説明

遮光プレート保持具

【課題】 自在パイプに回転材及びアームの機能を加えることにより、回転、上下作動機能が一体となり、簡単にトーチ本体に取りつけでき、不使用時は折り畳み収納できる、遮光プレート保持具を提供する。
【解決手段】自在パイプ1に固定金具2、回転材3をそれぞれ設け、更にその回転材3の左右にアーム4を受ける軸5を設け、又アーム4の片方に遮光プレート受け枠7用軸6を設けることにより、角度が自在に調節でき、遮光プレート保持具を熔接トーチに直接装着出来ることを特徴とする遮光プレート保持具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自在パイプに、回転及び上下作動機能が一体となり、又折り畳み収納できる遮光プレート保持具を直接溶接トーチに装着出来る溶接に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、遮光プレート保持具は、手持ち面、被り型面はある。
【発明の開示】

【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ).溶接作業のとき、片方の手に溶接トーチ、又はホルダー持ち、一方の手に遮光面を持つ作業の姿勢では、仕事の状態では手の使用ができず危険でもあり又不便でもあった。
(ロ).(イ)を解決するた、被り型面がある。然し視野が狭くなり煩わしい。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
自在パイプに固定金具を設け、又自在パイプの片方に軸を介し回転できるコ字状の回転材を設け、更にその回転材の左右にアームを受ける軸を設け、又アームの片方に遮光プレート受け枠用軸を設ける事により角度を自由に調節でき、保持具を溶接トーチに直接装着することを特徴とする遮光プレート保持具。
【発明の効果】
【0005】
本発明の遮光プレート保持具を使用することにより、片方の手が自由になり、溶接作業の状態により安全な姿勢により熔接作業が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下本発明の実施の形態について説明する。
アーム及び回転材の軸に装着してあるバネ材により、自在パイプの機能と共に熔接と遮光面との最良の角度を保持することが出来る。
(イ)、自在パイプの下方に固定金具、上方にコ字状の回転材を設ける。
(ロ)、コ状の回転材の左右にアームを受ける軸を設け、アームの片方に遮光プレート受け枠を受ける軸を設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは固定金具をトーチの任意のところに固定するたけでしようできる。
熔接作業の状態又は姿勢により自在パイプ及びそれぞれの軸のスプリングの機能により、最良の角度を調節出来る。不使用時は折り畳み収納出来る。
【実施例】
【0007】
図3に示すようにトーチ及び電棒ホルダーに固定金具を装着するだけで使用でき、自在パイプ及び回転材又アームにより任意の角度を保つ事が出来る。
不使用時は折り畳み収納出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 本発明の側面図
【図2】 本発明の平面図
【図3】 本発明の実施例を示す姿図
【符号の説明】
【0009】
1自在パイプ
2固定金具
3回転材
4アーム
5軸
6軸
7遮光プレート受け枠
8遮光プレート押さえスプリング
9コイルバネ材
10バネ材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自在パイプ下方に固定金具、上方に軸を介し回転できるコ字状の回転材を設け、更にその回転材の左右部にアームを受ける軸を設け、又アームの片方に遮光プレート受け枠を受ける軸を設けることにより遮光プレート枠の角度、高さを自在に調節でき、遮光プレート保持具を直接溶接トーチに装着することを特徴とする遮光プレート保持具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−21244(P2006−21244A)
【公開日】平成18年1月26日(2006.1.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−226171(P2004−226171)
【出願日】平成16年7月6日(2004.7.6)
【出願人】(597164161)