説明

車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システム

車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システムである。車載システムは、車載機器(21)と、データセンタ(23)と、サービスプラットフォーム(22)とを備える。車載機器(21)は、身分唯一性を標識する身分情報に対応するアクティブ情報を備える。当該車載機器(21)は、ローカルアクティブ化を行うことができ、無線通信でリモートアクティブ化を実施することもできる。また、前記車載システムは、機能を拡張/増加できる応用コンポーネント(24)をさらに有する。本発明によれば、便利、即時に車載機器をアクティブ化し、リソース情報を取得することができる。更に、本発明の車載機器、アクティブ化方法及び車載システムは、操作が簡単で、把握し易い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システムを提供し、より具体的に、無線通信を行える車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システムに関する。
【背景技術】
【0002】
経済の発展、社会の進歩とともに、自動車は既に大衆化した消費品になり、自動車の消費者団体が拡大していくと同時に、自動車に対する消費者の要求もますます高くなる。近年、経済性、動力性等に加えて、車載機器の機能多様化、操作簡単化も消費者に注目される、一つの重要な要素になる。消費者の要求に応じて、現在、多くの自動車に、例えば音楽、電子ブックなどを再生する機能を有する車載機器が搭載されている。しかし、現在の車載システムは、PC機のように外部にデータを伝送することができず、音楽、電子ブック等のようなリソース情報の取得を必要とする時に、例えば、VCD、CDなどを購入し、或は、PC機等の端末を介してダウンロードしてから車載機器に転送して記憶するという手段により、リソース情報を取得する必要があるので、操作が複雑で、不便になり、消費者に大きい負担を齎した。
【0003】
また、従来の車載機器は、自動車のオーナーまたは自動車のオーナーの代理人が自動車を取りに来たときに使用可能になり、車載機器の使用を始めるか否かの制御を実現することができず、車載機器による各種の機能の使用過程に対して有効な制御を行うことができない。
【0004】
既存技術において、車載電子装置アップグレード装置、車載電子システム及び自動車という特許が開示されており、当該発明は、ユーザに車載電子装置アップグレード装置で車載電子装置に対してアップグレードを行わせるものであり、使用した装置が多くて、操作が複雑で、使用者に不便を齎した。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システムを提供し、現在の車載システムで車載機器を有効にアクティブ化することを実現できない問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の技術案は以下の通りである。
【0007】
車載機器ローカルアクティブ化方法であって、アクティブ化過程がトリガされた時に、入力されたアクティブ情報を受信するステップと、車載機器のローカルに予め記憶された情報に基づいて、受信されたアクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ状態にするステップとを含む。
【0008】
好ましくは、前記アクティブ化過程は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にトリガされる。
【0009】
好ましくは、車載機器が入力されたアクティブ情報を受信することは、その提供された、アクティブ情報を取得するためのインターフェースを介して行う。
【0010】
好ましくは、前記アクティブ情報と前記車載機器の身分情報との間に対応関係がある。
【0011】
好ましくは、前記アクティブ情報はセルフチェックビットを備え、前記車載機器はチェックアルゴリズムを記憶しており、チェックビットに基づいてアクティブ情報に対して検証を行う。
【0012】
車載機器であって、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ状態にすることを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを備える。
【0013】
好ましくは、前記処理装置は、アクティブ化過程がトリガされた時に、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ状態にするためのアクティブ情報処理ユニットとを備える。
【0014】
好ましくは、さらに、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を備える。
【0015】
好ましくは、さらに、自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置を備える。
【0016】
車載機器リモートアクティブ化方法であって、車載機器が入力されたアクティブ情報を受信するステップと、前記車載機器のアクティブ情報をサービスプラットフォームを介してデータセンタに送信するステップと、データセンタが、予め記憶された情報に基づいて受信されたアクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ化するためのフィードバック情報を提供するステップと、前記フィードバック情報がサービスプラットフォームを介して車載機器に伝送されるステップとを含む。
【0017】
好ましくは、アクティブ化過程は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にトリガされる。
【0018】
好ましくは、車載機器が入力されたアクティブ情報を受信することは、その提供された、アクティブ情報を取得するためのインターフェースを介して行う。
【0019】
好ましくは、前記アクティブ情報と前記車載機器の身分情報との間に対応関係がある。
【0020】
好ましくは、前記アクティブ情報は、予め作成されたアカウントおよびパスワードである。
【0021】
好ましくは、前記アクティブ情報としての前記予め作成されたアカウントおよびパスワードは、前記車載機器の身分情報と対応関係がある。
【0022】
車載機器であって、サービスプラットフォームとデータのやり取りを行うための通信装置と、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信することを含めて前記入力された情報を処理するための処理装置とを備える。
【0023】
好ましくは、前記処理装置は、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、前記アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信し、データセンタにより提供されたフィードバック情報に基づいて車載機器をアクティブ化するためのアクティブ情報処理ユニットとを備える。
【0024】
好ましくは、さらに、自動車の起動時、車載機器の起動時またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を備える。
【0025】
好ましくは、さらに、自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置を備える。
【0026】
車載システムであって、車載機器と、データセンタと、サービスプラットフォームとを備える。前記サービスプラットフォームは、車載機器からのアクティブ情報を受信してデータセンタに送信する。前記データセンタは、データ記憶ユニットと、データ処理ユニットを備え、前記データ処理ユニットは、データ記憶ユニットに記憶された情報に基づいて、前記アクティブ情報に対して検証を行い、前記車載機器をアクティブ化するためのフィードバック情報を提供する。
【0027】
好ましくは、前記車載機器は、前記サービスプラットフォームとデータのやり取りを行うための通信装置と、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信することを含めて前記入力された情報を処理するための処理装置とを備える。
【0028】
好ましくは、前記処理装置は、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、前記アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信し、前記データセンタにより提供されたフィードバック情報に基づいて車載機器をアクティブ化するためのアクティブ情報処理ユニットとを備える。
【0029】
好ましくは、前記処理装置は、ユーザからの各種のサービス要求に応答するための各サブ応用ユニットを更に備える。
【0030】
好ましくは、前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を備える。
【0031】
本発明による車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システムは、無線通信がカバーする領域においてアクティブ化を行え、便利且つ快速で、操作が簡単になり、更に車載機器の身分の唯一性を確保することができ、ユーザのプライバシー情報を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る車載機器ローカルアクティブ化方法のフローチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態における車載機器の主要構成の模式図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における車載機器の処理装置の主要構成を示す模式図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における車載機器リモートアクティブ化方法のフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態における車載機器の主要構成の模式図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態における車載機器の処理装置の主要構成の模式図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態における車載システムの構成の模式図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における車載システムの要部構成の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0033】
本出願は、2009年12月31日に中国特許庁に提出した、出願番号が200910247978.7、発明名称が「車載機器、車載機器アクティブ化方法及び車載システム」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容を本出願に援用する。
【0034】
本発明の第1の実施の形態は、車載機器ローカルアクティブ化方法を提供する。当該方法は、アクティブ化の過程がトリガされるときに、入力されたアクティブ情報を受信し、車載機器のローカルに予め記憶された情報に基づいて受信したアクティブ情報を検証し、検証に成功した場合に車載機器がアクティブ状態になることを含む。本実施の形態において、前記アクティブ化過程は、自動車起動時、車載機器起動時又はユーザによるアクティブ化操作の受付時にトリガされ、車載機器による入力されたアクティブ情報の受信は、その提供された、アクティブ情報を取得するためのインターフェースを介して行われるものである。前記アクティブ情報と、前記車載機器が備える、その身分唯一性を標識する身分情報とは、対応関係がある。又は、前記アクティブ情報はセルフチェックビットを持ち、前記車載機器はチェックアルゴリズムが記憶されており、チェックビットに基づいてアクティブ情報に対して検証を行うことができる。
【0035】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車載機器ローカルアクティブ化方法のフローチャートである。本実施の形態において、アクティブ情報と前記車載機器の身分情報とが対応関係がある情報を例とし、本発明の車載機器ローカルアクティブ化方法を説明する。なお、明瞭に説明するために、前記車載機器のアクティブ情報にC11を表記し、これに対して、アクティブ情報を検証するための照合情報にC12を表記する。
【0036】
以下、図1を参照し、本発明の第1の実施の形態の車載機器ローカルアクティブ化方法を詳細に説明する。
【0037】
ステップS10において、アクティブ情報の照合情報C12を車載機器に記憶する。前記アクティブ情報の照合情報C12は前記アクティブ情報C11と同一の情報であってもよいし、前記アクティブ情報C11と一定の対応関係を有するほかの情報であっても良い。当該ステップは、自動車メーカにより自動車の製造過程中に実施されても良く、又は自動車の販売者により自動車の販売過程に実施されても良い。
【0038】
ステップS11において、車載機器のトリガ信号処理装置によりアクティブ化過程をトリガする。具体的には、自動車の起動時、車載機器の起動時又はユーザによるアクティブ化操作の受付時に、トリガ信号処理装置は、自動車の起動情報、車載機器の起動情報又はユーザによるアクティブ化操作情報の受信に基づいて、アクティブ化過程をトリガする。特に、前記車載機器は、自動車の起動時にアクティブ情報を取得するインターフェースを自動的に提供することができる。
【0039】
ステップS12において、入力された車載機器のアクティブ情報C11を受信する。前記アクティブ情報C11と前記車載機器が備える、その身分唯一性を標識する身分情報とは対応関係があり、前記身分情報は、例えば、車載機器のシリアル番号である。車載機器による入力されたアクティブ情報の受信は、その提供した、アクティブ情報を取得するインターフェースにより実現されたものである。
【0040】
ステップS13において、車載機器で受信したアクティブ情報に対して検証を行う。車載機器のローカルに予め記憶したアクティブ情報の照合情報C12に基づいて、受信したアクティブ情報C11に対して検証を行う。
【0041】
ステップS14において、検証に成功した場合に、車載機器はアクティブ状態になる。車載機器がアクティブにされると、ユーザからの各種のサービス要求に応答し、例えば、音楽、ピクチャー、ビデオ資料などをダウンロードすることができる。
【0042】
前記アクティブ情報はセルフチェックビットを備える。前記車載機器が記憶したチェックアルゴリズム及びその自身持ちのチェックビットにより検証を行う場合は、本実施の形態に示された場合、即ち、前記アクティブ情報と、前記車載機器が備える、その身分唯一性を標識する身分情報とが対応関係を有する場合と類似し、ここではその説明を省略する。
【0043】
本発明の第1の実施の形態は車載機器をさらに提供する。当該車載機器は、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にすることを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを備える。なお、前記処理装置は、アクティブ過程がトリガされた時に、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にするためのアクティブ情報処理ユニットとを含む。また、前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ操作の受付時にアクティブ過程をトリガするためのトリガ信号処理装置、及び、自動車の起動時に車載機器を自動的に起動させる自動起動装置を更に含む。
【0044】
図2は、本発明の第1の実施の形態における車載機器の主要構成を示す。図3は、本発明の第1の実施の形態における車載機器の処理装置の主要構成を示す。以下、図2及び図3を参照し、本発明の車載機器に対して詳細に説明する。
【0045】
本実施の形態の車載機器において、図2に示すように、前記車載機器は、車載機器のアクティブ情報を含む情報を入力するための入力装置111と、前記入力装置111により入力されたアクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にすることを含めて、情報に対して処理を行うための処理装置112と、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ操作の受付時に、自動車起動情報、車載機器起動情報またはユーザによるアクティブ操作情報の受信に基づいて、アクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置113とを備える。なお、前記車載機器11は、さらに、表示機能を有する表示装置(図示せず)を含む。
【0046】
本実施の形態において、入力機能と表示機能の両方を有するタッチパネルディスプレイを使用して入力装置111とする。当該入力装置111は、ユーザによる操作情報を入力するだけではなく、音楽の再生、電子ブックの表示等も可能である。なお、図3に示すように、前記処理装置112は、アクティブ化過程がトリガされた時に、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニット1121と、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にするためのアクティブ情報処理ユニット1122とを含む。処理装置112は、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にするような、各種の機能を有するため、処理状態が安定で、処理速度が高い装置を使用して車載機器の処理装置112とすることが好ましい。
【0047】
特に、前記車載機器は、さらに自動起動装置を有し、当該自動起動装置は、自動車の起動時に自動的に車載機器を起動させる。前記処理装置は、さらに、各サブ応用ユニットを有し、ユーザからの各種のサービス要求に応答するために、例えば、音楽、ピクチャー、ビデオ資料などのダウンロードに用いられる。
【0048】
特に、前記アクティブ情報がセルフチェックビットを有し、チェックビットに基づいて検証を行う必要がある時に、前記車載機器には、相応に検証用のチェックアルゴリズムが記憶されている。
【0049】
以上のように、本発明の車載機器、及び車載機器ローカルアクティブ化方法によれば、ローカルで車載機器を即時に、直接にアクティブ化し、リソース情報を取得することができ、アクティブ操作が簡単、便利、理解し易く、ユーザに極大な便利性を与えた。
【0050】
本発明の第2の実施の形態は、車載機器のリモートアクティブ化方法を提供する。当該方法は、車載機器とデータセンタとの無線通信による接続により、アクティブ情報に基づいて車載機器をアクティブ化する。前記アクティブ情報と、前記車載機器が有する、その身分の唯一性を標識する身分情報とは、相応関係がある。又は、前記アクティブ情報は、予め作成したアカウント及びパスワードである。特に、アクティブ情報である前記予め作成したアカウント及びパスワードは、前記車載機器の身分情報と対応関係がある。
【0051】
図4は、本発明の第2の実施の形態における、車載機器リモートアクティブ化方法のフローチャートである。
【0052】
本実施の形態において、前記車載機器及び前記データセンタはいずれも無線通信方式の接続の機能を有し、かつ、直接に無線通信方式の接続を行うことができる。車載機器の主要構成は上記の第1実施方式と相同する。本実施の形態において、前記アクティブ情報と前記車載機器の身分情報とは相応関係があることを例として説明する。前記車載機器のアクティブ情報はC21と表記され、相応のアクティブ情報の照合情報はC22と表記される。前記アクティブ情報C21と前記車載機器が備える、その身分の唯一性を標識する身分情報とは対応関係がある。
【0053】
以下、図4を参照し、本発明の車載機器のリモートアクティブ化方法を説明する。
【0054】
ステップS20において、車載機器のアクティブ情報C21が対応するアクティブ情報の照合情報C22を、データセンタのデータ記憶ユニットに記憶する。当該ステップは、自動車メーカにより自動車の製造過程中に、または、自動車の販売者により自動車の販売中に実行されてもよい。勿論、具体的な状況に応じ、ユーザによりPC機、携帯電話などの端末を介してデータセンタに予め記憶しておくこともできる。
【0055】
ステップS21において、車載機器の入力装置により車載機器のアクティブ情報C21を入力する。前記アクティブ情報C21と前記車載機器が備える、その身分の唯一性を標識するための身分情報とは、対応関係があり、前記身分情報は、例えば、車載機器のシリアル番号である。
【0056】
ステップS22において、車載機器の通信装置を起動し、通信装置を介して外部とデータのやり取りを行う。
【0057】
ステップS23において、車載機器において、通信装置がネットワークと接続されている状態で、入力装置により入力されたアクティブ情報C21を処理装置を介してデータセンタに送信する。
【0058】
ステップS24において、データセンタのデータ処理ユニットは、記憶された照合情報C22に基づいて車載機器により送信されたアクティブ情報C21を検証し、検証後のフィードバック情報を提供する。前記フィードバック情報は車載機器に送信され、即ち、前記車載機器は、通信装置がネットワークと接続されている状態で、処理装置を介してフィードバック情報を受信する。
【0059】
ステップS25において、車載機器は、データセンタにより提供されたフィードバック情報に基づいて相応の動作を行う。具体的には、前記アクティブ情報C21と前記アクティブ情報の照合情報C22とが合う場合、フィードバック情報は、車載機器のアクティブ情報であり、前記フィードバック情報は、サービスプラットフォームを介して車載機器に伝送される。言い替えれば、車載機器は、通信装置がネットワークと接続されている状態で、処理装置を介してフィードバック情報であるアクティブ情報を受信し、車載機器のアクティブ化を行い、この時に車載機器がアクティブ化される。前記アクティブ情報C21と前記車載アクティブ情報の照合情報C22とが合わない場合、フィードバック情報は、車載機器のアクティブ無効情報であり、前記フィードバック情報はサービスプラットフォームを介して車載機器に伝送される。言い替えれば、車載機器は、通信装置がネットワークと接続されている状態で、処理装置を介してフィードバック情報であるアクティブ無効情報を受信し、この時に車載機器のアクティブ化が許可されない。
【0060】
前記アクティブ情報が予め作成されたアカウント及びパスワードである場合(予め作成されたアカウント及びパスワードと前記車載機器の身分情報とが対応関係にある場合)は、本実施の形態における前記場合、即ち、前記アクティブ情報と前記車載機器が備える、その身分唯一性を標識する身分情報とが対応関係にある場合と類似し、ここではその説明を省略する。
【0061】
本発明の第2の実施の形態は、車載機器をさらに提供する。前記車載機器は、前記サービスプラットフォームとデータのやり取りを行うための通信装置と、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信することを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを含む。なお、前記処理装置は、アクティブ化過程がトリガされた時に、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にするためのアクティブ情報処理ユニットと、ユーザからの各種のサービス要求に応答するための各サブ応用ユニットとを備える。また、前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受付時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置、及び自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置をさらに備えても良い。
【0062】
図5は、本発明の第2の実施の形態における車載機器の主要構成を示す。図6は、本発明の第2の実施の形態における車載機器の処理装置の主要構成を示す。以下、図5及び図6を参照し、本発明の車載機器を詳細に説明する。
【0063】
本実施の形態の車載機器において、車載機器は、その身分の唯一性を標識するためのアクティブ情報C21を有する。図5に示すように、前記車載機器は、情報を入力するための入力装置211と、前記情報を処理するための処理装置212と、外部とデータのやり取りを行うための通信装置214とを含み、前記処理装置212は、通信装置214がネットワークと接続されている状態でデータの送信/受信を行う。また、前記車載機器は、表示機能を有する表示装置をさらに含む。
【0064】
特に、前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時またはユーザによるアクティブ化操作の受付時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置、及び自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置をさらに含む。
【0065】
本実施の形態において、入力機能と表示機能の両方を有するタッチパネルディスプレイを採用して入力装置211とし、ユーザによる操作情報を入力可能にするだけではなく、音楽の再生、電子ブックの表示等も可能である。また、図6のように、前記処理装置212は、アクティブ情報取得ユニット2121と、アクティブ情報処理ユニット2122と、各サブ応用ユニット2123とを含む。処理装置212は、例えば、アクティブ情報を取得したり、アクティブ情報に基づいて相応な処理を行ったり、音楽をダウンロードしたりするような、各種の機能を有するため、処理状態が安定で、かつ処理速度の速い装置を車載機器の処理装置とすることが好ましい。また、通信装置214は、無線ネットワーク接続可能な装置を使用することが好ましい。これは、自動車が移動手段に属し、自動車の走行過程において依然としてネットワーク接続及び情報の提供を保持すれば、ユーザにより良い便利性が与えられるからである。具体的には、例えば、CDMA2000無線ネットカード、WCDMA無線ネットカードなどの無線ネットカードを採用して通信装置214とすることができる。特に、速度の速い、接続安定な装置を車載機器の通信装置とすることが好ましい。
【0066】
上記により、本発明の車載機器、車載機器リモートアクティブ化方法によれば、通信装置を介して外部とデータのやり取りを行うことができ、無線通信の方式で、例えば音楽、ビデオ資料、及び電子ブック等のリソース情報を直接に取得することができる。現有の車載機器と比べ、VCD、CD等を購入し、或は、PC機などの端末を介してダウンロードしてから車載機器に転送して記憶する方式でリソース情報を取得する必要がなく、リソース情報を取得する操作が簡単、便利になり、消費者に極大な便利性を与えた。
【0067】
本発明の第2の実施の形態は、さらに車載システムを提供する。当該車載システムは、車載機器、データセンタ及びサービスプラットフォームを含む。前記サービスプラットフォームは、車載機器からの前記アクティブ情報を受信してデータセンタに送信するために用いられる。前記データセンタは、データ記憶ユニットと、データ処理ユニットとを含む。前記データ処理ユニットは、データ記憶ユニットに記憶された情報に基づいて前記アクティブ情報を検証し、前記車載機器をアクティブ化するためのフィードバック情報を提供するために用いられる。また、前記車載システムは、例えば音楽のダウンロード、ニュースの聴き、電子ブックの読みなどの各種の拡張機能を提供できる応用コンポーネントをさらに含む。
【0068】
図7は、本発明の第2の実施の形態における、車載システムの構成模式図を示す。図8は、本発明の第2の実施の形態における、車載システムの要部の構成模式図を示す。図における矢印は、各構成部分間の情報の伝送関係を示す。
【0069】
図7に示すように、本発明の第2の実施の形態において、車載システムは、車載機器21と、サービスプラットフォーム22と、データセンタ23と、応用コンポーネント24とを含む。前記車載機器21は、その身分の唯一性を標識するための身分情報に対応するアクティブ情報C21を有し、本実施の形態は、前記アクティブ情報C21を検証することによって車載機器21をアクティブ化するためのものである。
【0070】
本実施の形態の車載システムにおいて、図8のように、前記車載機器21は、情報を入力するための入力装置211と、前記情報を処理するための処理装置212と、外部とデータのやり取りを行うための通信装置214とを含み、前記処理装置212は、通信装置214がネットワークと接続されている状態でデータの送信/受信を行う。また、前記車載機器21は、表示機能を有する表示装置をさらに含む。
【0071】
本実施の形態において、入力機能と表示機能の両方を有するタッチパネルディスプレイを採用して入力装置211とし、ユーザによる操作情報を入力可能にするだけではなく、音楽の再生、電子ブックの表示等も可能である。また、図6は本発明の第2の実施の形態における車載機器の処理装置の主要構成を示した。図6に示されたように、前記処理装置212は、アクティブ情報取得ユニット2121と、アクティブ情報処理ユニット2122と、各サブ応用ユニット2123とを含む。処理装置212は、例えば、アクティブ情報を取得したり、アクティブ情報に基づいて相応な処理を行ったり、音楽をダウンロードしたりするような、各種の機能を有するため、処理状態が安定で、かつ処理速度の速い装置を車載機器の処理装置とすることが好ましい。また、通信装置214は、無線通信接続可能な装置を使用することが好ましい。これは、自動車が移動手段に属し、自動車の走行過程において依然として無線通信接続及び情報の提供を保持すれば、ユーザにより良い便利性が与えられるからである。具体的には、例えば、CDMA2000無線ネットカード、WCDMA無線ネットカードなどの無線ネットカードを採用して通信装置214とすることができる。特に、速度の速い、接続安定な装置を車載機器の通信装置とすることが好ましい。
【0072】
特に、前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時またはユーザによるアクティブ化操作の受付時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置、及び自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置をさらに備えても良い。
【0073】
本実施の形態の車載システムにおいて、前記サービスプラットフォームは、各種の機能操作を実現するためのプラットフォームである。図8に示すように、データを送信/受信するためのデータ伝送センタ221と、サービス代理222と、データセンタアクセス制御223とを含む。前記データ伝送センタ221は、データを伝送する機能を有する。前記サービス代理222は、応用コンポーネント24を呼出してその備える各種の機能を実現することができる。前記データセンタアクセス制御223は、データセンタのアクセス権限を制御する。
【0074】
本実施の形態の車載システムにおいて、図8のように、前記データセンタ23は、データ処理ユニット231と、データ記憶ユニット232とを含む。前記データ処理ユニット231は、各種の事務データの処理を行う。前記データ記憶ユニット232は、例えば検証すべき情報の照合情報、音楽、電子ブックなどのデータを記憶する。
【0075】
以下、図7、図8を参照しながら、車載機器のリモートアクティブ化を例として、本発明の第2の実施の形態における、車載システムのデータのやり取り、情報処理などを詳細に説明する。
【0076】
本実施の形態における車載システムにおいて、前記データセンタ23のデータ記憶ユニット232にはアクティブ情報の照合情報C22等の情報が記憶されている。例えばアクティブ情報C21などのような検証すべき情報を受信すると、データセンタ23のデータ処理ユニット231は、データ記憶ユニット232に記憶されているアクティブ情報の照合情報C22等の情報に基づいて検証を行い、フィードバック情報を提供する。
【0077】
本実施の形態において、車載機器21が起動すると、車載機器21は、通信装置214を介して無線通信を行う。ユーザは入力装置211を介して検証すべき情報であるアクティブ情報C21を入力する。アクティブ情報C21は、前記通信装置214がネットワークと接続されている状態で、処理装置212によりサービスプラットフォーム22に伝送される。
【0078】
その後、サービスプラットフォーム22のデータ伝送センタ221は、データ伝送を機能し、アクティブ情報C21をデータセンタ23に伝送し、データセンタ23のデータ処理ユニット231は、記憶されているアクティブ情報の照合情報C22に基づいて検証を行ってフィードバック情報を提供し、前記フィードバック情報はサービスプラットフォーム22を介して車載機器21に伝送される。言い替えれば、前記車載機器21の処理装置212は、通信装置214がネットワークと接続されている状態で、フィードバック情報を受信する。具体的には、前記アクティブ情報C21と前記アクティブ情報の照合情報C12とが合う場合、フィードバック情報は、車載機器のアクティブ情報であり、前記フィードバック情報はサービスプラットフォーム22を介して車載機器21に伝送される。つまり、車載機器21は、通信装置214がネットワークと接続されている状態で、処理装置212を介してフィードバック情報であるアクティブ情報を受信し、車載機器のアクティブ化を行う。この時に、車載機器21はアクティブ状態になり、各サブ応用ユニット2123は、各種の機能を提供することができる。前記アクティブ情報C21と前記車載アクティブ情報の照合情報C22とが合わない場合、フィードバック情報は車載機器のアクティブ無効情報であり、前記フィードバック情報は、サービスプラットフォーム22を介して車載機器21に伝送される。つまり、車載機器21は、通信装置214がネットワークと接続されている状態で、処理装置212を介してフィードバック情報であるアクティブ無効情報を受信する。この時に、車載機器21は、アクティブ化が許可されずに、非アクティブ化状態のままであり、各サブ応用ユニット2123が動作できない。
【0079】
図7は、さらに、本発明の第2の実施の形態における、車載システムの車載機器が情報を取得する模式図を示した。上記のように、本実施の形態において、車載システムの応用コンポーネント24は、例えば、音楽のダウンロード、ニュースの聴き、電子ブックの読みなどの各種の拡張機能を提供することができる。本実施の形態の車載システムは、前記応用コンポーネント24を介して音楽や電子ブックなどのデータを取得する。
【0080】
以下、図7、図8を参照しながら、本発明の第2の実施の形態における車載システムによって提供された拡張機能を詳細に説明する。
【0081】
本実施の形態において、車載機器21が起動すると、車載機器21は、通信装置214を利用してネットワークに接続する。ユーザは入力装置211を介して情報を入力し、入力情報は前記通信装置214が無線通信の接続を維持した状態で、処理装置212によりサービスプラットフォーム22に伝送される。
【0082】
前記入力情報が応用コンポーネント24に音楽、電子ブック等の提供を要求するものである場合に、サービスプラットフォーム22は前記入力情報に基づいて相応な動作を行う。具体的には、ユーザは、音楽、電子ブックなどに対する取得操作を行うときに、入力装置211を介して音楽、電子ブックなどに関する入力情報を入力し、車載システム21は、通信装置214がネットワークと接続されている状態で、処理装置212を介してユーザによる入力情報をサービスプラットフォーム22に送信し、サービスプラットフォーム22はサービス代理222を介して、受信されたユーザによる入力情報を応用コンポーネント24に通知して応用コンポーネント24に相関情報の提供を要求する。
【0083】
そして、応用コンポーネント24はサービスプラットフォーム22のデータセンタアクセス制御223にアクセス要求情報を送信する。データセンタアクセス制御223は、応用コンポーネント24により送信された要求情報をチェックし、要求情報が要求を満たしている場合に、応用コンポーネント24に、データセンタ23へのアクセス権限を与える。
【0084】
この時に、応用コンポーネント24は、データセンタアクセス制御223を介してデータセンタにアクセスすることができる。具体的には、応用コンポーネント24は、音楽、電子ブックデータの取得に関する情報を送信し、当該情報は、データセンタアクセス制御223を介してデータセンタ23のデータ処理ユニット231に伝送され、データ処理ユニット231は、受信した情報に応じて、データ記憶ユニット232に記憶されている、相応する音楽、電子ブックに関するデータを提供し、前記データはデータセンタアクセス制御223を介して応用コンポーネント24に送信された後に、サービスプラットフォーム22を介して車載機器21に送信される。即ち、車載機器21は、通信装置214がネットワークと接続されている状態で、処理装置212を介して前記の音楽、電子ブックに関するデータを受信する。次に、入力装置211としての入力機能と表示機能の両方を有するタッチパネルディスプレイは、音楽、電子ブックに関するデータを表示し、または、必要に応じて音楽の再生などを行う。
【0085】
以上により、本発明により提供された車載機器によれば、無線ネットワークがカバーする領域から、例えば音楽、ビデオ、電子ブック等のリソース情報を取得することができ、便利、かつ即時になり、操作性が高くなり、CDの購入や、PC機でダウンロードしてから車載機器に伝送して記憶する方式によりリソース情報を取得する必要が無くなる。
【0086】
以上は、ただ本発明の二種の実施の形態であり、本発明の保護範囲を限定するものではない。指摘すべきなのは、当業者にとって、本発明の原理を逸脱しない前提で、任意の特許請求の範囲に定義された本発明の実質及び範囲内の修正、均等物及び改進などが何れも本発明の範囲に含まれる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクティブ化過程がトリガされた時に、入力されたアクティブ情報を受信するステップと、
車載機器のローカルに予め記憶された情報に基づいて、受信されたアクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ状態にするステップとを含むことを特徴とする車載機器ローカルアクティブ化方法。
【請求項2】
前記アクティブ化過程は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にトリガされることを特徴とする請求項1に記載の車載機器ローカルアクティブ化方法。
【請求項3】
車載機器が入力されたアクティブ情報を受信することは、その提供した、アクティブ情報を取得するためのインターフェースを介して行うことを特徴とする請求項1に記載の車載機器ローカルアクティブ化方法。
【請求項4】
前記アクティブ情報と前記車載機器の身分情報との間に対応関係があることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車載機器ローカルアクティブ化方法。
【請求項5】
前記アクティブ情報はセルフチェックビットを備え、前記車載機器はチェックアルゴリズムを記憶しており、チェックビットに基づいてアクティブ情報に対して検証を行うことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車載機器ローカルアクティブ化方法。
【請求項6】
アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、
アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に車載機器をアクティブ状態にすることを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを備えることを特徴とする車載機器。
【請求項7】
前記処理装置は、アクティブ化過程がトリガされた時に、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、アクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ状態にするためのアクティブ情報処理ユニットとを備えることを特徴とする請求項6に記載の車載機器。
【請求項8】
さらに、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を備えることを特徴とする請求項6に記載の車載機器。
【請求項9】
さらに、自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置を備えることを特徴とする請求項6ないし8の何れかに記載の車載機器。
【請求項10】
車載機器が入力されたアクティブ情報を受信するステップと、
前記車載機器のアクティブ情報を、サービスプラットフォームを介してデータセンタに送信するステップと、
データセンタが、予め記憶された情報に基づいて受信されたアクティブ情報に対して検証を行い、検証に成功した場合に、車載機器をアクティブ化するためのフィードバック情報を提供するステップと、
前記フィードバック情報がサービスプラットフォームを介して車載機器に伝送されるステップとを含むことを特徴とする車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項11】
アクティブ化過程は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にトリガされることを特徴とする請求項10に記載の車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項12】
車載機器が入力されたアクティブ情報を受信することは、その提供した、アクティブ情報を取得するためのインターフェースを介して行うことを特徴とする請求項10に記載の車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項13】
前記アクティブ情報と前記車載機器の身分情報との間に対応関係があることを特徴とする請求項10ないし12の何れかに記載の車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項14】
前記アクティブ情報は、予め作成されたアカウントおよびパスワードであることを特徴とする請求項10ないし12の何れかに記載の車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項15】
前記アクティブ情報としての前記予め作成されたアカウントおよびパスワードと前記車載機器の身分情報に対応関係があることを特徴とする請求項14に記載の車載機器リモートアクティブ化方法。
【請求項16】
サービスプラットフォームとデータのやり取りを行うための通信装置と、
アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、
アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信することを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを備えることを特徴とする車載機器。
【請求項17】
前記処理装置は、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、前記アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信し、データセンタにより提供されたフィードバック情報に基づいて車載機器をアクティブ化するためのアクティブ情報処理ユニットとを備えることを特徴する請求項16に記載の車載機器。
【請求項18】
さらに、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を備えることを特徴する請求項16に記載の車載機器。
【請求項19】
さらに、自動車の起動時に車載機器を自動的に起動するための自動起動装置を備えることを特徴とする請求項16ないし18の何れかに記載の車載機器。
【請求項20】
車載機器と、データセンタと、サービスプラットフォームとを備え、
前記サービスプラットフォームは、車載機器からのアクティブ情報を受信してデータセンタに送信し、
前記データセンタは、データ記憶ユニットおよびデータ処理ユニットを備え、
前記データ処理ユニットは、データ記憶ユニットに記憶された情報に基づいて、前記アクティブ情報に対して検証を行い、前記車載機器をアクティブ化するためのフィードバック情報を提供することを特徴とする車載システム。
【請求項21】
前記車載機器は、前記サービスプラットフォームとデータのやり取りを行うための通信装置と、アクティブ情報を含む情報の入力を受け付けるための入力装置と、アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信することを含めて、前記入力された情報を処理するための処理装置とを備えることを特徴とする請求項20に記載の車載システム。
【請求項22】
前記処理装置は、前記入力装置からアクティブ情報を取得するためのアクティブ情報取得ユニットと、前記アクティブ情報を通信装置を介して外部に送信し、前記データセンタにより提供されたフィードバック情報に基づいて車載機器をアクティブ化するためのアクティブ情報処理ユニットとを備えることを特徴とする請求項21に記載の車載システム。
【請求項23】
前記処理装置は、ユーザからの各種のサービス要求に応答するための各サブ応用ユニットを更に備えることを特徴とする請求項22に記載の車載システム。
【請求項24】
前記車載機器は、自動車の起動時、車載機器の起動時、またはユーザによるアクティブ化操作の受信時にアクティブ化過程をトリガするためのトリガ信号処理装置を更に備えることを特徴とする請求項21に記載の車載システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−516344(P2013−516344A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−546338(P2012−546338)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【国際出願番号】PCT/CN2010/080313
【国際公開番号】WO2011/079760
【国際公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
【出願人】(512041355)上海博泰悦▲しん▼電子設備制造有限公司 (6)
【氏名又は名称原語表記】Shanghai PATEO Electronic Equipment Manufacturing Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】2nd Floor D,1800 West Zhong Shan Rd.,Xuhui District,Shanghai 200235,P.R.China
【出願人】(512042525)上海博泰悦▲しん▼網絡技術服務有限公司 (4)
【氏名又は名称原語表記】Shanghai PATEO Internet Technology Service Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】2nd Floor D,1800 West Zhong Shan Rd.,Xuhui District,Shanghai 200235,P.R.China