説明

養毛帽子

【課題】外見は普通の帽子と同じでありながら、帽子を使用することで、脱毛、脳血管障害を予防する。
【解決手段】金属を繊維に分子単位で合体させる技術のスパッタリング加工を施した繊維で帽子を仕立てる。又は帽子、ヘルメットの内装材としてスパッタリング加工繊維を用いる。

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
スパッタリング加工とは真空内に高密度なプラズマ放電を創り、ガスイオン化した金属が繊維とマッハ単位で激突することで、金属の分子と繊維が合体し金属の特性を持った繊維が創出される。 この特性を持った繊維を使って帽子を作り、これを使用することで、全く新しい効果を人体に与える帽子が創出される。
【0002】
【従来の技術】
帽子を被ることによって得る効果は日除けあるいは寒さから頭を守る、制服の延長として使用する、ファションとして用いる等幾つかに限られている。
希には冷却材を使用して冷却能力を持った帽子やトルマリンの粉末を塗布して遠赤外線の効果を期待する帽子がある。
しかしそれぞれの効果の範囲は狭い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
帽子を被ることにより単に日差しを遮るという消極的な使用でなく、加齢に因る脱毛、脳の血流障害を積極的に予防する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
帽子の生地素材にスパッタリング材を使用することで、スパッタリング生地の持つ金属の特性を頭部に与える事ができる。
【0005】
【実施例】
繊維、又はメッシュ生地にスパッタリング加工の処理をする。
帽子の形状の違いに拘わらず、スパッタリング加工済みの生地又はメッシュ材を使って帽子を縫製する。
あるいは内装キャップとして頭部だけの帽子をスパッタリング加工した生地で作りその上からヘルメット等を被る。
この結果スパッタリングの金属性生地の特性が頭全体に及ぶ。
【0006】
【考案の効果】
チタン、ステンレス、アルミ、プラチナ、セラミック、銅、鈴等のスパッタリング加工をした素材が使用されている帽子を使用することで、以下の効果が発生する。
1、光電子育成光線により頭部の血行が促進され、毛根、頭部が活性化する。
2、スパッタリングの発する波長は人体、動植物を構成している共鳴呼吸波長に 同調するので、クリーンで無害で有りながら、脳内の血栓生成抑制効果があ る。
3、頭部経穴「百会」への直接影響。
4、屋外での紫外線を遮断する。
5、外部からの有害な電磁波を遮断する。
6、抗菌、消臭作用が有りバクテリア、臭いの発生を抑える。
7、人体に発生する静電気を抑えホコリを付きにくくする。
8、メッシュ材は通気性が良く、洗濯ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】帽子に内装材として装着した場合の断面図である。
【図2】ヘルメットの内装用キャップとして使用する場合の分離図である。
【符号の説明】
1、帽子
2、スパッタリング加工した内装材
3、内装用キャップ
4、ヘルメット

【実用新案登録請求の範囲】
【請求項1】 スパッタリング加工した生地で作る帽子。

【図1】
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【図2】
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【登録番号】実用新案登録第3096322号(U3096322)
【登録日】平成15年6月25日(2003.6.25)
【発行日】平成15年9月12日(2003.9.12)
【考案の名称】養毛帽子
【国際特許分類】
【評価書の請求】未請求
【出願番号】実願2003−1997(U2003−1997)
【出願日】平成15年3月6日(2003.3.6)
【出願人】(592156851)有限会社金野縫製 (13)