説明

部分積層印刷体

【課題】見る方向によって相違する意匠を視認することができる印刷体を提供する。
【解決手段】部分積層印刷体100は、被印刷体8の表面に印刷された、第1意匠10を形成するための第1層1と、第1層1の表面に、所定の間隔2bを空けて印刷された複数の第2印刷要素2と、第2印刷要素2の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素9と、を有し、複数の第2印刷要素2によって第2意匠20が構成されている。したがって、正面から見た場合、第1層1によって構成される第1意匠10を視認することができ、斜めに見た場合、第2印刷要素2の側面によって構成される第2意匠を視認することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は部分積層印刷体、特に、複数の方向から視認される印刷体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、印刷体への極めて多彩な要請に応えるため、発明者は、たとえば、画像を形成する画像要素の一部または全部を印刷した印刷面と、透明または半透明の薄膜とを積層した積層印刷体を開示している(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−342988号公報(第3−4頁、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された発明は、立体感に富む極めて深みのある印刷体を提供することができるという顕著な効果を奏している。しかしながら、見る方向によって色彩や図柄(本発明において「意匠」と称している)が変化するような印刷体が欲しいとする新たな要請には応えることができなかった。
【0005】
本発明は上記新たな要請に応えるものであって、見る方向によって相違する意匠を視認することができる印刷体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る部分積層印刷体は、被印刷体の表面に印刷された、所定の第1意匠を構成する第1層と、
前記第1層の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第2印刷要素と、
前記第2印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第2印刷要素によって第2意匠が構成され、
前記遮蔽要素の表面の法線の方向から見た際、前記第1意匠が視認され、
前記遮蔽要素の表面の法線方向に対して傾いた方向から見た際、前記第1意匠と前記第2意匠とが合体した意匠、あるいは前記第2意匠が視認されることを特徴とする。
【0007】
(2)また、被印刷体の表面に印刷された、所定の第1意匠を形成する第1層と、
前記第1層の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第2印刷要素と、
該第2印刷要素に隣接して前記第1層の表面に印刷された第3印刷要素と、
前記第2印刷要素および前記第3印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第2印刷要素によって第2意匠が構成され、
前記複数の第3印刷要素によって第3意匠が構成され、
前記遮蔽要素の法線の方向から見た際、前記第1意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して一方に傾いた方向から見た際、前記第1意匠および前記第2意匠が合体した意匠、あるいは前記第2意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して他方に傾いた方向から見た際、前記第1意匠および前記第3意匠が合体した意匠、あるいは前記第3意匠が視認されることを特徴とする。
【0008】
(3)また、前記(2)において、前記第1意匠と前記第3意匠とが同一であることを特徴とする。
【0009】
(4)さらに、前記被印刷体の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第4印刷要素と、
該第4印刷要素に隣接して前記被印刷体の表面に印刷された第5印刷要素と、
前記第4印刷要素の表面および前記第5印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第4印刷要素によって第4意匠が構成され、
前記複数の第5印刷要素によって第5意匠が構成され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して一方に傾いた方向から見た際、前記第4意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して他方に傾いた方向から見た際、前記第5意匠が視認されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
(i)本発明に係る部分積層印刷(請求項1)は、それぞれの意匠が、互いに離れた複数の印刷要素によって構成され(点描画に同じ)、見る方向によって、2種類ないし3種類の意匠を視認することができる。すなわち、正面からは第1意匠(たとえば、赤色)のみが視認され、斜め方向からは第1意匠(たとえば、赤色)および第2意匠(たとえば、青色)が合体した意匠(たとえば、紫色)、あるいは第2意匠(たとえば、青色)が視認される。
【0011】
(ii)また、本発明に係る部分積層印刷(請求項2)は、見る方向によって、3種類ないし5種類の異なる意匠を視認することができる。
すなわち、正面からは第1意匠(たとえば、背景)のみが視認される。また、一方の斜め方向からは第1意匠(たとえば、背景)および第2意匠(たとえば、模様)が合体した意匠(たとえば、背景付き模様)、あるいは第2意匠(たとえば、模様)のみが視認される。さらに、他方の斜め方向からは第1意匠(たとえば、背景)および第3意匠(たとえば、文字)が合体した意匠(たとえば、背景付き文字)、あるいは第3意匠(たとえば、文字)のみが視認される。
【0012】
(iii)また、本発明に係る部分積層印刷(請求項3)は、見る方向によって、2種類の意匠が視認される。
すなわち、一方の斜め方向からは第1意匠(たとえば、背景)および第2意匠(たとえば、模様)が合体した意匠(たとえば、背景付き模様)、あるいは第2意匠(たとえば、模様)のみが視認される。また、正面から、あるいは他方の斜め方向からは、第1意匠(第3意匠に同じ、たとえば、背景)のみが視認される。
【0013】
(iv)さらに、本発明に係る部分積層印刷(請求項4)は、斜め方向から見た場合には、2種類の異なる意匠が視認されるものの、正面から見た場合には意匠を視認することができない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施の形態1に係る部分積層印刷を説明する、部分を拡大して模式的に示す側面視の断面図および平面視の断面図。
【図2】図1に示す部分積層印刷において視認される意匠を模式的に示す平面図。
【図3】本発明の実施の形態2に係る部分積層印刷を説明する、部分を拡大して模式的に示す側面視の断面図および平面視の断面図。
【図4】図3に示す部分積層印刷において視認される意匠を模式的に示す平面図。
【図5】本発明の実施の形態3に係る部分積層印刷を説明する、部分を拡大して模式的に示す平面視の断面図。
【図6】図5に示す部分積層印刷において視認される意匠を模式的に示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
[実施の形態1]
図1および図2は本発明の実施の形態1に係る部分積層印刷を説明するものであって、図1の(a)は部分を拡大して模式的に示す側面視の断面図、図1の(b)は部分を拡大して模式的に示す平面視の断面図、図2は視認される意匠を模式的に示す平面図である。
【0016】
図1の(a)および(b)において、部分積層印刷体100は、被印刷体8表面に印刷された、第1意匠10を形成するための第1層1(赤色の円形)と、第1層1の表面に、所定の間隔2bを空けて印刷された複数の第2印刷要素2(青色の円形)と、第2印刷要素2の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素9と、を有している。
なお、遮蔽要素9は第2印刷要素2の表面を視認不能にするためのものであるから、光の不透過膜あるいは光の反射膜(ミラー)に同じである。
そして、互いに離れた複数の第2印刷要素2によって第2意匠20(青色の円形)が構成されている。また、第1意匠10は、互いに離れた複数の遮蔽要素9(第2印刷要素2の表面を覆い隠している)によって、断続的に覆い隠されているから、微視的には格子(縦横の線)によって形成されている。
【0017】
なお、間隔2bは、第2印刷要素2の厚さ2aに対応するものであって(たとえば、100μm程度)、第2印刷要素2の大きさ(平面視における辺の長さ)に略同一でも相違してもよい。また、正方形状の第2印刷要素2が方眼配置されたものを図示しているが、本発明はこれに限定するものではなく、第2印刷要素2を線状にして、これを平行配置したり、第2印刷要素2を矩形状にして千鳥状に配置してもよい。さらに、三角形状、六角形状あるいは円形状にしてもよい。
また、被印刷体8の形状、大きさ、材質等は限定されるものではなく、第1層1は被印刷体8の表面(外面、内面あるいは端面等)の全域あるいは一部に印刷されるものである。
【0018】
図2の(c)において、部分積層印刷体100を遮蔽要素9の法線の方向(正面方向に同じ、矢印Cにて示す)から見た際、遮蔽要素9によって光が反射されるため、第2印刷要素2の表面を視認することができないから、第1意匠10(赤色の円形)が視認される。
【0019】
図2の(b)において、部分積層印刷体100を遮蔽要素9の法線方向に対して少し傾いた方向(斜め方向に同じ、矢印B、Dにて示す)から見た際、遮蔽要素9によって第2印刷要素2の表面を視認することはできないものの、遮蔽要素9同士の間隔(間隔2bに相当する)から、第2印刷要素2の側面(端面に同じ)を視認することができる。このとき、第1層1も同時に視認されるから、第1意匠10および第2意匠20が合体した合体意匠15(紫の楕円)が視認されることになる。
したがって、第1印刷要素1の高さ1aに対して間隔2bが大きくなると、合体意匠15に与える第1意匠10の影響が大きくなると共に、合体意匠15を視認することができる範囲(斜め方向の範囲、A視とC視との角度に同じ)が拡大する。
【0020】
図2の(a)において、部分積層印刷体100を遮蔽要素9の法線方向に対してさらに傾いた方向(斜め方向に同じ、矢印A、Eにて示す)から見た際、遮蔽要素9同士の間隔(間隔2bに相当する)から、第2印刷要素2の側面のみを視認することができるから、第2意匠20(青の楕円)が視認されることになる。
【0021】
なお、遮蔽要素9と間隔2bとの相対的な大小関係は限定されるものではなく、図1の(a)および(b)においては両者を略同じに描いている。
さらに、第1層1の印刷を省略して、第2印刷要素2を被印刷体8に直接印刷してもよい。このとき、平面視の場合、被印刷体8が直接視認されることになる。
【0022】
[実施の形態2]
図3〜図6は本発明の実施の形態2に係る部分積層印刷を説明するものであって、図3の(a)は部分を拡大して模式的に示す側面視の断面図、図3の(b)は部分を拡大して模式的に示す平面視の断面図、図4は視認される意匠を模式的に示す平面図、図5はバリエーションを拡大して模式的に示す側面視の断面図、図6は図5における視認される意匠を模式的に示す平面図である。なお、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
【0023】
図3の(a)および(b)において、部分積層印刷体200は、第1層1の表面に複数の第2印刷要素2と、これに隣接した第3印刷要素3が印刷されている。
このとき、複数の第2印刷要素2によって第2意匠20(青い円形)が構成され、複数の第3印刷要素3によって第3意匠30(黄色の円形)が構成される。
そして、第2印刷要素2と第3印刷要素3とは、何れも三角形であって、それぞれの底辺が当接して矩形を呈している。また、かかる矩形が間隔2bを空けて千鳥状に配置されているが、実施の形態1に準じて方眼状に配置してもよい。
なお、遮蔽要素9と間隔2bとの相対的な大小関係は限定されるものではなく、図3の(a)においては両者を略同じに描き、図3の(b)においては、遮蔽要素9の方を間隔2bより大きく描いている。
【0024】
図4の(a)において、部分積層印刷体200を遮蔽要素9の法線方向に対して充分傾いた方向(斜め方向に同じ、矢印Aにて示す)から見た際、遮蔽要素9同士の間隔(間隔2bに相当する)から、第3印刷要素3の側面(端面に同じ)のみを視認することができるから、第3意匠30(黄色の楕円)が視認されることになる。
図4の(b)において、部分積層印刷体200を遮蔽要素9の法線方向に対して僅かに傾いた方向(斜め方向に同じ、矢印Bにて示す)から見た際、遮蔽要素9同士の間隔(間隔2bに相当する)から、第1層1と第3印刷要素3の側面を視認することができるから、第1意匠10(赤い円形)と第3意匠30(黄色の円形)とが合体した合体意匠25(橙の楕円)が視認されることになる。
【0025】
図4の(c)〜(e)については、それぞれ図3の(c)〜(a)に同じであるから、説明を省略する。
なお、以上は発明の理解を容易にするため、色彩が相違する意匠について説明しているが、本発明は意匠を色彩に限定するものではなく、図柄(文字、記号、模様等)であっても、前記のような作用効果が得られる
さらに、第1層1の印刷を省略して、第2印刷要素2および第3印刷要素3を被印刷体8に直接印刷してもよい。このとき、平面視の場合、被印刷体8が直接視認されることになる。
【0026】
[実施の形態3]
図5および図6は本発明の実施の形態3に係る部分積層印刷を説明するものであって、図5は部分を拡大して模式的に示す平面視の断面図、図6は視認される意匠を模式的に示す平面図である。なお、実施の形態2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図5において、部分積層印刷体300は、部分積層印刷体200(図4参照)、における第3印刷要素3の一部を、第1層1が形成する第1意匠10を構成する印刷要素(説明の便宜上、印刷要素1としている)と同じにしたものである。
たとえば、上両角を印刷要素1が印刷された矩形状とし、上中央をA視(斜め上左)側を印刷要素3、E視(斜め下右)側を第2印刷要素2が印刷された矩形状としている。また、左中央をA視(斜め上左)側を印刷要素1、E視(斜め下右)側を第2印刷要素2が印刷され
左下角をA視(斜め上左)側を印刷要素3、E視(斜め下右)側を印刷要素1が印刷された矩形状としている。
【0027】
図6の(a)において、部分積層印刷体300をC方向から見た場合(平面視に同じ、以下「C視」と称する)、第2印刷要素2および印刷要素3を視認することができないから、第1層1によって微視的には格子状に描かれた第1意匠10(矩形を例示している)が視認される。
図6の(b)において、部分積層印刷体300をA方向から見た場合(上左から下右方向、以下「A視」と称する)、印刷要素3の側面と、上左側に位置する印刷要素1の側面とが視認される。したがって、印刷要素3の側面によって構成された第3意匠30(二等辺三角形を例示している)と、第3意匠30の斜辺に接する第1意匠10の一部である一対の直角三角形が視認される。
図6の(c)において、部分積層印刷体300をE方向から見た場合(下左から上左方向、以下「E視」と称する)、第2印刷要素2の側面と、下右左側に位置する印刷要素1の側面とが視認される。したがって、第2印刷要素2の側面によって構成された第2意匠20(円形を例示している)と、第2意匠20に接する第1意匠10の一部である4つの略直角二等辺三角形(底面が円弧を呈する)が視認される。
【0028】
以上のように、部分積層印刷体300において、複数の相違する図形を視認することができる。なお、当然に、図形に色彩を組み合わせることができる。また、それぞれ相違する意匠を構成する4種類の印刷要素を矩形状に接続させれば、4方向からそれぞれ相違する意匠を視認することができる。同様に、それぞれ相違する意匠を構成する3種類の印刷要素を三角形状または六角形状に接続させれば、3方向からそれぞれ相違する意匠を視認することができる。
【0029】
[その他の実施の形態]
本発明の実施の形態3に係る部分積層印刷(図示しない)は、部分積層印刷体100、200(実施の形態1、2)における第1層1の印刷を省略して、第2印刷要素2等を被印刷体8に直接印刷したものである。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明によれば、見る方向によって相違する意匠を視認することができる、各種形態(形状、大きさ、色彩、材質)の各種物品として広く利用することができる。
【符号の説明】
【0031】
1 第1層(第1印刷要素)
2 第2印刷要素
2a 厚さ
2b 間隔
3 第3印刷要素
8 被印刷体
9 遮蔽要素
10 第1意匠
15 合体意匠
20 第2意匠
25 合体意匠
30 第3意匠
100 部分積層印刷体(実施の形態1)
200 部分積層印刷体(実施の形態2)
300 部分積層印刷体(実施の形態2のバリエーション)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被印刷体の表面に印刷された、所定の第1意匠を構成する第1層と、
前記第1層の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第2印刷要素と、
前記第2印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第2印刷要素によって第2意匠が構成され、
前記遮蔽要素の表面の法線の方向から見た際、前記第1意匠が視認され、
前記遮蔽要素の表面の法線方向に対して傾いた方向から見た際、前記第1意匠と前記第2意匠とが合体した意匠、あるいは前記第2意匠が視認されることを特徴とする部分積層印刷体。
【請求項2】
被印刷体の表面に印刷された、所定の第1意匠を形成する第1層と、
前記第1層の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第2印刷要素と、
該第2印刷要素に隣接して前記第1層の表面に印刷された第3印刷要素と、
前記第2印刷要素および前記第3印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第2印刷要素によって第2意匠が構成され、
前記複数の第3印刷要素によって第3意匠が構成され、
前記遮蔽要素の法線の方向から見た際、前記第1意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して一方に傾いた方向から見た際、前記第1意匠および前記第2意匠が合体した意匠、あるいは前記第2意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して他方に傾いた方向から見た際、前記第1意匠および前記第3意匠が合体した意匠、あるいは前記第3意匠が視認されることを特徴とする部分積層印刷体。
【請求項3】
前記第1意匠と前記第3意匠とが同一であることを特徴とする請求項2記載の部分積層印刷体。
【請求項4】
前記被印刷体の表面に印刷された、所定の間隔を空けて配置された複数の第4印刷要素と、
該第4印刷要素に隣接して前記被印刷体の表面に印刷された第5印刷要素と、
前記第4印刷要素の表面および前記第5印刷要素の表面に印刷された、該表面を覆い隠すための遮蔽要素と、を有し、
前記複数の第4印刷要素によって第4意匠が構成され、
前記複数の第5印刷要素によって第5意匠が構成され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して一方に傾いた方向から見た際、前記第4意匠が視認され、
前記遮蔽要素の法線方向に対して他方に傾いた方向から見た際、前記第5意匠が視認されることを特徴とする部分積層印刷体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−247460(P2010−247460A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−100684(P2009−100684)
【出願日】平成21年4月17日(2009.4.17)
【出願人】(000145378)株式会社秀峰 (32)
【Fターム(参考)】