説明

貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置

【課題】ブース内の操作台10を小形化する。
【解決手段】タッチパネル形の操作パネル21により、操作台10の貸金庫ボックスB用の開口部Wを開閉する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、貸金庫システムにおいて、ブース内の操作台に設ける貸金庫ボックス用の開口部を開閉する貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置に関する。
【背景技術】
【0002】
金融機関の店舗などには、顧客の要望に応じて貴重品などを安全に保管する貸金庫システムを設置することがある。
【0003】
従来の貸金庫システムは、顧客がブース内に入室し、ブース内の操作台上のタッチパネル形の操作パネルを操作することにより、顧客の貸金庫ボックスを金庫室から操作台の開閉蓋付きの開口部まで自動的に搬出させ、顧客が保持する鍵を使用して貸金庫ボックスを開けて内部を利用させる。そこで、操作台には、操作パネルと、貸金庫ボックス用の開閉蓋付きの開口部とが併置され、必要に応じて、顧客の認証用のカードリーダなどが設置される(たとえば特許文献1、2)。なお、利用済みの貸金庫ボックスは、顧客の返却指示により、金庫室の所定の収納場所に自動的に戻し入れられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2011−106132号公報
【特許文献2】特開2010−90583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
かかる従来技術によるときは、ブース内の操作台は、貸金庫ボックス用の開閉蓋付きの開口部と、操作パネルとを少なくとも併置する必要があるため、ブースの所要面積が大きくなりがちであり、狭少な店舗内に貸金庫システムを導入する際にレイアウトが困難になることがあるという問題があった。
【0006】
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、タッチパネル形の操作パネルを利用して貸金庫ボックス用の開口部を開閉することにより、ブース内の操作台を小形化し、ブースが過大になることによる問題を有効に解決することができる貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、タッチパネル形の操作パネルと、貸金庫ボックス用の開口部の左右のガイドレールに沿って前後動するスライダと、開口部の後部上方において上下に揺動するリンク材とを備えてなり、スライダは、操作パネルの下辺側の左右にそれぞれ相対回転可能に連結し、リンク材は、操作パネルの上辺側に相対回転可能に連結し、操作パネルは、スライダを前進させると、下辺側が開口部の前端に移動し、開口部上に斜めに保持されて開口部を全閉し、スライダを後退させると、下辺側が開口部の後部に移動し、開口部の後部に起立して開口部を全開することをその要旨とする。
【0008】
なお、スライダは、駆動モータによって循環駆動する無端のワイヤを介して前後に駆動することができる。
【0009】
また、開口部の後部には、リンク材とともに、全開状態の操作パネルの上半部を収納する下部開放のケーシングを設置してもよく、ケーシングの前面には、開口部の左右に突出し、全閉状態の操作パネルの左右を覆う左右のカバーを付設してもよい。
【発明の効果】
【0010】
かかる発明の構成によるときは、タッチパネル形の操作パネルは、下辺側の左右が操作台の貸金庫ボックス用の開口部の左右のガイドレール上のスライダに相対回転可能に連結されているため、スライダを前進させると、開口部上に仰臥するようにして斜めに倒れて保持され、開口部を全閉することができ、スライダを後退させると、開口部の後部に起立させて開口部を全開することができる。操作パネルの上辺側は、開口部の後部上方において上下に揺動するリンク材に相対回転可能に連結されており、スライダが前進すると、リンク材が下向きに揺動して操作パネルの上辺側を低い位置に保持する一方、スライダが後退すると、リンク材が上向きに揺動して操作パネルの上辺側を高い位置に保持するからである。そこで、操作パネルは、貸金庫ボックス用の開口部を開閉することができ、したがって、操作パネルと、開閉蓋付きの開口部とを併置する従来の場合に比して、操作台の所要寸法をほぼ半減してブースの所要面積を必要最少に抑制することができる。
【0011】
なお、操作パネルは、全閉状態において、上辺側が下辺側より僅かに高い斜めの姿勢で表示面が上向きであり、全開状態において、上辺側が下辺側より十分に高い起立姿勢で表示面がほぼ前向きである。そこで、操作台の前面に立つ顧客は、操作パネルの表示面を常に見ることができ、必要に応じて、表示面に表示されるボタンを押し操作することができる。
【0012】
駆動モータによって循環駆動する無端のワイヤを介してスライダを前後に駆動すれば、操作パネルを全閉状態、全開状態に円滑に電動駆動することができる。なお、左右のスライダは、その一方のみをワイヤに連結して積極駆動し、他方を追随移動させてもよく、その双方を機械的または電気的に同期して積極駆動してもよい。ただし、ワイヤは、スチールテープやチェーンなどの可撓性の索状体に代えてもよい。また、各スライダは、ガイドレールに組み込むリニアモータによって直線駆動してもよい。
【0013】
開口部の後部に設置する下部開放のケーシングには、全開状態の操作パネルの上半部を収納し、併せてリンク材を収納することができる。なお、全開状態の操作パネルの下半部には、利用済みの貸金庫ボックスの返却指示用のボタンを表示し、その操作用の案内メッセージを表示することができる。
【0014】
ケーシングの前面に付設する左右のカバーは、全閉状態の操作パネルの左右を覆い、顧客に対する安全性や、全体の外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】中央縦断面動作説明図
【図2】全体斜視説明図
【図3】図1のX−X線矢視相当要部拡大断面図
【図4】図3のY矢視相当要部上面図
【図5】図3の要部拡大相当図
【図6】図1の要部拡大説明図
【図7】図4のZ矢視相当断面図
【図8】要部拡大斜視説明図
【図9】操作パネル上のメッセージの一例図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。
【0017】
貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置は、貸金庫システムのブース内に設置する操作台10において、貸金庫ボックスB用の開口部Wを開閉するタッチパネル形の操作パネル21を備えてなる(図1、図2)。ただし、図1の実線、二点鎖線は、それぞれ全閉状態、全開状態の操作パネル21を示し、図2(A)、(B)は、それぞれ操作パネル21が全閉状態、全開状態の操作台10の全体斜視図である。また、以下の説明において、図1の左方向、右方向をそれぞれ前方向、後方向とする。
【0018】
操作台10は、天板11を有する机形に形成されている。天板11には、前後の奥行Wa 、左右の幅Wb の開口部Wが形成されている。そこで、図示しない金庫室から搬出される貸金庫ボックスBを開口部Wの直下に位置決めすると、操作パネル21を全開状態にして貸金庫ボックスBの蓋B1 を開き、貸金庫ボックスBの内部を利用することができる。
【0019】
なお、金庫室は、図示しない壁面を介し、操作台10に向ってたとえば左側に隣接しているものとし、金庫室には、多数の貸金庫ボックスB、B…が保管されている。そこで、操作パネル21を介して特定の顧客の認証情報を入力すると、専用の搬送システムが作動して当該顧客の貸金庫ボックスBが操作台10の開口部Wの直下にまで自動的に搬出される。また、操作台10内には、図示しないリフタが組み込まれており、搬出された貸金庫ボックスBの高さ寸法に合わせて、開口部Wにおける貸金庫ボックスBの上面の高さ位置を一定にコントロールするものとする。
【0020】
操作台10の開口部Wの後部には、下部開放の横長のケーシング12が設置されており、ケーシング12には、全開状態の操作パネル21の上半部が収納されている。また、ケーシング12の前面には、開口部Wの左右に突出するカバー13、13が付設されており、カバー13、13は、全閉状態の操作パネル21の左右を覆って閉じることができる。向って右側のカバー13上には、顧客の認証用のカードリーダ14が設置されており、カードリーダ14の上方には、ケーシング12内に設置するスピーカ15からの音声ガイドを聞くための小孔群が開口されている。また、カードリーダ14側のカバー13の側面からケーシング12の端面にかけて、隠蔽用の衝立板12aが付設されている。ケーシング12の中央部には、顧客の来訪を検出するセンサ16が前向きに内蔵され、開口部Wの前後には、開口部Wに搬出された貸金庫ボックスBを検出するセンサ17、17が設けられている。
【0021】
操作パネル21は、表示面21aを有する。表示面21aは、操作パネル21の全閉状態において斜め上向きであり、全開状態において斜め前向きである。そこで、操作台10の前面に立つ顧客は、操作パネル21の全閉状態、全開状態に拘らず、表示面21aに表示される案内メッセージを読み、表示面21aに表示されるボタンを押し操作可能である。
【0022】
開口部Wの左右には、前後方向のガイドレール22、22が設置されている(図3、図4)。ガイドレール22、22は、それぞれ対応するブラケット22aを介して水平に支持されている。各ガイドレール22には、スライダ23が収納されており(図3、図5)、スライダ23は、ガイドレール22に沿って前後に直線移動することができる。なお、各ガイドレール22の両端部には、スライダ23の機械的な前進限、後退限を規定するストッパブロック22b、22bが装着されている(図4)。
【0023】
スライダ23、23の上面には、それぞれ対応するガイドレール22上を横切るようにして連結プレート24がねじ止めされている(図4、図5)。なお、各スライダ23には、連結プレート24用の止めねじ23bをねじ込むねじブロック23aが埋設されている。各連結プレート24の内側、すなわち操作パネル21側の先端の下向きの折曲面には、内向きの軸受ピン24aが突設され(図3、図6)、各軸受ピン24aは、操作パネル21の下辺側に固定する軸受ブロック24bに相対回転自在に挿入されている。すなわち、スライダ23、23は、軸受ピン24a付きの連結プレート24、24、操作パネル21側の軸受ブロック24b、24bを介し、操作パネル21の下辺側の左右に相対回転可能に連結されている。ただし、図6(A)、(B)は、それぞれ図1の前部、後部の要部拡大図である。
【0024】
向って右側の連結プレート24は、駆動用の無端のワイヤ25に連結されている(図4、図5)。すなわち、連結プレート24の外向きの先端には、押えプレート25a、押えねじ25b、25b…を介し、ガイドレール22と平行に循環走行するワイヤ25が連結され、ワイヤ25は、前後のプーリ25c、25dに巻き掛けられている(図4、図7)。なお、後のプーリ25dは、ギヤボックス25fを介して駆動モータ25eに連結する駆動プーリとなっており、ワイヤ25の途中には、コイルばね式のテンショナ25gが介装されている。
【0025】
操作パネル21の上辺側には、横長の板状のリンク材26が相対回転自在に連結されている(図1、図8)。ただし、図8(A)、(B)は、それぞれ操作パネル21が全閉状態、全開状態の要部斜視図である。
【0026】
リンク材26の左右の短辺側には、それぞれ折曲面の両端を直線状、傾斜状に延長して連結用の舌片26a、26bが形成されている。直線状の舌片26a、26aは、共通の支軸26cを介してケーシング12の左右のサイドフレーム12b、12bの前端縁の軸受12c、12cに相対回転自在に連結されている。また、他方の傾斜状の舌片26b、26bは、共通の連結軸26dを介し、操作パネル21の上辺側の左右に突設する舌片21b、21bに相対回転自在に連結されている。ただし、図8には、リンク材26の一方の短辺側と、それに対応する一方のサイドフレーム12b、一方の舌片21bが図示されている。そこで、リンク材26は、連結軸26dを介して操作パネル21の上辺側の左右に相対回転可能に連結されており、開口部Wの後部上方において、支軸26cのまわりに上下に揺動可能である(図1の実線、二点鎖線)。
【0027】
図1、図7において、駆動モータ25eを正逆に回転駆動し、ワイヤ25を介して一方の連結プレート24、スライダ23を前後に直線移動させると、操作パネル21の下辺側が前後に水平移動するとともに、他方の連結プレート24、スライダ23も前後に追随移動し、操作パネル21の下辺側を前後に円滑に平行移動させることができる。一方、このとき、操作パネル21の上辺側は、上下に揺動するリンク材26に連結されているため、下辺側が前後動するに従って、リンク材26の揺動とともに上下に移動する。すなわち、操作パネル21は、駆動モータ25eを介し、下辺側が開口部Wの前端に移動し、開口部W上に斜めに倒れて保持され、開口部Wを全閉する全閉状態(図1の実線)と、下辺側が開口部Wの後部に移動し、開口部Wの後部に起立して開口部Wを全開する全開状態(同図の二点鎖線)との間に可逆的に移行させることができる。なお、全開状態の操作パネル21は、リンク材26とともに上半部がケーシング12に収納されている。
【0028】
一方、操作パネル21の下端縁には、クッション材21cが装着されている(図1、図6(A))。また、開口部Wに臨む天板11の端縁部には、クッション材21cより高硬度のクッション材11aが装着されており、操作パネル21を全閉状態にすると、クッション材21cがクッション材11aに当接して弾性変形し、両者が密着する。さらに、開口部Wの前端側には、クッション材21cと同一形状のクッション材18aが装着されており、開口部Wの左右両端側には、同様のクッション材18b、18bが装着されている(図3)。
【0029】
かかる開口部Wの開閉装置は、たとえば次のように作動する。ただし、操作台10は、入室ドアがない開放タイプのATM形のブース内に設置されているものとする。また、操作パネル21は、開口部Wを全閉状態にして待機している(図1の実線、図2(A))。
【0030】
顧客が操作台10の前面に立つと、センサ16によって顧客を認識し、操作パネル21の表示面21aには、顧客の認証用のIDカードをカードリーダ14に投入すべき旨の案内メッセージが表示され、スピーカ15から同旨の音声ガイドが繰り返し報知される。そこで、顧客がIDカードをカードリーダ14に投入し、顧客の認証が成立すると、操作パネル21には、暗証番号の入力を促す案内メッセージが表示され、その入力用の数字ボタンが表示されるので、顧客は、数字ボタンを押し操作して暗証番号を入力する。
【0031】
正しいIDカードが認証されると、図示しない搬送システムにより、認証情報に記録された顧客の貸金庫ボックスBを対象として、金庫室内からの貸金庫ボックスBの搬出動作が開始される。そこで、操作パネル21には、搬出動作の進行状況をメッセージとして逐次表示してもよい。
【0032】
顧客の貸金庫ボックスBが開口部Wの直下の所定位置に搬出されると、操作パネル21上には、その旨が表示される。そこで、入力された暗証番号がIDカードの認証情報と一致していることを条件にして、操作パネル21は、全開状態に移行し(図1の二点鎖線、図2(B)の実線)、貸金庫ボックスBの上面を開口部Wに露出させるので、顧客は、保持している鍵を使用して貸金庫ボックスBの蓋B1 を開き(図2(B)の二点鎖線)、貸金庫ボックスBの内部を利用することができる。なお、顧客は、全開状態の操作パネル21の下半部を常時見ることができる。そこで、このときの操作パネル21は、たとえば図9のような案内メッセージと返却用のボタンとを下半部に表示して待機する。ただし、入力された暗証番号がIDカードの認証情報と一致しないときは、操作パネル21を全開状態にすることなく、貸金庫ボックスBを金庫室に戻し入れる。
【0033】
貸金庫ボックスBの利用が済んだら、顧客は、蓋B1 を閉じて施錠し、操作パネル21上の返却用のボタンを押し操作する。これにより、操作パネル21は、速やかに全閉状態に戻り、貸金庫ボックスBは、金庫室内に自動的に戻し入れられる。なお、操作パネル21が全閉状態に復帰すると、操作パネル21上には、カードリーダ14からIDカードを抜き取ることを促す案内メッセージが表示され、IDカードがカードリーダ14から抜き取られると、たとえば「ありがとうございました」などの適当なメッセージが表示され、貸金庫ボックスBの戻し入れ動作が完了して次の顧客の要求が受付可能となり次第、メッセージを消去して元の待機状態に復帰する。
【0034】
以上の説明において、操作台10は、入室ドアを有する密室形のブース内に設置してもよい。このとき、カードリーダ14は、入室ドアの外側近傍に配置し、IDカードによる認証が成立した顧客に対してのみ入室ドアを自動解錠してブース内への入室を許可することが好ましい。
【0035】
なお、操作パネル21の上辺側に連結するリンク材26は、図示以外の任意の形態に変更することができる。すなわち、有害な捻れを生じることなく操作パネル21を全閉状態、全開状態に円滑に移行させることができる限り、リンク材26は、操作パネル21の上辺側の左右以外の2箇所または1箇所に連結可能であり、それに適した形状に変形可能である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
この発明は、規模の大小に拘らず、任意の形式の貸金庫システムのブースに対し、広く好適に適用することができる。
【符号の説明】
【0037】
B…貸金庫ボックス
W…開口部
12…ケーシング
13…カバー
21…操作パネル
22…ガイドレール
23…スライダ
25…ワイヤ
25e…駆動モータ
26…リンク材

特許出願人 株式会社 富士精工本社

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチパネル形の操作パネルと、貸金庫ボックス用の開口部の左右のガイドレールに沿って前後動するスライダと、開口部の後部上方において上下に揺動するリンク材とを備えてなり、前記スライダは、前記操作パネルの下辺側の左右にそれぞれ相対回転可能に連結し、前記リンク材は、前記操作パネルの上辺側に相対回転可能に連結し、前記操作パネルは、前記スライダを前進させると、下辺側が開口部の前端に移動し、開口部上に斜めに保持されて開口部を全閉し、前記スライダを後退させると、下辺側が開口部の後部に移動し、開口部の後部に起立して開口部を全開することを特徴とする貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置。
【請求項2】
前記スライダは、駆動モータによって循環駆動する無端のワイヤを介して前後に駆動することを特徴とする請求項1記載の貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置。
【請求項3】
開口部の後部には、前記リンク材とともに、全開状態の前記操作パネルの上半部を収納する下部開放のケーシングを設置することを特徴とする請求項1または請求項2記載の貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置。
【請求項4】
前記ケーシングの前面には、開口部の左右に突出し、全閉状態の前記操作パネルの左右を覆うカバーを付設することを特徴とする請求項3記載の貸金庫システムにおける貸金庫ボックス用の開口部の開閉装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−236737(P2011−236737A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2011−157390(P2011−157390)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(000154288)株式会社富士精工本社 (11)