説明

電動ヘアーブラシ

【課題】免震構造を備えると共に、振動を効率的にブリッスルに伝え、かつ、免震構造が電気周りの防水を兼用し、しかも、ブリッスルが堅固に直立すると共にその先端部は柔軟性を有するブラッシング効果及びマッサージ効果の優れた電動ヘアーブラシを提供する。
【解決手段】電動ヘアーブラシAは、電池収納部10、ケーシング50、及び、電池収納部の下部とケーシングの上部とをそれぞれ連結する中間連結部40とを備え、電池収納部の内部には、電池ボックス20と、電池ボックスと結線された電源スイッチ30とを備え、ケーシングには、ケーシング内に内蔵される駆動部を設けた振動基台60がケーシングに対して防振ゴム70を介して取り付けられ、駆動部80は、電池ボックス及び電源スイッチと結線され、駆動部が駆動することにより振動する振動子85を有し、振動基台には、着脱可能に又は固定してブリッスル100が取り付けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラッシングをしながら頭のマッサージを行うことができる電動ヘアーブラシに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より下記特許文献1〜4に示されるような電動ブラシが知られている。特許文献1及び2に示される電動ブラシは、把柄部が長軸のものであって、その先端にブリッスルが取り付けられるものであり、把柄部の軸方向に対し、ブリッスルの軸方向が直交するものである。また、特許文献3及び4には、ブリッスルの上方に把柄部が設けられてなるものである。
【特許文献1】特開2001−258974号公報
【特許文献2】実用新案登録第2570990号公報
【特許文献3】特許第3991360号公報
【特許文献4】特開2004−65914号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1及び2に示される電動ブラシは、電動ブラシが一方向に長くなってしまって収納しづらいという欠点があると共に、把柄部を握ってブリッスルを頭皮等に押しつけても把柄部の長さ分だけ頭皮に加える力が減少するので、力が効果的に頭皮に加わらないという不便が生じ使いづらい欠点がある。また、特許文献3及び4に示される電動ブラシは、把柄部に対する免震が考慮されておらず、電動ブラシから発生する振動が頭皮に対するのと同程度の振動又は大きい振動が把柄部を握る手に伝わり、不快感を覚えさせるものである。また、電気周りの防水についても十分でないものであった。
【0004】
そこで、本発明者は、上記の問題点に鑑み、電動ヘアーブラシから発生する振動が電動ヘアーブラシを把持する手に伝わるのを極力抑制する免震構造を備えると共に、振動を効率的にブリッスルに伝え、かつ、該免震構造が電気周りの防水を兼用し、しかも、ブリッスルが堅固に直立すると共にその先端部は柔軟性を有する電動ヘアーブラシを開発した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る電動ヘアーブラシは、電池収納部、ケーシング、及び、該電池収納部の下部とケーシングの上部とをそれぞれ連結する中間連結部とを備え、前記電池収納部の内部には、電池ボックスと、該電池ボックスと結線された電源スイッチとを備え、前記ケーシングには、ケーシング内に内蔵される駆動部を設けた振動基台がケーシングに対して防振ゴムを介して取り付けられ、前記駆動部は、前記電池ボックス及び電源スイッチと結線され、駆動部が駆動することにより振動する振動子を有し、前記振動基台には、着脱可能に又は固定してブリッスルが取り付けられなることを特徴とするものである。
【0006】
上記のように構成したことにより、電池ボックスに電池を入れて電源スイッチをONにすれば、駆動部の駆動と共に振動子が振動し、この振動が駆動部を設けた振動基台を通じてブリッスルには直接伝わるが、ケーシングは駆動部を設けた振動基台に対して防振ゴムを介して連結されているので、ケーシング、ケーシングに連結されている中間連結部及び電池収納部には駆動部から発生する振動が免震されて伝わると共に、振動を効率的にブリッスルに伝えることができる。
【0007】
また、上記の構成に加え、防振ゴムが上下の開口部以外は水密空間を形成する中空部を有し、該中空部の上部開口部がケーシングに対して防水構造でかつケーシングに対しフリーな状態になるように取り付けられ、また、該中空部の下部開口部が振動基台に対して防水構造になるように取り付けられ、該中空部の水密空間内に駆動部が内蔵される構成としてもよい。
【0008】
上記のように構成したことにより、上記の防振ゴムによるケーシングに対する免震作用及びブリッスルに対する効率的な振動の付与に加え、駆動部及び電気的に接続する配線がコンパクトであり簡単な構造で防水状態になるように配設される。
【0009】
さらにまた、上記の構成に加え、電池収納部内部は、電池収納部外部に対して防水構造であり、電池収納部には、電池ボックスに対して電池を出し入れするための開閉蓋が閉蓋時には水密になるように取着されており、電池収納部外からの押圧により電源スイッチのONとOFFが切り替えられるように構成される構成としてもよい。
【0010】
上記のように構成したことにより、電池ボックス、電源スイッチ、駆動部及びこれらを電気的に接続する配線が防水状態になるように配設される。
【0011】
また、上記の構成に加え、ブリッスルが、突起状のブリッスル幹部を備えた硬質樹脂材料からなるブリッスル基板と、前記ブリッスル幹部の先端部から突出し、軟質樹脂材料からなるブリッスル先端部を備えたブリッスル本体とからなる構成としてもよい。
【0012】
上記のように構成したことにより、上記の防振ゴムによる免震作用及び防水構造に加え、ブリッスルが、その基部が硬質であることにより堅固に直立すると共に、先端部が軟質であることにより柔軟性を有するので、頭皮に適度な振動を付与すると共に頭皮を過度に刺激せず、快適なブラッシング効果が得られる。
【発明の効果】
【0013】
以上のように本発明に係る電動ヘアーブラシは、コンパクトでかつ簡単な構造であって、電動ヘアーブラシから発生する振動が電動ヘアーブラシを把持する手に伝わるのを極力抑制することができ、振動を効率的にブリッスルに伝えることができる。また、防水が完全であるため洗髪用ヘアーブラシとしても申し分なく使用でき、しかも、頭皮に対して過度に刺激を与えず、かつ、適度の振動を付与すると共に優れたブラッシング効果及びマッサージ効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
次に本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【実施例1】
【0015】
図1は本実施例に係る電動ヘアーブラシを上方から見た斜視図であり、図2は本実施例に係る電動ヘアーブラシを下方から見た斜視図であり、図3は本実施例に係る電動ヘアーブラシの正面図であり、図4は図3におけるIV−IV線断面図であり、図5は本実施例に係る電動ヘアーブラシの分解断面斜視図であり、図6は本実施例に係る電動ヘアーブラシにおける防振ゴム周辺の分解断面斜視図である。
【0016】
図1〜図3において、Aは電動ヘアーブラシを示し、10は円盤状の形態をなす電池収納部であり、50は半球状のケーシングであり、40は電池収納部10の下部とケーシング50の上部とを水密に連結する中間連結部である。なお、この場合の水密に連結するとは、電池収納部10の下部とケーシング50の上部とその間の中間連結部40とを一体成形するか、接着剤により隙間なく接着することにより電池収納部10、ケーシング50及び中間連結部40の各内部に中間連結部40の連結箇所から水分が侵入しないように構成することである。そして、該中間連結部40は円盤状の電池収納部10と半球状のケーシング50と間においてくびれた形状をなしており、電動ヘアーブラシAを操作する際には、円盤状の電池収納部10を手で掴んで把持するか、くびれ状の中間連結部40を指の間に挟んで把持する。ケーシング50には、振動基台60が設けられており、振動基台60にはブリッスル100が着脱自在に嵌め込まれている。なお、ブリッスル100は振動基台60に対して固定的に取着されていてもよい。
【0017】
図4及び図5に示すように、前記電池収納部10は中間連結部40と中空状に連通する受け皿型の容器部11と開閉蓋12とから形成され、その内部に電池ボックス20及び該電池ボックス20と結線された電源スイッチ30とが設けられており、該電池収納部10の内部は電池収納部外部に対して防水構造になっている。すなわち該電池収納部10には、電池ボックス20に対して電池を出し入れするために設けた開閉蓋12は、その内周面のネジと容器部11の外周部のネジとを螺合させて閉蓋するように構成されており、該開閉蓋12の内奥周縁には弾性環状パッキン13が嵌め込まれていて、開閉蓋12を容器部11に対して閉蓋すると、容器部11の頂部11aと環状パッキン13とが圧接されることにより、容器部11と開閉蓋12との間の隙間がなくなって水密状態となる。また、開閉蓋12の頂部には円形穴が形成され、該円形穴は円形樹脂シート14により封止されており、後述する電源スイッチ30の操作を可能にしている。電池ボックス20は、円盤状をなしていて電池収納部10の容器部11にビス20aにより固定され、その中央部を除く両側に電池収納用溝21,22が設けられており、電池収納用溝21,22の長手方向の両端部には接電端子21a,21b,22a,22bが設けられていて、該電池収納用溝21,22に電池Bを収納すると、電池Bの正極及び負極が各接電端子21a,21b,22a,22bに接触するようになっている。なお、電池ボックス20において電池収納用溝21,22の両側に設けた凹み23は電池を電池ボックス20から取り出しやすくするためのものである。電源スイッチ30は、電池ボックス20に組み込まれていて、電池ボックス20の中央部において突出する押し下げレバー31を備え、押し下げレバー31を押圧することにより、ONとOFFとが交互に入れ替わる構造のものである。前記押し下げレバー31の頂部は開閉蓋12に設けた円形樹脂シート14の下面に近接しており、該円形樹脂シート14を押圧することにより押し下げレバー31が押圧されて、電源スイッチ30のONとOFFとが切り替えられるようになっている。電源スイッチ30の一方の接点は前記電池ボックス20における接電端子と結線(不図示)されている。
【0018】
中間連結部40は、ケーシング50と連通する中空筒状になっており、その内部には、前記電池ボックス20及び電源スイッチ30と後述する駆動部であるモータ80とを結線する配線a,bが通されている。
【0019】
ケーシング50は、中間連結部40と連通する孔51を有し、下方に向けて拡開する半球状をなすものである。ケーシング50には、その内部に、前述したように振動基台60が設けられており、該振動基台60は円盤状をなしており、その中央部には防振ゴム70を挿通するための孔61が形成されている。
【0020】
また、図4及び図5に示すように、該振動基台60は、防振ゴム70を介してケーシング50に取り付けられている。すなわち、防振ゴム70は、図6に示すように、上下が開口し、上下の開口部72,73以外は水密空間を形成する中空部71を有する円筒状をなしており、上部開口部72の周縁には上部フランジ72aが延設され、下部開口部73の周縁には下部フランジ73aが延設されており、防振ゴム70の外側面部70’は蛇腹状の凹凸面にて構成されている。そして、該防振ゴム70は、防振ゴム70の中空部71とケーシング50の孔51とが連通するように、防振ゴム70の上部フランジ72aをリング状弾性パッキン52を介してケーシング50の内上面にあてがい、上部フランジ72aの上に押さえリング53を重ねてビス54により固定する。この固定によりケーシング50と防振ゴム70の上部フランジ72aとがリング状弾性パッキン52により防水構造となる。該振動基台60の孔61に防振ゴム70を挿通し、防振ゴム70の下部フランジ73aを、リング状弾性パッキン62を介して振動基台60の裏面における孔61の周囲に位置するようにあてがい、下部フランジ73aの上にリング状弾性パッキン62’を介して押さえ円板63を重ねてビス64により固定する。この固定によりケーシング50と防振ゴム70の下部フランジ73aとがリング状弾性パッキン62,62’により防水構造となる。このように、ケーシング50は防振ゴム70の上部フランジ72aに直接固定され、振動基台60は防振ゴム70の下部フランジ73aに直接固定されているので、ケーシング50は、振動発生源であるモータ80が取り付けられている振動基台60に、防振ゴム70を介してフリーな状態で接続されることになる。したがって、モータ80の振動がケーシング50に対して免震されて伝わるので、ケーシング50と連結し、電動ヘアーブラシAを把持する部分となる電池収納部10や中間連結部40に伝わる振動が微弱なものとなり、従来の電動ヘアーブラシがもたらす手に対する不快感が解消され、ブラッシング操作が快適に行える効果がある。一方、振動基台60には、振動発生源であるモータ80が直接取り付けられているので、頭皮に対して効率的に振動を付与するブラッシング効果が達成できると共に、十分なマッサージ効果が得られるという利点がある。また、防振ゴム70の中空部71が防水構造となり、該中空部71に連通する中間連結部40の内部及び電池収納部10の内部が全て防水構造となる。
【0021】
また、防振ゴム70の中空部71内には回転軸81が下向きになるようにモータ80が収納されており、該モータ80はモータ80にビス82によりビス止めされた取り付け用枠体83を介して押さえ円板63にビス84により固定されている。該モータ80の回転軸81には、回転軸81に対して偏心した位置に錘85が振動子として取り付けられており、モータ80が回転すれば錘85の回転によりモータ80が振動し、この振動は押さえ板63を通じて振動基台60に伝わるようになっている。
【0022】
前記振動基台60には、前述したようにブリッスル100が着脱自在に嵌め込まれており、該ブリッスル100は、振動基台60に嵌め込む円盤状のブリッスル基板101と、ブリッスル本体102とからなり、ブリッスル本体102は、ブリッスル基板101上に形成された突起状の複数のブリッスル幹部103と、ブリッスル幹部103の先端部から突出形成されたブリッスル先端部104とからなる。該ブリッスル基板101とブリッスル幹部103とは硬質樹脂材料より一体形成され、ブリッスル幹部103には軸方向に貫通孔105が形成されており、ブリッスル基板101側から該貫通孔105に軟質樹脂材料を充填し、貫通孔105から流出する軟質合成樹脂を二重成形又は同時成形等の型成形によりブリッスル先端部104を形成している。該ブリッスル先端部104は先細の円錐形であって、先端が丸く形成されている。したがって、ブリッスル先端部104に対して、これを倒す方向に力が加わっても、ブリッスル幹部103により倒れることがなく、また、頭皮に接触するブリッスル先端部104は軟質合成樹脂よりなる柔軟性を有するものであり、かつ、その先端が丸く形成されているので、ブリッスル先端部104を頭皮に強く押しつけても過度に刺激が加わることがない。
【0023】
本実施例における電動ヘアーブラシAは、上記のように構成したことにより、電池ボックス20に電池Bを入れて電源スイッチ30をONにすれば、モータ80の回転と共に錘85が回転して振動し、振動基台60はケーシング50に直接固定されているので、この振動がモータ80を設けた振動基台60を通じてブリッスル100には直接伝わるが、ケーシング50はモータ80を設けた振動基台60に対して防振ゴム70を介して連結されているので、ケーシング50、ケーシング50に連結されている中間連結部40及び電池収納部10にはモータ80から発生する振動が免震されて伝わることになる。したがって、中間連結部40又は電池収納部10のいずれを把持しても手に対する振動が緩和されることになる。また、本実施例における電動ヘアーブラシAは、電池ボックス20、電源スイッチ30、モータ80及びこれらを電気的に接続する配線が防水状態になるので、洗髪用ブラシとして申し分なく使用できる。
【0024】
また、本実施例に係る電動ヘアーブラシAは、ブリッスル100が、その基部であるブリッスル幹部103が硬質であることにより堅固に直立すると共に、ブリッスル先端部104が軟質であることにより柔軟性を有するので、頭皮に適度な振動を付与すると共に頭皮を過度に刺激せず、快適なブラッシング効果及びマッサージ効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本実施例に係る電動ヘアーブラシを上方から見た斜視図である。
【図2】本実施例に係る電動ヘアーブラシを下方から見た斜視図である。
【図3】本実施例に係る電動ヘアーブラシの正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】本実施例に係る電動ヘアーブラシの分解断面斜視図である。
【図6】本実施例に係る電動ヘアーブラシにおける防振ゴム周辺の分解断面斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
A・・・・電動ヘアーブラシ B・・・・電池
a・・・・配線 b・・・・配線
10・・・電池収納部 11・・・容器部
11a・・容器部の頂部 12・・・開閉部
13・・・弾性環状パッキン 14・・・円形樹脂シート
20・・・電池ボックス 20a・・ビス
21・・・電池収納用溝
21a・・接電端子 21b・・接電端子
22・・・電池収納用溝 22a・・接電端子
22b・・接電端子 23・・・凹み
30・・・電源スイッチ 31・・・押し下げレバー
40・・・中間連結部
50・・・ケーシング 51・・・ケーシングの孔
52・・・リング状弾性パッキン 53・・・押さえリング
54・・・ビス
60・・・振動基台 61・・・振動基台の孔
62・・・リング状弾性パッキン 62’・・リング状弾性パッキン
63・・・押さえ円板 64・・・ビス
70・・・防振ゴム 70’・・防振ゴムの外側面部
71・・・防振ゴムの中空部 72・・・防振ゴムの上部開口部
73・・・防振ゴムの下部開口部 72a・・防振ゴムの上部フランジ
73a・・防振ゴムの下部フランジ
80・・・モータ 81・・・回転軸
82・・・ビス 83・・・取り付け用枠体
84・・・ビス 85・・・錘
100・・ブリッスル 101・・ブリッスル基板
102・・ブリッスル本体 103・・ブリッスル幹部
104・・ブリッスル先端部 105・・ブリッスル幹部の貫通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電池収納部、ケーシング、及び、該電池収納部の下部とケーシングの上部とをそれぞれ連結する中間連結部とを備え、
前記電池収納部の内部には、電池ボックスと、該電池ボックスと結線された電源スイッチとを備え、
前記ケーシングには、ケーシング内に内蔵される駆動部を設けた振動基台がケーシングに対して防振ゴムを介して取り付けられ、
前記駆動部は、前記電池ボックス及び電源スイッチと結線され、駆動部が駆動することにより振動する振動子を有し、
前記振動基台には、着脱可能に又は固定してブリッスルが取り付けられてなることを特徴とする電動ヘアーブラシ。
【請求項2】
防振ゴムが上下の開口部以外は水密空間を形成する中空部を有し、該中空部の上部開口部がケーシングに対して防水構造になるように取り付けられ、また、該中空部の下部開口部が振動基台に対して防水構造でかつケーシングに対しフリーな状態になるように取り付けられ、該中空部の水密空間内に駆動部が内蔵されることを特徴とする請求項1に記載の電動ヘアーブラシ。
【請求項3】
電池収納部内部は、電池収納部外部に対して防水構造であり、電池収納部には、電池ボックスに対して電池を出し入れするための開閉蓋が閉蓋時には水密になるように取着され、電池収納部外からの押圧により電源スイッチのONとOFFが切り替えられるように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ヘアーブラシ。
【請求項4】
ブリッスルが、突起状のブリッスル幹部を備えた硬質樹脂材料からなるブリッスル基板と、前記ブリッスル幹部の先端部から突出し、軟質樹脂材料からなるブリッスル先端部を備えたブリッスル本体とからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動ヘアーブラシ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−35807(P2010−35807A)
【公開日】平成22年2月18日(2010.2.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−201914(P2008−201914)
【出願日】平成20年8月5日(2008.8.5)
【出願人】(390019817)小泉成器株式会社 (3)
【Fターム(参考)】