説明

買物篭。

【課題】 スーパー等で使用されている買物篭に電卓型計算機と料金収納ケースを備え付けて、支払金額を事前に準備する。
【解決手段】 料金収納ケースは、紙幣挟み具.13とコイン用ケース.14に区分されているコイン用ケース.14は1円〜500円まで6種類のコインを入れることができるように区分されているので、商品の購入金額を電卓型計算機.12にて集計された後レジ待ちの時間を活用して、前もって金額を料金収納ケースに準備することによりレジ業務の時間短縮及びそれに伴う人件費の節約ができことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、国内スーパーマーケット・百貨店等で一般的に備付けられているプラスチック等の買物篭に関する。
【背景技術】
【0002】
従来備え付けられている買物篭は大きさの大・小はあるが本来の目的である、お客が買物商品を収納する単一の目的を達成している買物篭である。
【0003】
計算機能を併せ持っている買物篭は、考案されているが、その篭をスーパー等で使用しても、レジでの混雑が解消されることはない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術に係わる買物篭では購入商品の料金計算ができ予算オーバーの防止には役立ち、お客の便利性はあるがお店が一番求めているのは、購入金額が決まった後いかに早く支払うお金を準備してもらえるかである。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みて成されたものであり、その目的は買物篭に電卓型計算機と料金収納ケースを備え付けて、支払金額を前もって準備するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明の買物篭には、篭の周縁部一箇所に電卓型計算機と金種ごと種分が可能な紙幣挟み具及びコイン用ケースを簡単に取り外すことができないよう固定された料金収納ケースを併せ持っている便利性を特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
お客が購入品を買物篭に収納の都度、あるいはレジでの待ち時間に支払いに必要な料金を紙幣挟み具及びコイン用ケースに用意することにより、お店が一番求めているレジの計算処理のスピードアップ及びそれに伴う人件費の節約に極めて有効である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0009】
図において本電卓計算機・料金収納ケース付買物篭・11は.電卓計算機・12紙幣挟み具・13.コイン用ケース・14.を備えたものである。
【0010】
コイン用ケース14は、1円〜500円までコイン6種類を入れるように分されている尚コインを取り出しやすく45°の勾配18を付けてある。
【0011】
紙幣挟み具は料金収納ケースの蓋内面を活用してあるので紙幣を押さえるホルダー15.及び蓋の開閉を安定させるストッパー16.スプリング17を設けてある。
【0012】
図3の電卓型計算機取り付けブラケット19にはスライドする電卓型計算機押さえ20が付いているので、ある程度大きさの異なる電卓型計算機でも取り付け可能である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係わる外観斜視図である。
【図2】 図1の外観斜視図の買物篭から取り外した状態で料金収納ケースの蓋を開いた斜視図である。
【図3】 買物篭から取り外した状態で料金収納ケースの蓋を閉じ電卓型計算機を取り外した斜視図である。
【符号の説明】
【0014】
11 買物篭
12 電卓型計算機
13 紙幣挟み具
14 コイン用ケース
15 紙幣押さえホルダー
16 コイン用ケースの蓋を開いたとき安定させるストッパー
17 コイン用ケースの蓋を閉じたとき安定させるスプリング
18 コインを取り出しやすくする45°の勾配
19 電卓型計算機取り付けブラケット
20 スライド式電卓型計算機押さえ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電卓型計算機と料金収納ケースを併せ持っている買物篭で前記計算機及び料金収納ケースともに脱着自在に適宜な固定手段で買物篭の周縁部一カ所に固定されている。
【請求項2】
前記料金収納ケースの蓋の内面を活用した紙幣挟み具とコイン用ケースに区分されていることを特徴とする請求項1記載の買物篭である。
【請求項3】
前記コイン用ケースは金種別1円〜500円の6種に壁により区分され収納できることを特徴とし、尚コインを取り出しやすく手前から奥に向かって45°の勾配を付けた請求項2記載の買物篭である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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