説明

酸化スケール改質溶融塩組成

【課題】ステンレス鋼板、線材など製造工程でその表面に形成される酸化スケールの除去に用いる溶融塩組成を提供する。
【解決手段】NaNO3:3〜20%、KOH:0.2〜5%、NaCl:5〜10%、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成。また、上記に加えて、Na2CO3:2〜10%、およびKMnO4:0.1〜5%の1種、または2種を含有し、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステンレス鋼板、線材など製造工程でその表面に形成される酸化スケールの除去に用いる溶融塩組成に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、熱間圧延、あるいは冷間圧延後の焼鈍工程でステンレス鋼の表面には酸化スケールが生成される。このスケールは、酸洗のみでは容易に除去することができない。そのため酸化スケールが生成されたステンレス鋼を酸洗前に溶融ソルト浴に浸漬し、ソルトと反応させ酸洗除去可能なスケールに改質する前処理方法が広く行われている。
【0003】
また、ステンレス鋼のスケール改質用前処理方法には、スケールが生成したステンレス鋼を中性塩水溶液中で電解するルスナー法が知られている。この方法は、高合金系、フェライト系ステンレス鋼などのデスケールは不可能である。また、この方法では、長大な電解設備、および高電流付与が必要で、設備費用および電解費用が高くなるという問題がある。
【0004】
一方、ステンレス鋼の前処理の他の方法としては、溶融ソルト法が知られている。当該法による前処理では、アルカリ金属の水酸化物とアルカリ金属の硝酸塩の混合物で、更にアルカリハライド、炭酸塩、酸化剤などを含有する溶融ソルト剤を400〜500℃の操業温度に加熱し、溶融ソルトを形成する。この方法では、例えば、焼鈍炉から出たスケールを生成したステンレス鋼を約500℃に冷却し、当該溶融ソルト中に浸漬通過させる。溶融ソルト中に通過させることにより酸化スケールを酸洗除去が容易なスケールに改質する。なお、溶融ソルトから出たステンレス鋼は、一定状態に冷却後、表面に付着しているアルカリ性塩を水洗により除去し、その後酸洗してスケールを除去する。
【0005】
この溶融ソルト法は、フェライト系ステンレス鋼、オーステナイト系ステンレス鋼、高
合金(高Cr,Ni含有)鋼のいずれに対しても、極めて優れた前処理効果を発揮し、酸洗後の表面光沢が均一で綺麗なステンレス鋼が得られる。また、処理設備が短く、かつ簡便であり設備費用が安価である。従って、ステンレス鋼のデスケール前処理法として広く実施されている。
【0006】
しかし、従来の溶融ソルト法は、溶融ソルト組成は、450〜500℃の高温操業をベースとして、改質特性向上、持ち出し抑制、スラジ生成抑制などの観点から、適正ソルト組成を検討した特許が開示されている。例えば、特公昭60−53755号公報(特許文献1)には、NaNO3 、KOH、NaOHの他に、Na2 CO3 を適正量共存添加し、ソルトの持ち出し低減が効果的であることが示されている。
【0007】
また、特許第4136345号公報(特許文献2)には、NaNO3 、KOH、NaOH、Na2 CO3 、NaClを含有する塩にNa2 SO4 を0.2〜5%共存添加することにより、ソルト持ち出しを抑制する方法が開示されている。さらに、特開平8−291398号公報(特許文献3)には、同じく持ち出し量低減と低クロム含有鋼のデスケールを目的としてKCl、NaCl、Na2 SO4 、K2 SO4 、NaNO3 、KNO3 残部NaOHからなる組成がソルト持ち出し抑制法として開示されている。
【0008】
また、特許第3387051号公報(特許文献4)には、溶融塩組成とその補給方法として、溶融塩組成Na,K硝酸塩、Na,K塩化物、KOHと残部NaOHからなる組成が開示され、かつそれらを水溶液として溶融ソルトバスに供給するシステムを提案している。
【特許文献1】特公昭60−53755号公報
【特許文献2】特許第4136345号公報
【特許文献3】特開平8−291398号公報
【特許文献4】特許第3387051号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
近年、溶融ソルト剤組成のうち硝酸ナトリウムの供給が先細りの状況になってきた。そのため価格高騰を引き起こし供給不安が出ている。これに対して、硝酸ナトリウムに代わる代替酸化剤の提案もされているが価格が高いという問題がある。また、比較的安価な硝酸が使えるとしても、特許文献4に示される供給ための付加設備が必要となる。
【0010】
上記のように、溶融ソルトの改良が、持ち出し量抑制などコスト低減からの検討が多くなされてきた。しかし、本質的に酸化スケールの改質に及ぼす成分組成、とりわけ、改質に及ぼす共存溶融ソルト成分の有効性、その定量化の検討は十分に行われてこなかったのが現状である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上述したような問題に対して、本発明者らは、NaNO3 の供給不安から、今一度溶融
ソルト成分を基本的に見直し、従来以上の改質特性を有するソルト組成の検討を鋭意行った。すなわち、溶融ソルト組成の酸化スケール改質に影響する共存成分の限界濃度がどのように影響しているのか、また、共存する成分の影響によって限界濃度はどの程度まで低減できるかを、定量的に評価した。その結果、これまでになく改質力に問題ない溶融ソルト組成を見出すことができた。
【0012】
その本発明の要旨は以下の通りである。
(1)NaNO3 :3〜20%、KOH:0.2〜5%、NaCl:5〜10%、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成。
(2)前記(1)に加えて、Na2 CO3 :2〜10%、およびKMnO4 :0.1〜5%の1種、または2種を含有し、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成にある。
【発明の効果】
【0013】
以上述べたように、本発明によれば、溶融塩組成の主成分であるNaOHを基本にこれ
に共存成分KOH、NaNO3 、NaCl、Na2 CO3 、KMnO4 を適正添加量範囲内で一種、又は、二種以上共存させることにより、従来にない効率的、経済的な溶融ソルト組成を提供できるようになった。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明範囲の限定理由を述べる。
アルカリ溶融塩中に酸化スケールが生成したステンレス鋼を浸漬して酸化スケールを改質する機構は、これまで開示された特許の中で一般的に示されているが、それぞれの組成がどの程度含有し、最低でもどの程度の含有量が必要か定量的な濃度の規定したものはない。
【0015】
NaNO3 は、NaOH溶融塩中に添加され、その酸化作用によりスケールを改質する。すなわち、酸化スケールは、2(FeO/Cr23 )+7NaNO3 +14NaOH→2Na3 FeO3 +4Na2 CrO4 +7H2 O+7NaNO2
の反応によって、酸化被膜中に存在するCr3価をCr6価に変質し、構造的に結晶構造から、X線回折的に非晶質皮膜に改質する。その結果、溶融ソルト浸漬処理後の酸洗処理によって、改質した皮膜が容易に除去される。しかし、硝酸塩濃度が低いと、改質反応に影響するといわれてきたが、一定量溶融ソルト中に含有していれば改質反応に問題ないことが分かった。その下限値は、3%であった。多量に存在すれば反応は加速するが、過反応によって再酸化されることも明らかになったことから、上限を20%とした。好ましくは5〜15%とする。
【0016】
一方、NaNO3 は、アルカリ溶融塩浴の反応性を高めるので、Crを含有するステンレス鋼帯の酸洗処理における脱スケールを促進させるのに有効な成分である。この効果を得るためには、その含有量を3%以上とする必要がある。しかし、その含有量が20%を超えると、反応性が高すぎて、ステンレス鋼帯の表層スケールがアルカリ溶融塩浴内で剥離し、ロール押し込み疵等の品質不良が増加することから、その含有量を3〜20%とした。好ましくは5〜15%とする。
【0017】
KOHは、これまでスケール改質に効果的であることから、積極的に添加されている。KOHは、NaOHと全率固溶し、溶融温度を低減することから、溶融ソルトの粘性を低下して持ち出し量低減の観点からも添加されている。しかし、0.2%未満ではその効果が得られない。また、5%を超えるとその効果は飽和することから、その範囲を0.2〜5%とした。
【0018】
また、NaNO3 は、KOHと共存させると、酸化スケールの改質が一段と促進されることを見出した。KOH共存濃度範囲は、上述したように、下限は0.2%で上限は5%である。5%を超える添加では、改質性能が飽和する。したがって、その範囲を0.2〜5%とした。好ましくは1〜4%とする。
【0019】
また、NaClは、共存添加される。これは、溶融ソルト中でのスラジ(炭酸ナトリウムなど)の微細析出物の塩析効果(分離凝集)から添加され、溶融ソルトの導電性をあげ、電子の流れ(電流)を促進し、間接的に反応に関与する。酸化スケールの改質反応には、直接関与しないとされていたが、NaClの共存添加により改質が促進されることが明らかになった。上述の反応促進を助長するためには、5%超える添加が必要である。また、過度に添加すると改質反応が、促進しすぎるため、上限を10%未満とした。
【0020】
NaNO3 は、溶融ソルトを使用中に空気中の炭酸ガスと主成分であるNaOHと反応して一部生成され、溶融ソルト中に分散する。Na2 CO3 は、酸化スケール改質に直接関与しない。しかし、これまでの公開特許に示されているようにNa2 CO3 が溶融ソルトの粘性を著しく上昇させ、浸漬、取り出しによりソルト消費の原単位を上げ、コスト上昇の要因として考え、これを著しく低減することを主眼としている。
【0021】
本発明は、事前にソルト成分中に含有させ、溶融ソルト中に含有させ、使用中の炭酸ガス吸い込みによる生成反応を抑制(遅らせる)することを明らかにした。
【0022】
図1は、溶融アルカリ塩中Na2 CO3 含有量とNa2 CO3 増加率(最終含有量初期量/初期量との関係を示す図である。すなわち、溶融アルカリ塩中にCO2 ガス吹込みによるアルカリ分とNa2 CO3 の変化を示すもので、その試験条件は、それぞれ480℃で溶融状態に保持した3kgに純炭酸ガスを90分間100ml/minで連続的に供給した。Na2 CO3 の生成量を中和滴定法で分析した。
【0023】
図1に示すように、炭酸ガスバブリングによるNa2 CO3 生成量は事前にNa2 CO3 を含有させると、Na2 CO3 2%含有以上で急激に、溶融ソルト中の生成量が減少する。更に、含有量が増えると次第に生成量割合が小さくなり、10%を超えるとほぼ一定になり、著しく生成が遅れることが分かる。このことから、Na2 CO3 の添加範囲を下限2%とした。効果の及ぶ上限濃度は、10%である。これ以上では反応が飽和してしまう。
【0024】
KMnO4 は、酸化スケールの改質反応に効果的で、特に、NaNO3 との共存により、一層促進することが分かった。NaNO3 3〜20%の範囲で、KMnO4 0.1%でその効果を発揮する。添加量が多いほどよいが、5%を超えない範囲に限定した。これ以上では経済的に大幅なコストアップ要因になる。したがって、その範囲を0.1〜5%とした。好ましくは0.5〜4%とする。
【0025】
NaOHは、アルカリ溶融塩の主成分である。しかし、この組成だけでは、酸化スケールの改質反応を工業的に効果的(生産性向上)に促進することは難しい。それ故、NaOH主成分に前述の溶融ソルト共存成分が改質反応促進に不可欠である。したがって、本発明の主成分をNaOHとする。
【0026】
不可避的成分は、NaOH、KOH、NaNO3 、NaCl、Na2 CO3 、KMnO4 など工業的に製造する過程で不可避的に混入する無機物や溶融塩が大気と反応して不可避的に混入するものも含む。また、本発明の溶融塩の使用温度は、通常溶融状態で使用する400℃以上が望ましく、450〜500℃が最適である。530℃以上では、共存ソルトである硝酸ナトリウムの分解が生じ、溶融塩が劣化する。
【0027】
上述した溶融ソルトは、使用するソルトバスに所定組成の必要量を所定温度に溶融して使用される。工業的には、連続して使用するため処理材料に随伴して持ち出される。そのため、随時、必要に応じて溶融ソルトバスに供給される。その供給形態は、粉体(フレーク状、グラニュラー状)、ブリケット形状や液体状態(水溶液)のいずれでも良い。
【実施例】
【0028】
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
表1〜2に示す組成の溶融ソルトを作成し、スケール改質特性を評価した。溶融塩は、市販の固体試薬を準備し、怦量混合して、直径200mm、深さ250mmの鉄製容器に入れ、電気炉で480℃に昇温、加熱溶解した。スケール改質特性は、幅50mm、長さ150mm、厚さ1mmのSUS304を焼鈍炉で焼鈍した。焼鈍は、1100℃で120秒、空冷した。当該焼鈍板をあらかじめ準備した溶融ソルト中に浸漬処理した。この試験は、表1〜2に示す溶融ソルト成分の改質特性の有効性を評価するため、浸漬時間を変化させ、取り出し水洗後の表面観察と、更にその後、10%硫酸溶液に(30℃)に3分間浸漬した。
【0029】
溶融ソルト浸漬した後取り出し水洗後の表面観察の方法によれば、スケールが改質された状態になると、表面は焼鈍後の茶褐色から黄色主体の明るい色に変化することを明確に判断できる。この改質の程度を○、△、×で評価した。
さらに、10%硫酸溶液に(30℃)に3分間浸漬することによって表面変化(微少スケール残留有無など)を顕微鏡500倍で観察し、スケール有無を評価した。酸化スケール残留無を○、酸化スケール残留有を×とした。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

表1、表2のNo.1〜40は本発明例であり、No.41〜60は比較例である。
【0032】
比較例No.41〜42は、NaNO3 濃度が低いために、浸漬時間が長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.43〜44は、NaNO3 濃度が高いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.45〜46は、KOH濃度が低いために、浸漬時間がやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。
【0033】
比較例No.47は、KOH濃度が低いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.48〜49は、KOH濃度が高いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.50〜51は、NaCl濃度が低いために、浸漬時間が長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。
【0034】
比較例No.52は、NaCl濃度が低いために、浸漬時間がやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.53〜55は、NaCl濃度が高いために、浸漬時間がやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.56は、NaNO3 およびNaOH濃度が低いために、浸漬時間がやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。
【0035】
比較例No.57は、NaNO3 濃度が高く、NaOH濃度が低いために、浸漬時間がやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.58は、NaOH濃度が高く、NaCl濃度が低いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。
【0036】
比較例No.59は、NaOH濃度が低く、NaCl濃度が高く、かつNa2 CO3 濃度が低いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。比較例No.60は、NaNO3 濃度が高く、KOH、NaClおよびKMnO4 濃度が低いために、浸漬時間が10秒とやや長いにも係わらずその後の硫酸酸洗後の表面観察でも、微少スケールの残存が認められた。
【0037】
これに対して、本発明No.1〜40のいずれも本発明の条件を全て満足していることから、いずれの特性も優れていることが分かる。特に、NaOH、NaNO3 、NaCl、KOHにNa2 CO3 が共存含有する場合と、さらに、KMnO4 が共存有無の場合の、酸化スケール改質への効果がある。KMnO4 の共存添加は、NaOH、NaNO3 、KOH系に添加することで改質特性を一段と向上する。炭酸ナトリウムの添加有無にかかわらず、含有量0.1%以上で効果を発揮する。しかし、5%以上添加では、効果が飽和する。
【0038】
以上のように、本発明の溶融ソルト組成によれば、NaOHを主成分として、これに共
存成分NaNO3 、KOH共存含有させることによって、従来にない効率的な酸化スケールの改質が出来、工業規模のステンレス生産工程で高い生産性と低コスト化を進めることが出来る。また、熔融ソルトによる改質反応促進に不可欠な硝酸ソーダの供給不安は、ステンレス鋼生産の根幹を揺るがすことになるがこれに代わる方法は、現状では確立されて生きていない。したがって、過渡的にでも、硝酸添加量を低減して、改質特性を保つことのできる組成を確立できることは極めて重要な技術である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】溶融アルカリ塩中Na2 CO3 含有量とNa2 CO3 増加率(最終含有量初期量/初期量との関係を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
NaNO3 :3〜20%、KOH:0.2〜5%、NaCl:5〜10%、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成。
【請求項2】
請求項1に加えて、Na2 CO3 :2〜10%、およびKMnO4 :0.1〜5%の1種、または2種を含有し、残部NaOHと不可避的不純物を含むことを特徴とする酸化スケール改質溶融塩組成。

【図1】
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【公開番号】特開2012−36430(P2012−36430A)
【公開日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−175844(P2010−175844)
【出願日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【出願人】(391013106)株式会社パーカーコーポレーション (27)
【出願人】(510214056)ハンクックパーカー・カンパニー・リミテッド (1)
【Fターム(参考)】