説明

電動式加圧工具装置

持ち運びのためにできる限り小さく構成した電動加圧工具を提供する。電動式加圧工具(1)は、ローラーホルダー(7)とローラー(8)とによりロッキングペンチ(2)を作動させることができ、油圧ピストンシリンダーユニット(4)上で動作する油圧ポンプ(3)を備えている。作動中に、油圧オイルは弾力性のある油圧オイル貯蔵器(6)外方とチャンバー(12)内方へ運ばれ、そこから増圧された後に再度流し戻される。空間を節約するために、本発明は、前記油圧オイル貯蔵器(6)が、前記ピストンシリンダーユニット(4)のシリンダーハウジング(13)の役割を果たすスリーブ(36)内に設けられている。前記ピストンシリンダーユニット(4)内の作動バルブ(9)は、油圧オイルが前記スリーブ(36)を通過する間作動される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ローラーホルダーと協働するよう接続された油圧ピストンシリンダーユニットに対して作動する油圧ポンプを有し、前記ローラーホルダーのローラーがクランピングペンチのクランピング顎部上で回転することにより前記クランピング顎部を互いに連動させる電動式加圧工具において、この電動式加圧工具は、弾力性のある油圧オイル収容コンテナと、前記油圧オイル収容コンテナとシリンダー空間との間に設けられ、前方導管から戻り導管への通路を開く作動バルブとを備えた電動式加圧工具に関する。
【背景技術】
【0002】
電動式加圧工具は、長年にわたり市場において販売されている。冒頭で述べたような形式の、持ち運び可能な油圧式の加圧工具装置は、加圧スリーブ、加圧取付物、パイプマフ、および互いに挿入されるチューブ部材などのようなカップリング部材を加圧するために用いられる。この加圧工具は、クランピング顎部を有するクランピングペンチを有しており、このクランピング顎部は、加圧されるカップリング部材を収容するための加圧空間を形成する。加圧するために要求される加圧力は、通常油圧駆動体により与えられる。今日市場において入手可能な全ての加圧工具装置は、比較的大きく、このため重い。今日までこのような装置は、構造体の形状により強制的な制約を受けており、こうした要請により構造体の大きさを小さくすることは今日まで成功を収めていない。加圧ペンチの大きさを変更することはペンチの用途領域により制限されるであろうし、この結果、今日の知見に基づくと、加圧ペンチの大きさを小さくすることはできないであろう。これと対応するローラーホルダーは、大きさの点で加圧ペンチに適合させなければならず、このことは無論、加圧ペンチが保持され、通常それに続いて設けられるシリンダーハウジングと一体に構成されているフォークのような受容体にも当てはまる。シリンダーハウジングの大きさも同様に、集められる力に実質的に依存し、この集められる力もまた同様にクランピングペンチの大きさに依存する。シリンダーハウジングの後方に配置されているがシリンダーハウジングと一体に製造される導管ブロックは、シリンダー空間とこれに続いて設けられる油圧ポンプとを接続する。最後に電気式駆動体、場合によっては電気モータに電力を供給する電池が、油圧ポンプに続いて更に設けられている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
必要となる油圧オイルは、油圧オイルコンテナ外部へ吸引され、シリンダー内へポンプ供給される。これとともに、ピストンは作動方向へ移動され、クランピングペンチは閉とされる。一旦このようなクランピング動作が繰り広げられると、その後、多くの装置において、油圧オイルは油圧コンテナ内へポンプで戻され、また、このようなタイプのいくつかの装置において、適切な作動バルブにより、前方導管から戻り導管または吸引導管へ直接的な戻りが実現される。このような言及された機能が上述した構造体に必要となる。したがって、性能を低下させることなく小型化を行なうことは実質的に不可能である。結果的に、画期的な対策により加圧ペンチ装置の大きさを減少させることのみが達成されるであろう。
【0004】
結果として、装置の構造体全体を小さくすることにより、冒頭で述べたタイプの加圧ペンチ装置を設計することが本発明の目的である。請求項1の特徴を有する冒頭で述べたタイプの加圧ペンチ装置により、この目的が達成される。これにより、分離して配置された油圧オイル供給コンテナと装置全体の間の空間だけ装置の形状は減少され、装置のハウジングはこれに伴い小さくされる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による解決手段はまた、手動動作可能な作動バルブを有する加圧ペンチ装置によっても実現されてもよく、前方導管から戻り導管を経由して、直接オイル供給空間へ油圧オイルを戻すことができる。このため、本発明によれば、作動バルブは、ピストンシリンダーユニット内において、完全に弾性スリーブにより覆われており、かつバルブの作動は弾性スリーブへの圧力により実現されるように配置されている。このような構成により、ピストンシリンダーユニットは、従来可能であったものより短くすることができる。
【0006】
本発明の主題の更なる有利な実施の形態は、更なる従属クレームにより推定され、これらのクレームの意味および実施方法は、添付図面を参照するとともに後述の記述により説明される。本発明の主題の好ましい一実施の形態は、添付図面により更に詳細に示され、表現されている。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明による加圧工具装置の一実施の形態は、市販されている形態に示される。実際の機能部分は、一緒に合成樹脂製のハウジング内に収容されている。さらに、2つのクランピング顎部5を有し、固定ボルトを介してこのフォーク状の受け部内に保持されたクランピングペンチ2をも認識することができる。ローラー8は、このフォーク状の受け部内に配置され、ローラーホルダー7内に回転自在に取付けられている。これらローラー8は、ピストンシリンダーユニットにより前方に押され、これにより顎部5が閉じる。図1において、閉じられた状態にある顎部5が示されている。
【0008】
より良い理解のために、欧州特許EP−A−1,157786により知られている従来の加圧工具装置の機能部分が図2に示されており、本発明をより明確化するため、これを簡潔に説明する。機能ユニットは、図2においてギアポンプとして示される油圧ポンプ3を有している。油圧ポンプ3は、弾力性のある油圧オイル収容コンテナ6から吸引導管11を経由して油圧オイルを吸引し、前方導管10を経由して油圧オイルをシリンダー空間12内へ送り込み、これとともにピストン15を前方へ押し出す。同時に、ローラー8が取付けられたローラーホルダー7は、ピストンロッドを介して前方へ押し出され、この際クランピング顎部5上に載置されたローラー8は、顎部5を外方へ押圧し、これによりクランピングペンチ2が閉となる。
【0009】
このような加圧動作の終了後、駆動モータ14は静止し、油圧ポンプ3はもはや動作しない。その後、作動バルブ9を作動させることにより、前方導管10と戻り導管11との間に接続が生じ、弾力性のある油圧オイル収容コンテナ6へ戻る油圧オイルは、シリンダー空間12内を流れる。この間、復元スプリング16は、ピストン15を初期位置へ戻るように押圧し、油圧オイルは、上述の経路を通り、作動バルブ9を経由して弾力性のある油圧オイル収容コンテナ6へ戻る。このような構成において、油圧オイル収容コンテナ6は、加圧工具装置1のハウジング0内に設けられたピストンシリンダーユニット4の下方に配置されている。このような構成により、ハウジング0の全体が大きくなり、これにより加圧工具装置1の全体も大きくなる。本発明による解決手段は、より空間を節約するように改良されたものであり、更に生産技術に関してより簡素化が図られているものである。
【0010】
図2に示す機能ユニットのような機能ユニットが図3に示されているが、図3に示すものは本願発明による構造である。ここに図示される実施の形態において、締め付けられる部分、とりわけその内部に固定されているローラーホルダー7およびローラー8とともに、ピストンロッドは省略されている。ピストン15自体は、ピストン15のピストンシール17とともに図示されており、シリンダーハウジング13の端部にシリンダーヘッドを固定するためのネジ部18が設けられている。シリンダーハウジング13は、ピストンシリンダーユニット4と一体に接続されている。ピストンシリンダーユニット4のシリンダー空間12と反対側の端部はベアリング受け20を有しており、このベアリング受け20の形状は、油圧ポンプの一部分がしっかり固定されるような形状となっている。歯車21、22のベアリングはともにピストンシリンダーユニット4の端部壁内に設けられている。軸23は、ギアポンプ3の歯車22と一体に形成されており、図示しない駆動モータ14と接続されている。油圧ポンプ3の一部は、歯車21、22および駆動軸23と同様、ベアリングヘッド24に取付けられている。駆動軸23は、シール25により外部から密閉されており、この位置で圧力リング26およびサークリップリング27により保持されている。ポンプハウジング29は、ベアリングヘッド24に加えてピストンシリンダーユニット4に対しても固着されており、このことは、図4に示す部分断面図の範囲からも明確である。
【0011】
結合ナット30がベアリングヘッド24および油圧ポンプ3を覆って押しつけられ、ピストンシリンダーユニット4にねじ込まれる。
【0012】
ピストンシリンダーユニット4は、結合ナット30と直接接続される最大直径部分を有しており、この結合ナット30の直径は、概ねピストンシリンダーユニット4の直径と一致する。この領域内において、ピストンシリンダーユニット4は第1保持溝31を有している。その後方において、ピストンシリンダーユニットの直径が減少し、この部分に環状チャンバー32が形成されている。この環状チャンバー32の体積は、環状溝33により更に拡大されている。シリンダーハウジング13内に、環状チャンバー32と接続された環状ビード34がシリンダーハウジングと一体に形成されており、この環状ビード34の直径もまた第1保持溝が形成された部分におけるピストンシリンダーユニットの直径と一致する。第2保持溝35は、環状ビード34内に形成されている。スリーブ36は、好ましくは弾性材料からなり、第1保持溝31と第2保持溝35との間の全領域を覆っている。このようにして、スリーブ36は油圧オイル収容コンテナ6を形成する。この弾性スリーブは、ピストンシリンダーユニットにより積極的に固定されるか、あるいは摩擦係合により保持される。このため、弾性スリーブ36は、第1保持溝31と第2保持溝35内に横たわる適当なビードを有している。クランピングクリップ37は、その上方に配置され、これは例えば非積極的に連結されるいわゆるケーブルバインダーであっても良い。ピストンシリンダーユニット4は、弾性スリーブ36に覆われている領域内、好ましくは体積増加のための環状溝33が配置されている領域内で上述した作動バルブ9により横切られている。この作動バルブ9は、図3の断面平面に対して垂直に設けられている。
【0013】
図3に示すのと同じ作動バルブが図4に示されているが、これは90°回転されており、また、この作動バルブは一部分のみが切断されている。第1の部分断面領域は、油圧ポンプが固定された状態を示し、一方、第2の部分断面領域は、作動バルブ9が作動する領域が示されている。作動バルブ9の構造および機能の方法に関して、再度、欧州特許EP−A−1,157786が参照される。作動バルブ9は、切り替えの状態により、前方導管10および戻り導管11間の接続を生じたり、またはこの接続を妨げたりする。バルブ9の手動による作動は、ベアリングジャーナル41を貫通する作動プランジャ40を介して効果を発揮する。スプリング42は、ベアリングジャーナル41内に収容され、作動プランジャ40に対して作動し、作動プランジャを弾性スリーブ36の内壁に対して外方に向かうよう押圧する。作動ボタン44は、加圧工具装置1のハウジング0内に設けられ、この作動ボタン44は、軸方向に対して平坦に作動プランジャ40と協働して接続されていても良い。このような構成により、他の非常に問題の多い、油圧オイル収容コンテナ6内を密閉貫通する方法は回避される。
【0014】
これとともに、フィルター43が作動バルブ9とベアリングジャーナル41との間に設けられている。このフィルター43は、例えば適切に選択された細孔の大きさを有する焼結金属または合成樹脂粒からなっていても良い。オイルフィルター43は、作動プランジャ40により貫通され、それに応じてシールリング45により外部を密閉されている。
【0015】
図5および図6の2つの図は、ピストンシリンダーユニット4単体を示し、作動バルブは描かれていない。この場合、一方、ポンプの領域からシリンダー空間12内へ穴が直線的に延びていることが分かり、この穴は前方導管10を示しており、また作動バルブのための取付穴が横向きに貫通している。第2の穴は、前方導管10を形成する穴と平行に設けられており、この第2の穴は、ポンプの取付側から作動バルブ9が取付けられる横穴へと延びている。この穴は、この穴内部に開口する(別の)第2の穴により2つの部分に再分割されている。実際の戻り導管11は、バルブの穴から(別の)第2の穴の開口部へ形成されている。ここから更に一部分11’がおよそ45°の角度で延びており、この一部分11’は、それぞれの機能により同時に吸引導管および戻り導管となる。傾いて設けられている一部分11’は、好ましくは体積を増大させるために設けられている環状溝33内に開口している。この環状溝33は、環状断面を有し、好ましくは、戻り導管11の一部分11’が環状溝33へ開口している。油圧オイルの戻りの流れのエネルギーが強過ぎ、戻りの油圧オイルがスリーブを破損させることがあることが知られているため、このような構成はとりわけ有効である。したがって、これを避けるために3つの手段が実現されている。第1の手段として、戻りの流れがスリーブに対して直角に衝突しないように、戻り導管11の一部分11’が傾いて取付けられている。第2の手段として、一側に体積を増加させる環状溝33が設けられ、一部分11’は、戻り導管11の出口の開口部からスリーブまでの距離が延びるように、この環状溝の内部に開口している。最後に、これもまた重要であるが、一部分11’の断面は、戻り導管11の実際の断面より大きくなるように選定されている。このように、一部分11’は同時に既に拡張空間を形成する。ピストンシリンダーユニット4内に付加的に存在する穴45、46は、長さ方向の軸に対して垂直に設けられており、前方線10内または吸引導管10’内に開口している。これらの穴は、油圧の圧力値が増大および減少している間、現在の油圧の圧力値が決定されるためのセンサーを取付けるために用いても良い。ここに詳細を議論する必要がない様々な情報が、上述した手段から推測されても良い。上述の記載では、オイルフィルターを交換する必要が生じる際に認識できるように、オイルフィルター43の透過性が監視されることが、一例として示されるにすぎない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明による加圧工具装置の一の可能な実施の形態を示す斜視図。
【図2】従来の加圧工具装置の機能部分を示す断面図。
【図3】本発明による加圧工具装置の機能部分を示す断面図。
【図4】図3と同一の機能部分を90°回転した状態を示す部分断面図。
【図5】弾性スリーブを省略しピストンシリンダー部分のみを示す本発明の長手方向断面図。
【図6】図5と同じ部分を90°回転し、関心領域のみを断面とした部分断面図。
【符号の説明】
【0017】
0 装置のハウジング
1 加圧工具
2 クランピングペンチ
3 油圧ポンプ
4 ピストンシリンダーユニット
5 顎部
6 油圧オイル収容コンテナ
7 ローラーホルダー
8 ローラー
9 作動バルブ
10 前方導管
10’吸引導管
11 戻り導管
11’一部分
12 シリンダー空間
13 ハウジング
14 駆動モータ
15 ピストン
16 復元スプリング
17 ピストンシール
18 シリンダーヘッドのネジ部
20 ベアリング受け
21、22 歯車
23 駆動軸
24 ベアリングヘッド
25 シール
26 圧力リング
27 サークリップ
28 ボルト
29 ポンプハウジング
30 結合ナット
31 第1保持溝
32 環状チャンバー
33 体積増加のための環状溝
34 環状ビード
35 第2保持溝
36 弾性スリーブ
37 クランピングクリップ
40 作動プランジャ
41 ベアリングジャーナル
42 スプリング
43 オイルフィルター
44 作動ボタン
45、46 センサー用穴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ローラーホルダーと協働するよう接続された油圧ピストンシリンダーユニット(4)に対して作動する油圧ポンプ(3)を有し、前記ローラーホルダーのローラーがクランピングペンチ(2)のクランピング顎部(5)上で回転することにより前記クランピング顎部(5)を互いに連動させる電動式加圧工具(1)において、
この電動式加圧工具(1)は、弾力性のある油圧オイル収容コンテナ(6)と、
前記油圧オイル収容コンテナ(6)とシリンダー空間(12)との間に設けられ、前方導管(10)から戻り導管(11)への通路を開く作動バルブ(9)と、を備え、
前記油圧オイル収容コンテナ(6)は、前記ピストンシリンダーユニット(4)のシリンダーハウジング(13)の少なくとも一部を取り囲んで密閉する弾性スリーブ(36)からなることを特徴とする電動式加圧工具(1)。
【請求項2】
前記ピストンシリンダーユニット(4)内の前記作動バルブ(9)は、前記弾性スリーブ(36)により完全に覆われ、前記作動バルブ(9)は、前記弾性スリーブへの圧力により作動されることを特徴とする請求項1に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項3】
電動式加圧工具(1)は、前記油圧ポンプ(3)と電気式駆動体(14)とともに、前記ピストンシリンダーユニット(4)の一部が収容され、前記弾性スリーブ(36)を完全に覆うハウジング(0)を更に備え、
ハウジング(0)内部に、作動の際前記作動バルブ(9)上方の前記弾性スリーブ(36)を押圧する作動ボタン(40)が取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項4】
前記作動バルブ(9)は、前記弾性スリーブ内側において前記作動プランジャの中央に設けられたスプリングの圧力を保持する作動プランジャと協働するよう接続されていることを特徴とする請求項3に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項5】
前記前方導管と交差するオイルフィルター(43)が、前記作動バルブの近傍に配設され、前記作動プランジャは、前記オイルフィルターを貫通することを特徴とする請求項4に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項6】
前記戻り導管の一部は、同時に吸引導管の一部分からなり、この吸引導管の一部分は、前記シリンダーハウジングの長軸に対して傾斜して設けられ、戻り導管としての役割も果たすことを特徴とする請求項1に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項7】
体積増加のための環状凹部が前記シリンダーハウジング近傍において内側を向いて形成され、この環状凹部は、前記弾性スリーブにより覆われていることを特徴とする請求項1に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項8】
前記戻り導管は、前記環状凹部内に向けて傾斜して設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項9】
前記シリンダーハウジングは、互いに前記弾性スリーブの長さと等距離の間隔を空けて設けられた2つの環状溝を有し、前記弾性スリーブは、前記環状溝内に固定された環状ビードを有することを特徴とする請求項1に記載の電動式加圧工具(1)。
【請求項10】
前記環状ビードは、前記環状溝内においてケーブルバインダーにより固定保持されることを特徴とする請求項9に記載の電動式加圧工具(1)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2007−512967(P2007−512967A)
【公表日】平成19年5月24日(2007.5.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−541777(P2006−541777)
【出願日】平成16年10月12日(2004.10.12)
【国際出願番号】PCT/CH2004/000620
【国際公開番号】WO2005/053909
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【出願人】(502046630)フォン、アークス、アクチェンゲゼルシャフト (4)
【氏名又は名称原語表記】VON ARX AG
【Fターム(参考)】