貝取りジョレン
【課題】製作が容易で軽量、持ち運びや保管も容易で、しかも使用時労力を要せず手や肩の負担が小さい貝取りジョレンを提供する。
【解決手段】貝取りジョレンの籠部は、薄手の金属製板を打ち抜き加工し、板状の網とした籠とする。貝取りジョレンの爪4は板状の材料を切り抜き加工した一体物とする。貝取りジョレンの籠の内部中間に中間網板20を設け、貝より大きな石や異物などは入らないようにする。中間網板20はセット位置30aとオフセット位置30cへ可動できる構造とする。貝取りジョレンに取り付ける柄は、接続パイプ3に挿入し、固定用ボルト3aを締め付けることで固定され、また固定用ボルト3aを緩めることで容易に分解できる構造とする。接続パイプ3の下面に、溶接で取り付けたアイプレート8にチェーンを接続し、その末端を腰に掛け牽引することで、手と肩にかかる応力が軽減される。
【解決手段】貝取りジョレンの籠部は、薄手の金属製板を打ち抜き加工し、板状の網とした籠とする。貝取りジョレンの爪4は板状の材料を切り抜き加工した一体物とする。貝取りジョレンの籠の内部中間に中間網板20を設け、貝より大きな石や異物などは入らないようにする。中間網板20はセット位置30aとオフセット位置30cへ可動できる構造とする。貝取りジョレンに取り付ける柄は、接続パイプ3に挿入し、固定用ボルト3aを締め付けることで固定され、また固定用ボルト3aを緩めることで容易に分解できる構造とする。接続パイプ3の下面に、溶接で取り付けたアイプレート8にチェーンを接続し、その末端を腰に掛け牽引することで、手と肩にかかる応力が軽減される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、海や川などに生息するアサリやシジミなどの貝類を取る道具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、貝取りジョレンは海底や川底に生息する貝類を捕獲する道具であり、その形状は先端に先の尖った爪と網目の籠で構成された物で、その貝取りジョレンを用いて作業をすると、短時間で多くの貝類を収穫することができる。その使用方法は先端の爪の部分で底面を掘り起し、貝類と土砂を一緒に籠内に集積し、ジョレンを振ることにより網目から砂、泥、小石などが振るい落とされ、貝類とそれと同等大きさ以上の石や異物のみが残り貝類と石や異物の見分けがつけ易く容易に捕獲することができるものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の技術ではジョレンの籠状の部分は棒状の材料を溶接した構造となり、製作に手間がかかるうえに、重量も重くなる。またこの構造以外では、籠枠と網を組み合わせた物などがあるが砂、泥、小石などの振るい落としに関し、小石の大きさと網目の大きさに左右され振るい落としの量に限度がある。そこで、この発明は構造を簡素化し、製作原価の低減と軽量化及び貝取り作業の作業性向上を目指した貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0004】
従来の貝取りジョレンの先端に設けられた先の尖った爪は、母材に複数の爪を溶接した構造であり、製作に手間がかかる。そこで、この発明は構造を簡素化し、製作原価が低減される貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0005】
従来の貝取りジョレンの籠の部分は網が一重構造となっており、網目から振るい落とされる、砂、泥、小石以外の貝類とそれ同等の大きさ以上の石が籠の中に残る。そこで、この発明は捕獲目的である貝類と貝類より大きな石は交わらないように分別できる貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0006】
従来の貝取りジョレンは、ジョレン本体と手で操作する柄の固定がボルトとナットで締め付けられており取付け、取り外しに手間がかかる。また一体にした形状であると持ち運びや保管に不便である。そこで、この発明はジョレン本体と柄を簡単に分離できる構造を提供することを課題とする。
【0007】
従来の貝取りジョレンの使い方は、ジョレン本体を底面に置き、柄の上端を肩に掛けて、その中間点に手をかけて引くのであるが、底面を掘り返すだけの力の抵抗力は大きく、その応力を手と肩で受けるため手と肩にかかる労力が大きい。そこでこの発明は人間の体でより楽に牽引できる方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、第一発明は、ジョレンの籠状の籠胴部5と籠左側面部6、籠右側面部7は、薄手の金属製板を打ち抜き加工し、長方形の穴10を複数設けた板状の網とした構造を特徴とする籠とする。またジョレン枠1と籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7の接合部を溶接にて結合し軽量かつ堅牢な物とした貝取りジョレンである。
【0009】
以上の課題を解決するために、第二発明は、ジョレンの爪4は金属製の板を切り抜き加工したことを特徴とする。爪自体の部分は溶接加工しない貝取りジョレンである。
【0010】
以上の課題を解決するために、第三発明は、ジョレンの籠部分の内部中間に中間網板20を設け、その中間網板20は大粒の貝が通り抜ける大きさの網目とし、それ以上の大きさの石や異物などは入らないようにする。中間網板20は海底や川底を掘り起こす作業時にセット位置30aとし、貝を収穫する時にはオフセット位置30cとする。中間網板20のセット、オフセットは中間網板20をスライドと反転させることで容易に操作ができる構造となっている。貝掘り作業をしてジョレンを上げると、中間網板20の手前に入っている石や異物は大きな物だけなので容易に捨てることができ、捨てた後は中間網板20をセット位置30aからオフセット位置30cにスライド反転させ貝の取出しが容易にできる状態とし、籠内部に集まった貝と石や異物を仕分けて、貝を収穫する。ジョレンの籠の内部中間に中間網板20を設けたことを特徴とする貝取りジョレンである。
【0011】
以上の課題を解決するために、第四発明は、ジョレンに取り付ける柄2は、柄2をパイプ状の物とし、その柄2が挿入できる太さのパイプで加工された接続パイプ3をジョレン枠1の上部に溶接で取り付けた構造とし、柄2を接続パイプ3に挿入し、固定用ボルト3aを締め付けることで固定され、また固定用ボルト3aを緩めれば容易に分解できる。接続パイプ3を特徴とする貝取りジョレンである。
【0012】
以上の課題を解決するために、第五発明は、接続パイプ3の下面に、溶接で取り付けたアイプレート8にチェーン9を接続し、その末端を腰に掛け牽引することで、手と肩にかかる応力が軽減される。アイプレート8を設けたことを特徴とする貝取りジョレンである。
【発明の効果】
【0013】
第一発明によれば、ジョレンの籠部分の、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は薄手の金属製板に長方形の穴10を複数、打ち抜き加工した板状の網であり、製作する手間が軽減される。またジョレン枠1と籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は部品単位となっているため、溶接にて結合することも容易であり、材料も薄手の金属製板であることから軽量化も実現される。また貝取り作業においても貝取りジョレンが軽量化された事により扱いやすく、また人体にかかる労力が軽減され作業性が向上する。
【0014】
第二発明によれば、爪4を製作するにあたり金属製板を切り抜き加工した構造となっており製作する手間が軽減される。
【0015】
第三発明によれば、ジョレンの籠内部の中間に中間網板20を設けることで、大粒の貝以上の大きさの石や異物が籠の内部に入らないため、それらの不要物を容易に除去できる。また中間網板20は可動式となっており、スライドと反転をさせることで容易にセット位置30aからオフセット位置30cに可動でき、貝と不要物の仕分けも容易であり貝取り作業の時間短縮と労働力の軽減となる。
【0016】
第四発明によれば、ジョレン本体と柄2の分離が容易にできるため、持ち運びに便利であり、保管にも場所をとらない。
【0017】
第五発明によれば、人体の腰にて貝取りジョレンを牽引することができ、貝取り作業の労力が軽減され、作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】貝取りジョレンの側面断面図で中間網板20のセット位置30a、中間位置30b、オフセット位置30cの各方向への動作を示す。
【図2】貝取りジョレン全体の側面図でアイプレート8にチェーン9を取付けた図
【図3】貝取りジョレンの平面図で左半分は断面
【図4】貝取りジョレンの側面図
【図5】貝取りジョレンの正面図
【図6】中間網板20の正面図
【図7】接続パイプ3の拡大側面図
【図8】接続パイプ3の拡大平面図
【図9】貝取りジョレン全体の側面図
【図10】貝取りジョレン全体の正面図
【図11】従来の技術の貝取りジョレン図
【発明を実施するための形態】
【0019】
この発明の一実施形態を、図1に示す。ジョレン枠1、接続パイプ3、爪4、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7、アイプレート8、中間網板20は金属製である。接続パイプ3はジョレン枠1の上部に溶接で結合されたものであり、柄2を固定するための固定ボルト3aが設けられている。爪4は複数の爪を擁した一体形状のものである。ジョレンの籠の部分、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は複数の長方形の穴10が設けられた板状の網でジョレン枠1と共に溶接にて結合されている。アイプレート8は接続パイプの下面に溶接で結合されたものであり、チェーンや綱などを接続できるように穴が設けられている。中間網板20は網の形状であり、可動できるようになっている。中間網板20のセット位置30aから、中間網板20のセット位置から中間位置へのスライド方向矢印31aのようにスライドさせて中間網板20の中間位置30bまで移動、そこで中間網板20の中間位置からオフセット位置への反転方向矢印31bのように反転させて、それから中間網板20の中間位置からオフセット位置へのスライド方向矢印31cの方向にスライドさせることによりオフセット位置30cへ移動させる。その逆の動作で中間網板20のセット位置30aまで戻す。
【符号の説明】
【0020】
1ジョレン枠
2柄
3接続パイプ
3a固定用ボルト
4爪
5籠胴部
6籠左側面部
7籠右側面部
8アイプレート
9チェーン
10長方形の穴
20中間網板
20a下部爪
20bスライドガイド
20c上部ストッパー
20d上部爪
20eストッパー固定ボルト
30a中間網板20のセット位置
30b中間網板20の中間位置
30c中間網板20のオフセット位置
31a中間網板20のセット位置から中間位置へのスライド方向矢印
31b中間網板20の中間位置からオフセット位置への反転方向矢印
31c中間網板20の中間位置からオフセット位置へのスライド方向矢印
【技術分野】
【0001】
この発明は、海や川などに生息するアサリやシジミなどの貝類を取る道具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、貝取りジョレンは海底や川底に生息する貝類を捕獲する道具であり、その形状は先端に先の尖った爪と網目の籠で構成された物で、その貝取りジョレンを用いて作業をすると、短時間で多くの貝類を収穫することができる。その使用方法は先端の爪の部分で底面を掘り起し、貝類と土砂を一緒に籠内に集積し、ジョレンを振ることにより網目から砂、泥、小石などが振るい落とされ、貝類とそれと同等大きさ以上の石や異物のみが残り貝類と石や異物の見分けがつけ易く容易に捕獲することができるものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の技術ではジョレンの籠状の部分は棒状の材料を溶接した構造となり、製作に手間がかかるうえに、重量も重くなる。またこの構造以外では、籠枠と網を組み合わせた物などがあるが砂、泥、小石などの振るい落としに関し、小石の大きさと網目の大きさに左右され振るい落としの量に限度がある。そこで、この発明は構造を簡素化し、製作原価の低減と軽量化及び貝取り作業の作業性向上を目指した貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0004】
従来の貝取りジョレンの先端に設けられた先の尖った爪は、母材に複数の爪を溶接した構造であり、製作に手間がかかる。そこで、この発明は構造を簡素化し、製作原価が低減される貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0005】
従来の貝取りジョレンの籠の部分は網が一重構造となっており、網目から振るい落とされる、砂、泥、小石以外の貝類とそれ同等の大きさ以上の石が籠の中に残る。そこで、この発明は捕獲目的である貝類と貝類より大きな石は交わらないように分別できる貝取りジョレンを提供することを課題とする。
【0006】
従来の貝取りジョレンは、ジョレン本体と手で操作する柄の固定がボルトとナットで締め付けられており取付け、取り外しに手間がかかる。また一体にした形状であると持ち運びや保管に不便である。そこで、この発明はジョレン本体と柄を簡単に分離できる構造を提供することを課題とする。
【0007】
従来の貝取りジョレンの使い方は、ジョレン本体を底面に置き、柄の上端を肩に掛けて、その中間点に手をかけて引くのであるが、底面を掘り返すだけの力の抵抗力は大きく、その応力を手と肩で受けるため手と肩にかかる労力が大きい。そこでこの発明は人間の体でより楽に牽引できる方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以上の課題を解決するために、第一発明は、ジョレンの籠状の籠胴部5と籠左側面部6、籠右側面部7は、薄手の金属製板を打ち抜き加工し、長方形の穴10を複数設けた板状の網とした構造を特徴とする籠とする。またジョレン枠1と籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7の接合部を溶接にて結合し軽量かつ堅牢な物とした貝取りジョレンである。
【0009】
以上の課題を解決するために、第二発明は、ジョレンの爪4は金属製の板を切り抜き加工したことを特徴とする。爪自体の部分は溶接加工しない貝取りジョレンである。
【0010】
以上の課題を解決するために、第三発明は、ジョレンの籠部分の内部中間に中間網板20を設け、その中間網板20は大粒の貝が通り抜ける大きさの網目とし、それ以上の大きさの石や異物などは入らないようにする。中間網板20は海底や川底を掘り起こす作業時にセット位置30aとし、貝を収穫する時にはオフセット位置30cとする。中間網板20のセット、オフセットは中間網板20をスライドと反転させることで容易に操作ができる構造となっている。貝掘り作業をしてジョレンを上げると、中間網板20の手前に入っている石や異物は大きな物だけなので容易に捨てることができ、捨てた後は中間網板20をセット位置30aからオフセット位置30cにスライド反転させ貝の取出しが容易にできる状態とし、籠内部に集まった貝と石や異物を仕分けて、貝を収穫する。ジョレンの籠の内部中間に中間網板20を設けたことを特徴とする貝取りジョレンである。
【0011】
以上の課題を解決するために、第四発明は、ジョレンに取り付ける柄2は、柄2をパイプ状の物とし、その柄2が挿入できる太さのパイプで加工された接続パイプ3をジョレン枠1の上部に溶接で取り付けた構造とし、柄2を接続パイプ3に挿入し、固定用ボルト3aを締め付けることで固定され、また固定用ボルト3aを緩めれば容易に分解できる。接続パイプ3を特徴とする貝取りジョレンである。
【0012】
以上の課題を解決するために、第五発明は、接続パイプ3の下面に、溶接で取り付けたアイプレート8にチェーン9を接続し、その末端を腰に掛け牽引することで、手と肩にかかる応力が軽減される。アイプレート8を設けたことを特徴とする貝取りジョレンである。
【発明の効果】
【0013】
第一発明によれば、ジョレンの籠部分の、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は薄手の金属製板に長方形の穴10を複数、打ち抜き加工した板状の網であり、製作する手間が軽減される。またジョレン枠1と籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は部品単位となっているため、溶接にて結合することも容易であり、材料も薄手の金属製板であることから軽量化も実現される。また貝取り作業においても貝取りジョレンが軽量化された事により扱いやすく、また人体にかかる労力が軽減され作業性が向上する。
【0014】
第二発明によれば、爪4を製作するにあたり金属製板を切り抜き加工した構造となっており製作する手間が軽減される。
【0015】
第三発明によれば、ジョレンの籠内部の中間に中間網板20を設けることで、大粒の貝以上の大きさの石や異物が籠の内部に入らないため、それらの不要物を容易に除去できる。また中間網板20は可動式となっており、スライドと反転をさせることで容易にセット位置30aからオフセット位置30cに可動でき、貝と不要物の仕分けも容易であり貝取り作業の時間短縮と労働力の軽減となる。
【0016】
第四発明によれば、ジョレン本体と柄2の分離が容易にできるため、持ち運びに便利であり、保管にも場所をとらない。
【0017】
第五発明によれば、人体の腰にて貝取りジョレンを牽引することができ、貝取り作業の労力が軽減され、作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】貝取りジョレンの側面断面図で中間網板20のセット位置30a、中間位置30b、オフセット位置30cの各方向への動作を示す。
【図2】貝取りジョレン全体の側面図でアイプレート8にチェーン9を取付けた図
【図3】貝取りジョレンの平面図で左半分は断面
【図4】貝取りジョレンの側面図
【図5】貝取りジョレンの正面図
【図6】中間網板20の正面図
【図7】接続パイプ3の拡大側面図
【図8】接続パイプ3の拡大平面図
【図9】貝取りジョレン全体の側面図
【図10】貝取りジョレン全体の正面図
【図11】従来の技術の貝取りジョレン図
【発明を実施するための形態】
【0019】
この発明の一実施形態を、図1に示す。ジョレン枠1、接続パイプ3、爪4、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7、アイプレート8、中間網板20は金属製である。接続パイプ3はジョレン枠1の上部に溶接で結合されたものであり、柄2を固定するための固定ボルト3aが設けられている。爪4は複数の爪を擁した一体形状のものである。ジョレンの籠の部分、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は複数の長方形の穴10が設けられた板状の網でジョレン枠1と共に溶接にて結合されている。アイプレート8は接続パイプの下面に溶接で結合されたものであり、チェーンや綱などを接続できるように穴が設けられている。中間網板20は網の形状であり、可動できるようになっている。中間網板20のセット位置30aから、中間網板20のセット位置から中間位置へのスライド方向矢印31aのようにスライドさせて中間網板20の中間位置30bまで移動、そこで中間網板20の中間位置からオフセット位置への反転方向矢印31bのように反転させて、それから中間網板20の中間位置からオフセット位置へのスライド方向矢印31cの方向にスライドさせることによりオフセット位置30cへ移動させる。その逆の動作で中間網板20のセット位置30aまで戻す。
【符号の説明】
【0020】
1ジョレン枠
2柄
3接続パイプ
3a固定用ボルト
4爪
5籠胴部
6籠左側面部
7籠右側面部
8アイプレート
9チェーン
10長方形の穴
20中間網板
20a下部爪
20bスライドガイド
20c上部ストッパー
20d上部爪
20eストッパー固定ボルト
30a中間網板20のセット位置
30b中間網板20の中間位置
30c中間網板20のオフセット位置
31a中間網板20のセット位置から中間位置へのスライド方向矢印
31b中間網板20の中間位置からオフセット位置への反転方向矢印
31c中間網板20の中間位置からオフセット位置へのスライド方向矢印
【特許請求の範囲】
【請求項1】
籠の網の部分、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は、薄手の金属製板に打ち抜き加工を施し、長方形の穴10を複数設けた板状の網を特徴とする貝取りジョレン。
【請求項2】
一枚の金属製板を切欠き加工し、爪4を複数擁した形状を特徴とする、貝取りジョレン。
【請求項3】
二重の仕分けができるよう、籠の内部中間に中間網板20を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【請求項4】
中間網板20はセット位置30aからオフセット位置30cへの可動が容易にできる構造であり、図6のように下部爪20a、スライドガイド20b、上部ストッパー20cで構成された容易に可動できることを特徴とする中間網板20。
【請求項5】
ジョレン枠1の上部に、柄2の取付、取り外しが固定ボルト3aを締めたり、緩めたりすることにより容易にできる、接続パイプ3を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【請求項6】
接続パイプ3の下部に、チェーン9や綱などを接続できるように、アイプレート8を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【請求項1】
籠の網の部分、籠胴部5、籠左側面部6、籠右側面部7は、薄手の金属製板に打ち抜き加工を施し、長方形の穴10を複数設けた板状の網を特徴とする貝取りジョレン。
【請求項2】
一枚の金属製板を切欠き加工し、爪4を複数擁した形状を特徴とする、貝取りジョレン。
【請求項3】
二重の仕分けができるよう、籠の内部中間に中間網板20を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【請求項4】
中間網板20はセット位置30aからオフセット位置30cへの可動が容易にできる構造であり、図6のように下部爪20a、スライドガイド20b、上部ストッパー20cで構成された容易に可動できることを特徴とする中間網板20。
【請求項5】
ジョレン枠1の上部に、柄2の取付、取り外しが固定ボルト3aを締めたり、緩めたりすることにより容易にできる、接続パイプ3を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【請求項6】
接続パイプ3の下部に、チェーン9や綱などを接続できるように、アイプレート8を設けたことを特徴とした貝取りジョレン。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2013−94163(P2013−94163A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−252038(P2011−252038)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(597062856)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(597062856)
【Fターム(参考)】
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