説明

集塵アタッチメント用アダプタ

【課題】集塵アタッチメントを電動工具から取り外して単独使用する際の使い勝手を良好とする。
【解決手段】集塵アタッチメント用アダプタ60は、ハンマードリルに形成されてバッテリーパック22が装着される第1装着部と同じ形態の電源装着部65と、ハンマードリルに形成されてモータ42及び集塵ファン44を内設した集塵アタッチメント40が装着される第2装着部と同じ形態のアタッチメント装着部69と、電源装着部65へ装着されたバッテリーパック22を電源としてアタッチメント装着部69に装着された集塵アタッチメント40のモータ42を駆動させる電気回路とを備えてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンマードリル等の電動工具に装着される集塵アタッチメントを単独使用するための集塵アタッチメント用アダプタに関する。
【背景技術】
【0002】
集塵アタッチメントは、ハンマードリル等の電動工具に装着されて、穿孔作業等によって発生する粉塵を集塵するために用いられる。このような集塵アタッチメントとして、特許文献1には、上面に、バッテリーパックにおける電動工具への装着部と同じ形状の第一装着部が、下面に、電動工具におけるバッテリーパックの装着部と同じ形状の第二装着部をそれぞれ設けた本体内に、モータ及びファンを収容して、本体に吸入筒と排気筒とを突設し、吸入筒に吸込ノズルを、排気筒にダストバッグをそれぞれ連結したものが知られている。
この集塵アタッチメントは、第一装着部に電動工具を、第二装着部にバッテリーパックをそれぞれ装着して使用され、集塵アタッチメントのモータが駆動するとファンが回転し、吸込ノズルから粉塵を吸い込んでダストバッグに集めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−300867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の集塵アタッチメントは、本体にスイッチを備えているため、バッテリーパックを装着した状態で電動工具から取り外しても単独で使用できる。しかし、下面にバッテリーパックが直接装着されるため、上下に嵩高となって使用中に床等にぶつけたりするおそれがある。また、電動工具から取り外した状態では、第一装着部が設けられる集塵アタッチメントの上面を把持することになるため、単独での取り扱いがやりにくく、落下させるおそれもあって使い勝手が良くなかった。
【0005】
そこで、本発明は、集塵アタッチメントを電動工具から取り外して単独使用する際に支持や操作がしやすく、良好な使い勝手が得られる集塵アタッチメント用アダプタを提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、電動工具に形成されてバッテリーパックが装着される第1装着部と同じ形態の電源装着部と、電動工具に形成されてモータ及びファンを内設した集塵アタッチメントが装着される第2装着部と同じ形態のアタッチメント装着部と、電源装着部へ装着されたバッテリーパックを電源としてアタッチメント装着部に装着された集塵アタッチメントのモータを駆動させる電気回路とを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、電気回路を開閉操作するスイッチを備えたことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、平面視でバッテリーパックと集塵アタッチメントとの間に位置するハンドルを備えたことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、付属品の収納部を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、集塵アタッチメント用アダプタの採用により、バッテリーパックと集塵アタッチメントとを上下に嵩張ることなく結合できる。よって、集塵アタッチメントを電動工具から取り外して単独使用する際に支持や操作がしやすくなり、良好な使い勝手が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、スイッチによって集塵アタッチメントの動作を任意にON/OFF可能となり、使い勝手が向上すると共に、バッテリーパックの容量の節約にもなる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、集塵アタッチメントを単独使用する際のバランスがよくなり、使用感が良好となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の何れかの効果に加えて、収納部によってノズル等の小物を保管でき、より便利となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】バッテリーパック及び集塵アタッチメントを装着したハンマードリルの説明図である。
【図2】バッテリーパック及び集塵アタッチメントを装着した集塵アタッチメント用アダプタの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず図1に、電動工具であるハンマードリルに集塵アタッチメントを装着した例を示す。ハンマードリル1は、左右一対の半割ハウジングを組み付けてなるハウジング2の前側(図1の右側を前方とする。)下部にモータ3を、出力軸4を後方上向きにして収容しており、その上方でベベルギヤ5を介してトルク伝達される中間軸6に、前方から第1ギヤ7、クラッチ8、ボススリーブ9を備えている。中間軸6の上方には、筒状のツールホルダ10が中間軸6と平行に軸支されて、その後方に遊挿されたピストンシリンダ11の後端に、ボススリーブ9にスワッシュベアリングを介して外装されたアーム12が連結されている。ピストンシリンダ11の内部には、空気室13を介してストライカ14が前後移動可能に収容されて、その前方に設けたインパクトボルト15を打撃可能としている。第1ギヤ7は、ツールホルダ10に装着された第2ギヤ16と噛合している。ツールホルダ10の前端には、ドリルビット等の先端工具18を着脱可能なチャック17が設けられている。
【0010】
一方、ハウジング2の後側上部には、スイッチ20及びスイッチレバー21を備えたハンドル19が形成されており、ハンドル19の下方には、電源となるバッテリーパック22を装着するための第1装着部23が形成されている。この第1装着部23は、バッテリーパック22の上面に設けた左右一対のスライドレール25を左右から抱持する左右一対のガイドレール24と、そのガイドレール24の間に配置され、バッテリーパック22側の端子と電気的に接続する端子26とを備える周知の構造で、後方からバッテリーパック22を、スライドレール25をガイドレール24の間に位置させて前方へスライドさせると、両レール24,25の嵌合と共に端子同士が接触する位置で結合される。27は、バッテリーパック22の後方部で上面からの突出位置へ付勢され、バッテリーパック22の結合位置で第1装着部23に設けた凹部28に係合する抜け止め用のフックである。
【0011】
また、ハウジング2の前側下部は、前面が前下がり傾斜する傾斜面部となってバッテリーパック22の前方に突出する突出部29となり、突出部29の下面に、集塵アタッチメント40を装着するための第2装着部30が形成されている。この第2装着部30は、バッテリーパック22の第1装着部23と同様に、左右一対のガイドレール31と、そのガイドレール31間に配置される端子32とからなる。突出部29の内部には、モータ3のコイル、スイッチ20、端子26,32とそれぞれ電気的接続される図示しないコントローラが収容されている。
【0012】
集塵アタッチメント40は、ハンマードリル1の突出部29に嵌合する側面視逆L字状のケーシング41を有し、ケーシング41の下部には、出力軸43を前方へ向けたモータ42が横向きに収容されると共に、その後方に図示しないコントローラが設けられている。また、出力軸43には集塵ファン44が固着されて、ケーシング41内に区画形成されて側面に図示しない排気口を備えた吸気室45内に収容されている。46は、吸気室45の前方でケーシング41に形成されたダストボックスの結合部で、結合部46の上側には、前向きに入口48を突設し、出口49を結合部46の上面に開口させた案内通路47が形成されている。また、結合部46の後面には、集塵ファン44の同軸上で結合部46を吸気室45と連通させる連通孔50が形成されている。
【0013】
また、結合部46には、ダストボックス51が着脱可能に装着されている。このダストボックス51は、内部に図示しないフィルタユニットを備えた通気路を形成し、結合部46への装着状態で、通気路におけるフィルタユニットの上流側となる吸込口52が案内通路47の出口49に対向し、通気路におけるフィルタユニットの下流側となる排気口53が連通孔50に対向するものとなる。
さらに、案内通路47の入口48には、フレキシブルホース54の後端が接続されている。このフレキシブルホース54の前端は、先端工具18が貫通する筒状の吸込部55に接続されて、先端工具18の周りから発生する粉塵を吸込部55から吸込可能としている。吸込部55は、ハンマードリル1のハウジング2の上方でツールホルダ10の軸線方向と平行にスライド可能且つ前方へ突出付勢されるロッド56の先端に支持されて、被加工面に当接するようになっている。
【0014】
一方、ケーシング41の後部上面には、突出部29の第2装着部30に設けたガイドレール31間に嵌合する左右一対のスライドレール57と、そのスライドレール57間に位置する図示しない端子とが設けられている。すなわち、第1装着部23へのバッテリーパック22の装着構造と同じ構造で、ガイドレール31の間にスライドレール57を位置させた状態で、突出部29に対してケーシング41を後方へスライドさせると、両レール31,57の嵌合と共に端子同士が接触する位置で結合されるものである。
【0015】
そして、図2は、バッテリーパック22及び集塵アタッチメント40を集塵アタッチメント用アダプタ(以下単に「アダプタ」という。)60に装着した例を示している。このアダプタ60は、前後方向に形成されるアダプタ本体61の前端に、上向きの立ち上げ部62を延設すると共に、立ち上げ部62の上端に、後方へ突出するハンドル63を延設した側面視倒U字状で、アダプタ本体61と立ち上げ部62との連結部から立ち上げ部62にかけての形状は、ハンマードリル1の突出部29と同じく前面が前下がり傾斜する傾斜面部となって前方に突出するV字状の角部64となっている。
【0016】
アダプタ本体61の後方下部には、ハンマードリル1の第1装着部23と同じくガイドレール66及び端子67、凹部68をそれぞれ備えた電源装着部65が形成されて、バッテリーパック22が後方からスライド装着可能となっている。一方、角部64の下面には、ハンマードリル1の第2装着部30と同じくガイドレール70及び端子71を備えたアタッチメント装着部69が形成されている。
また、アダプタ本体61の側面には、付属品の収納部72が形成されている。ここでは付属品として、集塵アタッチメント40のフレキシブルホース54の前端に接続可能な付け替え用のノズル73が、収納部72を構成する複数の保持片によって保持されている。
【0017】
さらに、アダプタ本体61内には、電源装着部65に装着されたバッテリーパック22と接続される端子67と、アタッチメント装着部69に装着された集塵アタッチメント40と接続される端子71とを直列に接続して、バッテリーパック22から集塵アタッチメント40へ電源を供給する電気回路が形成されている。ハンドル63の側面には、当該電気回路を開閉操作するスイッチ74が設けられている。
なお、アダプタ本体61の左右幅は、バッテリーパック22及び集塵アタッチメント40と略同じで、立ち上げ部62は、上方へ行くに従って徐々に左右幅が狭くなるテーパ状となっている。ハンドル63は、スイッチ74を含む全長に亘り、手で把持できる太さで形成されている。
【0018】
以上の如く構成されたハンマードリル1及びバッテリーパック22、集塵アタッチメント40、アダプタ60において、まずハンマードリル1にバッテリーパック22及び集塵アタッチメント40を装着して使用する際には、図1のように、第1装着部23にバッテリーパック22を、第2装着部30に集塵アタッチメント40をそれぞれスライド装着させて、フレキシブルホース54の前端を吸込部55に接続する。
【0019】
そして、ハンマードリル1のスイッチレバー21を押し込み操作してスイッチ20をONさせると、モータ3が駆動して中間軸6を回転させる。このとき、ハウジング2の外部からクラッチ8をスライド操作して、第1ギヤ7のみと係合する前進位置、ボススリーブ9のみと係合する後退位置、第1ギヤ7及びボススリーブ9と同時に係合する中間位置の何れかを選択することで、第2ギヤ16を介してツールホルダ10が回転して先端工具18を回転させるドリルモード、アーム12の揺動によってピストンシリンダ11を往復動させ、連動するストライカ14によってインパクトボルト15を介して先端工具18を打撃するハンマーモード、ツールホルダ10の回転とインパクトボルト15の打撃とを同時に行うハンマードリルモードの選択が可能となる。
【0020】
一方、スイッチ20のONによってハンマードリル1のコントローラは、集塵アタッチメント40のコントローラへ電源を供給する。よって、集塵アタッチメント40においても、モータ42が駆動して集塵ファン44が回転する。これにより、吸込部55から外気が吸引され、フレキシブルホース54及び案内通路47を通ってダストボックス51内に排出され、連通孔50を介して吸気室45に至り、吸気室45に設けた排気口から外部へ排出される。従って、回転等する先端工具18によって被加工材から生じた粉塵は、吸込部55からフレキシブルホース54及び案内通路47を介してダストボックス51内に進入し、フィルタユニットに捕捉されて貯留することになる。
なお、バッテリーパック22や集塵アタッチメント40の取り外しは、装着時と逆方向へバッテリーパック22や集塵アタッチメント40をスライドさせて行われる。
【0021】
次に、集塵アタッチメント40のみを使用する際には、図2に示すように、アダプタ60の電源装着部65に、ハンマードリル1から取り外したバッテリーパック22をスライド装着する一方、アタッチメント装着部69に、ハンマードリル1から取り外した集塵アタッチメント40をスライド装着して、フレキシブルホース54の先端にノズル75等を差し込み接続する。すると、アダプタ60に集塵アタッチメント40とバッテリーパック22とが前後に並んで結合され、ハンドル63を把持することで集塵アタッチメント40を任意の向きや姿勢で支持できる。このとき、ハンドル63は、平面視で前後に位置するバッテリーパック22と集塵アタッチメント40との間に位置するようになっているため、ハンドル63を把持した際のバランスがよく、集塵アタッチメント40の操作に負担がかからない。
【0022】
そして、ハンドル63のスイッチ74をON操作すると、バッテリーパック22を電源としてモータ42が駆動して集塵ファン44が回転するため、ノズル75を集塵したい箇所にあてがうことで粉塵をダストボックス51に集めることができる。よって、例えば集塵アタッチメント40を装着したハンマードリル1で穿孔作業を行った後、ハンマードリル1から取り外した集塵アタッチメント40及びバッテリーパック22をアダプタ60に付け替えて、今度は集塵アタッチメント40のみを単独で動作させて、孔の内部に残った粉塵を吸引するといった作業が楽に行える。
【0023】
このように、上記形態のアダプタ60によれば、ハンマードリル1に形成されてバッテリーパック22が装着される第1装着部23と同じ形態の電源装着部65と、ハンマードリル1に形成されてモータ42及び集塵ファン44を内設した集塵アタッチメント40が装着される第2装着部30と同じ形態のアタッチメント装着部69と、電源装着部65へ装着されたバッテリーパック22を電源としてアタッチメント装着部69に装着された集塵アタッチメント40のモータ42を駆動させる電気回路とを備えたことで、バッテリーパック22と集塵アタッチメント40とを上下に嵩張ることなく結合できる。よって、集塵アタッチメント40をハンマードリル1から取り外して単独使用する際に支持や操作がしやすくなり、良好な使い勝手が得られる。
【0024】
特にここでは、アダプタ60に、電気回路を開閉操作するスイッチ74を備えたことで、集塵アタッチメント40の動作を任意にON/OFF可能となり、使い勝手が向上すると共に、バッテリーパック22の充電量の節約にもなる。
また、平面視でバッテリーパック22と集塵アタッチメント40との間に位置するハンドル63を備えたことで、集塵アタッチメント40を単独使用する際のバランスがよくなり、使用感が良好となる。
そして、付属品の収納部72を設けたことで、付け替え用のノズルや工具等の小物を保管でき、より便利となる。
【0025】
なお、上記形態では、電源装着部をアダプタの後方部に、アタッチメント装着部をアダプタの前方部にそれぞれ配置しているが、集塵アタッチメントの構造(ダストボックスの着脱構造やフレキシブルホースの接続位置等)によっては両装着部を左右にそれぞれ配置してもよい。また、バッテリーパックはアダプタ本体の側面や後面で横向きにスライド装着させるようにしてもよい。
さらに、ハンドルは、後方へ突出する形態に限らず、後端がアダプタ本体の後端へ繋がるループ状としたり、横向きに突設したり等、他の形状とすることも可能である。収納部も、保持片に代えて付属品が嵌合する凹部としたり、蓋を設けた凹部としたりする等、適宜変更可能である。但し、アダプタ本体の形状によってはハンドルを省略したり、収納部をなくしたりすることも可能である。
【0026】
一方、アダプタの電気回路も、コンデンサやトランジスタ等を用いた周知の遅延回路を付加して、スイッチをOFF操作した際に所定時間遅れてモータが停止するようにしてもよい。このような遅延回路を設ければ、フレキシブルホース等に残った粉塵も確実にダストボックスに回収することができる。勿論この遅延回路は集塵アタッチメント側へ設けることも可能である。また、アダプタにスイッチを設けず、アダプタへの装着と同時に集塵アタッチメントが作動するようにすることは可能である。
さらに、アダプタに設けられる電源装着部は、上記形態に限らず、電動工具の第1装着部の形態に合わせて差し込み式等の他の形態に変更してもよい。同様にアタッチメント装着部の形態も、電動工具の第2装着部の形態に合わせて他の形態に変更してもよい。従って、電源装着部と同じ形態である必要はなく、ケーシングが結合される箇所と電気接続される箇所とが別々であってもよい。
【0027】
その他、電動工具もハンマードリルに限らず、集塵アタッチメントが装着可能なDC工具であれば、電動ドリルやハンマー、インパクトドリル等であっても本発明のアダプタとの間で集塵アタッチメント及びバッテリーパックを付け替えて使用できる。但し、バッテリーパックは電動工具用とアダプタ用とで2つ用意して、集塵アタッチメントのみ付け替え使用するようにしても差し支えない。
【符号の説明】
【0028】
1・・ハンマードリル、2・・ハウジング、3,42・・モータ、10・・ツールホルダ、18・・先端工具、22・・バッテリーパック、23・・第1装着部、24,31,66,70・・ガイドレール、25,57・・スライドレール、26,32,67,71・・端子、29・・突出部、30・・第2装着部、40・・集塵アタッチメント、41・・ケーシング、44・・集塵ファン、51・・ダストボックス、54・・フレキシブルホース、60・・集塵アタッチメント用アダプタ、61・・アダプタ本体、62・・立ち上げ部、63・・ハンドル、64・・角部、65・・電源装着部、69・・アタッチメント装着部、72・・収納部、73,75・・ノズル、74・・スイッチ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動工具に形成されてバッテリーパックが装着される第1装着部と同じ形態の電源装着部と、前記電動工具に形成されてモータ及びファンを内設した集塵アタッチメントが装着される第2装着部と同じ形態のアタッチメント装着部と、前記電源装着部へ装着された前記バッテリーパックを電源として前記アタッチメント装着部に装着された前記集塵アタッチメントの前記モータを駆動させる電気回路とを備えたことを特徴とする集塵アタッチメント用アダプタ。
【請求項2】
前記電気回路を開閉操作するスイッチを備えたことを特徴とする請求項1に記載の集塵アタッチメント用アダプタ。
【請求項3】
平面視で前記バッテリーパックと前記集塵アタッチメントとの間に位置するハンドルを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の集塵アタッチメント用アダプタ。
【請求項4】
付属品の収納部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の集塵アタッチメント用アダプタ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−250291(P2012−250291A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122432(P2011−122432)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000137292)株式会社マキタ (1,210)
【Fターム(参考)】