遊技機

【課題】特定当り遊技が発生する期待感を高める。
【解決手段】メイン制御ＣＰＵは、始動入賞手段への入賞を契機として図柄変動演出が当りになるか否かの当り判定を行なうと共に、該遊技球が入賞した時点でメイン制御ＲＯＭに記憶されている始動保留情報に基づく図柄変動演出が当りになるかを事前判定し、事前当り判定の判定結果が肯定の場合に当り遊技の種類を事前判定する。統括制御ＣＰＵは、始動入賞手段へ遊技球が入賞した時点でメイン制御ＲＯＭに記憶されている始動保留情報に基づく図柄変動演出において事前当り示唆演出を実行するか否かを決定する。このとき、メイン制御ＣＰＵが事前判定した当り遊技が特定当り遊技の場合に、統括制御ＣＰＵが特定当り遊技の専用の事前当り示唆演出を実行することを決定可能に構成した。

Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項１】
遊技球が入賞可能な始動入賞手段と、前記始動入賞手段への入賞を契機として乱数を取得する乱数取得手段と、前記乱数取得手段が取得した乱数を始動保留情報として所定数記憶する保留記憶手段と、前記乱数取得手段が取得した乱数に基づいて複数種類の図柄を変動させる図柄変動演出を実行する図柄表示手段と、遊技球が入賞可能な入賞口を有すると共に該入賞口を開閉する開閉手段を有する特別入賞手段とを備え、前記図柄表示手段で実行される図柄変動演出において予め定められた当り表示が表示された場合には、前記開閉手段が前記特別入賞手段の入賞口を開閉する当り遊技を付与して、該当り遊技中における入賞口への遊技球の入賞を許容する遊技機において、
前記図柄変動演出の開始時に、前記乱数取得手段により取得された当り判定用乱数の値が予め定められた当り判定値と一致するか否かを判定することで、該図柄変動演出が当りになるか否かの当り判定を行なう当り判定手段と、
前記始動入賞手段へ遊技球が入賞した時点で前記保留記憶手段に記憶されている場合に、該始動入賞手段への入賞を契機として保留記憶手段に記憶される始動保留情報に関連付けられた乱数の値が予め定められた当り判定値と一致するか否かを判定することで、当該保留記憶手段に記憶される始動保留情報に基づく図柄変動演出が当りになるかを事前判定する事前当り判定手段と、
前記事前当り判定手段の判定結果が肯定の場合に付与される当り遊技の種類を事前判定する事前当り種別判定手段と、
前記始動入賞手段へ遊技球が入賞した時点で前記保留記憶手段に記憶されている場合に、当該保留記憶手段に記憶されている始動保留情報に基づく図柄変動演出が実行される間に前記事前当り判定手段の判定結果を示唆する事前当り示唆演出を実行するか否かを決定する事前当り示唆演出決定手段と、
前記事前当り示唆演出決定手段の判定結果が肯定の場合に、前記始動入賞手段へ遊技球が入賞した時点で前記保留記憶手段に記憶されている始動保留情報の記憶数を最大連続回数として、事前当り示唆演出を実行する前記図柄変動演出の実行回数を当該最大連続回数の範囲内で決定する実行回数決定手段と、
前記事前当り示唆演出決定手段の判定結果が肯定の場合に、前記図柄表示手段において前記実行回数決定手段が決定した実行回数分の図柄変動演出において事前当り示唆演出を実行させる演出実行制御手段とを備え、
前記当り遊技には、前記開閉手段に短時間開放動作のみを行なわせると共に、前記当り判定手段の判定結果が肯定となる確率が通常よりも高確率となる確変状態が当り遊技後に付与される特定当り遊技が設定されて、
前記事前当り示唆演出決定手段は、前記事前当り種別判定手段により事前判定された当り遊技が特定当り遊技の場合に、特定当り遊技の専用の事前当り示唆演出を実行することを決定可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
【請求項２】
前記特定当り遊技の専用の事前当り示唆演出には、事前当り示唆演出の結果として前記特定当り遊技が生起される期待度の異なる複数種類が設定されると共に、
前記演出実行制御手段は、前記事前当り示唆演出が実行される図柄変動演出毎に事前当り示唆演出の内容を変更し得るよう構成された請求項１記載の遊技機。
【請求項３】
遊技機全体を制御するメイン制御手段と、前記メイン制御手段からの制御信号に基づき、各種遊技演出を前記図柄表示手段に実行させるサブ制御手段とを備え、
前記メイン制御手段は、事前当り示唆演出に関して示唆演出情報をサブ制御手段に送信し、
前記サブ制御手段が前記事前当り示唆演出決定手段を有し、前記メイン制御手段からの示唆演出情報に基づいて実行する事前当り示唆演出を決定する請求項２記載の遊技機。
【請求項４】
前記メイン制御手段は、事前当り示唆演出の最終表示を決定する示唆演出情報をサブ制御手段に送信し、
前記サブ制御手段において前記示唆演出情報に基づいて事前当り示唆演出の示唆演出パターンから前記図柄表示手段に表示させる事前当り示唆演出パターンが選択される請求項３記載の遊技機。
【請求項５】
前記事前当り示唆演出決定手段は、前記事前当り示唆演出における図柄変動演出毎に、前回の図柄変動演出で表示された事前当り示唆演出の期待度と同等以上となる期待度の事前当り示唆演出を決定するよう構成された請求項２〜４の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項６】
前記事前当り示唆演出には、事前当り示唆予告演出の結果として前記特定当り遊技の発生が確定する突然確変当り確定示唆演出が含まれ、
前記事前当り示唆演出決定手段は、前記事前当り種別判定手段が事前判定した当り遊技の種類が特定当り遊技の場合に、前記突然確変当り確定示唆演出を決定し得るよう構成された請求項２〜５の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項７】
前記当り遊技には、前記短時間開放動作よりも開放時間の長い長時間開放動作を前記開閉手段に行なわせると共に、前記当り判定手段の判定結果が肯定となる確率が通常よりも高確率となる確変状態が当り遊技後に付与される通常確変当り遊技が設定されて、
前記始動入賞手段は、遊技球が一定の確率で入賞可能な第１始動入賞手段と、遊技球の入賞確率を可変可能な第２始動入賞手段とを備え、
前記当り判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記第２始動入賞手段へ遊技球が入賞する確率が高確率となる特典遊技状態を付与するか否かを判定する特典遊技状態判定手段が設けられ、
前記図柄変動演出の結果、前記当り判定手段の判定結果が肯定となる確率が通常よりも高確率となる確変状態が当り遊技後に付与される当り遊技が付与される場合には、前記特典遊技状態判定手段が特典遊技状態を付与することを決定し、
前記第１始動入賞手段の入賞に基づく当り判定の場合に、第２始動入賞手段の入賞に基づく当り判定の場合に較べて特定当り遊技が選択される確率が高く設定されると共に、前記第２始動入賞手段の入賞に基づく当り判定の場合に、第１始動入賞手段の入賞に基づく当り判定の場合に較べて通常確変当り遊技が選択される確率が高く設定されている請求項１〜６の何れか一項に記載の遊技機。

【図１】