説明

近距離無線通信(NFC)デバイスを使用した、モバイルデバイスからの直接印刷

【課題】近距離無線通信(NFC)デバイスを有するモバイルデバイスからプリンタへの直接印刷を行う。
【解決手段】プリンタ120と関連付けられるプリンタドライバを含む情報を格納するメモリを備えた印刷デバイス105を、プリンタに結合するステップと、モバイルデバイス130と結合するステップと、モバイルデバイスに格納された文書を受信するステップと、受信した文書を印刷ドライバを使用してプリンタによって印刷されるのに適した書式に文書を変換するステップと、変換された文書をプリンタに伝送するステップとにより、モバイルデバイスの文書をプリンタで直接印刷する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、近距離無線通信(NFC)デバイスを使用した、モバイルデバイスからの直接印刷に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの場合に、モバイルデバイスのユーザは、プリンタと接続するために別のコンピュータを使用する必要はなく、彼らのデバイスから文書を印刷したいと思うものである。従来、ユーザはインターネットプロトコル印刷(IPP)またはプリンタのRAW TCP/IPポートを使用するWi−Fi接続によって、ユーザが印刷したいと思う文書をデバイスに送信しなければならない。典型的には、この方法でユーザが印刷するために利用可能な2つの方法がある。1つの方法は、ユーザが、プリンタのIPアドレスを知り、モバイルデバイスのアプリケーションにそれを手動で入力することである。別の方法は、プリンタのためにネットワークをスキャニングすることである。プリンタのためにネットワークをスキャニングすることは、通常、ネットワークによってマルチキャストDNSパケットを送信することを含むが、プリンタが応答して、印刷が生じることが出来ることをモバイルデバイスに伝えることが出来るようにこのパケットがプリンタに到達するためには、(ワイヤレスネットワークに接続された)モバイルデバイスとプリンタとは同じサブネットに存在しなければならない。多くの場合に、企業は複数のサブネットを有し、ワイヤレス接続が、プリンタが存在するサブネットと同じサブネットではないことがあり得る。ネットワーク上でデバイスを発見するために使用される現在の技術は、マルチキャストDNSパケット(すなわち、Bonjour、mDNSなど)を使用する。マルチキャストパケットを用いてデバイスに到達するためには、あなたがデバイスと同じサブネットに存在する必要があるか、またはネットワーク管理者が、マルチキャキャストパケットがサブネット間で送信されるような方法でネットワークを構成する必要があるかのいずれであってもよい。
【0003】
さらに、特定のデバイスは、postscript、PCL、PDFなどの特定の書式を利用可能にするだけである。ユーザがプリンタに誤った書式を送信すると、これが、プリンタが何百ページもの未処理のテキストを印刷することとなり得、これは、何千人とは言わなくても何百人ものユーザが印刷する大企業にとっては理想的ではない。1つの特定のテストにおいては、その種類のファイルを利用可能ではないプリンタに1ページの文書を送信することが、300ページ以上の未処理のテキストをプリンタに印刷させた。
【0004】
別の従来技術は、サーバに文書を送信し、そのサーバが、ファイルを処理し、プリンタによって利用可能である書式にそのファイルを変換し、次に、印刷するためにサーバからプリンタにこの変換された文書を送信することを含む。この技術は、ファイルを処理するためにサーバを必要とする。これは、サーバを購入し維持する余裕があり得る大企業にとっては問題ではないかもしれないが、そのようなサーバを持つ余裕がないかもしれない中小企業にとっては問題となり得、より単純でより安価な方法が必要とされる。しかしながら、この従来技術は、プリンタがネットワーク接続を有することを必要とする。
【0005】
さらに、Bluetooth(登録商標)を使用してプリンタに直接的に印刷することは、プリンタがBluetooth(登録商標)を使用して構成されることを必要とする。プリンタがBluetooth(登録商標)で構成されない場合には、印刷することが出来ない。同様に、AppleのAirPrintを使用してプリンタに直接的に印刷することは、ユーザがIphoneまたはIpadなどのAppleのデバイスを使用することを必要とし、そして、プリンタがAirPrintを利用可能であることを必要とする。しかしながら、この方法はAppleのデバイスを有するユーザだけと、AirPrintを利用可能であるプリンタだけとに限定される。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のいくつかの態様によって、方法が開示される。この方法は、プリンタに印刷デバイスを結合することを含むことが出来、この印刷デバイスは、プリンタと関連付けられるプリンタドライバを含む情報を格納するように構成されたメモリを備え、プリンタデバイスにモバイルデバイスを結合することと、モバイルデバイスに格納された文書を受信することと、プリンタドライバを使用してプリンタによって印刷されるのに適した書式に文書を変換することと、トランスミッタによってプリンタに文書を伝送することとを含むことが出来る。
【0007】
本開示のいくつかの態様によって、デバイスが開示される。このデバイスは、プリンタおよびモバイルデバイスと相互作用するように、そして、文書の印刷を容易にするように構成された印刷デバイスを含むことが出来る。この印刷デバイスは、メモリを含むことが出来、そのメモリは、プロセッサと通信し、プリンタのためのプリンタドライバとプリンタによって印刷される文書とを含む情報を格納にするように構成され、プリンタによって印刷される文書を受信するためにモバイルデバイスと通信するように構成された第1の通信インタフェースと、プリンタドライバに基づいてプリンタによって印刷されるのに適した書式に文書を変換するように構成されたプロセッサと、変換された文書をプリンタに通信するように構成された第2の通信インタフェースとを含むことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】図1は、本開示の態様による印刷デバイスとコンピュータとの例示的な接続手順を示す図である。
【図2】図2は、本開示の態様による印刷デバイスとプリンタとの例示的な接続手順を示す図である。
【図3】図3は、本開示の態様による例示的な文書印刷手順を示す図である。
【図4】図4は、本開示の態様による例示的なモバイルデバイスの処理の流れを示す図である。
【図5】図5は、本開示の態様による例示的な印刷デバイスの処理の流れを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の態様によれば、印刷デバイスまたは「印刷パッド」が開示され、その印刷デバイスまたは「印刷パッド」は、モバイルデバイスに格納された文書をプリンタで印刷する能力をスマートフォンまたはハンドヘルドのコンピュータ計算デバイスなどのモバイルデバイスに提供することが出来る。印刷デバイスは、1つ以上のプリンタと関連付けられる1つ以上の印刷ドライバが印刷デバイスのメモリに格納されることを可能にし、そして、モバイルデバイスのユーザがプリンタによって印刷されるファイルや文書を選択して印刷デバイスに伝達することを可能にする。印刷デバイスはモバイルデバイスと通信するための近距離通信(NFC)チップを含む小さな携帯用USBデバイスとして実現されることが出来る。印刷デバイスはUSB接続を介してプリンタに直接的に接続することが出来る。
【0010】
一般的に、NFCが使用可能なデバイス(スマートフォン、タブレットなど)を有するユーザは、NFCインタフェースを起動させる印刷パッドに彼らのデバイスを配置する。次に、ユーザは印刷するファイルを選択し、印刷オプションを選択し、そして次に、文書を印刷する。文書は最初に印刷パッドに伝達され、印刷パッドにおいて、文書は印刷パッドからプリンタに送信される前に適切な書式に変換される。
【0011】
図1は、本開示の態様による印刷デバイスとコンピュータとの例示的な接続手順を示す。印刷デバイス105は最初に、例えばUSBなどの接続部115を介してPC110に接続され、管理者/ユーザは、印刷パッドが接続されるプリンタと関連付けられるドライバをインストールする。例えば、印刷パッドがXerox WorkCentre 3350に接続される場合には、管理者/ユーザは、彼らのコンピュータに印刷パッドを接続し、印刷パッドに直接的にWorkCentre 3350ドライバをインストールする。これらのドライバは印刷パッドに配置されたメモリモジュールに存在する。ドライバが印刷パッドにインストールされると、印刷パッドはPCから接続を断たれ、USBを介してプリンタに直接的に接続される。
【0012】
印刷デバイス105は、ユーザのデバイスから送信された情報を処理するために使用される中央処理装置と、モバイルデバイスと通信するために使用される近距離通信(NFC)インタフェースと、ドライバデータ、および文書変換処理の間に必要とされるあらゆるデータを格納するメモリと、中央処理装置に充分な電力を提供することが出来る電力供給源とを含むことが出来る。例えば、近距離通信インタフェースは、約20cmの最大隔離距離を有する互いに非常に近くに配置されたデバイス間での非接触通信を可能にする回路または同様の電子コンポーネントとして実現されることが出来る。
【0013】
いくつかの態様において、印刷デバイス105とモバイルデバイス130とは両方(図3に関して以下でさらに記載されるように)、NFC能力を含む。モバイルデバイス130が、NFCの通信範囲内で、例えば、印刷パッド105の上に、またはその中に配置された時には、モバイルデバイス130は、ユーザが印刷したいと思うファイルを彼らのモバイルデバイスから印刷デバイス105に伝達するために印刷デバイス105と通信することが出来る。
【0014】
図2は、本開示の態様による印刷デバイスとプリンタとの例示的な接続手順を示す。印刷でバイス105は、例えばUSBインタフェースなどのインタフェース125を介して印刷デバイス105にロードされた印刷ドライバと関連付けられるプリンタ120に接続される。
【0015】
図3は、本開示の態様による例示的な文書印刷手順を示す。ここで、例えばNFCが使用可能なデバイスなどのモバイルデバイス130を有するモバイルのユーザは、印刷デバイス105に彼らのデバイスを単に配置し、印刷するファイルを選択し、印刷オプションを選択し、そして、プリンタ120で文書を印刷することが出来る。例えば、ユーザが印刷パッドにNFCが利用可能なデバイスを配置した時には、ユーザは印刷パッドと通信することが出来るデバイスでアプリケーションを起動しなければならない。アプリケーションまたは別のソフトウェアが、モバイルデバイスが印刷デバイスに取り付けられたこと、または結合されたことを認識することが出来る場合には、アプリケーションの起動は自動的な処理であってもよい。このアプリケーションは、ユーザが印刷するファイルを選択し、印刷オプションを選択し、そして変換するために印刷パッドにファイルを送信することを可能にする。
【0016】
図4は、本開示の態様による例示的なモバイルデバイスの処理の流れを示す。405において、モバイルデバイス130は印刷デバイス105に取り付けられる。410において、ユーザはモバイルデバイス130で印刷パッドのアプリケーションを起動する。415において、ユーザは印刷するファイルを選択する。420において、ユーザは印刷オプション(すなわち、色、両面印刷など)を選択する。425において、ユーザは「印刷」ボタンを押す。430において、デバイスが印刷デバイス105に接続することが出来るか否かに関して決定が行われる。435における決定の結果が肯定的である場合には、印刷リクエストが、435において印刷デバイス105に伝送される。440において、モバイルデバイス130は印刷デバイス105からの応答を待つ。445において、印刷されるために選択されたファイルは、NFC通信を介して印刷デバイス105から伝達される。450において、印刷リクエストの受信を確認するメッセージが、印刷デバイス105からモバイルデバイス130に伝送される。応答が450において受信されない場合には、印刷リクエストに関する問題が引き起こされ表示されたことを示すエラー応答が、450において、モバイルデバイス130に伝送されることが出来る。430における決定の結果が否定的である場合には、450において、エラーメッセージがモバイルデバイス130に表示されることが出来る。エラーが引き起こされない場合には、460において、成功メッセージがモバイルデバイス130に表示されることが出来る。
【0017】
図5は、本開示の態様による印刷デバイスに対する例示的なワークフローを示す。505において、リクエストが文書を印刷するために印刷デバイス105によって受信される。510において、メモリモジュールに配置されたデバイスドライバが存在するか否かに関して、決定が印刷デバイス105によって行われる。510における決定の結果が肯定的である場合には、準備が整ったというフラグが真であるか否かに関して、515において、決定が行われる。510における決定の結果が否定的である場合には、520において、エラー応答がモバイルデバイス130に送信される。515における決定の結果が肯定的である場合には、525において、伝達開始応答が送信される。515における決定の結果が否定的である場合には、530において、準備が整ったというフラグが真に設定されるまで、印刷デバイス105は待機する。所定の時間間隔の後、準備が整ったというフラグが真であるかをチェックするために、535において、別の決定が行われる。535において、決定の結果が否定的である場合には、印刷デバイス105は、別の所定の時間間隔を待ち、530に戻る。535における決定の結果が肯定的であるか、または515における決定の結果が肯定的である場合には、525において、伝達開始応答メッセージがモバイルデバイス130に送信される。540において、準備が整ったというフラグが偽に送信される。545において、モバイルデバイス130によって送信されたファイルが印刷デバイス105において受信される。550において、ファイル伝達が完了され、555において、ファイル伝達が完了されたことを示すファイル伝達メッセージがモバイルデバイス130に伝送される。560において、ファイルが印刷ドライバに基づいて印刷のために適切な書式に変換される。565において、ファイル変換が成功したか否かに関して、決定が印刷デバイス105によって行われる。565における決定の結果が肯定的である場合には、570において、変換されたファイルがプリンタに送信される。565における決定の結果が否定的である場合には、520において、エラーメッセージがモバイルデバイス130に送信され、575において、準備が整ったというフラグが真に設定される。
【0018】
この明細書と添付の特許請求の範囲との目的のために、特に断りがない限りは、量、割合、または比率を表す全ての数字、および明細書と特許請求の範囲とにおいて使用される他の数値は、全ての例において「約」という用語によって修飾されると理解されるべきである。従って、そうでないことが示されない限り、上記明細書と添付の特許請求の範囲とにおいて述べられる数値パラメータは、本開示によって取得されることが求められる所望の特性に依存して変化し得る近似値である。少なくとも、そして、特許請求の範囲の領域の均等物の原理の適用を限定しようとするものとしてではなく、各数値パラメータは少なくとも、報告された有効桁の数を考慮して、そして、通常の丸め技術を適用することによって解釈されるべきである。
【0019】
この明細書と添付の特許請求の範囲とにおいて使用されるように、「1つ」、「1つの」、および「この」という単数形は、明示的に、そしてはっきりと1つの指示対象に限定される場合でなければ複数の指示対象を含むことを留意されたい。従って、例えば、「1つの酸」への言及は、2つ以上の異なる酸を含む。本明細書において使用されるように、「含む」という用語と、それの文法的な変化形とは、リスト内の項目の列挙が、列挙された項目に置換または追加されることが出来る他の同様な項目を除外しないように非限定的であることを意図している。
【0020】
コントローラの様々な部分が、(例えば、ハードワイヤード回路として、および/または特定用途向け集積回路に製造された回路構成として)ハードウェアに、および/またはソフトウェア(例えば、機械読み取り可能なコード、そのようなコードは、マイクロプロセッサまたは他のデジタル信号処理装置などの論理要素のアレイによって実行可能な命令である)において実装されるか否かに関する決定、および状態レジスタおよびタスクデータベースが同じまたは別個のストレージデバイス(例えば、1つ以上の半導体もしくは強誘電性のメモリ装置、またはディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD、DVD、ROM、またはRAM)などの磁気媒体もしくは相変化媒体)に格納されるか否かに関する決定は、本発明の特定の実施形態において便宜上のものであることを理解されたい。また、タスクの可能な順序を構成し順序を選択する動作は連続して行われてもよい。すなわち、複数の順序が生成され、関連の基準を満たすものを探されるか、またはそれらが並行して行われる。例えば、生成された各順序は、それが生成されると関連の基準に関してテストされる。後者の手法において、可能な順序の生成は、適合するものが見つけられると直ぐに中止されてもよく、または選択され得る複数の解決策を見つけるために他の可能な順序を生成する可能性が依然として存在する場合には継続されてもよい。
【0021】
以下の詳細な記載のいくつかの部分は、コンピュータメモリ内のデータビットまたは2値デジタル信号に関する動作のアルゴリズムおよび記号表現の点で提示される。これらのアルゴリズムの記載および表現は、データ処理技術における当業者の研究の内容を他の当業者に伝達するためにデータ処理技術における当業者によって使用される技術であってよい。
【0022】
アルゴリズムは、ここでは概して、所望の結果を導く行為または動作の首尾一貫した順序であると考えられる。これらは、物理量の物理的な操作を含む。必ずしもそうではないが、通常、これらの量は、格納され、伝達され、組み合わされ、比較され、そして、その他の方法で操作されることが出来る電気信号または磁気信号の形態をとる。主として共通的な使用という理由のために、ビット、値、要素、記号、文字、項、数字などとこれらの信号を呼ぶことが、時には便利であることが分かっている。しかしながら、これらの用語、および同様な用語の全てが、適切な物理量と関連付けられ、そして、これらの量に適用される単に便利なラベルであることを理解されたい。
【0023】
本明細書において提示された処理および表示は、どのような特定のコンピュータ計算デバイスまたは他の装置にも本質的には関連されない。様々な一般目的のシステムが、本明細書における教示に従ってプログラムと共に使用されてもよく、または所望の方法を行うためのより専門的な装置を構築することが便利であることが分かることもあり得る。様々なこれらのシステムのための所望の構造が、上述の記載から見えてくる。さらに、本発明の実施形態は、どのような特定のプログラミング言語に関しても記載されない。様々なプログラミング言語が、本明細書において記載されるような本発明の教示を実装するために使用されてもよいことを理解されたい。さらに、本明細書において記載された動作、能力、および特徴は、ハードウェア(ディスクリート回路または集積回路)とソフトウェアとの任意の組み合わせで実装されてもよいことを理解されたい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリンタに印刷デバイスを結合することであって、前記印刷デバイスは、前記プリンタと関連付けられるプリンタドライバを含む情報を格納するように構成されたメモリを備える、結合することと、
前記印刷デバイスにモバイルデバイスを結合することと、
前記モバイルデバイスに格納された文書を受信することと、
前記プリンタドライバを使用して前記プリンタによって印刷されるのに適した書式に前記文書を変換することと、
トランスミッタによって、前記変換された文書を前記プリンタに伝送することと、
を含む方法。
【請求項2】
コンピュータと通信する前記プリンタに前記プリンタドライバをインストールするために前記コンピュータに前記印刷デバイスを接続することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記モバイルデバイスと前記印刷デバイスとの結合が、前記モバイルデバイスを前記印刷デバイスに物理的に結合することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記印刷デバイスと前記コンピュータとが、物理的な接続またはワイヤレス技術を介して結合される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記物理的な接続が、ユニバーサル・シリアル・バス、シリアルポート、またはパラレルポートを備える、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記印刷デバイスと前記モバイルデバイスとが、近距離通信技術を介して結合される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
プリンタおよびモバイルデバイスと相互作用するように、そして、文書印刷を容易にするように構成された印刷デバイスであって、前記印刷デバイスは、
プロセッサと通信し、前記プリンタに対するプリンタドライバと、前記プリンタによって印刷される文書とを含む情報を格納するように構成されたメモリと、
前記プリンタによって印刷される文書を受信するために前記モバイルデバイスと通信するように構成された第1の通信インタフェースと、
前記印刷ドライバに基づいて前記プリンタによって印刷されるのに適した書式に前記文書を変換するように構成された前記プロセッサと、
前記変換された文書を前記プリンタに通信するように構成された第2の通信インタフェースと、
を備える、印刷デバイスを備える、デバイス。
【請求項8】
前記印刷デバイスが、コンピュータと通信する前記プリンタに対する前記印刷ドライバをインストールするために前記コンピュータに結合されるように構成される、請求項7に記載のデバイス。
【請求項9】
前記モバイルデバイスと前記プリンタハブとが、物理的に接続されるように構成される、請求項7に記載のデバイス。
【請求項10】
前記モバイルデバイスは、携帯電話、モバイルコンピュータ、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項7に記載のデバイス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−37687(P2013−37687A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−172223(P2012−172223)
【出願日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION