説明

電気ピストン

【課題】二酸化炭素や硫黄・窒素酸化物の発生を抑えることができ、地球の温暖化防止や環境保全に努めることができるピストン機構を用いた発動機関を提供する。
【解決手段】発動機関は、運動伝達部1、シリンダー2、電極A3、電気導体4、電極B5、可動接続部6、任意の電流及び電圧を持つ電源7、任意の電気容量を持つコンデンサー8、導線9を備え、化石燃料ではなく電気によってピストン機構を作動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
工業および産業分野。
【背景技術】
【0002】
ピストン機構及びコンデンサーに関する。
【発明の概要】
【0003】
本発明では、コンデンサーによる瞬間的で強力な電流及び電圧、加えて磁石による強力な磁界によって、フレミング左手の法則による一定方向に対する強力な力を得ることができる。そして、この力をピストン機構を介することによって回転運動として利用することができる。なお、本発明に利用した技術は広く世界に周知されたものであり、その利用した技術もその分野においては基本的なものなので、特許文献及び非特許文献の項目については省略した。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のピストンを用いた発動機関は化石燃料によって作動している。このため、二酸化炭素や硫黄・窒素酸化物を副産物として空気中に排出している。その結果、地球温暖化問題や大気汚染が問題になっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明では、発動機関を化石燃料ではなく電気によって作動させる。これにより、地球温暖化や大気汚染を引き起こす物質一切を排出することがなくなる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の利用によって二酸化炭素や硫黄・窒素酸化物の発生を抑えることが出来るので、地球温暖化防止や環境保全に努めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 発明したピストン機構の立体概要図。
【図2】 発明したピストン機構の断面図及びそのピストン機構に接続される電子回路図。
【図3】 電極Aに電気導体が接触しながら下降していく。この時に要する時間は、コンデンサーの充電が完了するのに十分なものである。
【図4】 導体が電極Bに接触する。そして、コンデンサーに充電されていた電気が電気導体に流れ込む。この時、電気の流れる向きとシリンダーに外付けされている磁石の磁界の向きとがフレミング左手の法則を満たす。これによって上向きに力が発生する。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明を複数個利用することによって構成される発動機。
【実施例】
【0009】
自動車及び船舶の発動機として利用する。
【産業上の利用可能性】
【0010】
電気モーターの代替品としての利用。
【符号の説明】
【0011】
1 運動伝達部
2 シリンダー
3 電極A
4 電気導体
5 電極B
6 可動接続部
7 任意の電流及び電圧を持つ電源
8 任意の電気容量を持つコンデンサー
9 導線
10 磁石の発する磁界の向き
11 任意の大きさの磁界を持つ磁石
12 ピストンが動く向き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明を利用した全ての発動機。
【請求項2】
本発明を改良して利用した全ての発動機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−187518(P2010−187518A)
【公開日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−52651(P2009−52651)
【出願日】平成21年2月10日(2009.2.10)
【出願人】(509063948)
【Fターム(参考)】