説明

貴金属被覆岩石の製造方法

【課題】岩石の表面に貴金属の被膜を焼き付けて形成する貴金属被覆岩石の製造方法を提供すること。
【解決手段】貴金属被覆岩石の製造方法は、岩石1の表面に、貴金属(例えば金)を溶かした貴金属液を塗布する第1工程と、前記塗布した貴金属液を乾燥させて、前記岩石1の表面に乾燥表面層2を形成する第2工程と、前記乾燥表面層2を所定の焼付温度で焼き付けて、前記岩石1の表面に前記貴金属を含む焼付層3を形成する第3工程と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉱石などの岩石の表面に、貴金属を焼き付けて被覆した貴金属被覆岩石の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば陶磁器の装飾のために、陶磁器の表面に金を焼き付けて模様等を形成した金飾陶磁器が知られている(特許文献1、2参照)。
例えば特許文献1の請求項6等には、「本焼きした陶磁器の表面に金液を塗り、その陶磁器を窯に入れて、低温(例えば750℃)で焼き、焼き上がった陶磁器を磨く」等の記載がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−110109号公報
【特許文献2】特許第2870367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、表面に多くの微細な凹凸やクラックなどがある自然の鉱石等の岩石の表面に対して、金等の被膜を焼き付けて形成するという技術思想は全くなかった。
本発明の目的は、鉱石等の岩石の表面に貴金属の被膜を焼き付けて形成する貴金属被覆岩石の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
(1)請求項1の発明は、岩石の表面に、貴金属を溶かした貴金属液を塗布する第1工程と、前記塗布した貴金属液を乾燥させて、前記岩石の表面に乾燥表面層を形成する第2工程と、前記乾燥表面層を所定の焼付温度で焼き付けて、前記岩石の表面に前記貴金属を含む焼付層を形成する第3工程と、を有することを特徴とする貴金属被覆岩石の製造方法を要旨とする。
【0006】
本発明では、岩石の表面に、貴金属液を塗布して乾燥させた後に焼き付けるので、岩石の表面に、貴金属を(例えば主成分として)含む焼付層を形成することができる。つまり、この岩石は、その表面が貴金属を含む焼付層で覆われているので、貴金属の色が発色して美しく、極めて装飾性の高いものである。
【0007】
なお、前記岩石としては、各種の鉱石に限らず、通常の岩石を採用できるが、焼付温度で破損しない程度の強度を有する岩石を用いる。
また、前記貴金属としては、金、銀、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム、オスミウムが挙げられるが、ここでは、装飾性などの点から、金、銀、白金、パラジウムが好適である。なお、異なる貴金属を混合して用いてもよい。
【0008】
(2)請求項2の発明は、同一又は異なる前記貴金属液を用いて、前記第1工程と第2工程とを繰り返して、前記乾燥表面層上に他の乾燥表面層を積層して積層乾燥表面層を形成し、その後、前記第3の工程にて、前記積層乾燥表面層を焼き付けて積層焼付層を形成することを特徴とする請求項1に記載の貴金属被覆岩石の製造方法を要旨とする。
【0009】
本発明では、岩石の表面に、所定の貴金属液を塗布した後に乾燥させて、第1の乾燥表面層を形成し、その後、この第1の乾燥表面層の表面に他の貴金属液を塗布し乾燥させて、第2の乾燥表面層を形成する。即ち、複数の乾燥表面層を積層した積層乾燥表面層を形成する。なお、同様にして、第3、第4などの多数の乾燥表面層を積層してもよい。その後、この積層乾燥表面層を焼き付けることにより、岩石の表面に積層焼付層を形成する。
【0010】
つまり、この岩石の表面は(例えば種類や純度が異なる)貴金属を(例えば主成分として)含む複数の焼付層が積層されているので、色合いが深く、極めて美しい装飾品である。
【0011】
特に、従来では、陶磁器の表面に複数の焼付層を形成する場合には、下地の貴金属液を塗布して乾燥させた後に焼き付けを行い、その後、その焼付層の上に、他の貴金属液を塗布して乾燥させた後に再度焼き付けを行っていたので、焼き付けの工程が複数回あり、作業が複雑でコストもかかっていたが、本発明では、1回の焼成で済むので、作業工程を簡易化でき、コストも低減できるという顕著な効果を奏する。
【0012】
なお、前記同一の貴金属液とは、同一の純度で且つ同一の種類の貴金属を溶かした貴金属液のことであり、また、異なる貴金属液とは、異なる純度又は異なる種類の貴金属を溶かした貴金属液のことである。
【0013】
従って、各乾燥表面層(従って各焼付層)を形成する各貴金属(貴金属液)の組み合わせて積層する場合としては、「同一純度で同一種類の貴金属」同士を積層する場合、「同一純度で異なる種類の貴金属」を積層する場合、「異なる純度で同一の種類の貴金属」を積層する場合、「異なる純度で異なる種類の貴金属」を積層する場合があり、それらの積層状態によって、色調が異なり、装飾性も変化する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】実施例1の貴金属被覆岩石の製造方法を、岩石を破断して示す説明図である。
【図2】実施例2の貴金属被覆岩石の製造方法を、岩石を破断して示す説明図である。
【図3】実施例5の貴金属被覆岩石の製造方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、本発明の実施例を説明する。
【実施例1】
【0016】
本実施例では、自然石である岩石の表面に、金を焼き付ける方法について説明する。
まず、第1工程では、図1に岩石を破断して示す様に、岩石1の全表面に、例えば筆によって、貴金属の金を含む液である金液を塗布する。
【0017】
この金液は、金を王水に溶解するとともに樹脂や石油系の油などを添加したものであり、市販の組成(例えば18金などの所定の金の純度)のものを用いることができるが、所望の純度を指定して製造会社にその製造を依頼することができる。
【0018】
なお、金液中には、例えば、主成分の金以外に、通常、他の金属(例えば銀など)が含まれており、これによって色味が異なるが、金液の成分は、適宜調整が可能である。
次に、第2工程では、前記金液を塗布した岩石1を乾燥させ、岩石1の表面に、金を含む乾燥表面層2を形成する。
【0019】
次に、第3工程にて、前記乾燥表面層2を形成した岩石1を、電気炉に入れ、所定の焼付温度、例えば750〜850℃の範囲の温度(例えば800℃)で焼成して焼き付け、岩石1の全表面に金を(例えば主成分として)含む焼付層3を形成する。
【0020】
なお、焼付温度は、どのような金液を使用するかによって、予め決められている。
このようにして、全表面が焼付層3で覆われた岩石(即ち貴金属被覆岩石)1が製造される。
【0021】
本実施例の製造方法により、表面に多数の微小な凹凸やクラックを有する自然石である岩石1の全表面を、金を(例えば主成分として)含む焼付層3で覆うことができるので、見た目が美しく、装飾性に優れた装飾品が得られる。
【実施例2】
【0022】
次に、実施例2について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は簡略化する。
本実施例では、岩石の表面に、複数の焼付層を形成する方法について説明する。
まず、第1a工程では、図2に岩石を破断して示す様に、岩石4の全表面に、筆によって所定の純度の金を含む第1の金液を塗布する。なお、この第1の金液としては、例えばK4等の低純度の金を含む金液を用いる。この下塗りに使用される第1の金液は、その一部が、岩石4の表面の微小な凹凸やクラックにしみこむ。
【0023】
次に、第2a工程では、前記第1の金液を塗布した岩石4を乾燥させ、岩石4の表面に、前記低純度の金を含む第1の乾燥表面層5を形成する。
次に、第1b工程では、第1の乾燥表面層5の表面に、筆によって、第1の金液とは純度が異なる第2の金液、具体的には、第1の金液よりも高純度の金を含む第2の金液を塗布する。この第2の金液としては、例えばK18等の様に、第1の金液よりも高純度の第2の金液を用いる。
【0024】
次に、第2b工程では、前記第1の乾燥表面層5の上に第2の金液を塗布した岩石4を乾燥させ、第1の乾燥表面層5の表面に前記高純度の金を含む第2の乾燥表面層6を形成する。これにより、第1の乾燥表面層5の上に第2の乾燥表面層6を積層した積層乾燥表面層7が得られる。
【0025】
次に、第3工程にて、前記積層乾燥表面層7を形成した岩石4を、電気炉に入れ、所定の焼付温度、例えば750〜850℃の範囲の温度(例えば800℃)で焼き付け、岩石4の全表面に金を(例えば主成分として)含む積層焼付層8を形成する。
【0026】
この積層焼付層8とは、低純度の金を含む第1の焼付層9の上に(第1の焼付層9より高低純度の金を含む)第2の焼付層10が積層されたものである。
このようにして、岩石4の全表面が積層焼付層8で覆われた貴金属被覆岩石が製造される。
【0027】
本実施例では、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、岩石4の全表面が、低純度の金の第1の焼付層9の上に高純度の金の第2の焼付層10が積層された積層焼付層8で覆われているので、単一の焼付層の場合に比べて、金の発色に優れているという効果がある。つまり、金の下塗りがあるので、焼き上がりが美しくなる。また、下塗り層である第1の焼付層9に使用される金の量が少なくて済むので、コスト的に有利である。
【実施例3】
【0028】
次に、実施例3について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は簡略化する。
本実施例では、岩石の表面に、異なる貴金属(パラジウムと白金)を用いた2層の焼付層を形成する方法について説明する。
【0029】
まず、第1a工程では、前記図2と同様な構造であるので図示しないが、岩石の全表面に、筆によって、所定の純度のパラジウムを含むパラジウム液を塗布する。
次に、第2a工程では、前記パラジウム液を塗布した岩石を乾燥させ、岩石の表面に、前記所定の純度のパラジウムを含む第1の乾燥表面層を形成する。
【0030】
次に、第1b工程では、第1の乾燥表面層の表面に、筆によって、所定の純度の白金を含む白金液を塗布する。
次に、第2b工程では、前記第1の乾燥表面層の上に白金液を塗布した岩石を乾燥させ、第1の乾燥表面層の表面に、前記所定の純度の白金を含む第2の乾燥表面層を形成する。これにより、第1の乾燥表面層の上に第2の乾燥表面層を積層した積層乾燥表面層が得られる。
【0031】
次に、第3工程にて、前記積層乾燥表面層を形成した岩石を、電気炉に入れ、所定の焼付温度(即ち各貴金属を焼き付けできる温度:以下同様)で焼き付け、岩石の全表面に(パラジウムを例えば主成分として含む)第1の焼付層と(白金を例えば主成分として含む)第2の焼付層とが積層された積層焼付層を形成する。
【0032】
本実施例では、前記実施例2と同様な効果を奏するとともに、岩石の全表面が、パラジウムと白金の2重の焼付層で覆われているので、色彩が重なり、美しい発色が得られるという効果がある。
【0033】
尚、これとは別の方法として、第1の焼付層を形成する貴金属として白金(従って所定の純度の白金液)を用い、第2の焼付層を形成する貴金属として金(従って所定の純度の金液)を用いても、白金と金とが積層された美しい発色が得られる。
【0034】
その他、第1、第2の焼付層を形成する貴金属を、適宜変更してもよい。
【実施例4】
【0035】
次に、実施例4について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は簡略化する。
本実施例では、岩石の表面に、異なる貴金属(パラジウムと白金と金)を用いた3層の焼付層を形成する方法について説明する。
【0036】
まず、第1a工程では、図示しないが、岩石の全表面に、筆によって所定の純度のパラジウムを含むパラジウム液を塗布する。
次に、第2a工程では、前記パラジウム液を塗布した岩石を乾燥させ、岩石の表面に、前記所定の純度のパラジウムを含む第1の乾燥表面層を形成する。
【0037】
次に、第1b工程では、第1の乾燥表面層の表面に、筆によって、所定の純度の白金を含む白金液を塗布する。
次に、第2b工程では、前記第1の乾燥表面層の上に白金液を塗布した岩石を乾燥させ、第1の乾燥表面層の表面に前記所定の純度の白金を含む第2の乾燥表面層を形成する。
【0038】
次に、第1c工程では、第2の乾燥表面層の上に、筆によって所定の純度の金を含む金液を塗布する。
次に、第2c工程では、前記第2の乾燥表面層の上に金液を塗布した岩石を乾燥させ、第2の乾燥表面層の表面に、前記所定の純度の金を含む第3の乾燥表面層を形成する。
【0039】
これにより、第1の乾燥表面層の上に第2の乾燥表面層を積層し、更に、第2の乾燥表面層の上に第3の乾燥表面層を積層した(3層構造の)積層乾燥表面層が得られる。
次に、第3工程にて、前記積層乾燥表面層を形成した岩石を、電気炉に入れ、所定の焼付温度で焼き付け、岩石の全表面に(パラジウムを例えば主成分として含む)第1の焼付層と(白金を例えば主成分として含む)第2の焼付層と(金を例えば主成分として含む)第3の焼付層が積層された積層焼付層を形成する。
【0040】
本実施例では、前記実施例3と同様な効果を奏するとともに、岩石の全表面が、パラジウムと白金と金との3重の焼付層で覆われているので、それらの色が重なり合い、それらが混合された美しい色合いとなり、更に美しい発色が得られるという効果がある。
【0041】
尚、これとは別の方法として、第1の焼付層を形成する貴金属として白金(従って所定の純度の白金液)を用い、第2の焼付層を形成する貴金属として金(従って所定の低純度の金液)を用い、第3の焼付層を形成する貴金属として第2の焼付層よりは高純度の金(従ってより高純度の金液)を用いた場合でも、白金と(低純度の)金と(高純度の)金とが積層され、それらが混合された美しい色合いとなり、美しい発色が得られる。
【0042】
その他、第1〜第3の焼付層を形成する貴金属を、適宜変更してもよい。
【実施例5】
【0043】
次に、実施例5について説明するが、前記実施例1と同様な内容の説明は簡略化する。
本実施例では、岩石の表面を異なる領域分け、それぞれの領域に異なる貴金属を用いた焼付層を形成する方法について説明する。
【0044】
まず、第1a工程では、図3に示す様に、岩石11の表面の例えば半分(例えば左半分)に、例えば筆によって、貴金属の金を含む液である金液を塗布する。
次に、第2a工程では、前記金液を塗布した岩石11を乾燥させ、岩石11の表面に、金を含む第1の乾燥表面層12を形成する。
【0045】
同様に、第1b工程では、岩石11の表面のうち、金液を塗布しなかった半分(即ち第1の乾燥表面層12が形成されていない例えば右半分)に、例えば筆によって、貴金属の白金を含む液である白金液を塗布する。
【0046】
次に、第2a工程では、前記白金液を塗布した岩石11を乾燥させ、岩石11の表面に、白金を含む第2の乾燥表面層13を形成する。
これにより、岩石11の表面は、その左半分が第1の乾燥表面層12で覆われ、右半分が第2の乾燥表面層13で覆われる。
【0047】
次に、第3工程にて、前記第1及び第2の乾燥表面層12、13を形成した岩石11を、電気炉に入れ、所定の焼付温度で焼成して焼き付け、岩石11の全表面に金を(例えば主成分として)含む第1の焼付層13と白金を(例えば主成分として)含む第2の焼付層14とを形成する。
【0048】
このようにして、全表面が第1の焼付層13と第2の焼付層14で分けられた岩石11が製造される。
本実施例は、前記実施例1と同様な効果を奏するとともに、岩石11の表面が2色に色分けられているので、一層装飾性に優れた装飾品が得られる。
【0049】
なお、塗布する貴金属液を増やすことにより、3色以上に塗り分けることができる。また、前記実施例2等の様に、乾燥表面層を(異なる貴金属液を塗布して形成した)異なる乾燥表面層で覆うことにより、一層色彩が美しくなるという効果がある。
【0050】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
【0051】
(1)例えば金等の貴金属液を筆で塗るのではなく、貴金属液を入れた容器内に、岩石を浸して、岩石の表面に貴金属液を付着させてもよい。
(2)また、異なる貴金属液を混ぜた混合貴金属液を作製し、岩石の表面に、その混合貴金属液を塗布してもよい。
【0052】
(3)更に、貴金属液の中に貴金属の粉末を添加し、この貴金属を添加した貴金属液(例えば金粉を添加した金液)を、岩石の表面に塗布してもよい。これにより、更に、発色が良くなる。
【0053】
(4)また、同一の貴金属液を用い、塗布し乾燥する工程を繰り返すようにすれば、乾燥表面層(従って焼付層)の厚みが増すので、一層発色が鮮やかになるという効果がある。
【0054】
(5)更に、貴金属として銀を用いる場合には、抗菌性を有するという利点がある。
【符号の説明】
【0055】
1、4、11…岩石
2、5、6、12、13…乾燥表面層
3、9、10、13、14…焼付層
7…積層乾燥表面層
8…積層焼付層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
岩石の表面に、貴金属を溶かした貴金属液を塗布する第1工程と、
前記塗布した貴金属液を乾燥させて、前記岩石の表面に乾燥表面層を形成する第2工程と、
前記乾燥表面層を所定の焼付温度で焼き付けて、前記岩石の表面に前記貴金属を含む焼付層を形成する第3工程と、
を有することを特徴とする貴金属被覆岩石の製造方法。
【請求項2】
同一又は異なる前記貴金属液を用いて、前記第1工程と第2工程とを繰り返して、前記乾燥表面層上に他の乾燥表面層を積層して積層乾燥表面層を形成し、その後、前記第3の工程にて、前記積層乾燥表面層を焼き付けて積層焼付層を形成することを特徴とする請求項1に記載の貴金属被覆岩石の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−245738(P2012−245738A)
【公開日】平成24年12月13日(2012.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−120775(P2011−120775)
【出願日】平成23年5月30日(2011.5.30)
【出願人】(500126626)株式会社虔山 (1)
【Fターム(参考)】