説明

遊技設備のメダル自動供給装置

【課題】 メダルホッパーのメダル量センサーが誤検知してもメダルの溢れ及び詰まりを防止する。
【解決手段】 メダルホッパー1cに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサー1dを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをメダルホッパー1cに送るメダル供給路4aを設け、メダル量センサー1dがメダルの所定量以下を検知するとメダル搬送ラインのメダルをメダル供給路4aに補給するメダル補給装置を設けた遊技設備において、前記メダル供給路4aの路端にメダルの滞留を検知するメダル滞留センサー5aを備えた中間ホッパー5を設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサー5aが中間ホッパー5内のメダルの滞留を検知するとメダル量センサー1dの検知に係らずメダル補給装置の作動を停止させるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メダルを使用してゲームを行うスロットマシン等のゲーム機又はそのゲーム機用のメダルを遊技者に貸し出すメダル貸し機へメダルを自動的に供給する遊技設備のメダル自動供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、遊技設備のメダル自動供給装置が特許文献1で提案されている。この技術は、図10に示すようにメダルを投入してゲームを行いゲーム状態に応じた枚数のメダルを払い出すゲーム機10内に投入されたメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパー11を設け、メダルホッパー11に収容されているメダルの所定量以下を検知するタッチ式のメダル量センサー12をメダルホッパー11に設け、ゲーム機10にメダルを搬送するメダル搬送ライン13を設け、メダル搬送ライン13で搬送されたメダルをゲーム機10内のメダルホッパー11に送るメダル供給路14を設け、メダル量センサー12がメダルホッパー11内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル搬送ライン13のメダルをメダル供給路14に補給するメダル補給装置15を設けたことを特徴としている。15aはアーム、15bはモータ、16はメダル投入口、17はシュート、18はメダル受皿、19はメダル排送路、20はメダル回収ライン、Mはメダルである。
【0003】
ところで、前記技術ではゲーム機10の振動により一時的にメダルMがメダル量センサー12から離間又はメダルM同士が交絡してメダル量センサー12に接触しない状態で収容された等の様々な原因でメダル量センサー12が誤検知することがある。すなわち、図11(a)に示すようにメダルホッパー11内には充分な量のメダルMが収容されていながらメダル補給装置15が作動してしまい、メダルホッパー11からメダルMがゲーム機10内に溢れ出たり、メダル供給路14内を積み上がってメダル補給装置15の部分まで溢れてしまう問題があった。また、図11(b)に示すようにメダル供給路14は細いから特に曲折している部分で詰まり易く、一旦詰まるとメダルホッパー11内のメダルMの減少でメダル補給装置15が作動しても詰まったメダルMで遮られてメダルホッパー11に補給されず、メダルホッパー11が空になってゲーム機10が誤動作又は停止してしまう問題があった。
【特許文献1】特開2004−236783号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、メダルホッパーのメダル量センサーが誤検知してもメダルの溢れ及び詰まりを防止して設備を停止させることなく稼動を継続できるようにした遊技設備のメダル自動供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) メダルを投入してゲームを行いゲーム状態に応じた枚数のメダルを払い出すゲーム機内に投入されたメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、ゲーム機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをゲーム機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル補給路の途中にメダル供給路内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーがメダル供給路内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置
2) メダルを投入してゲームを行いゲーム状態に応じた枚数のメダルを払い出すゲーム機内に投入されたメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、ゲーム機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをゲーム機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の路端とメダルホッパーとの間に中間ホッパーを設け、中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを中間ホッパーに設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーが中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置
3) 貨幣又は硬貨を投入するとゲームに使用するメダルを投入金額に応じた枚数払い出すメダル貸し機内にメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、メダル貸し機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをメダル貸し機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の途中にメダル供給路内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーがメダル供給路内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置
4) 貨幣又は硬貨を投入するとゲームに使用するメダルを投入金額に応じた枚数払い出すメダル貸し機内にメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、メダル貸し機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをメダル貸し機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の路端とメダルホッパーとの間に中間ホッパーを設け、中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを中間ホッパーに設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーが中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置
にある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、メダル滞留センサーでメダルの滞留を検知するとメダル量センサーの検知に係らずメダル補給装置を強制的に停止させるようにしたから、メダルホッパーのメダル量センサーが誤検知してもメダルの溢れや詰まり等のトラブルを未然に防止することができ、設備を停止させることなく稼動を継続させて円滑な運営を可能にする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明では、メダル滞留センサーはメダル供給路の途中に直接設ける方法や、メダル供給路の路端とメダルホッパーと間に配設した中間ホッパーに設ける方法があり、ゲーム機及びメダル貸し機の内部のスペースやメダルの補給速度等に応じて任意に選択される。中間ホッパーは、メダル量センサーの誤検知後に過剰に補給されて積み上がったメダルがメダル供給路に達するまでのバッファとなり、メダル供給路内の詰まりをより確実に防止でき、メダルの補給速度が速い場合に有用である。以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
【実施例1】
【0008】
図1〜7に示す実施例は、並設されたスロットマシンとメダル貸し機それぞれにメダルを自動的に供給するメダル自動供給装置に本発明を適用した例である。図1は実施例の遊技設備の説明図、図2は実施例のゲーム機の一部切欠斜視図、図3は実施例のメダル貸し機の一部切欠斜視図、図4は実施例の中間ホッパーの斜視図、図5は実施例のメダル補給制御部の回路の説明図、図6は実施例のメダルの補給過多とその解消を示す説明図、図7は実施例のメダル補給の情報処理フローチャートである。
【0009】
本実施例のゲーム機1は、図2に示すように前面にメダル投入口1aを設け、メダル投入口1aから投入されたメダルによるゲームの進行及びゲーム結果に応じた所定枚数のメダルの払い出し制御を行うコントロール装置1bを設け、ゲーム結果に応じた枚数のメダルを払い出すまでメダルを一時的に収容するメダルホッパー1cを設け、メダルホッパー1cの上方にメダルの収容量を検知するタッチ式のメダル量センサー1dを設け、メダルホッパー1cの下方に払い出されたメダルを排出するシュート1eを設け、シュート1eの下方に排出されたメダルを取り出すためのメダル受皿1fを設け、メダルホッパー1cの右側下方に余剰メダルを排出するメダル排送路1gを設けている。
【0010】
メダル貸し機2は、図3に示すように前面に貨幣を投入する貨幣投入口2aを設け、貨幣投入口2aから投入された貨幣の金額に応じて所定枚数のメダルの払い出し制御を行うコントロール装置2bを設け、投入金額に応じた枚数のメダルを払い出すまでメダルを一時的に収容するメダルホッパー2cを設け、メダルホッパー2cの上方にメダルの収容量を検出するタッチ式のメダル量センサー2dを設け、メダルホッパー2cの下方に払い出されたメダルを排出するシュート2eを設け、シュート2eの下方に排出されたメダルを取り出すためのメダル払出口2fを設けている。
【0011】
メダル自動供給装置3は、図1に示すように並設された複数のゲーム機1及びメダル貸し機2の上方にメダルを搬送するベルトコンベヤからなるメダル搬送ライン3aを設け、ゲーム機1から排出された余剰メダルを回収するベルトコンベヤからなるメダル回収ライン3bをゲーム機1の下方に設け、回収されたメダルを洗浄研磨するメダル洗浄研磨部3cを設け、メダル洗浄研磨部3cで洗浄研磨されたメダルを上昇させてメダル搬送ライン3aに送り出す転向部3dを設け、メダルの補給制御を行うメダル補給制御部3fを設けている。
【0012】
メダル補給装置4はメダル搬送ライン3aのゲーム機1及びメダル貸し機2の上方位置に設け、メダル補給装置4とゲーム機1及びメダル貸し機2の内部との間にメダル供給路4aを配管し、メダル搬送ライン3aで搬送されたメダルをモータ4cで回動するアーム4bにより斜めに遮断してメダル供給路4aに誘導するようにして取り込んでゲーム機1及びメダル貸し機2に送るようにしている。中間ホッパー5はメダル供給路4aの路端とメダルホッパー1c,2cの上方との間に設け、中間ホッパー5の両側の内壁にメダルの滞留を検知する感応式のメダル滞留センサー5aを設けている。
【0013】
メダル補給制御部3fの回路は、図5に示すようにCPU3g,RAM3h,ROM3i及びインターフェイス3jから構成され、コントロール装置1b,2bとメダル量センサー1d,2dとメダル滞留センサー5aをインターフェイス3jを介して信号線3kで接続している。ROM3i内のプログラムは、メダル量センサー1d,2dの検知中にメダル補給装置4を作動させ、メダル補給装置4の作動中にメダル滞留センサー5aが検知するとメダル量センサー1d,2dの検知に係らずメダル補給装置4を強制的に停止させるように構成している。6はホールコンピュータ、6aは接続部、6bは信号線、Mはメダルである。
【0014】
本実施例では、メダル自動供給装置3を作動させ、ゲーム機1及びメダル貸し機2内のメダルMがメダル量センサー1d,2dから離れていると、メダル量センサー1d,2dが検知してメダル補給装置4が作動してメダルMをメダル供給路4aへ補給する。メダルMはメダルホッパー1c,2cに貯溜していき、メダルMがメダル量センサー1d,2dに接触するとメダル補給装置4が停止して所定量が常時保持される。ゲーム機1では、メダルホッパー1c内が飽和すると余剰のメダルMがメダル排送路1gでメダル回収ライン3bに排出され、メダル回収ライン3bで搬送してメダル洗浄研磨部3cで洗浄研磨され、転向部3dでメダル搬送ライン3aに送り出して再び供給される。
【0015】
メダル貸し機2では、遊技者が貨幣を貨幣投入口2aに投入すると、コントロール装置2bが投入された貨幣の金額に応じた枚数のメダルMを遊技者に払い出してメダルホッパー2c内のメダルMが減少し、メダル量センサー2dからメダルMが離れるとメダル不足と判断してメダル補給装置4が作動し、メダル搬送ライン3aのメダルMをメダル供給路4aを通じてメダルホッパー2cに補給する。補給はメダルMがメダル量センサー2dに接触するまで継続し、メダルMがメダル量センサー2dに接触した時点でメダル補給装置4を停止する。
【0016】
ゲーム機1では、遊技者がメダル貸し機2で得たメダルMをメダル投入口1aに投入してゲームを開始すると、コントロール装置1bがゲームの状態に応じた枚数のメダルMを遊技者に払い出してメダルホッパー1c内のメダルMが減少し、メダル量センサー1dからメダルMが離れるとメダル不足と判断して補給する。補給は前記と同様にメダル量センサー1dにメダルMが接触するまで継続し、接触した時点で補給を停止する。
【0017】
ここで、メダルMがメダルホッパー1c,2cに所定量収容されていながら何らかの原因でメダル量センサー1d,2dが誤検知してメダル補給装置4が作動すると、図6(a)に示すようにメダルMがメダルホッパー1c,2cに満杯に貯留されるとともに(ゲーム機1では余剰メダルの排出が間に合わない場合)中間ホッパー5内に貯留していき、さらにはメダル供給路4a内に上方へ積み上がって詰まりを生じさせることになる。
【0018】
しかし、本実施例では中間ホッパー5のメダル滞留センサー5aでメダルMの滞留が検知されると、メダル補給制御部3fがメダル補給装置4を強制的に停止させ、メダルMの溢れ及び詰まりが回避される。その後、図6(b),(c)に示すようにメダルMの払い出しの度にメダルホッパー1c,2c内のメダルMが減少して中間ホッパー5内のメダルMがメダルホッパー1c,2cへ移行し、補給過多の状態が解消されて常態に戻る。このように、メダル量センサー1d,2dが誤検知してもメダルMの溢れや詰まり等のトラブルを未然に防止することができ、設備を停止させることなく稼動を継続させて円滑な運営が可能となった。
【0019】
図8,9に示すのは実施例の他の例である。図8は実施例の他の例のゲーム機の一部切欠斜視図、図9は実施例の他の例のメダル貸し機の一部切欠斜視図である。図8,9に示す実施例の他の例では、中間ホッパー5を省略してメダル滞留センサー5aをメダル供給路4aの下端部に直接設けて低コストで実施できるようにしたものである。動作及びその他の構成,効果は実施例と同じである。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明の遊技設備のメダル自動供給装置は、スロットマシン等のゲーム機やそのゲーム機のメダルを貸し出すメダル貸し機に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】実施例の遊技設備の説明図である。
【図2】実施例のゲーム機の一部切欠斜視図である。
【図3】実施例のメダル貸し機の一部切欠斜視図である。
【図4】実施例の中間ホッパーの斜視図である。
【図5】実施例のメダル補給制御部の回路の説明図である。
【図6】実施例のメダルの補給過多とその解消を示す説明図である。
【図7】実施例のメダル補給の情報処理フローチャートである。
【図8】実施例の他の例のゲーム機の一部切欠斜視図である。
【図9】実施例の他の例のメダル貸し機の一部切欠斜視図である。
【図10】従来のゲーム機の一部切欠斜視図である。
【図11】従来のメダルの溢れ及び詰まりを示す説明図である。
【符号の説明】
【0022】
1 ゲーム機
1a メダル投入口
1b コントロール装置
1c メダルホッパー
1d メダル量センサー
1e シュート
1f メダル受皿
1g メダル排送路
2 メダル貸し機
2a 貨幣投入口
2b コントロール装置
2c メダルホッパー
2d メダル量センサー
2e シュート
2f メダル払出口
3 メダル自動供給装置
3a メダル搬送ライン
3b メダル回収ライン
3c メダル洗浄研磨部
3d 転向部
3f メダル補給制御部
3g CPU
3h RAM
3i ROM
3j インターフェイス
3k 信号線
4 メダル補給装置
4a メダル供給路
4b アーム
4c モータ
5 中間ホッパー
5a メダル滞留センサー
6 ホールコンピュータ
6a 接続部
6b 信号線
10 ゲーム機
11 メダルホッパー
12 メダル量センサー
13 メダル搬送ライン
14 メダル供給路
15 メダル補給装置
15a アーム
15b モータ
16 メダル投入口
17 シュート
18 メダル受皿
19 メダル排送路
20 メダル回収ライン
M メダル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メダルを投入してゲームを行いゲーム状態に応じた枚数のメダルを払い出すゲーム機内に投入されたメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、ゲーム機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをゲーム機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル補給路の途中にメダル供給路内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーがメダル供給路内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置。
【請求項2】
メダルを投入してゲームを行いゲーム状態に応じた枚数のメダルを払い出すゲーム機内に投入されたメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、ゲーム機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをゲーム機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の路端とメダルホッパーとの間に中間ホッパーを設け、中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを中間ホッパーに設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーが中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置。
【請求項3】
貨幣又は硬貨を投入するとゲームに使用するメダルを投入金額に応じた枚数払い出すメダル貸し機内にメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、メダル貸し機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをメダル貸し機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の途中にメダル供給路内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーがメダル供給路内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置。
【請求項4】
貨幣又は硬貨を投入するとゲームに使用するメダルを投入金額に応じた枚数払い出すメダル貸し機内にメダルを払い出し時まで一時的に収容するメダルホッパーを設け、メダルホッパーに収容されているメダルの所定量以下を検知するメダル量センサーをメダルホッパーに設け、メダル貸し機にメダルを搬送するメダル搬送ラインを設け、メダル搬送ラインで搬送されたメダルをメダル貸し機内のメダルホッパーに送るメダル供給路を設け、メダル搬送ラインのメダルをメダル供給路に補給するメダル補給装置を設け、メダル量センサーがメダルホッパー内のメダルの所定量以下を検知すると所定量に達するまでメダル補給装置を作動させてメダル供給路を通じてメダルをメダルホッパーに送るようにした遊技設備において、前記メダル供給路の路端とメダルホッパーとの間に中間ホッパーを設け、中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するメダル滞留センサーを中間ホッパーに設け、メダル補給装置の作動時においてメダル滞留センサーが中間ホッパー内のメダルの滞留を検知するとメダル補給装置の作動を停止させるようにしたことを特徴とする、遊技設備のメダル自動供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2007−44143(P2007−44143A)
【公開日】平成19年2月22日(2007.2.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−229643(P2005−229643)
【出願日】平成17年8月8日(2005.8.8)
【出願人】(000108247)株式会社ジェッター (42)