説明

電子メール管理システム

【課題】電子メールを受信した際に、保管済みの電子メールについて保管が必要か否かを判別し、不要と判別された電子メールを削除し、必要な電子メールのみを保管する
【解決手段】電子メール受信部105は、メールサーバ102から電子メール114を受信すると、その電子メール114を所定のタイミングで記憶装置30内の保管済み電子メール115に追加する。電子メール削除部106は、メモリ20に記憶されている電子メール保管条件情報107に基づいて、記憶装置30に記憶されている各保管済み電子メール115の必要性の有無を判別し、必要性が無いと判別された保管済み電子メール115を記憶装置30から削除する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、不要な電子メールを削除し、必要な電子メールのみを保管する電子メール管理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電子メール受信アプリケーションが受信する電子メールの内容はさまざまである。電子メールの中には一定期間保管が必要なものや、最後に受信した電子メールだけ保管が必要なもの、保管の必要がないもの等がある。電子メールをその内容に応じて管理するには多大な労力を要する。
そこで、特許文献1は、相互に関連のある複数の電子メールを自動的に抽出し、抽出された電子メールをまとめて削除することができる関連メール削除システムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−217520号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示された電子メールシステムでは、ユーザが、抽出された関連メールの内容を確認し、各電子メールを削除するか否かを個別に判断しなければならない。
【0005】
本発明の目的は、電子メールを受信した際に、保管済みの電子メールについて保管が必要か否かを判別し、不要と判別された電子メールを削除し、必要な電子メールのみを保管する電子メール管理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の電子メール管理システムは、
複数の保管済み電子メールが記憶されている保管済み電子メール記憶手段と、
電子メールを保管する条件を示す電子メール保管条件情報が記憶されている電子メール保管条件情報記憶手段と、
メールサーバより電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール受信手段によって受信された電子メールを既に記憶されている保管済み電子メールに追加して前記保管済み電子メール記憶手段に記憶させる保管済み電子メール追加手段と、
前記電子メール保管条件情報記憶手段に記憶されている電子メール保管条件情報に基づいて、前記保管済み電子メール記憶手段に記憶されている各保管済み電子メールの必要性の有無を判別し、必要性が無いと判別された保管済み電子メールを前記保管済み電子メール記憶手段から削除する保管済み電子メール削除手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電子メールを受信した際に、保管済みの電子メールについて保管が必要か否かを判別し、不要と判別された電子メールを削除し、必要な電子メールのみを保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】電子メールシステムの構成の一例を示す図である。
【図2】電子メール保管条件情報の一例を示す図である。
【図3】保管済み電子メールを削除する処理のフローチャートの一例を示す図である。
【図4A】保管済み電子メールと対象電子メール条件を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である。
【図4B】保管済み電子メールと対象電子メール条件を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である(図4Aの続き)。
【図4C】保管済み電子メールと対象電子メール条件を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である(図4Bの続き)。
【図5A】保管済み電子メール115と保管条件109を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である。
【図5B】保管済み電子メール115と保管条件109を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である(図5Aの続き)。
【図5C】保管済み電子メール115と保管条件109を比較する処理のフローチャートの一例を示す図である(図5Bの続き)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係る電子メール管理システムについて図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1は、電子メールシステム1の構成の一例を示す。
電子メールシステム1は、ユーザ端末101とメールサーバ102とを有している。ユーザ端末101とメールサーバ102は、図1に示すように、ネットワーク103に接続されている。ユーザ端末101は、ネットワーク103を介してメールサーバ102と電子メールを送受信する。
【0011】
ユーザ端末101は、CPU(Central Processing Unit)10と、メモリ20と、記憶装置30と、入力装置40と、表示装置50とを備えている。
メモリ20は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等を含む。メモリ20は、電子メール受信プログラム104を記憶している。
CPU10が電子メール受信プログラム104を実行することにより、本発明の実施形態に係る電子メール管理システムが実現される。電子メール管理システムは、電子メール受信部105と、電子メール削除部106とを有する。
【0012】
記憶装置30は、ハードディスク装置や光ディスク装置等を含む。記憶装置30には、複数の保存済み電子メール115が格納されている。
入力装置40は、キーボードやマウス等を含む。入力装置40は、利用者の操作を受け付ける。
表示装置50は、ディスプレイ等を含む。表示部50は、電子メール114や保存済み電子メール115を表示する。
【0013】
電子メール受信部105は、ネットワーク103を経由し、メールサーバ102より電子メール114を受信し、その電子メール114を所定のタイミングで記憶装置30内の保管済み電子メール115に追加する。
【0014】
電子メール削除部106は、電子メール保管条件情報107が持つ対象電子メール条件108および保管済み電子メール115と、各保存済み電子メール115とを比較し、その比較結果を対象電子メール条件結果110に格納する。
そして、電子メール削除部106は、対象電子メール条件結果110の内容が偽の場合は保管済み電子メール115を記憶装置30内にそのまま保管する。一方、対象電子メール条件結果110の内容が真の場合、電子メール削除部106は、電子メール保管条件情報107がもつ保管条件109および保管済み電子メール115と、各保存済み電子メール115とを比較し、その比較結果を保管条件結果111に格納する。
電子メール削除部106は、保管条件結果111の内容が偽の場合は、保管済み電子メール115を記憶装置30から削除し、保管メール数112の値を更新する(削除された保管済み電子メール115の数だけ減算する)。一方、保管条件結果111の内容が真の場合、メールサーバ102より新たに受信したメールが保存済み電子メール115に付加されるため、電子メール削除部106は、保管メール数112の値を更新し(1だけ増加させ)、保管済み電子メール115をそのまま記憶装置30内に保管する。
電子メール削除部106の処理の詳細は、図3〜図5Cを参照しつつ後で説明する。
【0015】
図2は、電子メール保管条件情報107の一例を示す。
電子メール保管条件情報107は、対象電子メール条件108と保管条件109を保持している。
対象電子メール条件108は、対象条件テーブル200と結合条件201を保持している。対象条件テーブル200には、キー202と値203の情報が保管されている。
保管条件109は、保管メール数条件204と、保管期限条件205と、保管期限条件キーワード206とを保持している。
【0016】
図3は、保管済み電子メール115を削除する処理のフローチャートの一例を示す。
電子メール受信部105は、メールサーバ102から電子メール114を受信すると、その電子メール114を所定のタイミングで記憶装置30内の保管済み電子メール115に追加し(S101)、保管メール数112の値を1だけ増加させる(S102)。そして、電子メール受信部105は、電子メール削除部106に処理を開始させる。
【0017】
まず、電子メール削除部106は、メモリ20より電子メール保管条件情報107を取得し、記憶装置30より保管済み電子メール115を取得する(S103)。
【0018】
次に、電子メール削除部106は、個々の保管済み電子メール115と電子メール保管条件情報107のもつ対象電子メール条件108を比較し、結果を対象電子メール条件結果110に格納する(S104)。ステップS104の詳細は図4を参照しつつ後で説明する。
次に、電子メール削除部106は、対象電子メール条件結果110の内容が真であるなら(S105)、個々の保管済み電子メール115と電子メール保管条件情報107のもつ保管条件109を比較し、結果を保管条件結果111に格納する(S106)。ステップS106の詳細は図5を参照しつつ後で説明する。
一方、電子メール削除部106は、対象電子メール条件結果110が偽であるなら(S105)、ステップS110に移り、次の保管済み電子メール115の有無を判定する。
【0019】
電子メール削除部106は、保管条件結果111の内容が真であるなら(S107)、保管済み電子メール115をそのまま記憶装置30に保管する。
一方、電子メール削除部106は、保管条件結果111が偽であるなら(S107)、記憶装置30より保管済み電子メール115を削除し(S108)、保管メール数112の値を1だけ減算する(S109)。
次に、電子メール削除部106は、次の保管済み電子メール115の有無を判定し(S110)、次の保管済み電子メール115が有れば(S110:Yes)、ステップS104に戻り、次の保管済み電子メール115が無ければ(S110:No)、処理を終了する。
【0020】
図4A〜図4Cは、保管済み電子メール115と対象電子メール条件108を比較する処理のフローチャートの一例を示す。
電子メール削除部106は、電子メール保管条件情報107が持つ対象電子メール条件108を取得する(S200)。次に、電子メール削除部106は、対象電子メール条件108の持つ対象条件テーブル200より1レコードを取得する(S201)。
電子メール削除部106は、レコードが取得できなかった場合、即ち、設定されているレコードを全て取得し終わった場合、図3のステップS105に戻る(S202:No)。
この場合は、後述するS207またはS214の判定で、全てのレコードで一致したか、または全てのレコードで一致しなかった場合であるから、電子メール削除部106は、結合条件201が論理和だった場合は対象電子メール条件結果110に真を、結合条件201が排他的論理和だった場合は対象電子メール条件結果110に偽を、それぞれ設定して、ステップS105に戻る。
【0021】
電子メール削除部106は、取得した1レコードのキー202がメールヘッダの項目名だった場合(S203:Yes)、メールヘッダ取得処理(S204)へ進む。電子メール削除部106は、取得した1レコードのキー202がメールヘッダの項目名ではなかった場合(S203:No)、本文取得処理(S212)へ進む。
【0022】
メールヘッダ取得処理では、電子メール削除部106は、保管済み電子メール115より電子メールのメールヘッダ部分を取得する(S204)。そして、電子メール削除部106は、電子メールのメールヘッダ部分よりキー202に対応するメールヘッダの1項目の情報を取得する(S205)。電子メール削除部106は、メールヘッダの1項目の値とレコードの値203を比較する(S206)。
電子メール削除部106は、メールヘッダの1項目の値とレコードの値203が一致していた場合(S207:Yes)、結合条件201が排他的論理和かをチェックする処理(S208)へ、一致していなかった場合(S207:No)、結合条件201が論理和かをチェックする処理(S210)へ進む。
【0023】
排他的論理和かをチェックする処理(S208)では、結合条件201が排他的論理和だった場合(S208:Yes)、電子メール削除部106は対象電子メール条件結果110に真を格納して図3のステップS105に戻る(S209)。一方、排他的論理和ではなかった場合(S208:No)、電子メール削除部106は対象電子メール条件108の持つ対象条件テーブル200より1レコードを取得する処理(S201)へ戻る。
結合条件201が論理和かをチェックする処理(S210)では、結合条件201が論理和だった場合(S210:Yes)、対象電子メール条件結果110に偽を格納して図3のステップS105に戻る(S211)。一方、論理和ではなかった場合(S210:No)、電子メール削除部106は対象電子メール条件108の持つ対象条件テーブル200より1レコードを取得する処理(S201)へ戻る。
【0024】
本文取得処理(S212)では、電子メール削除部106は保管済み電子メール115より電子メールの本文部分116を取得する。そして、電子メール削除部106は、本文部分116とレコードの値203を比較する(S213)。
本文部分116とレコードの値203が一致していた場合(S214:Yes)、電子メール削除部106は結合条件201が排他的論理和かをチェックする処理(S215)へ、一致していなかった場合(S214:No)、結合条件201が論理和かをチェックする処理(S217)へ進む。
【0025】
結合条件201が排他的論理和かをチェックする処理(S215)では、結合条件201が排他的論理和だった場合(S215:Yes)、電子メール削除部106は対象電子メール条件結果110に真を格納して図3のステップS105に戻る(S216)。排他的論理和ではなかった場合(S215:No)、電子メール削除部106は対象電子メール条件108の持つ対象条件テーブル200より1レコードを取得する処理(S201)へ戻る。
結合条件201が論理和かをチェックする処理では、電子メール削除部106は結合条件201が論理和だった場合(S217:Yes)、対象電子メール条件結果110に偽を格納して図3のステップS105に戻る(S218)。論理和ではなかった場合(S217:No)、電子メール削除部106は対象電子メール条件108の持つ対象条件テーブル200より1レコードを取得する処理(S201)へ戻る。
【0026】
図5A〜図5Cは、保管済み電子メール115と保管条件109を比較する処理のフローチャートの一例を示す。
電子メール削除部106は、保管条件109より保管メール数条件204を取得する(S300)。次に、電子メール削除部106は、保管メール数条件204が設定されているか確認する(S301)。
保管メール数条件204が設定されている場合(S301:Yes)。電子メール削除部106は保管メール数条件204と保管メール数112を比較する(S302)。保管メール数112が保管メール数条件204に設定されている数以下であった場合(S302:No)、電子メール削除部106は保管条件結果111に真を設定し、図3のステップS107に戻る(S303)。一方、保管メール数112が保管メール数条件204に設定されている数より大きかった場合(S302:Yes)、電子メール削除部106は保管条件結果111に偽を設定する(S304)。
【0027】
次に、電子メール削除部106は、保管条件109より保管期限条件205を取得する(S305)。電子メール削除部106は、保管期限条件205が設定されているか確認する(S306)。
保管期限条件205が設定されている場合(S306:Yes)、電子メール削除部106は、保管済み電子メール115よりメール送信日付117を取得する(S307)。そして、電子メール削除部106は、電子メール削除部106の処理の「実行時の日時から保管期限条件205に設定されている時間を減算した日時」とメール送信日付117を比較する(S308)。電子メール削除部106は、メール送信日付117が「実行時の日時から保管期限条件205に設定されている時間を減算した日時」の後、またはメール送信日付117が「実行時の日時から保管期限条件205に設定されている時間を減算した日時」と同じである場合(S308:No)、保管条件結果111に真を設定し、図3のステップS107に戻る(S309)。一方、メール送信日付117が「実行時の日時から保管期限条件205に設定されている時間を減算した日時」の前である場合(S308:Yes)、保管条件結果111に偽を設定する(S310)。
【0028】
次に、電子メール削除部106は、保管条件109より保管期限条件キーワード206を取得する(S311)。電子メール削除部106は、保管期限条件キーワード206が設定されているか確認する(S312)。
保管期限条件キーワード206が設定されている場合(S312:Yes)、電子メール削除部106は、保管済み電子メール115より電子メールの本文部分116を取得する(S313)。そして、電子メール削除部106は、電子メールの本文部分116を保管期限条件キーワード206で検索し、一致した行の内容から日時の情報を抜き出し保管期限日付113に設定する(S314)。電子メール削除部106は、電子メール削除部106の処理の実行時の日時と保管期限日付113を比較する(S315)。実行時の日時が保管期限日付113の前、または実行時の日時が保管期限日付113と同じである場合(S315:No)、電子メール削除部106は保管条件結果111に真を設定し、図3のステップS107に戻る(S316)。一方、実行時の日時が保管期限日付113の後である場合(S315:Yes)、電子メール削除部106は保管条件結果111に偽を設定し、図3のステップS107に戻る(S317)。
【0029】
なお、上述した実施形態では、電子メール受信部105が受信した電子メール114を保管済み電子メール115に追加し、電子メール削除部106に処理を開始させるとしたが、電子メール削除部106は電子メール受信部105とは独立したプルグラムの実行により実現され、電子メール削除部106の処理は予め設定されたタイミング(例えば、1日に1回)で実行されるとしてもよい。また、利用者による実行の指示を入力装置40が受け付けることにより、電子メール削除部106の処理が実行されるとしてもよい。
【0030】
以上説明したように、本発明によれば、電子メールを受信した際に、保管済みの電子メールについて保管が必要か否かを判別し、不要と判別された電子メールを削除し、必要な電子メールのみを保管することができる。
従って、保管の必要のなくなった電子メールは自動的に削除されるので、利用者による削除操作の手間を省くことができる。また、ユーザ端末101の記憶装置30で使用される記憶領域を最小限にとどめることができる。
【0031】
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0032】
1…電子メールシステム、10…CPU、20…メモリ、30…記憶装置、40…入力装置、50…表示装置、101…ユーザ端末、102…メールサーバ、103…ネットワーク、104…電子メール受信プログラム、105…電子メール受信部、106…電子メール削除部、107…電子メール保管条件情報、108…対象電子メール条件、109…保管条件、110…対象電子メール条件結果、111…保管条件結果、112…保管メール数、113…保管期限日付、114…電子メール、115…保管済み電子メール、116…本文部分、117…メール送信日付、200…対象条件テーブル、201…結合条件、204…保管メール数条件、205…保管期限条件、206…保管期限条件キーワード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の保管済み電子メールが記憶されている保管済み電子メール記憶手段と、
電子メールを保管する条件を示す電子メール保管条件情報が記憶されている電子メール保管条件情報記憶手段と、
メールサーバより電子メールを受信する電子メール受信手段と、
前記電子メール受信手段によって受信された電子メールを既に記憶されている保管済み電子メールに追加して前記保管済み電子メール記憶手段に記憶させる保管済み電子メール追加手段と、
前記電子メール保管条件情報記憶手段に記憶されている電子メール保管条件情報に基づいて、前記保管済み電子メール記憶手段に記憶されている各保管済み電子メールの必要性の有無を判別し、必要性が無いと判別された保管済み電子メールを前記保管済み電子メール記憶手段から削除する保管済み電子メール削除手段と、
を備えることを特徴とする電子メール管理システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【公開番号】特開2012−78936(P2012−78936A)
【公開日】平成24年4月19日(2012.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−221562(P2010−221562)
【出願日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【出願人】(000233055)株式会社日立ソリューションズ (1,610)
【Fターム(参考)】