画面1000は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0088】
図11には、ユーザがスケジュールを登録する際に利用するスケジュール情報登録画面の構成例を示している。
【0089】
スケジュール情報登録画面1100は、スケジュールの開始日時を示す開始日時1101、スケジュールの終了日時を示す終了日時1102、開始日時1101において選択された年月日に対して終日、スケジュールを確定する場合に、チェックを入力するための終日欄1103、スケジュールの件名等を示すコメント1104、登録対象とするスケジュールにおいて行うイベントの開催場所を示す場所1105、イベントにおいて利用する会議室や備品等を選択する際に、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1106を備えている。
【0090】
スケジュール情報登録画面1100は、入力部209を介して、選択ボタン1106が押下されると、利用設備備品選択画面(詳細後述)を表示し、設備及び備品を選択すると、選択したものが利用設備備品欄1107へ表示される。
【0091】
スケジュール情報登録画面1100は、イベント等の内容を示す内容欄1108、イベントの補助的な情報を示すオプション1109、自身以外のユーザに対してもスケジュール情報を登録する際に当該ユーザを特定するために、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1110を備えている。
【0092】
選択ボタン1110を押下することでスケジュール登録先画面(詳細後述)を表示し、自身以外のユーザを選択すると、スケジュール登録先欄1111へ選択したユーザが表示される。
【0093】
また、以降、イベントを定期的に行う際のスケジュールを登録するための定期スケジュール欄1112、スケジュール登録先欄1111に登録されたユーザが所有するメールアドレス欄1113を有している。
【0094】
そして、ユーザが、入力部209を介して、登録ボタン1114を押下することで、スケジュール情報がスケジュールマスタ(詳細後述)へ登録される。また、スケジュール情報登録画面1100を閉じるための戻るボタン1115を備えている。
【0095】
尚、スケジュール情報登録画面1100は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0096】
図15に示すように、スケジュールマスタは、ユーザを一意に識別するためのユーザID、ユーザのイベントの開始日時、イベントの終了日時、終日イベントを行う際に設定されているフラグ、スケジュールの件名等を示すコメント、イベントを行う場所、イベントにおいて利用する設備や備品の設備備品IDを示す利用設備、イベント等の内容を示すスケジュール内容、及びイベントの補助的な情報を示すオプションを備えている。
【0097】
ユーザのスケジュール情報を登録するには、開始日時1101、終了日時1102、終日欄1103、コメント1104、場所1105、利用設備備品欄1107、内容欄1108、及びオプション1109の順に、スケジュールマスタの開始日時、終了日時、終日フラグ、コメント、場所、利用設備、スケジュール内容、及びオプションの順に記憶し、更に記憶する際には、設備備品予約システム100にログインしてスケジュール情報登録画面1100を利用してスケジュール情報を登録しようとしているユーザのログインIDと共に記憶を行う。
【0098】
尚、スケジュール登録先欄1111に別のユーザが登録されている場合、ユーザのスケジュールをも登録することが可能であり、当該ユーザのユーザIDを用いて、スケジュールマスタへスケジュール情報を記憶する。
【0099】
図12には、ユーザが設備及び備品を予約するに当たり、ユーザが所属するグループが利用可能な設備及び備品を選択するための利用設備備品選択画面の構成例を示している。
【0100】
利用設備備品選択画面1200は、設備及び備品の分類を示すカテゴリ欄1201、カテゴリ欄1201に表示された分類を選択する際に、入力部209を介して、押下するための表示ボタン1202、カテゴリ欄1201に表示された分類が選択された状態で表示ボタン1202が、入力部209を介して、押下されると、当該カテゴリに該当する設備及び備品名を表示する設備備品欄1203を備えている。
【0101】
設備備品欄1203に表示された予約候補設備備品が選択された状態で、追加ボタン1204が、入力部209を介して、押下されると、予約候補設備備品が選択済設備備品として選定されるため、設備備品欄1203から選択状態の予約候補設備備品が消失し、選択済設備備品欄1205に選択状態の予約候補設備備品が表示される。
【0102】
一方、選択済設備備品を解除する場合、選択済設備備品欄1205に表示された選択済設備備品を選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン1206を押下すると、選択済設備備品欄1205から選択状態の選択済登録備品が消失し、設備備品欄1203に選択状態の選択済設備備品が表示される。
【0103】
利用設備備品選択画面1200は、スケジュール情報を参照したい日程を指定するための指定日程欄1207、及び指定日程欄1207に指定された日程でスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための移動ボタン1208を備えている。
【0104】
更に、前日、次の日のスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための次へボタン1209を備えており、左の矢印を押下すると、前日のスケジュール情報を表示し、一方、右の矢印を押下すると、次の日のスケジュール情報を表示する。
【0105】
前述したように指定日程、前日、次の日のスケジュール情報を表示するための設備備品スケジュール欄1210を備えている。
【0106】
そして、ユーザが、入力部209を介して、選択ボタン1211を押下することで、選択済設備備品欄1205に表示された選択済設備備品が利用設備備品欄1107へ表示される。また、利用設備備品選択画面1200を閉じるための戻るボタン1212を備えている。
【0107】
尚、利用設備備品選択画面1200は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0108】
図13には、スケジュール登録先画面1300は、グループ名を表示するためのグループ欄1301、グループ欄1301に表示されたグループを選択する際に、入力部209を介して、押下するための表示ボタン1302、グループ欄1301に表示されたグループが選択された状態で表示ボタン1302が、入力部209を介して、押下されると、当該グループに所属するグループユーザの名前を表示するユーザ欄1303を備えている。
【0109】
ユーザ欄1303に表示された登録候補ユーザが選択された状態で、入力部209を介して、追加ボタン1304が押下されると、登録候補ユーザが登録確定ユーザとして選定されるため、ユーザ欄1303から選択状態の登録候補ユーザが消失し、登録済ユーザ欄1305に選択状態の登録候補ユーザが表示される。
【0110】
一方、登録済ユーザを解除する場合、登録済ユーザ欄1305に表示された登録済ユーザを選択した状態で、入力部209を介して、削除ボタン1306を押下すると、登録済ユーザ欄1305から選択状態の登録済ユーザが消失し、ユーザ欄1303に選択状態の登録済ユーザが表示される。
【0111】
スケジュール登録先画面1300は、スケジュール情報を参照したい日程を指定するための指定日程欄1307、及び指定日程欄1307に指定された日程でスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための移動ボタン1308を備えている。
【0112】
更に、前日、次の日のスケジュール情報を参照する際に、入力部209を介して、押下するための次へボタン1309を備えており、左の矢印を押下すると、前日のスケジュール情報を表示し、一方、右の矢印を押下すると、次の日のスケジュール情報を表示する。
【0113】
前述したように指定日程、前日、次の日のユーザのスケジュール情報を表示するための設備備品スケジュール欄1310を備えている。
【0114】
そして、ユーザが、入力部209を介して、選択ボタン1311を押下することで、登録済ユーザ欄1305に表示された登録済ユーザをスケジュール登録先欄1111に表示する。また、スケジュール登録先画面1300を閉じるための戻るボタン1312を備えている。
【0115】
尚、スケジュール登録先画面1300は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0116】
図14には、ユーザが利用したい設備及び備品のスケジュール情報を登録するための設備備品予約登録画面の構成例を示している。
【0117】
設備備品予約登録画面1400は、予約を行う対象となる設備及び備品を表示するための設備備品欄1401、設備備品欄1401に表示された設備及び備品のイメージを示す画像欄1402、スケジュールの開始日時を示す開始日時1403、スケジュールの終了日時を示す終了日時1404、スケジュールの件名等を示すコメント1405、設備及び備品を予約する理由等を示す内容欄1406、予約時の補助的な情報を示すオプション1407、自身以外のユーザに対してもスケジュール情報を登録する際に当該ユーザを特定するために、入力部209を介して、押下するための選択ボタン1408を備えている。
【0118】
選択ボタン1408を押下することでスケジュール登録先画面1300を表示し、自身以外のユーザを選択すると、スケジュール登録先欄1409へ選択したユーザが表示される。
【0119】
また、以降、イベントを定期的に行う際のスケジュールを登録するための定期スケジュール欄1410、スケジュール登録先欄1409に登録されたユーザが所有するメールアドレス欄1411を有している。
【0120】
そして、ユーザが、登録ボタン1412を、入力部209を介して、押下することで、スケジュール情報がスケジュールマスタへ登録される。また、設備備品予約登録画面1400を閉じるための戻るボタン1413を備えている。
【0121】
尚、設備備品予約登録画面1400は、クライアント端末101及び携帯端末102の表示部210へ表示される。
【0122】
設備備品の予約情報を登録するには、開始日時1403、終了日時1404、コメント1405、設備備品欄1401、内容欄1406、及びオプション1407の順に、スケジュールマスタの開始日時、終了日時、コメント、利用設備、スケジュール内容、及びオプションの順に記憶し、更に、記憶する際には、設備備品予約システム100にログインしてスケジュール情報登録画面1100を利用してスケジュール情報を登録しようとしているユーザのログインIDと共に記憶を行う。
【0123】
尚、設備備品欄1401に表示された設備備品名と一致する設備備品マスタの設備備品名に対応する設備備品IDを用いても良いし、設備備品欄1401に対応する設備備品IDを設備備品予約登録画面1400へ備え、当該設備備品IDを用いても良い。
【0124】
尚、スケジュール登録先欄1111に別のユーザが登録されている場合、ユーザのスケジュールをも登録することが可能であり、当該ユーザのユーザIDを用いて、スケジュールマスタへスケジュール情報を記憶する。
【0125】
また、定期スケジュール欄1410に入力がなされている場合は、その入力内容に応じて、スケジュール情報を生成し、スケジュールマスタへ登録を行うことが可能となる。
【0126】
図15には、本発明の実施形態において利用する各テーブルの構成を示しており、ユーザ情報を記憶するユーザマスタ、グループ情報を記憶するグループマスタ、設備及び備品の情報を記憶する設備備品マスタ、及びユーザのスケジュール情報を記憶するスケジュールマスタを情報処理装置103の外部メモリ211に備えられている。尚、各テーブルの構成については、前述の通りであるので、説明を省略する。
【0127】
図16及び図17には、本発明の実施形態に係るユーザ及びユーザが所属するグループを登録する処理を示すフローチャートを示している。
【0128】
ステップS100では、クライアント端末101は、ログイン画面400をクライアント端末101の表示部210へ表示し、ステップS101では、クライアント端末101は、ログイン画面400に備えられたログインボタン403が、入力部209を介して、押下されたか否かを判定する。
【0129】
押下されたと判定した場合、ステップS102へ処理を進め、ステップS102では、ログインID401及びパスワード402をログイン情報として取得し、ステップS103では、クライアント端末101は、ステップS102で取得したログイン情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0130】
ステップS104では、情報処理装置103は、ステップS103において送信されたログイン情報を情報処理装置103が受信し、ステップS105では、情報処理装置103は、ステップS104で受信したログイン情報を用いて、ログインユーザが設備備品予約システム100の利用可否を判定するための認証処理を行う。
【0131】
この場合、ログイン情報に含まれるログインIDとパスワードとの組み合わせが、ユーザマスタに記憶されたユーザIDとパスワードとの組み合わせが、一致する場合、利用可として判定し、一致しない場合、利用不可として判定する。
【0132】
ステップS106では、情報処理装置103は、ステップS105において判定した利用可否を認証結果としてネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0133】
ステップS107では、クライアント端末101は、ステップS106において情報処理装置103より送信された認証結果を受信し、ステップS108では、クライアント端末101は、ステップS107において受信した認証結果を用いて、認証OKか否かを判定する。
【0134】
認証結果がOK、つまり、利用可である場合、ステップS109へ処理を進め、利用不可である場合、ステップS101へ処理を進める。
【0135】
ステップS109では、クライアント端末101は、グループの登録を行うか、あるいは削除を行うかを判定し、グループの登録を行うと判定した場合、ステップS110へ処理を進め、削除を行うと判定した場合、ステップS111へ処理を進める。尚、ステップS111における処理の詳細については、図18を用いて説明する。
【0136】
この場合、グループの登録あるいは削除の何れを行うのかを選択するための画面(不図示)を表示し、ユーザに選択させる態様をとることが可能である。
【0137】
例えば、当画面の一例として、図10に示すグループ情報変更画面1000を表示させ、システム管理者が、グループ追加ボタン1001を押下した場合は、グループの登録を行うため、ステップS110へ処理を進め、グループ削除ボタン1006が押下された場合、ステップS111へ処理を進める。
【0138】
また、グループ編集ボタン1007が押下された場合も、同様に、グループの情報を更新するため、ステップS110へ処理を進める。
【0139】
更に、本ステップに於いて、グループユーザ編集ボタン1009が押下された場合、ステップS120へ処理を進め、グループユーザの登録処理を行っても良い。
【0140】
ステップS110では、クライアント端末101は、グループ登録画面500を表示部210へ表示し、ステップS112では、クライアント端末101は、更新ボタン503が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS113へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS101へ処理を進める。
【0141】
ステップS113では、クライアント端末101は、グループ登録画面500のグループ階層欄501、及びグループ名欄502に入力されたグループ情報を取得し、ステップS114では、クライアント端末101は、ステップS113において取得したグループ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0142】
ステップS115では、情報処理装置103は、ステップS114においてクライアント端末101から送信されたグループ情報を受信し、ステップS116では、情報処理装置103は、ステップS115において受信したグループ情報を用いて、グループマスタを更新する。
【0143】
この場合、グループ階層欄501に入力された階層順にグループマスタのグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・の順に記憶された名称が一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合は、一致すると判定したグループ階層の直下の階層をグループ名欄502に入力されたグループ名で更新し、更に、グループIDを取得する。
【0144】
一方、一致しないと判定した場合は、グループマスタにおいて一意となるようにグループIDを発行し、グループ階層欄501に入力された階層順にグループマスタのグループ階層1、グループ階層2、グループ階層3、グループ階層4・・・の順に記憶しつつ、最後に記憶したグループ階層の直下の階層にグループ名欄502に入力されたグループ名を記憶する。
【0145】
ステップS117では、情報処理装置103は、ステップS116において取得したグループIDを用いて、グループに所属するユーザの情報を取得するため、当該グループIDと一致するユーザマスタに記憶したグループIDを有するユーザ情報をグループユーザ情報として取得する。
【0146】
尚、ステップS116において、新たにグループマスタにグループ情報を登録する場合は、本ステップは実行しない。
【0147】
ステップS118では、情報処理装置103は、ステップS117において取得したグループユーザ情報とステップS115において受信したグループ情報とを合わせて、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0148】
尚、ステップS116において、新たにグループマスタにグループ情報を登録する場合は、ステップS117では、ユーザ情報を取得しないため、グループユーザ情報の送信は行わないこととする。
【0149】
ステップS119では、クライアント端末101は、ステップS118において情報処理装置103から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信し、ステップS120では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700を表示し、ステップS119において受信したグループ情報をグループ欄701、ユーザ情報を選択済ユーザ欄706に表示する。
【0150】
ステップS121では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の検索ボタン703が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS122へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS129へ処理を進める。
【0151】
ステップS122では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700のユーザ名欄702に入力されたユーザ検索条件を取得し、ステップS123では、クライアント端末101は、ステップS122において取得した検索条件を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0152】
ステップS123では、情報処理装置103は、ステップS122において送信されたユーザ検索条件を受信し、ステップS125では、情報処理装置103は、ステップS124において受信したユーザ検索条件に一致するユーザ情報をユーザマスタより取得する。
【0153】
図17に示すステップS126では、情報処理装置103は、ステップS125において取得したユーザ情報を、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信する。
【0154】
ステップS127では、クライアント端末101は、ステップS126において情報処理装置103から送信されたユーザ情報を受信し、ステップS128では、クライアント端末101は、ステップS127において受信したユーザ情報をグループユーザ登録画面700のユーザ候補欄704に表示する。
【0155】
ステップS129では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700のユーザ候補欄704に表示されたユーザ情報が選択された状態で、追加ボタン705が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS130へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS131へ処理を進める。
【0156】
ステップS130では、クライアント端末101は、選択されたユーザ情報を選択済とするため、ユーザ候補欄704から消去して、選択済ユーザ欄706に表示する。
【0157】
ステップS131では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の選択済ユーザ欄706に表示されたユーザ情報が選択された状態で、削除ボタン707が押下されたか否かを判定し、押下されたと判定した場合、ステップS132へ処理を進め、押下されたと判定しない場合、ステップS133へ処理を進める。
【0158】
ステップS132では、クライアント端末101は、選択されたユーザ情報を選択候補とするため、選択済ユーザ欄706から消去して、ユーザ候補欄704に表示する。
【0159】
ステップS133では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の設定ボタン708が押下されたか否かを判定し、設定ボタン708が押下されたと判定した場合、ステップS134へ処理を進め、設定ボタン708が押下されたと判定しない場合、処理を終了する。
【0160】
ステップS134では、クライアント端末101は、グループユーザ登録画面700の選択済ユーザ欄706に入力された選択済ユーザをグループユーザ情報として取得し、ステップS135では、ステップS119において受信したグループ情報と合わせてステップ134において取得したグループユーザ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0161】
ステップS136では、情報処理装置103は、ステップS135においてクライアント端末101から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信し、ステップS137では、情報処理装置103は、ステップS136において受信したグループユーザ情報を用いて、ユーザマスタを更新する。尚、詳細な処理については、図19を用いて説明する。
【0162】
ステップS138では、情報処理装置103は、削除確認画面を含めて、グループユーザ情報を更新した結果を、ネットワーク104を介して送信する。
【0163】
ステップS139では、クライアント端末101は、ステップS138において情報処理装置103から送信されたグループユーザ情報の更新結果を受信し、ステップS140では、クライアント端末101は、削除確認画面を表示する。
【0164】
削除確認画面1500は、図20に示される構成をしており、グループユーザを所属しているグループから除外する際に、グループユーザが設備、備品を予約している場合、予約の解除等をも行う必要性が生じるため、この予約を解除すべきか否かを確認させることで、強制的に解除することによって本来スケジュールしていたイベントの開催に支障が生じる可能性を抑止することが可能となる。
【0165】
グループユーザをグループから解除を行う旨を示す情報を削除確認画面1500のメッセージ欄1501に表示し、削除を実施する場合は、削除ボタン1502を押下し、削除を実施しない場合は、キャンセルボタン1503を押下する。
【0166】
尚、更新結果が、単にグループユーザの新規登録や予約を行っていないグループユーザの解除の場合、削除確認画面1500を表示せずに、本フローチャートの処理を終了しても良い。
【0167】
ステップS141では、クライアント端末101は、削除確認画面1500の削除ボタン1502が押下されたか否かを判定し、削除ボタン1502が押下されたと判定した場合、ステップS142へ処理を進め、削除ボタン1502が押下されず、キャンセルボタン1503が押下されたと判定した場合、本フローチャートの処理を終了する。
【0168】
ステップS142では、クライアント端末101は、ネットワーク104を介して削除指示情報を情報処理装置103へ送信し、ステップS143では、情報処理装置103は、ステップS142においてクライアント端末101から送信された削除指示情報を受信する。
【0169】
ステップS144では、情報処理装置103は、ステップS137における削除対象となるグループユーザのユーザIDと一致するユーザマスタのユーザIDを有するユーザ情報のグループIDを削除する。
【0170】
更に、情報処理装置103は、ステップS111における削除対象となるグループのグループIDと一致するグループマスタのグループIDを有するグループ情報を削除する。
【0171】
ステップS145では、情報処理装置103は、ステップS137における削除対象となるグループのグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報の設備備品IDを取得し、当該設備備品IDとユーザIDとの組み合わせ一致するスケジュールマスタのユーザIDと利用設備との組み合わせの利用設備を、其々削除する。
【0172】
更に、情報処理装置103は、ステップS111における削除対象となるグループのグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDのグループIDを、当該グループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報のユーザIDを取得し、当該ユーザIDと一致するスケジュールマスタの利用設備を、其々削除する。
【0173】
ステップS146では、情報処理装置103は、削除が完了したことを示す旨を、ネットワーク104を介してクライアント端末101へ送信し、ステップS147では、クライアント端末101は、ステップS146において送信された削除完了通知を受信して、本フローチャートの処理を終了する。
【0174】
図18には、本発明の実施形態おいてグループを削除する処理を示すフローチャートである。
【0175】
ステップS200では、クライアント端末101は、グループ階層欄1002、グループ名1003、及びグループ1004を削除対象とするグループ情報として取得し、グループユーザ1005をグループユーザ情報として取得した後、ステップS201では、クライアント端末101は、ステップS200において取得したグループ情報及びグループユーザ情報を、ネットワーク104を介して情報処理装置103へ送信する。
【0176】
ステップS202では、情報処理装置103は、ステップS201においてクライアント端末101から送信されたグループ情報及びグループユーザ情報を受信して、ステップS203では、情報処理装置103は、グループユーザ情報を用いて、グループに所属するグループユーザを解除対象ユーザとして設定する。
【0177】
ステップS204では、情報処理装置103は、ステップS203におけるグループ情報に含まれるグループの階層とグループマスタのグループ階層とが一致するグループ情報のグループIDを取得した後、当該グループIDが一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報を取得し、ステップS205では、情報処理装置103は、取得した設備備品情報の利用可能グループIDを用いて、削除対象とするグループID以外のグループIDを取得する。
【0178】
ステップS206では、情報処理装置103は、削除対象とするグループID以外のグループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザIDを取得し、権限ユーザとして設定する。
【0179】
ステップS207では、削除対象とするグループユーザが、2つ以上のグループに所属している場合も考慮する必要があるため、ステップS203において設定した解除対象ユーザとステップS206において設定した権限ユーザとが、一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、ステップS208へ処理を進め、一致しないと判定した場合、ステップS209へ処理を進める。
【0180】
ステップS208では、情報処理装置103は、解除対象のユーザを削除する旨を示す削除確認画面を生成し、ステップS209では、情報処理装置103は、削除対象とするグループ以外のグループに所属するユーザの設備備品の利用権限が失われる旨を示す削除確認画面を生成する。本フローチャートを終了すると、ステップS138へ処理を進める。
【0181】
図19には、本発明の実施形態おいてグループユーザをグループの所属から除外する処理を示すフローチャートであり、各処理ステップは、情報処理装置103のCPU201の制御の下、実行される。
【0182】
ステップS300では、ステップS136において受信したグループ情報のグループ階層とグループマスタのグループ階層とが一致するグループ情報のグループIDを取得し、グループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報を取得して、更新前グループユーザとして設定する。
【0183】
ステップS301では、ステップS136において受信したグループユーザ情報のユーザIDとステップS300において設定した更新前グループユーザのユーザIDとが一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合、所属するユーザに変更がないとして、本フローチャートにおける処理を終了し、一致すると判定しない場合、所属するユーザに変更があるとして、ステップS302へ処理を進める。
【0184】
これによって、今回、グループに所属するグループユーザの変更があったか否かをシステムにおいて判定することが可能となる。
【0185】
ステップS302では、既に所属しているユーザに対して追加登録をしているのみか、あるいは、既に所属しているユーザを除外するのかを判定している。
【0186】
追加登録するのみ、つまり選択済ユーザが既存のユーザと不一致の場合、ステップS303へ処理を進め、ユーザを除外する場合、つまり選択済ユーザが既存のユーザと一致の場合、ステップS304へ処理を進める。
【0187】
ステップS304では、選択済ユーザでなく、かつステップS300において設定した更新前グループユーザを解除対処ユーザとして設定し、ステップS305では、ステップS300におけるグループIDと一致する設備備品マスタの利用可能グループIDを有する設備備品情報を取得する。
【0188】
ステップS306では、ステップS305において取得した設備備品情報の利用可能グループIDを取得し、ステップS307では、ステップS306において取得したグループIDと一致するユーザマスタのグループIDを有するユーザ情報を取得する。
【0189】
ステップS308では、ステップS307において取得したグループIDを権限ユーザとして設定し、ステップS309では、ステップS304において設定した解除対象ユーザとステップS308において設定した権限ユーザと一致するか否かを判定し、一致しないと判定した場合、ステップS310へ処理を進め、一致すると判定した場合、ステップS311へ処理を進める。
【0190】
ステップS310では、解除対象ユーザの削除を行う旨を示す削除確認画面を生成し、ステップS311では、設備備品の利用権限を失うユーザが存在する旨を示す削除確認画面を生成する。
[第二実施形態]
【0191】
本発明における第一実施形態では、利用権限を有するグループに所属するユーザの設備備品の予約情報を削除するが、場合によっては、他のユーザへ予約情報を移管する場合が想定されるが、その場合について、第二実施形態において対応する。
【0192】
尚、第二実施形態に係る各構成及びフローチャートについては、ほぼ同一の構成及びフローチャートであるため、構成及びフローチャートについて説明を省略し、以降、第一実施形態と同一の符号を用いて、異なる部分を中心に説明を行う。
【0193】
第二実施形態では、図17に示すフローチャートに於いて、ステップS141とステップS142の間に、処理を追加する態様を取っており、その追加したフローチャートを図21に示している。
【0194】
ステップS141において、クライアント端末101は、図20に示す削除確認画面1500において削除ボタン1502が押下されたことを検知した後、ステップS150では、クライアント端末101は、解除対象となるグループユーザが既に設備備品の予約を行っていないか否かを確認するため、解除対象となるグループユーザのユーザIDを、ネットワーク104を介して、情報処理装置103へ送信する。
【0195】
ステップS151では、情報処理装置103は、解除対象となるグループユーザのユーザIDを受信し、ステップS152では、情報処理装置103は、解除対象となるグループユーザの設備備品の予約情報をスケジュールマスタより取得して、予約情報が存在する場合は、当該グループユーザが所属するグループの解除対象以外のグループユーザをユーザマスタより取得する。
【0196】
この場合、解除対象となるグループユーザのユーザIDと一致するスケジュールマスタのユーザIDを有するスケジュール情報を取得して、スケジュール情報に利用設備が含まれている場合は、ステップS153へ処理を進め、ステップS153では、情報処理装置103は、当該ユーザIDと一致するユーザマスタのユーザIDに対応するグループIDを取得する。
【0197】
ステップS154では、情報処理装置103は、取得したグループIDと一致するユーザマスタのグループIDに対応するユーザIDを取得することで、当該グループユーザが所属するグループの解除対象外のグループユーザを取得する。
【0198】
尚、ステップS152において、予約情報が存在しない場合は、予約情報を移管する必要性は生じないため、解除対象以外のグループユーザの取得を行わず、解除対象外のグループユーザが存在しない場合は、ステップS155へ処理を進める。
【0199】
ステップS156では、クライアント端末101は、解除対象外グループユーザ情報を受信し、ステップS157では、クライアント端末101は、ステップS156で受信した解除対象外グループユーザ情報から、解除対象外のグループユーザが存在するか否かを判定し、存在すると判定した場合は、ステップS158へ処理を進め、存在すると判定しない場合は、ステップS160へ処理を進める。
【0200】
そして、ステップS158では、クライアント端末101は、図21に示す設備備品予約移管画面1600を表示部210へ表示する。
【0201】
設備備品予約移管画面1600は、解除対象となるグループユーザが所属するグループにおいて、解除対象外のグループユーザが存在する旨を示す表示欄1601、予約情報を移管する際に、入力部209を介して、押下するためのOKボタン1602、予約情報を移管しない際に、入力部209を介して、押下するためのNOボタン1603を備えている。
【0202】
ステップS158では、クライアント端末101は、設備備品予約移管画面1600のOKボタン1602が押下されたと判定した場合は、ステップS159へ処理を進め、NOボタン1603が押下されたと判定した場合は、ステップS160へ処理を進める。
【0203】
ステップS159では、クライアント端末101は、解除対象外グループユーザのユーザIDを予約移管情報として取得し、次のステップS160では、クライアント端末101は、ステップS159において取得した予約移管情報を含めて削除指示情報を情報処理装置103へ送信する。
【0204】
ステップS143からステップS145における処理は、第一実施形態における各処理ステップと同一であるため、説明を省略するが、ステップS161では、解除対象グループユーザのスケジュールマスタのスケジュール情報を用いて、解除対象外グループユーザ数分のスケジュール情報を生成して、ユーザIDを解除対象外グループユーザのユーザIDで更新してスケジュールマスタへの登録を行う。
【0205】
尚、ステップS158において、クライアント端末101は、OKボタン1602が押下された後、図23に示す設備備品予約移管割当て画面1700を表示部210へ表示して、解除対象外グループユーザを選択して、各スケジュールを割り当てる態様でも良い。
【0206】
設備備品予約移管割当て画面1700は、解除対象となるグループユーザのスケジュール情報を表示する表示欄1701、解除対象外グループユーザを選択するための選択欄1702を備えており、システム管理者によって、OKボタン1703が、入力部209を介して、選択欄1702において選択された解除対象外グループユーザに対して予約情報の移管を行う。尚、システム管理者によって、NOボタン1704が、入力部209を介して押下されると、設備備品予約移管割当て画面1700を閉じる。
【0207】
この場合、ステップS159における予約移管情報は、ステップS158において、OKボタン1703が押下された場合、選択欄1702において選択された解除対象外グループユーザのユーザIDとなる。但し、ステップS158において、NOボタン1704が押下された場合、予約移管情報の設定は行わない。
【0208】
予約情報を割り当てる場合、システム管理者に依らずに、グループの責任者に設備備品予約移管割当て画面1700に入力させる態様を取ることも可能であり、更に、選択欄1702をOK欄、NG欄を設け、解除対象外グループユーザとなる全てのユーザが入力を完了したタイミングで、次の処理へ進める態様も可能である。
【0209】
尚、設備及び備品の予約スケジュール情報を管理するテーブル、例えば、設備備品ID、利用開始日時、利用終了日時、及び利用ユーザID等を含むテーブルを用いて対応することも可能である。
【0210】
その場合は、解除対象グループユーザのスケジュール情報を削除する際に、利用設備に含まれる設備備品IDを用いて、当テーブルを削除しても良いし、予約情報の移管時には、利用設備に含まれる設備備品IDを用いて、当テーブルの利用ユーザIDを解除対象グループユーザIDから解除対象外グループユーザIDへ更新しても良い。
【0211】
以上、本発明によれば、設備及び備品毎に利用権限を割り当てられたグループに所属するユーザをグループから除外する際に、当該ユーザが予約した設備及び備品についても、予約情報を削除することで、効率的に設備備品予約システムの運用を行うことが可能となる。
【0212】
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0213】
ファイル管理システムにおける実施態様を記載しているが、ファイル管理装置の機能をクライアント端末に備え、クライアント端末単体の構成で実施することも可能である。
【0214】
また、本発明におけるプログラムは、各処理方法をコンピュータが実行可能(読み取り可能)なプログラムであり、本発明の記憶媒体は、各処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。
【0215】
なお、本発明におけるプログラムは、各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0216】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読取り実行することによっても、本発
【0217】
明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0218】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0219】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
【0220】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータで稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0221】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0222】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。
【0223】
この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0224】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステム、あるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
【符号の説明】
【0225】
100 設備備品予約システム
101 クライアント端末
102 携帯端末
103 情報処理装置
104 ネットワーク
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 入力部
210 表示部
211 外部メモリ
301 システムバス
302 CPU
303 ROM
304 メモリ
305 通信アダプタ
306 ディスプレイ
307 キーボード
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて、
前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶手段と、
前記グループに所属するユーザを記憶するグループ記憶手段と、
ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、前記ユーザが所属する前記権限記憶手段に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、
を備えたことを特徴とする設備備品予約システム。
【請求項2】
前記通知手段は、ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、ユーザが所属する全てのグループの設備及び備品を含めたスケジュールの解除を行うか否かの通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の設備備品予約システム。
【請求項3】
ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、ユーザが所属するグループの削除対象外となるユーザへ前記設備及び備品を含めたスケジュール情報の移管を行う移管手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の設備備品予約システム。
【請求項4】
前記移管手段は、前記削除対象外となるユーザに対して移管対象とするユーザを選定することを特徴とする請求項3に記載の設備備品予約システム。
【請求項5】
前記通知手段は、前記グループを削除する際に、前記グループが前記権限記憶手段に記憶されている場合、前記グループに所属するユーザの前記権限記憶手段に記憶された前記設備及び備品のスケジュール情報の解除を行うか否かの通知を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の設備備品システム。
【請求項6】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムの制御方法であって、
グループに所属するユーザを記憶するグループ部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知ステップと、
を実行することを特徴とする設備備品予約システムの制御方法。
【請求項7】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて実行されるプログラムであって、
前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するグループ記憶部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項1】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて、
前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶手段と、
前記グループに所属するユーザを記憶するグループ記憶手段と、
ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、前記ユーザが所属する前記権限記憶手段に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、
を備えたことを特徴とする設備備品予約システム。
【請求項2】
前記通知手段は、ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、ユーザが所属する全てのグループの設備及び備品を含めたスケジュールの解除を行うか否かの通知を行うことを特徴とする請求項1に記載の設備備品予約システム。
【請求項3】
ユーザを前記グループ記憶手段から削除する際に、ユーザが所属するグループの削除対象外となるユーザへ前記設備及び備品を含めたスケジュール情報の移管を行う移管手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の設備備品予約システム。
【請求項4】
前記移管手段は、前記削除対象外となるユーザに対して移管対象とするユーザを選定することを特徴とする請求項3に記載の設備備品予約システム。
【請求項5】
前記通知手段は、前記グループを削除する際に、前記グループが前記権限記憶手段に記憶されている場合、前記グループに所属するユーザの前記権限記憶手段に記憶された前記設備及び備品のスケジュール情報の解除を行うか否かの通知を行うことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の設備備品システム。
【請求項6】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムの制御方法であって、
グループに所属するユーザを記憶するグループ部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知ステップと、
を実行することを特徴とする設備備品予約システムの制御方法。
【請求項7】
ユーザが利用する設備及び備品を含めたスケジュールを登録する設備備品予約システムにおいて実行されるプログラムであって、
前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するグループ記憶部からユーザを削除する際に、前記ユーザが所属する前記設備及び備品を利用可能なグループを記憶するための権限記憶部に記憶されたグループの設備及び備品を含めたスケジュールを登録していた場合、前記スケジュールの解除を行うか否かの通知を行う通知手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図2】
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【図16】
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【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【公開番号】特開2012−226672(P2012−226672A)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−95554(P2011−95554)
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(312000206)キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社 (259)
【出願人】(592135203)キヤノンITソリューションズ株式会社 (528)
【公開日】平成24年11月15日(2012.11.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【出願人】(390002761)キヤノンマーケティングジャパン株式会社 (656)
【出願人】(312000206)キヤノンMJアイティグループホールディングス株式会社 (259)
【出願人】(592135203)キヤノンITソリューションズ株式会社 (528)
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