電気掃除機
【課題】本発明は、掃除機をより簡単にコンパクト収納する際に有効な電気掃除機を提供することに関する。
【解決手段】本発明は、略L字状の引っ掛け部を手元操作管の先端部に構成し、手元操作管を上向きにして延長管の端部開口部に引っ掛けようにしたことで塵埃のこぼれ落ちの問題を解消し、引っ掛け部の構成を破損しにくくしたことで、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【解決手段】本発明は、略L字状の引っ掛け部を手元操作管の先端部に構成し、手元操作管を上向きにして延長管の端部開口部に引っ掛けようにしたことで塵埃のこぼれ落ちの問題を解消し、引っ掛け部の構成を破損しにくくしたことで、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機をより簡単にコンパクトに収納する際に有効な電気掃除機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電気掃除機は、例えば、特許文献1(特開平8−191781号公報)、に開示されているように、伸縮延長管の側面に凹部を形成し手元操作管の側面に凸部を形成することで、収納の際には、曲がり継手を伸縮延長管から外して前記凹凸部を嵌合させ、手元操作管の開口部を下向きに収納する技術が提案されている。
【0003】
また、特許文献2(特開2007−202831号公報)に開示されているように、手元操作管のホース接続側に引っ掛け部を備え、手元操作管を伸縮延長管から外して、決められた嵌合部に固定する技術が提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−191781号公報
【特許文献2】特開2007−202831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、収納の際、手元操作管の先端開口部を下向きに嵌合させるため、手元操作管、ホース内に残っている塵埃がこぼれ落ち、家屋を汚してしまう問題があった。
【0006】
一方、特許文献2によれば、特許文献1にも言えることだが、手元操作管の引っ掛け部は、決められた嵌合部にしか固定できない構造のため、使用者はコンパクト収納をする際、嵌合させるのが煩わしく、操作性の悪いものになっていた。
【0007】
また、決められた位置にしっかりと嵌合されるので、取り外しの際に無理な方向へ力を加えらた時や、ホースに触れてしまったときには嵌合部に力が加わり、嵌合部が破損する恐れがあった。
【0008】
本発明は、上記の課題に対処し、塵埃のこぼれ落ちの問題を解消し、手元操作管の嵌合部が破損しにくく、簡単にコンパクト収納できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、請求項1に関わる発明は、掃除機本体の前側を上に、後側を下にして掃除機本体を起立させ、伸縮延長管が吸口の方を下にして掃除機本体に立て掛け収納される電気掃除機において、手元操作管が外された伸縮延長管の上端開口縁に係合する手元操作管用係合部を手元操作管に設け、前記手元操作管用係合部の係合によりホースは手元操作管の先端側を上向きにして伸縮延長管から吊り下がるようしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係わる発明は、掃除機本体の底面に凹凸等で形成した係合部を設け、前記伸縮延長管に前記係合部に係合する係止部を凹凸等で形成し、電気掃除機の収納に際しては前記係合部に係止部を係合して前記伸縮延長管を前記掃除機本体に立て掛けることを特徴とする。
【0011】
請求項3に係わる発明は、前記手元操作管用係合部は手元操作管の先端部に位置し、掛け開口の向きが前記ホース側に向く略L字形状をしていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が前記手元操作管の長手方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が前記手元操作管に回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0014】
請求項6に係わる発明は、前記手元操作管用係合部を手元操作管の把手部反対側に設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項7に係わる発明は、前記手元操作管用係合部は掛け開口が外側に向かって拡がる形状を有することを特徴とする。
【0016】
請求項8に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が付属吸口の保持用としても使用可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係わる発明によれば、ホースは手元操作管の端部開口縁が上向きになるよう伸縮延長管に吊り下がることで、塵埃のこぼれ落ちの問題を解消できる。手元操作管の手元操作管用係合部を上向になって伸縮延長管の上端部開口縁に掛けることで簡単にコンパクト収納が図れるので使い勝って良い。
【0018】
請求項4に係わる発明によれば、手元操作管の手元操作管用係合部がスライド自在であるので、手元操作管を無理な方向に取り外そうとしまった時でも引っ掛け部がスライドして無理な力かからないように動くため、固定された引っ掛け部よりも破損することを低減でき、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0019】
請求項5に係わる発明によれば、手元操作管用係合部を手元操作に管回動可能に備えたことで伸縮延長管の先端に手元操作管を引っ掛けて、本体を持ち運びした時や、間違ってホースに触れて引っ掛け部に無理な力が加わった時でも、引っ掛け部が回転しホースの揺れに追従しないため、引っ掛け部の破損を低減でき、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0020】
請求項6に係わる発明によれば、手元操作管用係合部を手元操作管の把手部反対側に備えたことで、無意識にホースに触れてしまい嵌合部に力が加わった時でも、バランス良くホースが揺れ、側面に形成した時よりも、嵌合部の破損がしにくく、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0021】
請求項7に係わる発明によれば、手元操作管用係合部の掛け開口が外に向かって拡がる形状をしているので、伸縮延長管の端部開口部縁に引っ掛けて固定している時に、無意識にホースを動かしてしまった時、又は手元操作管を無理な方向に取り外そうとしまった時でも容易に手元操作管用係合部は抜け外れる。このため、手元操作管用係合部が破損しにくく、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0022】
請求項8に係わる発明によれば、付属吸口を手元操作管の手元操作管用係合部に保持させることができるので、付属吸口が掃除中に触れて外れる落ち難くなった。
【0023】
今まで付属吸口を伸縮延長管の側面に嵌合させて固定させていたため、掃除中に触れて付属吸口が外れてしまう恐れがあったが、手元操作管の手元操作管用係合部に付属吸口を保持させることで、掃除中に触れて付属吸口が外れる落ち難くなり、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下本発明の実施例を添付の図面を参照し説明する。
【0025】
図2は、本発明の一実施の形態を示す電気掃除機の外観斜視図である。
【0026】
掃除機本体100には、柔軟性を有するホース101の一端が接続され、ホース101の他端は手元操作管102の一端と接続されている。手元操作管102の他端には伸縮延長管103の一端が接続され、伸縮延長管103の他端には吸口104が接続されている。
【0027】
手元操作管102には、掃除機の入り切りや強弱の切り替えを行うスイッチが設けられている。なお、掃除機本体100と接続される側のホース101には接続部が設けられており、この接続部を掃除機本体100に接続し掃除を行う構成となっている。
【0028】
図1は掃除機本体100を立ててコンパクト収納する際の電気掃除機の外観図である。伸縮延長管103に吸口104を接続したままの状態で、掃除機本体100の底面に設けられている収納用凹部(係合部)(図示せず)と伸縮延長管に設けられている凸部(係止部)(図示せず)を嵌合できるように構成されている。
【0029】
また、この伸縮延長管103と吸口104の間に付属ブラシ(図示せず)が取り付けられた場合でも、伸縮延長管103に設けられた凸部が嵌合できるよう、持ち運び用ハンドル105に凹部106が設けられており、収納できる構成となっている。
【0030】
ホース先端の手元操作管102には、略L字状の引っ掛け部107(手元操作管用係合部)を有し、前記略L字状の引っ掛け部107は手元操作管102の延長管側先端部に配置し、かつ手元操作管102からホース101に向かって開口するように構成している。この略L字状の引っ掛け部107は、手元操作管102と伸縮延長管103の接続を外して伸縮延長管103の端部開口部(端部開口縁)108に引っ掛け(係合)て収納することができる。
【0031】
前記引っ掛け部107を手元操作管102の先端に配置することで、収納高さを抑えることができ、コンパクト収納が図れる。
【0032】
また、手元操作管102の開口部を上向きに引っ掛けることができるため、手元操作管、ホース内に残っている塵埃がこぼれ落ち、家屋を汚れないように配慮されている。前記引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108が筒形状となっているため、360度方向に引っ掛け可能になっており、使用者が決められた一箇所の嵌合部に固定する煩わしさがなく、簡単に収納できるよう配慮されている。
【0033】
また、この構成によれば、掃除機使用者が掃除している部屋でコンパクト収納状態にし、収納する部屋まで掃除機本体100を持ち運んだ時でも、引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に沿って360度方向動くことができるので、ホース101がある程度揺れても引っ掛け部107が外れにくい構成となっている。
【0034】
図3A、図3B,図4A、図4Bを用いて、本発明の一つ目の実施例である、スライド式引っ掛け部の構成について説明する。
【0035】
引っ掛け部107は、手元操作管102の長手方向(前後方向)にスライド自在に支持されている。
【0036】
図3A、図3Bには、手元操作管102と伸縮延長管103を接続する場合を示し、図4A、図4Bには、手元操作管102と伸縮延長管103の間に付属ブラシ204を接続する場合を示す。前記付属ブラシ204の外観は、手元操作管102に覆い被さるように接続されるため、接続代の分、ホース接続側にスライドしなければ当接してしまう。
【0037】
本実施例においては、付属ブラシ204を接続させると、外観形状に引っ掛け部107の当接面501が押し込まれ、使用者がわざわざ引っ掛け部107を後ろにずらす作業が不要なスライド式の構成をとっている。
【0038】
また、図3A、図3Bの状態で掃除する際には、引っ掛け部107がスライド式のため、カタカタと前後に可動しないように、バネを内蔵し、常に手元操作管102の伸縮延長管側接続側に付勢した構造をとっても良い。
【0039】
ここで図1に示すように、引っ掛け部107がホース接続側に移動している場合でも、伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛け固定すると、ホースの自重により引っ掛け部107は伸縮延長管側接続側にスライドし、自動的に収納高さを抑えたコンパクト収納状態にすることが可能である。
【0040】
前記引っ掛け部107は、手元操作管102の伸縮延長管接続側のなるべく先端に配置している方が、よりコンパクトに収納できる。
【0041】
図5A、図5B、図5Cには、引っ掛け部の形状を示す。引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に挿入しやすいように先端502は大きなR形状を有する。また、引っ掛け部107の先端502の内周面504は、伸縮延長管103の端部開口部108の筒形状に沿わした形状を形成しており、伸縮延長管103の端部開口部108を傷付けにくいよう配慮している。
【0042】
ここで、手元操作管102を外す時の説明をする。図6には、手元操作管102をこじるように外された時の動きを示す。掃除をする際、使用者は、引っ掛け部107を伸縮延長管103の先端になる端部開口部108から外し伸縮延長管103と手元操作管102を接続して図2に示すような掃除状態にする。この引っ掛け部107を外す動作は、矢印601のように行えば、伸縮延長管103の先端部開口部108を傷付けたり、引っ掛け部の破損をすることが無い。
【0043】
しかしながら、使用者は矢印602のように外す場合が考えられる。そのため、引っ掛け部の先端503(L)の長さは、こじられた時でも外れる長さにし、破損しにくいように配慮している。
【0044】
また、スライド式の引っ掛け部107のため、矢印602のように外され、引っ掛け部107が先端部開口部108に突っかかった時でも、引っ掛け部107がスライドして、引っ掛け部107の先端502にかかる負荷を緩和する効果がある。
【0045】
次に、図7A、図7B〜9を用いて二つ目の実施例である、回動式引っ掛け部の構成について説明する。
【0046】
図7A、図7Bは、回動式引っ掛け部の設置状態と、回動した時の状態を表している。引っ掛け部107は、手元操作管102の下側(把手の反対側)で、かつ伸縮延長管接続側のなるべく先端に配置しており、座付きネジ701で抜けないように固定され、回動可能な状態で固定されている。手元操作管102には、引っ掛け部107の回動範囲を規制するためのリブが形成されており、引っ掛け部107は決められた角度内で自由に回動できるように固定されている。
【0047】
本実施例において引っ掛け部107の回動方式の固定は、ネジ止めにて説明をしたが、爪勘合により固定を行っても良い。爪勘合にて固定を行えば、ネジの廃止、組立て作業の簡易化が図ることができる。
【0048】
図8には、回動式の引っ掛け部を用いて伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛けた時を示しており、図9には、回動式の引っ掛け部を用いて伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛け、ホース101が揺れたときの動きを示している。
【0049】
前述でも説明したが、引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に沿って360度方向動くことができるので、ホース101がある程度揺れても引っ掛け部107が外れにくい構成となっている。
【0050】
しかしながら、回動式の引っ掛け部107を用いれば、ホース101の矢印901のような動きに対し、手元操作管102と引っ掛け部107が回動可能な構成となっているため、引っ掛け部107の外れを更に防ぐことができ、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0051】
また、手元操作管102が左右に揺れて引っ掛け部107の先端にこじられる様な動きが伝達されないため、引っ掛け部107の破損を抑制することができる。
【0052】
図10には、前記引っ掛け部107に、すき間用吸口1001などの付属吸口を固定した時を表している。従来、すき間用吸口1001などは、伸縮延長管103の側面に収納されることが多いが、掃除中にすき間用吸口1001に触れ、外れてしまうことが多かった。
【0053】
本実施例では、引っ掛け部107にすき間用吸口1001を固定できるような形状としているため、掃除中には掃除者および壁面に触れにくく、すき間用吸口1001の外れを抑制することができる。
【0054】
また、掃除中には、手元付近にすき間用吸口1001を配置しているため、すき間掃除の際も簡単に着脱が図れる構成となっている。収納の際には、すき間用吸口1001を伸縮延長管103の側面に収納することで、引っ掛け部107を使用してコンパクト収納を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるもので、電気掃除機の収納状態図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係わるもので、電気掃除機の外観斜視図である。
【図3A】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の側面図である。
【図3B】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の下面図である。
【図4A】本発明の他の実施形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の付属のブラシを接続した時の側面図である。
【図4B】本発明の他の実施形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の付属のブラシを接続した時の下面図である。
【図5A】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部の側面図である。
【図5B】本発明の一実施の形態に係わるもので、図5Aを右側(掛け開口側)の方から引っ掛け部を見た図である。
【図5C】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部)の下面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部を取り外す時の側面図である。
【図7A】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の側面図である。
【図7B】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の下面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の収納状態を下面から見た図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の収納状態でホ−スが揺れた時を下面から見た図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部にすき間吸口を取り付けた時の側面図である。
【符号の説明】
【0056】
100…掃除機本体
101…ホース
102…手元操作管
103…伸縮延長管
104…吸口
105…持ち運び用ハンドル
106…凹部
107…引っ掛け部(手元操作管用係合部)
108…端部開口部(端部開口縁)
501…当接面
502…先端
504…内周面
503…引っ掛け部の長さ
601…矢印
602…矢印
701…座付きネジ
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気掃除機をより簡単にコンパクトに収納する際に有効な電気掃除機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電気掃除機は、例えば、特許文献1(特開平8−191781号公報)、に開示されているように、伸縮延長管の側面に凹部を形成し手元操作管の側面に凸部を形成することで、収納の際には、曲がり継手を伸縮延長管から外して前記凹凸部を嵌合させ、手元操作管の開口部を下向きに収納する技術が提案されている。
【0003】
また、特許文献2(特開2007−202831号公報)に開示されているように、手元操作管のホース接続側に引っ掛け部を備え、手元操作管を伸縮延長管から外して、決められた嵌合部に固定する技術が提案されている。
【0004】
【特許文献1】特開平8−191781号公報
【特許文献2】特開2007−202831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、収納の際、手元操作管の先端開口部を下向きに嵌合させるため、手元操作管、ホース内に残っている塵埃がこぼれ落ち、家屋を汚してしまう問題があった。
【0006】
一方、特許文献2によれば、特許文献1にも言えることだが、手元操作管の引っ掛け部は、決められた嵌合部にしか固定できない構造のため、使用者はコンパクト収納をする際、嵌合させるのが煩わしく、操作性の悪いものになっていた。
【0007】
また、決められた位置にしっかりと嵌合されるので、取り外しの際に無理な方向へ力を加えらた時や、ホースに触れてしまったときには嵌合部に力が加わり、嵌合部が破損する恐れがあった。
【0008】
本発明は、上記の課題に対処し、塵埃のこぼれ落ちの問題を解消し、手元操作管の嵌合部が破損しにくく、簡単にコンパクト収納できる電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、請求項1に関わる発明は、掃除機本体の前側を上に、後側を下にして掃除機本体を起立させ、伸縮延長管が吸口の方を下にして掃除機本体に立て掛け収納される電気掃除機において、手元操作管が外された伸縮延長管の上端開口縁に係合する手元操作管用係合部を手元操作管に設け、前記手元操作管用係合部の係合によりホースは手元操作管の先端側を上向きにして伸縮延長管から吊り下がるようしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2に係わる発明は、掃除機本体の底面に凹凸等で形成した係合部を設け、前記伸縮延長管に前記係合部に係合する係止部を凹凸等で形成し、電気掃除機の収納に際しては前記係合部に係止部を係合して前記伸縮延長管を前記掃除機本体に立て掛けることを特徴とする。
【0011】
請求項3に係わる発明は、前記手元操作管用係合部は手元操作管の先端部に位置し、掛け開口の向きが前記ホース側に向く略L字形状をしていることを特徴とする。
【0012】
請求項4に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が前記手元操作管の長手方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする。
【0013】
請求項5に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が前記手元操作管に回動自在に支持されていることを特徴とする。
【0014】
請求項6に係わる発明は、前記手元操作管用係合部を手元操作管の把手部反対側に設けたことを特徴とする。
【0015】
請求項7に係わる発明は、前記手元操作管用係合部は掛け開口が外側に向かって拡がる形状を有することを特徴とする。
【0016】
請求項8に係わる発明は、前記手元操作管用係合部が付属吸口の保持用としても使用可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係わる発明によれば、ホースは手元操作管の端部開口縁が上向きになるよう伸縮延長管に吊り下がることで、塵埃のこぼれ落ちの問題を解消できる。手元操作管の手元操作管用係合部を上向になって伸縮延長管の上端部開口縁に掛けることで簡単にコンパクト収納が図れるので使い勝って良い。
【0018】
請求項4に係わる発明によれば、手元操作管の手元操作管用係合部がスライド自在であるので、手元操作管を無理な方向に取り外そうとしまった時でも引っ掛け部がスライドして無理な力かからないように動くため、固定された引っ掛け部よりも破損することを低減でき、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0019】
請求項5に係わる発明によれば、手元操作管用係合部を手元操作に管回動可能に備えたことで伸縮延長管の先端に手元操作管を引っ掛けて、本体を持ち運びした時や、間違ってホースに触れて引っ掛け部に無理な力が加わった時でも、引っ掛け部が回転しホースの揺れに追従しないため、引っ掛け部の破損を低減でき、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0020】
請求項6に係わる発明によれば、手元操作管用係合部を手元操作管の把手部反対側に備えたことで、無意識にホースに触れてしまい嵌合部に力が加わった時でも、バランス良くホースが揺れ、側面に形成した時よりも、嵌合部の破損がしにくく、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0021】
請求項7に係わる発明によれば、手元操作管用係合部の掛け開口が外に向かって拡がる形状をしているので、伸縮延長管の端部開口部縁に引っ掛けて固定している時に、無意識にホースを動かしてしまった時、又は手元操作管を無理な方向に取り外そうとしまった時でも容易に手元操作管用係合部は抜け外れる。このため、手元操作管用係合部が破損しにくく、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0022】
請求項8に係わる発明によれば、付属吸口を手元操作管の手元操作管用係合部に保持させることができるので、付属吸口が掃除中に触れて外れる落ち難くなった。
【0023】
今まで付属吸口を伸縮延長管の側面に嵌合させて固定させていたため、掃除中に触れて付属吸口が外れてしまう恐れがあったが、手元操作管の手元操作管用係合部に付属吸口を保持させることで、掃除中に触れて付属吸口が外れる落ち難くなり、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下本発明の実施例を添付の図面を参照し説明する。
【0025】
図2は、本発明の一実施の形態を示す電気掃除機の外観斜視図である。
【0026】
掃除機本体100には、柔軟性を有するホース101の一端が接続され、ホース101の他端は手元操作管102の一端と接続されている。手元操作管102の他端には伸縮延長管103の一端が接続され、伸縮延長管103の他端には吸口104が接続されている。
【0027】
手元操作管102には、掃除機の入り切りや強弱の切り替えを行うスイッチが設けられている。なお、掃除機本体100と接続される側のホース101には接続部が設けられており、この接続部を掃除機本体100に接続し掃除を行う構成となっている。
【0028】
図1は掃除機本体100を立ててコンパクト収納する際の電気掃除機の外観図である。伸縮延長管103に吸口104を接続したままの状態で、掃除機本体100の底面に設けられている収納用凹部(係合部)(図示せず)と伸縮延長管に設けられている凸部(係止部)(図示せず)を嵌合できるように構成されている。
【0029】
また、この伸縮延長管103と吸口104の間に付属ブラシ(図示せず)が取り付けられた場合でも、伸縮延長管103に設けられた凸部が嵌合できるよう、持ち運び用ハンドル105に凹部106が設けられており、収納できる構成となっている。
【0030】
ホース先端の手元操作管102には、略L字状の引っ掛け部107(手元操作管用係合部)を有し、前記略L字状の引っ掛け部107は手元操作管102の延長管側先端部に配置し、かつ手元操作管102からホース101に向かって開口するように構成している。この略L字状の引っ掛け部107は、手元操作管102と伸縮延長管103の接続を外して伸縮延長管103の端部開口部(端部開口縁)108に引っ掛け(係合)て収納することができる。
【0031】
前記引っ掛け部107を手元操作管102の先端に配置することで、収納高さを抑えることができ、コンパクト収納が図れる。
【0032】
また、手元操作管102の開口部を上向きに引っ掛けることができるため、手元操作管、ホース内に残っている塵埃がこぼれ落ち、家屋を汚れないように配慮されている。前記引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108が筒形状となっているため、360度方向に引っ掛け可能になっており、使用者が決められた一箇所の嵌合部に固定する煩わしさがなく、簡単に収納できるよう配慮されている。
【0033】
また、この構成によれば、掃除機使用者が掃除している部屋でコンパクト収納状態にし、収納する部屋まで掃除機本体100を持ち運んだ時でも、引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に沿って360度方向動くことができるので、ホース101がある程度揺れても引っ掛け部107が外れにくい構成となっている。
【0034】
図3A、図3B,図4A、図4Bを用いて、本発明の一つ目の実施例である、スライド式引っ掛け部の構成について説明する。
【0035】
引っ掛け部107は、手元操作管102の長手方向(前後方向)にスライド自在に支持されている。
【0036】
図3A、図3Bには、手元操作管102と伸縮延長管103を接続する場合を示し、図4A、図4Bには、手元操作管102と伸縮延長管103の間に付属ブラシ204を接続する場合を示す。前記付属ブラシ204の外観は、手元操作管102に覆い被さるように接続されるため、接続代の分、ホース接続側にスライドしなければ当接してしまう。
【0037】
本実施例においては、付属ブラシ204を接続させると、外観形状に引っ掛け部107の当接面501が押し込まれ、使用者がわざわざ引っ掛け部107を後ろにずらす作業が不要なスライド式の構成をとっている。
【0038】
また、図3A、図3Bの状態で掃除する際には、引っ掛け部107がスライド式のため、カタカタと前後に可動しないように、バネを内蔵し、常に手元操作管102の伸縮延長管側接続側に付勢した構造をとっても良い。
【0039】
ここで図1に示すように、引っ掛け部107がホース接続側に移動している場合でも、伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛け固定すると、ホースの自重により引っ掛け部107は伸縮延長管側接続側にスライドし、自動的に収納高さを抑えたコンパクト収納状態にすることが可能である。
【0040】
前記引っ掛け部107は、手元操作管102の伸縮延長管接続側のなるべく先端に配置している方が、よりコンパクトに収納できる。
【0041】
図5A、図5B、図5Cには、引っ掛け部の形状を示す。引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に挿入しやすいように先端502は大きなR形状を有する。また、引っ掛け部107の先端502の内周面504は、伸縮延長管103の端部開口部108の筒形状に沿わした形状を形成しており、伸縮延長管103の端部開口部108を傷付けにくいよう配慮している。
【0042】
ここで、手元操作管102を外す時の説明をする。図6には、手元操作管102をこじるように外された時の動きを示す。掃除をする際、使用者は、引っ掛け部107を伸縮延長管103の先端になる端部開口部108から外し伸縮延長管103と手元操作管102を接続して図2に示すような掃除状態にする。この引っ掛け部107を外す動作は、矢印601のように行えば、伸縮延長管103の先端部開口部108を傷付けたり、引っ掛け部の破損をすることが無い。
【0043】
しかしながら、使用者は矢印602のように外す場合が考えられる。そのため、引っ掛け部の先端503(L)の長さは、こじられた時でも外れる長さにし、破損しにくいように配慮している。
【0044】
また、スライド式の引っ掛け部107のため、矢印602のように外され、引っ掛け部107が先端部開口部108に突っかかった時でも、引っ掛け部107がスライドして、引っ掛け部107の先端502にかかる負荷を緩和する効果がある。
【0045】
次に、図7A、図7B〜9を用いて二つ目の実施例である、回動式引っ掛け部の構成について説明する。
【0046】
図7A、図7Bは、回動式引っ掛け部の設置状態と、回動した時の状態を表している。引っ掛け部107は、手元操作管102の下側(把手の反対側)で、かつ伸縮延長管接続側のなるべく先端に配置しており、座付きネジ701で抜けないように固定され、回動可能な状態で固定されている。手元操作管102には、引っ掛け部107の回動範囲を規制するためのリブが形成されており、引っ掛け部107は決められた角度内で自由に回動できるように固定されている。
【0047】
本実施例において引っ掛け部107の回動方式の固定は、ネジ止めにて説明をしたが、爪勘合により固定を行っても良い。爪勘合にて固定を行えば、ネジの廃止、組立て作業の簡易化が図ることができる。
【0048】
図8には、回動式の引っ掛け部を用いて伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛けた時を示しており、図9には、回動式の引っ掛け部を用いて伸縮延長管103の端部開口部108に引っ掛け、ホース101が揺れたときの動きを示している。
【0049】
前述でも説明したが、引っ掛け部107は、伸縮延長管103の端部開口部108に沿って360度方向動くことができるので、ホース101がある程度揺れても引っ掛け部107が外れにくい構成となっている。
【0050】
しかしながら、回動式の引っ掛け部107を用いれば、ホース101の矢印901のような動きに対し、手元操作管102と引っ掛け部107が回動可能な構成となっているため、引っ掛け部107の外れを更に防ぐことができ、使い勝手の良い掃除機を提供することができる。
【0051】
また、手元操作管102が左右に揺れて引っ掛け部107の先端にこじられる様な動きが伝達されないため、引っ掛け部107の破損を抑制することができる。
【0052】
図10には、前記引っ掛け部107に、すき間用吸口1001などの付属吸口を固定した時を表している。従来、すき間用吸口1001などは、伸縮延長管103の側面に収納されることが多いが、掃除中にすき間用吸口1001に触れ、外れてしまうことが多かった。
【0053】
本実施例では、引っ掛け部107にすき間用吸口1001を固定できるような形状としているため、掃除中には掃除者および壁面に触れにくく、すき間用吸口1001の外れを抑制することができる。
【0054】
また、掃除中には、手元付近にすき間用吸口1001を配置しているため、すき間掃除の際も簡単に着脱が図れる構成となっている。収納の際には、すき間用吸口1001を伸縮延長管103の側面に収納することで、引っ掛け部107を使用してコンパクト収納を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の一実施の形態に係わるもので、電気掃除機の収納状態図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係わるもので、電気掃除機の外観斜視図である。
【図3A】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の側面図である。
【図3B】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の下面図である。
【図4A】本発明の他の実施形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の付属のブラシを接続した時の側面図である。
【図4B】本発明の他の実施形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部の付属のブラシを接続した時の下面図である。
【図5A】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部の側面図である。
【図5B】本発明の一実施の形態に係わるもので、図5Aを右側(掛け開口側)の方から引っ掛け部を見た図である。
【図5C】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部)の下面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係わるもので、スライド式引っ掛け部を取り外す時の側面図である。
【図7A】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の側面図である。
【図7B】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の下面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の収納状態を下面から見た図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係わるもので、回転式引っ掛け部の収納状態でホ−スが揺れた時を下面から見た図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係わるもので、引っ掛け部にすき間吸口を取り付けた時の側面図である。
【符号の説明】
【0056】
100…掃除機本体
101…ホース
102…手元操作管
103…伸縮延長管
104…吸口
105…持ち運び用ハンドル
106…凹部
107…引っ掛け部(手元操作管用係合部)
108…端部開口部(端部開口縁)
501…当接面
502…先端
504…内周面
503…引っ掛け部の長さ
601…矢印
602…矢印
701…座付きネジ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱自在に接続される柔軟性を有するホースと、前記ホースの先側に設けられている手元操作管に着脱自在に接続される伸縮延長管と、前記伸縮延長管の先側に着脱自在に接続される吸口を備え、
前記掃除機本体の前側を上に、後側を下にして前記掃除機本体を起立させ、前記伸縮延長管が前記吸口の方を下にして掃除機本体に立て掛け収納される電気掃除機において、
前記手元操作管が外された前記伸縮延長管の上端部開口縁に係合する手元操作管用係合部を手元操作管に設け、前記手元操作管用係合部の係合により前記ホースは手元操作管の先端側を上向きにして前記伸縮延長管から吊り下がることを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】
請求項1記載の電気掃除機において、
掃除機本体の底面に凹凸等で形成した係合部を設け、前記伸縮延長管に前記係合部に係合する係止部を凹凸等で形成し、電気掃除機の収納に際しては前記係合部に係止部を係合して前記伸縮延長管を前記掃除機本体に立て掛けることを特徴とする電気掃除機。
【請求項3】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、手元操作管の先端部に位置し、掛け開口の向きが前記ホース側に向く略L字形状をしていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項4】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、前記手元操作管の長手方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項5】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、前記手元操作管に回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、手元操作管の把手部反対側に設けたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項7】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、掛け開口が外側に向かって拡がる形状を有することを特徴とする電気掃除機。
【請求項8】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、付属吸口の保持用としても使用可能であることを特徴とする電気掃除機。
【請求項1】
掃除機本体と、前記掃除機本体に着脱自在に接続される柔軟性を有するホースと、前記ホースの先側に設けられている手元操作管に着脱自在に接続される伸縮延長管と、前記伸縮延長管の先側に着脱自在に接続される吸口を備え、
前記掃除機本体の前側を上に、後側を下にして前記掃除機本体を起立させ、前記伸縮延長管が前記吸口の方を下にして掃除機本体に立て掛け収納される電気掃除機において、
前記手元操作管が外された前記伸縮延長管の上端部開口縁に係合する手元操作管用係合部を手元操作管に設け、前記手元操作管用係合部の係合により前記ホースは手元操作管の先端側を上向きにして前記伸縮延長管から吊り下がることを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】
請求項1記載の電気掃除機において、
掃除機本体の底面に凹凸等で形成した係合部を設け、前記伸縮延長管に前記係合部に係合する係止部を凹凸等で形成し、電気掃除機の収納に際しては前記係合部に係止部を係合して前記伸縮延長管を前記掃除機本体に立て掛けることを特徴とする電気掃除機。
【請求項3】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、手元操作管の先端部に位置し、掛け開口の向きが前記ホース側に向く略L字形状をしていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項4】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、前記手元操作管の長手方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項5】
請求項1記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、前記手元操作管に回動自在に支持されていることを特徴とする電気掃除機。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、手元操作管の把手部反対側に設けたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項7】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、掛け開口が外側に向かって拡がる形状を有することを特徴とする電気掃除機。
【請求項8】
請求項3に記載の電気掃除機において、
前記手元操作管用係合部は、付属吸口の保持用としても使用可能であることを特徴とする電気掃除機。
【図1】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【図2】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【公開番号】特開2009−261469(P2009−261469A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−111666(P2008−111666)
【出願日】平成20年4月22日(2008.4.22)
【出願人】(399048917)日立アプライアンス株式会社 (3,043)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年4月22日(2008.4.22)
【出願人】(399048917)日立アプライアンス株式会社 (3,043)
【Fターム(参考)】
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