説明

遊技機

【課題】大当り遊技の終了後に、予め意図したとおりの確変昇格演出を実行することができる技術を提供する。
【解決手段】〔F1〕通常状態にて、〔F2〕14ラウンド通常大当り又は14ラウンド確変大当り2や〔F7〕14ラウンド確変大当り3〜6に当選すると、〔F3〕14ラウンド大当り遊技が実行されて〔F4〕ハートゾーンに突入する。〔F4〕ハートゾーンは、大当り遊技の終了後、4変動限定のチャンスゾーンであり、そのゾーンの中で確変昇格演出が実行される。〔F4〕ハートゾーンでは、変動時間短縮機能が作動中であるにも関わらず特殊変動状態に制御されるため、予め意図したとおりの確変昇格演出を実行することができる。〔F4〕ハートゾーンで確変昇格演出に成功すると、確変モードである〔F8〕花火モードに突入し、〔F4〕ハートゾーンでの確変昇格演出に失敗すると、時短モードである〔F5〕海岸モードに突入する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技中に抽選契機となる所定事象が発生したことを条件として、遊技者の利益に関わる内部抽選を実行する抽選実行手段と、
前記抽選実行手段により前記内部抽選が実行されると、予め決定された変動時間にわたって図柄を変動表示させた後に前記内部抽選の結果に応じた態様で図柄を停止表示させる図柄表示手段と、
少なくとも前記図柄表示手段により図柄が変動表示される変動時間に関して、基本変動パターン及び特殊変動パターンを含む複数種類の変動パターンを予め規定する変動パターン規定手段と、
前記図柄表示手段による図柄の変動表示の実行に際して、前記変動パターン規定手段により規定された複数種類の前記変動パターンの中からいずれかを選択する変動パターン選択手段と、
前記内部抽選の結果が当選に該当した結果、前記図柄表示手段により当選を表す態様で図柄が停止表示されると、通常の条件とは異なる特別な条件が適用された特別遊技を実行する特別遊技実行手段と、
前記特別遊技実行手段により実行される前記特別遊技が終了すると、前記抽選実行手段による前記内部抽選の実行に際して、少なくとも通常の当選確率が適用される低確率状態を設定するか、もしくは前記低確率状態に比較して高い当選確率が適用される高確率状態を設定するかのいずれかを選択的に決定する確率状態設定手段と、
前記特別遊技の終了後に前記図柄表示手段により実行された図柄の変動表示及び停止表示の回数に対応する特別遊技後変動回数が規定回数に達するまでの特殊期間については前記変動パターン選択手段が選択可能な前記変動パターンの種類を前記特殊変動パターンに規制する一方、前記特殊期間以外の期間については前記変動パターン選択手段が選択可能な前記変動パターンの種類を前記基本変動パターンに規制する変動パターン規制手段と、
前記特別遊技後変動回数が前記規定回数未満である場合であって、前記内部抽選で非当選の結果が得られた場合、前記変動パターン選択手段により選択された特殊変動パターンの特殊変動時間を利用して、前記確率状態設定手段により前記低確率状態又は前記高確率状態のいずれが設定されたかを非開示とする内容の状態非開示演出を実行する状態非開示演出実行手段と、
前記特別遊技後変動回数が前記規定回数に達した場合であって、前記内部抽選で非当選の結果が得られた場合、前記変動パターン選択手段により選択された特殊変動パターンの特殊変動時間を利用して、前記確率状態設定手段により前記低確率状態又は前記高確率状態のいずれが設定されたかを開示する内容の状態開示演出を実行する状態開示演出実行手段と
を備える遊技機。
【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記抽選実行手段による前記内部抽選で得られる当選の種類について、少なくとも通常当選種類、第1特定当選種類、第2特定当選種類を含む複数の当選種類を予め規定する当選種類規定手段と、
前記内部抽選の結果が当選に該当する場合、今回の当選が前記当選種類規定手段により規定された複数の当選種類のいずれに該当するかを決定する当選種類決定手段と、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記通常当選種類又は前記第1特定当選種類のいずれかに該当すると決定された場合、前記特別遊技実行手段により実行される前記特別遊技が終了した後に前記特別遊技後変動回数が特定回数に達するまでの間、少なくとも標準的な頻度で前記所定事象が発生する通常状態としての非時間短縮状態から、この非時間短縮状態に比較して高い頻度で前記所定事象の発生が可能となる時間短縮状態に移行させる一方、前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第2特定当選種類に該当すると決定された場合、前記特別遊技実行手段により実行される前記特別遊技が終了した後に前記特別遊技後変動回数が前記特定回数よりも多い極大回数に達するまでの間、前記非時間短縮状態から前記時間短縮状態に移行させる時間短縮状態移行手段と、
前記時間短縮状態移行手段により前記時間短縮状態に移行された場合、前記特別遊技の終了後に前記特別遊技後変動回数が前記特定回数又は前記極大回数に達したことを条件として前記時間短縮状態を終了させて前記非時間短縮状態に復帰させる非時間短縮状態復帰手段とをさらに備え、
前記確率状態設定手段は、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記通常当選種類に該当すると決定された場合に前記低確率状態を設定する一方、前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第1特定当選種類又は前記第2特定当選種類のいずれかに該当すると決定された場合に前記高確率状態を設定し、
前記状態開示演出実行手段は、
前記当選種類決定手段により今回の当選が前記通常当選種類又は前記第1特定当選種類に該当すると決定された場合は前記確率状態設定手段により前記高確率状態が設定されていないことを示唆する態様で前記状態開示演出を実行し、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第2特定当選種類に該当すると決定された場合は前記確率状態設定手段により前記高確率状態が設定されていることを開示する態様で前記状態開示演出を実行することを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技機において、
前記当選種類規定手段は、
複数の当選種類としてさらに第3特定当選種類を予め規定しており、
前記時間短縮状態移行手段は、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第3特定当選種類に該当すると決定された場合、前記極大回数に達するまでの間、前記非時間短縮状態から前記時間短縮状態に移行させ、
前記確率状態設定手段は、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第3特定当選種類に該当すると決定された場合に前記高確率状態を設定し、
前記変動パターン規制手段は、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記第3特定当選種類に該当すると決定された場合に実行された前記特別遊技の終了後には前記変動パターン選択手段が選択可能な前記変動パターンの種類を前記基本変動パターンに規制することを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の遊技機において、
前記当選種類規定手段は、
複数の前記第2特定当選種類を予め規定しており、
複数の前記第2特定当選種類ごとに、前記規定回数を異ならせて設定する規定回数設定手段をさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項2から4までのいずれかに記載の遊技機において、
前記当選種類規定手段は、
複数の当選種類としての特殊当選種類、及び非当選以外の当選種類としての特例当選種類をさらに規定しており、
前記変動パターン規定手段は、
複数種類の変動パターンとして特別変動パターンをさらに規定しており、
遊技中に規定の条件が満たされない間は特別な入賞に該当する特別入賞事象の発生が不能となる閉止状態を維持する一方、前記規定の条件が満たされた場合、前記閉止状態から前記特別入賞事象の発生が不能でなくなる開放状態への移行が可能となる特別入賞事象発生手段と、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により前記特殊当選種類に該当することが決定されたことで前記図柄表示手段により前記特殊当選種類に対応した当選態様で図柄が停止表示されると、前記規定の条件が満たされることで前記特別入賞事象の発生が不能でなくとも困難となる短時間か、もしくは前記特別入賞事象の発生が容易となる所定時間で前記特別入賞事象発生手段を前記閉止状態から前記開放状態へ移行させて前記閉止状態に復帰させる開閉動作を所定回数にわたって行うことにより特殊遊技を実行する特殊遊技実行手段と、
前記内部抽選の結果が非当選以外に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により前記特例当選種類に該当することが決定されたことで前記図柄表示手段により前記特例当選種類に対応した非当選以外の態様で図柄が停止表示されると、前記規定の条件が満たされることで前記特殊遊技ではなく通常の遊技として前記特別入賞事象の発生が不能でなくとも困難となる所定の短時間で前記特別入賞事象発生手段を前記閉止状態から前記開放状態へ移行させた後に前記閉止状態に復帰させるまでの特例短期開閉動作を所定回数にわたって行うことにより特例遊技を実行する特例遊技実行手段とをさらに備え、
前記確率状態設定手段は、
前記内部抽選の結果が当選に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記特殊当選種類に該当すると決定された場合は前記高確率状態を設定する一方、前記内部抽選の結果が非当選以外に該当し、かつ、前記当選種類決定手段により今回の当選が前記特殊当選種類に該当すると決定された場合は前記低確率状態又は前記高確率状態を維持し、
前記変動パターン規制手段は、
前記特殊遊技又は前記特例遊技の終了後に前記図柄表示手段により実行された図柄の変動表示及び停止表示の回数に対応する特殊特例遊技後変動回数が特別回数に達するまでの間、前記変動パターン選択手段が選択可能な前記変動パターンの種類を前記特別変動パターンに規制することを特徴とする遊技機。
【請求項6】
請求項5に記載の遊技機において、
少なくとも前記変動時間内に前記図柄表示手段による図柄の変動表示に対応させた変動表示演出を実行した後、前記図柄表示手段による図柄の停止表示に対応させた停止表示演出を実行する図柄演出実行手段と、
前記変動パターン決定手段により決定された変動パターンが所定のリーチ発生条件を満たす場合、前記図柄演出実行手段による前記変動表示演出の実行中にリーチ演出を実行するリーチ演出実行手段と、
前記変動パターン規制手段により選択可能な前記変動パターンの種類が前記特別変動パターンに規制されている場合、前記変動パターン規制手段により選択可能な前記変動パターンの種類が前記基本変動パターンに規制されている場合と比較して、前記リーチ発生条件を満たす確率を高く設定するリーチ発生条件確率高設定手段とをさらに備えることを特徴とする遊技機。
【請求項7】
請求項6に記載の遊技機において、
前記図柄演出実行手段による前記変動表示演出及び前記停止表示演出に際して、複数の背景画像を用いたモード演出を実行するモード演出実行手段と、
前記モード演出実行手段による前記モード演出の実行中に所定の条件が満たされた場合、前記背景画像を変化させてモードを移行させるモード移行演出を実行するモード移行演出実行手段とをさらに備え、
前記変動パターン規定手段は、
前記モード移行演出実行手段により実行されるモード移行演出用の変動パターンを含めた前記特別変動パターンを規定していることを特徴とする遊技機。
【請求項8】
請求項5から7までのいずれかに記載の遊技機において、
前記変動パターン規制手段は、
前記非時間短縮状態復帰手段により前記特別遊技後変動回数が前記特定回数に達したことを条件として前記時間短縮状態から前記非時間短縮状態に復帰された場合、前記非時間短縮状態に復帰してから前記図柄表示手段により実行された図柄の変動表示及び停止表示の回数に対応する非時間短縮状態復帰後変動回数が前記特別回数と同様の回数に達するまでの間、前記変動パターン選択手段が選択可能な前記変動パターンの種類を前記特別変動パターンに規制することを特徴とする遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図43】
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【図44】
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【公開番号】特開2013−34533(P2013−34533A)
【公開日】平成25年2月21日(2013.2.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−170946(P2011−170946)
【出願日】平成23年8月4日(2011.8.4)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】