説明

電子装置を保持および操作するための衣料品

ポケット含む衣料品であって、該ポケットが電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含み、該ポケットが少なくとも1つの突起部分をさらに含み、電子装置がポケット内に配置されているときに、該電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンが、少なくとも1つの該突起部分に隣接して位置づけられる、衣料品を開示する。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の分野
本発明は衣料に関する。本発明の局面は、より詳細には、衣料品の内側に隠れているが衣料品の外側から操作可能である、電子装置を組み込んだ衣料品に関する。
【背景技術】
【0002】
発明の背景
例えば音楽プレーヤー等の携帯型電子装置の使用が増え続けている。このような装置は、他の人の邪魔をすることなく、聴く者に、例えば、音楽、ニュース、および本の音声録音物を聴かせることができる。多くの聴く者は、歩きながら、走りながら、またはジムで運動しながら聴く。他には、飛行機または他の移動手段上で時間つぶしに聴く。
【0003】
携帯型電子装置は、衣料品、例えばシャツのポケットに入れられるか、またはアームバンドに取り付けられることが多い。通常、電子装置をポケットから取り出して装置を操作し、その後、装置を設定したらポケットに戻す。あるいは、装置の操作ができるように、例えば、穴またはプラスチックの窓が設けられている。
【0004】
例えば、ランニング等の身体活動を行っているとき、運動選手は該活動に集中し続けたいと思っている。電子装置をポケットから取り出して装置を操作することは、運動選手の気を散らす可能性がある。さらに、運動選手は、装置をポケットから取り出すかまたは元に戻すために手探りする間に、この装置を落とすかもしれない。ポケットの中で開放穴(open hole)またはプラスチックの窓を通して装置を操作しようとすることも、気を散らす可能性がある。さらに、開放穴は装置を風雨にさらし、プラスチックの窓は電子装置の存在およびその種類をはっきり表に出す。
【発明の開示】
【0005】
発明の概要
本発明の局面としては、例えば、電子装置を備えた、アームバンド、リストバンド、シャツまたは上着等の衣料品が挙げられる。衣料品は、電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を有する、ポケットを有する。ポケットは少なくとも1つの突起部分を有する。電子装置がポケット内に配置されているときに、電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンは、少なくとも1つの該突起部分に隣接して位置づけられる。
【0006】
上述の発明の概要および以下の発明の詳細な説明は、添付の図面と併せて読むことにより、よりよく理解されるであろう。
【0007】
発明の詳細な説明
以下の考察および添付の図は、電子装置を組み込んだ種々の衣料品を開示するものである。
【0008】
衣料品は、これらに限定されないが、例えば、アームバンド、リストバンド、レッグバンド、およびベルト等のバンド等の、体に取り付けることができる、任意の適した衣料品であってもよい。さらに、衣料品は、例えば、シャツ、上着、コート、スウェットシャツ、ベスト、ショートパンツ、およびズボン、ならびに種々の他の衣類(articles of clothing)等の、体に着用することができる、任意の適した衣料品であってもよい。
【0009】
衣料品は、電子装置を保持するためのポケットを有する。電子装置は、これらに限定されないが、例えば、IPOD、携帯型MP3プレーヤー、携帯型CDプレーヤー、携帯型ラジオ、および携帯型テーププレーヤーを含む、携帯型音楽装置等の、任意の適した電子装置であり得る。
【0010】
本発明は、例えば、図1に一般に示される、IPODまたはIPOD型電子装置に関して論じられるであろう。電子装置2は、円形の操作ボタン4を有し、例えば、「<<」(戻す)、「=」(一時停止)、および「>>」(先へ)とういう表記で示されるような、選択するための選択項目の機能が該操作ボタンの外周に沿って存在する。イヤホン8は、受信部6を介して電子装置に接続される。
【0011】
図2Aおよび2Bに、本発明の一局面を示す。アームバンド10は、腕の周りで連結されるものとして提供される。通常、アームバンドは、中央部分12と、腕の周りに巻きつけるエクステンション(extension)14および16とを有する、実質的に平らな細長い生地である。エクステンション14および16の両端は、両端を一緒に連結して腕に取り付けるための留め具18を有する。任意の適した留め具には、当技術分野の技術の範囲内であるような、例えば、Velcro、留め金、ボタン、バックル、およびジッパー等を用いてもよい。Velcroは、図2Aおよび2Bに図示されており、一般に、容易に片手で動作できる留め具である。
【0012】
ポケット20は、携帯型電子装置を持ち運ぶためのアームバンド10上に配置される。装置がポケットに入れられているときに、ポケット内で著しく該装置の位置がずれないように、ポケットは、電子装置、例えば、図1に示す電子装置の大きさと形状に作られている。
【0013】
例えば、挿入口等の開口部は、電子装置の挿入のためにアームバンドの上面または裏面に形成される。図2Bはアームバンドの裏面にある挿入口26を示す。電子装置は、通常、アームバンド10を腕の上に配置する前に、該挿入口からポケットに入れられる。イヤホン8は、挿入口26を通して、または別の穴28により、電子装置に接続され得る。穴は、電子装置上にあるイヤホンの受信部の場所で、ポケット20の上面または裏面のどちらかに位置づけられる。
【0014】
ポケット20は、アームバンドに取り付けられた、独立したポケットであってもよく、ここで該アームバンドがポケットの背面を形成する(シャツのポケットと同様である)。あるいは、ポケットは、アームバンドと一体化して形成されていてもよい。例えば、図3に図示したように、それぞれ、所望のアームバンドの形状を有する、実質的に平らな生地である、上層34および底層36は、縫合されるか、または他の方法で互いに接合される。空間32は、裏の層と表の層との間に形成され、ポケットを形成する。2つの層は、縫合、接着、または少なくともアームバンドの外周の周囲をヒートシーリング(heat sealing)することにより、互いに貼り付けられていてもよい。ポケットの両脇は、ポケット20の脇の両端22を形成するように、ポケットの周囲の端を縫合、接着、またはヒートシーリングすることにより形成される。
【0015】
上層34および底層36は、同じ材料または異なる材料から形成されていてもよい。例えば、上層34は耐水性材料から形成されていてもよく、それに対し、底層36は吸収性材料から形成されていてもよい。34および36の両方の材料は、快適性を加えるため通気性のある材料であり得る。
【0016】
さらに、材料のポケット部位において、例えば水分から電子装置を保護するために、ポケットはゴム引きされた、または他の適した材料38で被覆されていてもよい。このようなゴム引きされた材料が用いられる場合、このような材料は、ボタン操作の妨げにならないように、電子装置の操作ボタンの位置に用いられるべきではない。
【0017】
ポケットは、電子装置がポケット内に挿入されているときに、突起部分が、該電子装置の操作ボタンの動作可能な状態にある操作部分に隣接するように位置づけられた、突起部分30をさらに含有する。突起部分が、操作する者の指を操作ボタンの位置に導き、突起部分に隣接する部分を単に押すことにより、操作する者は、例えば、先へ、戻す、および一時停止の操作等の、電子装置の特定の操作を操作し得る。
【0018】
従って、例えば、電子装置が、図1に示すような電子装置の中心部分の近くに配置された円形の操作ボタン4を有し、該操作ボタンの外周に沿って選択するための選択項目がある場合には、衣料品は、円形の操作ボタンの中心に一致する突起部分を有する。操作中に、使用者はポケットを手探りして突起部分を探し、突起部分のすぐ右、左、上、または下を押すことにより電子装置を操作するであろう。
【0019】
突起部分は、任意の適した厚さおよび幅であり得る。厚さは、操作する者が突起部分を探すのに十分な厚さであるが、操作ボタンの操作を妨げるほど厚くはない。適した厚さは、一般に、約1 mmより厚く、かつ約5 mmより薄く、例えば約2 mm〜約3 mmである。突起部分の幅もまた、操作する者が突起部分を探すのに十分な幅であるが、操作ボタンの操作を妨げるほど幅広くはない。例えば、幅は、電子装置の操作ボタンに応じて、約5〜約15 mmであり得る。例えば、いくつかのIPODの場合、約9〜約11 mmの幅が適している。
【0020】
従って、電子装置がポケット内に入れられているときには、該装置は本質的にポケットに隠されている。しかしながら、操作する者は、それでも突起部分を手探りで探すことにより、ポケットの布地を介して装置を操作し得る。操作する者は、例えばランニング等の運動中、装置を操作するために装置を見る必要がない。
【0021】
突起部分は、例えば柔らかいか、または柔軟性のあるポリマー等の任意の適した材料で作られていてもよい。突起部分は、層に用いた生地の上か下のどちらかの最上層(upper layer)に取り付けられていてもよい。生地の下に突起部分を置くことで、ボタンが布地で隠されていてもよいようにし、かつ滑らかで連続的な上層(top layer)を可能にする。
【0022】
突起部分は、電子装置の操作ボタンに応じた、任意の適した形状であり得る。例えば、該形状は、円形、楕円形、正方形、長方形、または三角形であってもよい。IPODの場合、形状は円形である。しかしながら、他の電子装置は、操作部分が正方形の端に沿って、または正方形の角に配置されている、例えば正方形等の他の形状で、操作ボタンを提供し得る。
【0023】
この局面は、アームバンドに関して論じられたが、バンドは、手首、脚、足首、または腰に合う、適した大きさと形状のバンドであってもよい。
【0024】
図4に示した本発明の別の局面において、リストバンドまたはアームバンドは、手首または腕の上で引き伸ばすことができる弾性材料で作られた、連続的なチューブ状のバンド40であってもよい。ポケット42は、バンド40に取り付けられていてもよいし、またはバンド40と一体化して形成されていてもよい。ポケットは、電子装置の挿入のための開口部またはスリット44と、イヤホン用の配線を受け入れるための任意の穴46と、操作する者の指を電子装置の操作制御ボタンへ導くための突起部分48とを有する。
【0025】
本発明のさらなる局面において、使用者により着用される衣料品は、電子装置を保持するためのポケットを含有する。ポケットは、衣料品と一体化して形成されていてもよいし、または衣料品とは別々に形成されていてもよい。例えば、ポケットは、シャツまたは上着の上で、衣料品の表、裏、または側面に縫合され得る。ポケットは3辺が縫合されていてもよく、4番目の辺は 電子装置の挿入および取り出しができるように、接着されてなくてもよい。必要に応じて、ポケットの上部を覆うためにフラップ(flap)を用いてもよい。あるいは、ポケットの全ての4辺が縫合されていてもよく、電子装置を受け入れるために別の開口部(例えばスリット)が形成されていてもよい。
【0026】
ポケットは、衣料品上の任意の適した場所、一般に、容易に使用者の手が届く部位に配置され得る。ポケットは、電子装置をぴったりと受け入れる大きさおよび形状のポケットであるが、電子装置を容易に位置調整し、取り出すことができる十分なゆるみがある。
【0027】
ポケットは、衣料品上にポケットを縫い付けることにより取り付けられてもよいし、あるいはポケットはVelcroもしくはVelcro様の材料で、またはジッパーで取り付けられてもよい。必要に応じて、Velcroまたはジッパーは、ポケットの取り外しを可能にする。
【0028】
図5は、シャツ50の形態での衣料品を図示する。本発明のこの局面において、ポケット52は、シャツの下端近くに配置されている。ポケット52は、シャツ50に取り付けられているか、シャツ50と一体化して形成されている。ポケット52は、電子装置の挿入のための開口部またはスリット54と、イヤホン用の配線を受け入れるための任意の穴56と、操作する者の指を電子装置の操作制御ボタンへ導くための突起部分58とを有する。
【0029】
シャツは、配線を電子装置からイヤホンへ導くために衣料品に取り付けられた、フックまたは他の適した手段57を有してもよい。これは、例えばランニング等の身体活動中に配線が揺れたり、またはもつれたりすることを防ぐ。
【0030】
図6は、長袖の上着またはコート60の形態での衣料品を図示する。本発明のこの局面において、ポケット62は、袖の下端近くに配置されている。ポケット62は、シャツ60に取り付けられているか、シャツ60と一体化して形成されている。ポケット62は、電子装置の挿入のための開口部またはスリット64と、イヤホン用の配線を受け入れるための任意の穴66と、操作する者の指を電子装置の操作制御ボタンへ導くための突起部分68とを有する。
【0031】
イヤホンの配線は、電子装置から上着の袖の内側を走り、衣料品の首の部分にある穴を通して外へ出ていてもよい。あるいは、配線が電子装置からイヤホンまで腕の外側に沿って走り得るように、衣料品は、フック67または図5に図示したものと同様の他の適した連結手段を有してもよい。例えばランニング等の身体活動中、配線が揺れるのを防ぐフック。
【0032】
図7は、電子装置2を、衣料品60のスロット64内へ挿入する方法を図示する。操作制御ボタン4は、突起部分68の真下に位置づけられている。電子装置を所定の場所に位置づけた後、穴66を通してイヤホンの配線を接続する。
【0033】
一般に、衣料品は、例えば繊維シートまたはポリマーシート等の材料要素から形成される。衣料品自体は、電子装置の重さを支えることができるべきである。
【0034】
本発明は、種々の態様を参照して前記および添付の図面に開示されている。しかしながら、開示により実現される目的は、本発明に関する種々の特徴および概念の一例を提供することであり、本発明の範囲を限定することではない。当業者は、添付の特許請求の範囲により定義される、本発明の範囲から逸脱することなく前記の態様に多くの変形および改変がなされ得ることを認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の局面に従う衣料品との使用に適した電子装置の斜視図である。
【図2】図2Aおよび図2Bは、それぞれ、本発明の局面に従う衣料品の上面図および底面図である。
【図3】図3Aおよび図3Bは、本発明の局面に従う別の衣料品の上面図および内部の側面図である。
【図4】本発明の局面に従う別の衣料品の斜視図である。
【図5】本発明の局面に従う別の衣料品の斜視図である。
【図6】本発明の局面に従う別の衣料品の斜視図である。
【図7】本発明の局面に従う衣料品内に挿入されている電子装置の上面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポケットを含む衣料品であって、該ポケットが電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含み、該ポケットが少なくとも1つの突起部分をさらに含み、電子装置がポケット内に配置されているときに、該電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンが、少なくとも1つの該突起部分に隣接して位置づけられる、衣料品。
【請求項2】
電子装置が、IPODまたはIPOD型電子装置である、請求項1記載の衣料品。
【請求項3】
操作制御ボタンが、その外周に沿って選択するための選択項目を有する円形ボタンと、作動しない中心部分とを含み、突起部分が、円形の操作ボタンの作動しない中心部分に一致する、請求項1記載の衣料品。
【請求項4】
ポケットが、ポケットの外へコードを通すための少なくとも1つの孔(aperture)を備える、請求項1記載の衣料品。
【請求項5】
体に取り付けられる、請求項1記載の衣料品。
【請求項6】
アームバンド、リストバンド、またはベルトより選択される、請求項5記載の衣料品。
【請求項7】
アームバンドである、請求項6記載の衣料品。
【請求項8】
体に着用される、請求項1記載の衣料品。
【請求項9】
シャツ、上着、コート、スウェットシャツ、ベスト、ショートパンツ、およびズボンより選択される、請求項8記載の衣料品。
【請求項10】
ポケットが、ポケットの外へイヤホンのコードを通すための少なくとも1つの孔を備える、請求項1記載の衣料品。
【請求項11】
ポケットの外へ通したイヤホンのコードを衣料品に連結するための接合具(connector)をさらに含む、請求項10記載の衣料品。
【請求項12】
接合具がフックを含む、請求項11記載の衣料品。
【請求項13】
体の付属肢(body appendage)に取り付けるためのバンドと、ポケットとを含む衣料品であって、該ポケットが電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含み、電子装置がポケット内に挿入されているときに、該ポケットが、該電子装置の操作機械に隣接して位置づけられる突起部分をさらに含む、衣料品。
【請求項14】
付属肢が、手首、腕、または脚である、請求項13記載の衣料品。
【請求項15】
電子装置が、IPODまたはIPOD型電子装置である、請求項13記載の衣料品。
【請求項16】
操作制御ボタンが、その外周に沿って選択するための選択項目を有する円形ボタンと、作動しない中心部分とを含み、突起部分が、円形の操作ボタンの作動しない中心部分に一致する、請求項13記載の衣料品。
【請求項17】
ポケットが、ポケットの外へイヤホンのコードを通すための少なくとも1つの孔を備える、請求項13記載の衣料品。
【請求項18】
バンドが、両端を有する実質的に平らな細長い生地を含み、該両端が、両端を一緒に連結して付属肢に取り付けるための留め具を有する、請求項13記載の衣料品。
【請求項19】
使用者の付属肢を取り囲んで伸びるように作られた円形部材と、該円形部材に取り付けられたポケットとを含む衣料品であって、該円形部材が該付属肢への着脱に十分な弾力性を有し、該ポケットが電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含み、電子装置がポケット内に挿入されているときに、該ポケットが該電子装置の操作機械に隣接して位置づけられる突起部分をさらに含む、衣料品。
【請求項20】
付属肢が、手首、腕、または脚である、請求項19記載の衣料品。
【請求項21】
電子装置が、IPODまたはIPOD型電子装置である、請求項19記載の衣料品。
【請求項22】
操作制御ボタンが、その外周に沿って選択するための選択項目を有する円形ボタンと、作動しない中心部分とを含み、突起部分が、円形の操作ボタンの作動しない中心部分に一致する、請求項19記載の衣料品。
【請求項23】
ポケットが、ポケットの外へイヤホンのコードを通すための少なくとも1つの孔を備える、請求項19記載の衣料品。
【請求項24】
衣類(article of clothing)を含む衣料品であって、ポケットが該衣類に取り付けられており、該ポケットが電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含み、該ポケットが少なくとも1つの突起部分をさらに含み、電子装置がポケット内に配置されているときに、該電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンが、少なくとも1つの該突起部分に隣接して位置づけられる、衣料品。
【請求項25】
衣類が、シャツ、上着、コート、スウェットシャツ、ベスト、ショートパンツ、およびズボンより選択される、請求項24記載の衣料品。
【請求項26】
ポケットが、ポケットの外へイヤホンのコードを通すための少なくとも1つの孔を備える、請求項24記載の衣料品。
【請求項27】
衣類が、ポケットの外へ通したイヤホンのコードを衣料品に連結するための接合具をさらに含む、請求項24記載の衣料品。
【請求項28】
接合具がフックを含む、請求項27記載の衣料品。
【請求項29】
電子装置を保持するための衣料品を組み立てる方法であって、以下の段階を含む方法:
電子装置の挿入および取り出しができるように開口部を含むポケットであって、少なくとも1つの突起部分をさらに含むポケットであり、電子装置がポケット内に配置されているときに、該電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンが、少なくとも1つの該突起部分に隣接して位置づけられるポケットを、衣料品上に形成する段階。
【請求項30】
衣料品のポケット内の電子装置を操作する方法であって、以下の段階を含む方法:
電子装置を、ポケットの開口部からポケット内に挿入する段階;
該電子装置の少なくとも1つの操作制御ボタンを、少なくとも1つの突起部分に隣接して位置づける段階;および
該突起部分を手探りで探し、次いで突起部分に隣接する操作制御ボタンを押すことにより、電子装置を操作する段階。
【請求項31】
ポケット内に電子装置を挿入した後、該電子装置にイヤホンを接続する段階をさらに含む、請求項30記載の方法。
【請求項32】
イヤホンの受信部に隣接するポケットの穴を通してイヤホンを接続する段階をさらに含む、請求項31記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2009−536694(P2009−536694A)
【公表日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−509687(P2009−509687)
【出願日】平成19年5月3日(2007.5.3)
【国際出願番号】PCT/US2007/010633
【国際公開番号】WO2007/133460
【国際公開日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.VELCRO
【出願人】(505087849)ナイキ インコーポレーティッド (123)
【Fターム(参考)】