高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台。
【課題】車いす利用者や寝たきりの人たちにも健常者同様の洗髪サービスを提供する。
【解決手段】
樹脂成型によって計量化したシャンプーシンクを装備し、車輪を取り付けた車輪取付プレートと、前記シャンプーシンクの取付プレート間に２段階または数段階の自在に伸縮する支柱を設け、手動または電動によって前記プレート間の距離を伸縮することでシャンプーシンク位置の高さを無段階に調節可能とすることで、車いすに着座した人にも、ベッドに寝たきりの人にでも健常者同様の洗髪サービスを提供することができる。
【解決手段】
樹脂成型によって計量化したシャンプーシンクを装備し、車輪を取り付けた車輪取付プレートと、前記シャンプーシンクの取付プレート間に２段階または数段階の自在に伸縮する支柱を設け、手動または電動によって前記プレート間の距離を伸縮することでシャンプーシンク位置の高さを無段階に調節可能とすることで、車いすに着座した人にも、ベッドに寝たきりの人にでも健常者同様の洗髪サービスを提供することができる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般のシャンプーチェアに対応することはもとより、車いすに乗ったままの
人やベッドに寝たきりの人にも対応することができる、環境に応じてシャンプー台の高さ
を無段階に調節することができる、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台に関
するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在も高齢者や身体に障害のある人たちへの対応の遅れは様々な商品の分野で痛感して
いるところであるが、洗髪においても例外ではなく、洗髪する際のシャンプー台が健常者
を対象としたものしかなく、寝たきりの人や身体を思うように動かすことができない人は
、利用することができなかった。
【０００３】
そのため、洗い流さないシャンプー剤を使用し、濡れタオルで拭き取るだけであったり
、車いすで洗面所へ行き、ヘルパーなどが男女区別なく男性の理髪店同様に前屈みで洗髪する例が実情であった。
【０００４】
【特許文献１】特開２００５−１４４０９４号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする問題点は、従来存在した移動式シャンプー台は、高さが調節できない
ことはもとより、シンクが陶器製であることにより極端に重心高が高いことである。その
ため、移動式とはいえ、美容室のフロア内を１〜２ｍ移動するのがせいぜいで、途中にケ
ーブルや障害物があると移動できない、つんのめって倒れてしまうなどの不安定なもので
あった。さらに、シンクが陶器製であるため、万一倒れるとシンクが損壊して破片が周囲
に散るなど、危険なものであった。
【０００６】
これは、洗面シンクや便器などと同様に古くからそれらのものは陶器で作るもの、と先
入観の中でいたずらに時間が過ぎてきたことが大きな要因である。それは、完全固定状態
で使用する例であれば特段問題はないものの、移動式にする際にも先入観が抜けなかった
ことが未だに、寝たきりの人や身体を思うように動かすことができない人たちが正常な洗
髪サービスを受けられないという遅れを生んできたのである。
【０００７】
なお、特許文献１に示す特開２００５−１４４０９４号公報のように、洗髪装置の各パ
ーツを組立式にして、洗髪作業を行うとするものがあるが、運搬や組立のロスや、本発明
のように被洗髪者の身体の状態に合わせて無段階で高さを調節できるのとは大きく異なり
、寝たきりの人は身体を直線状態から全く曲げられない人が多く存在する中で、高さ調整
するために渡し板のような背もたれでカバーするとしているが、それが身体の不自由な人
にとってどれだけの苦痛になるかを考慮されてなく、健常者を基準にした実際的でないも
のといえる。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、従来のシャンプーシンクは陶器製である、という先入観を払拭することから
始まる。シンクをＦＲＰやＡＢＳなどの樹脂製にすることで重心高を低くし、容易に移動
しやすい構造にした上で、一般のシャンプーチェアにも対応でき、車いす利用者の場合は
、車いすからシャンプーチェアへの移動することすら大変な例もあるから、その場合は車いすに着座したままでシャンプーできる高さにシャンプ台高さを調節する。ベッドに寝たきりに人の場合は、ベッドに寝たままで、しかも身体を少しでも曲げることが苦痛な人も
、なんら負担なくシャンプーできるようにシャンプー台の高さを無段階に調節するのである。
【発明の効果】
【０００９】
発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台は、シンクを軽量の樹脂製にし
、安定性を高めた上で建物内外部でのスムーズな移動を可能にし、さらに高さを調節できるので従来困難であった車いす利用者が車いすに着座したままや、ベッドに寝たきりの人たちでも容易に洗髪サービスを受けられるので、健常者同様の清潔で快適な生活を提供できるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
シャンプーシンクを固定するシンク取付プレートと車輪を固定する車輪取付プレートと
の間に、高さを調節可能にする２段階または数段階の伸縮式自動車アンテナ様の支柱を３
本以上設け、上下の軌道を確保した上で電動アクチュエーター、電動ジャッキなどの上下
への動力を併設する。動力・電源はＡＣ１００Ｖの家庭用電源用として設計することも、
ＤＣ１２Ｖなど移動を重視した設計にすることもできるが、コンセントから離れている場
所、屋外などで使用する例にも対応できるように通常はＤＣバッテリーを搭載し、動力も
ＤＣ用の方が好ましい。
【００１１】
電動式の場合は、容易に無段階で高さ調節を行える上に一人で全ての作業が敏速に行え
るメリットがある。例えばベッドに寝たきりの人の洗髪を行う場合は、シャンプー台をベ
ッド測部に寄せ、車輪にロックをかけたら被洗髪者の頭部がシャンプー台方向に向くよう
に介助者とふたりで移動させ、首部をシャンプー台の首部載せ位置に合わせて再度電動に
て高さの微調整を行う。無段階調節式であるので、被洗髪者にとってベストなポジション
を確認しながら高さ調整ができる。なお、手動式においても、油圧、空圧を利用したりす
ることで無段階調節式にすることが可能である。
【００１２】
請求項３の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台は、給水タンクにお湯を入
れ、同量の排水タンクも付属されていて、給水ポンプも高さ調整用の動力と同様、ＤＣ電
源であるから、家庭用ＡＣ電源のない場所ででも洗髪サービスを受けられる。なお、家庭
用のＡＣ電源からＤＣ電源に変換するＡＣ―ＤＣコンバーターを持参すれば、ＡＣ電源か
ら動力やポンプを作動できるので、ＡＣ電源のない場所でだけＤＣ直接使用にすれば、バ
ッテリーの消費を抑えることができる。なお、給水タンク内にヒーターを設置することに
より、お湯が冷めず、さらに快適な洗髪サービスを提供することができる。
【実施例】
【００１３】
図１は、本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の一例の最上昇時の
側面図である。移動するための車輪８を装着するための車輪取付プレート３は、通常４個
の車輪８を取付られ、スムーズに移動できるようになっている。この例では、車輪取付プ
レート３は角丸長方形の形をしている。
【００１４】
車輪取付プレート３の上には、一方の内径にスムーズかつガタツキの出ない程度にフィ
ットする外径の丸パイプを挿入し、上下にスライドするように支柱下４ａをスに固定し、
支柱上４ｂをシンク取付プレート２に固定することで、昇降の軌道が確保されるようにな
っている。
【００１５】
４本の支柱の中央部には、モーター７が装着されている電動式パンタグラフ型アクチュ
エーター５が設置される。電動式パンタグラフ型アクチュエーター５の上部には、シンク
取付プレート２と電動式パンタグラフ型アクチュエーター５を接続するフレーム６が設け
られ、電動式パンタグラフ型アクチュエーター５が昇降するとシンク取付プレート２も一
緒に昇降するようになる。
【００１６】
シャンプーシンク１は、シンク取付プレート２に固定されているので、シンク取付プレ
ート２と共に昇降する。
【００１７】
シャンプーシンク１には、洗髪するためのシャワーヘッド１０が装着されており、給水
ポンプ１５に電源が入ると温水を貯蔵してある給水タンク１２の温水が給水ホース１６を
介して供給される。
【００１８】
シャンプーシンク１の下部には排水栓９が接続されており、排水ホース１７を介して排
水タンク１３に排水が溜められる。なお、貯水タンク１２容量より、排水タンク１３の容
量を同じかまたは大きく設計するので、洗髪中に排水が溢れ出る心配はない。
【００１９】
図３に示す例は、家庭用ＡＣ電源がない環境で本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移
動型シャンプー台を使用する際の実施例である。
【産業上の利用可能性】
【００２０】
高齢化に伴う車いす利用者の増加、寝たきり生活者の増加は深刻な問題である。そのた
め、介護福祉に係る施策は年毎に複雑になってきている。しかしながら、自動車メーカー
が危険なアームリフト車を作り続けて毎年のように車いす転落死亡事故が起きたり、未だ
に車いすの規格化がなされていなかったりなど、現場では解決されない不便、危険が多く
ある中で本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台が社会に提供される意
義は大きい。これまで不可能と思われてきた寝たきり生活者の温水による、健常者とまっ
たく変わらない洗髪サービスは、需要者が山ほどの中に画期的商品として歓迎されると考
える。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】請求項２に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した高さを高く調節した状態の説明図である。
【図２】請求項２に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した高さを低く調節した状態の説明図である。
【図３】請求項３に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した状態の説明図である。
【符号の説明】
【００２２】
１ シャンプーシンク
２ シンク取付プレート
３ 車輪取付プレート
４ａ 支柱下
４ｂ 支柱上
５ 電動式パンタグラフ型アクチュエーター
６ フレーム
７ モーター
８ 車輪
９ 排水栓
１０ シャワーヘッド
１１ 台車
１２ 給水タンク
１３ 排水タンク
１４ バッテリー
１５ ポンプ
１６ 給水ホース
１７ 排水ホース
【技術分野】
【０００１】
本発明は、一般のシャンプーチェアに対応することはもとより、車いすに乗ったままの
人やベッドに寝たきりの人にも対応することができる、環境に応じてシャンプー台の高さ
を無段階に調節することができる、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台に関
するものである。
【背景技術】
【０００２】
現在も高齢者や身体に障害のある人たちへの対応の遅れは様々な商品の分野で痛感して
いるところであるが、洗髪においても例外ではなく、洗髪する際のシャンプー台が健常者
を対象としたものしかなく、寝たきりの人や身体を思うように動かすことができない人は
、利用することができなかった。
【０００３】
そのため、洗い流さないシャンプー剤を使用し、濡れタオルで拭き取るだけであったり
、車いすで洗面所へ行き、ヘルパーなどが男女区別なく男性の理髪店同様に前屈みで洗髪する例が実情であった。
【０００４】
【特許文献１】特開２００５−１４４０９４号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
解決しようとする問題点は、従来存在した移動式シャンプー台は、高さが調節できない
ことはもとより、シンクが陶器製であることにより極端に重心高が高いことである。その
ため、移動式とはいえ、美容室のフロア内を１〜２ｍ移動するのがせいぜいで、途中にケ
ーブルや障害物があると移動できない、つんのめって倒れてしまうなどの不安定なもので
あった。さらに、シンクが陶器製であるため、万一倒れるとシンクが損壊して破片が周囲
に散るなど、危険なものであった。
【０００６】
これは、洗面シンクや便器などと同様に古くからそれらのものは陶器で作るもの、と先
入観の中でいたずらに時間が過ぎてきたことが大きな要因である。それは、完全固定状態
で使用する例であれば特段問題はないものの、移動式にする際にも先入観が抜けなかった
ことが未だに、寝たきりの人や身体を思うように動かすことができない人たちが正常な洗
髪サービスを受けられないという遅れを生んできたのである。
【０００７】
なお、特許文献１に示す特開２００５−１４４０９４号公報のように、洗髪装置の各パ
ーツを組立式にして、洗髪作業を行うとするものがあるが、運搬や組立のロスや、本発明
のように被洗髪者の身体の状態に合わせて無段階で高さを調節できるのとは大きく異なり
、寝たきりの人は身体を直線状態から全く曲げられない人が多く存在する中で、高さ調整
するために渡し板のような背もたれでカバーするとしているが、それが身体の不自由な人
にとってどれだけの苦痛になるかを考慮されてなく、健常者を基準にした実際的でないも
のといえる。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本発明は、従来のシャンプーシンクは陶器製である、という先入観を払拭することから
始まる。シンクをＦＲＰやＡＢＳなどの樹脂製にすることで重心高を低くし、容易に移動
しやすい構造にした上で、一般のシャンプーチェアにも対応でき、車いす利用者の場合は
、車いすからシャンプーチェアへの移動することすら大変な例もあるから、その場合は車いすに着座したままでシャンプーできる高さにシャンプ台高さを調節する。ベッドに寝たきりに人の場合は、ベッドに寝たままで、しかも身体を少しでも曲げることが苦痛な人も
、なんら負担なくシャンプーできるようにシャンプー台の高さを無段階に調節するのである。
【発明の効果】
【０００９】
発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台は、シンクを軽量の樹脂製にし
、安定性を高めた上で建物内外部でのスムーズな移動を可能にし、さらに高さを調節できるので従来困難であった車いす利用者が車いすに着座したままや、ベッドに寝たきりの人たちでも容易に洗髪サービスを受けられるので、健常者同様の清潔で快適な生活を提供できるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
シャンプーシンクを固定するシンク取付プレートと車輪を固定する車輪取付プレートと
の間に、高さを調節可能にする２段階または数段階の伸縮式自動車アンテナ様の支柱を３
本以上設け、上下の軌道を確保した上で電動アクチュエーター、電動ジャッキなどの上下
への動力を併設する。動力・電源はＡＣ１００Ｖの家庭用電源用として設計することも、
ＤＣ１２Ｖなど移動を重視した設計にすることもできるが、コンセントから離れている場
所、屋外などで使用する例にも対応できるように通常はＤＣバッテリーを搭載し、動力も
ＤＣ用の方が好ましい。
【００１１】
電動式の場合は、容易に無段階で高さ調節を行える上に一人で全ての作業が敏速に行え
るメリットがある。例えばベッドに寝たきりの人の洗髪を行う場合は、シャンプー台をベ
ッド測部に寄せ、車輪にロックをかけたら被洗髪者の頭部がシャンプー台方向に向くよう
に介助者とふたりで移動させ、首部をシャンプー台の首部載せ位置に合わせて再度電動に
て高さの微調整を行う。無段階調節式であるので、被洗髪者にとってベストなポジション
を確認しながら高さ調整ができる。なお、手動式においても、油圧、空圧を利用したりす
ることで無段階調節式にすることが可能である。
【００１２】
請求項３の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台は、給水タンクにお湯を入
れ、同量の排水タンクも付属されていて、給水ポンプも高さ調整用の動力と同様、ＤＣ電
源であるから、家庭用ＡＣ電源のない場所ででも洗髪サービスを受けられる。なお、家庭
用のＡＣ電源からＤＣ電源に変換するＡＣ―ＤＣコンバーターを持参すれば、ＡＣ電源か
ら動力やポンプを作動できるので、ＡＣ電源のない場所でだけＤＣ直接使用にすれば、バ
ッテリーの消費を抑えることができる。なお、給水タンク内にヒーターを設置することに
より、お湯が冷めず、さらに快適な洗髪サービスを提供することができる。
【実施例】
【００１３】
図１は、本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の一例の最上昇時の
側面図である。移動するための車輪８を装着するための車輪取付プレート３は、通常４個
の車輪８を取付られ、スムーズに移動できるようになっている。この例では、車輪取付プ
レート３は角丸長方形の形をしている。
【００１４】
車輪取付プレート３の上には、一方の内径にスムーズかつガタツキの出ない程度にフィ
ットする外径の丸パイプを挿入し、上下にスライドするように支柱下４ａをスに固定し、
支柱上４ｂをシンク取付プレート２に固定することで、昇降の軌道が確保されるようにな
っている。
【００１５】
４本の支柱の中央部には、モーター７が装着されている電動式パンタグラフ型アクチュ
エーター５が設置される。電動式パンタグラフ型アクチュエーター５の上部には、シンク
取付プレート２と電動式パンタグラフ型アクチュエーター５を接続するフレーム６が設け
られ、電動式パンタグラフ型アクチュエーター５が昇降するとシンク取付プレート２も一
緒に昇降するようになる。
【００１６】
シャンプーシンク１は、シンク取付プレート２に固定されているので、シンク取付プレ
ート２と共に昇降する。
【００１７】
シャンプーシンク１には、洗髪するためのシャワーヘッド１０が装着されており、給水
ポンプ１５に電源が入ると温水を貯蔵してある給水タンク１２の温水が給水ホース１６を
介して供給される。
【００１８】
シャンプーシンク１の下部には排水栓９が接続されており、排水ホース１７を介して排
水タンク１３に排水が溜められる。なお、貯水タンク１２容量より、排水タンク１３の容
量を同じかまたは大きく設計するので、洗髪中に排水が溢れ出る心配はない。
【００１９】
図３に示す例は、家庭用ＡＣ電源がない環境で本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移
動型シャンプー台を使用する際の実施例である。
【産業上の利用可能性】
【００２０】
高齢化に伴う車いす利用者の増加、寝たきり生活者の増加は深刻な問題である。そのた
め、介護福祉に係る施策は年毎に複雑になってきている。しかしながら、自動車メーカー
が危険なアームリフト車を作り続けて毎年のように車いす転落死亡事故が起きたり、未だ
に車いすの規格化がなされていなかったりなど、現場では解決されない不便、危険が多く
ある中で本発明の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台が社会に提供される意
義は大きい。これまで不可能と思われてきた寝たきり生活者の温水による、健常者とまっ
たく変わらない洗髪サービスは、需要者が山ほどの中に画期的商品として歓迎されると考
える。
【図面の簡単な説明】
【００２１】
【図１】請求項２に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した高さを高く調節した状態の説明図である。
【図２】請求項２に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した高さを低く調節した状態の説明図である。
【図３】請求項３に係る高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台の実施例を 示した状態の説明図である。
【符号の説明】
【００２２】
１ シャンプーシンク
２ シンク取付プレート
３ 車輪取付プレート
４ａ 支柱下
４ｂ 支柱上
５ 電動式パンタグラフ型アクチュエーター
６ フレーム
７ モーター
８ 車輪
９ 排水栓
１０ シャワーヘッド
１１ 台車
１２ 給水タンク
１３ 排水タンク
１４ バッテリー
１５ ポンプ
１６ 給水ホース
１７ 排水ホース
【特許請求の範囲】
【請求項１】
車輪が装備されている移動可能なシャンプー台であって、シャンプー台を支える３本以
上の支柱が、上下２段階または数段階の組み合わせによって伸縮自在な形状であり、油圧
シリンダー、ジャッキ、ガススプリングなどと伸縮自在な前記支柱と組み合わせた構造に
することにより、使用する環境に合わせて無段階に高さを調節でき、シャンプーシンクを
ＦＲＰやＡＢＳ又はＰＰなどの樹脂整形によって軽量化し、重心高を低く安定性を高める
ことによって利便性と安全性を高め、一般のシャンプーチェアに対応することはもとより
、車いす用としてや寝たきりの人がベッドに寝たままでも対応することができることを特徴とする、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台。
【請求項２】
前記、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台であって、シンク部分と車輪を
取り付けるベース台部分の間に、電動アクチュエーター、電動ジャッキなどを装備し、電
動にて高さを無段階に調節することができることを特徴とする、高さ調節式樹脂製シンク
付き移動型シャンプー台。
【請求項３】
請求項１、請求項２の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台であって、給水
タンク、排水タンク、バッテリー、ウオーターヒーター等を備え、上下水道や家庭用電源
から離れた場所においても洗髪作業を行うことができることを特徴とする、高さ調節式樹脂性シンク付き移動型シャンプー台。
【請求項１】
車輪が装備されている移動可能なシャンプー台であって、シャンプー台を支える３本以
上の支柱が、上下２段階または数段階の組み合わせによって伸縮自在な形状であり、油圧
シリンダー、ジャッキ、ガススプリングなどと伸縮自在な前記支柱と組み合わせた構造に
することにより、使用する環境に合わせて無段階に高さを調節でき、シャンプーシンクを
ＦＲＰやＡＢＳ又はＰＰなどの樹脂整形によって軽量化し、重心高を低く安定性を高める
ことによって利便性と安全性を高め、一般のシャンプーチェアに対応することはもとより
、車いす用としてや寝たきりの人がベッドに寝たままでも対応することができることを特徴とする、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台。
【請求項２】
前記、高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台であって、シンク部分と車輪を
取り付けるベース台部分の間に、電動アクチュエーター、電動ジャッキなどを装備し、電
動にて高さを無段階に調節することができることを特徴とする、高さ調節式樹脂製シンク
付き移動型シャンプー台。
【請求項３】
請求項１、請求項２の高さ調節式樹脂製シンク付き移動型シャンプー台であって、給水
タンク、排水タンク、バッテリー、ウオーターヒーター等を備え、上下水道や家庭用電源
から離れた場所においても洗髪作業を行うことができることを特徴とする、高さ調節式樹脂性シンク付き移動型シャンプー台。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２００９−１１２５６５（Ｐ２００９−１１２５６５Ａ）
【公開日】平成２１年５月２８日（２００９．５．２８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−２８９５４５（Ｐ２００７−２８９５４５）
【出願日】平成１９年１１月７日（２００７．１１．７）
【出願人】（３９２０１１５４１）
【出願人】（５０７３６９１０９）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２１年５月２８日（２００９．５．２８）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１１月７日（２００７．１１．７）
【出願人】（３９２０１１５４１）
【出願人】（５０７３６９１０９）
【Ｆターム（参考）】
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