魚の神経絞め具
【課題】本発明は、線材の表面に滑り止め加工を施すことにより脊髄からズレに貫き通すことができる魚の神経絞め具を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、神経締め具1の基端側には線材2を環状に折り曲げられた取っ手3が形成され、その先端が突状に形成されている。そして線材2の全長に渡る全表面に滑り止め部4が形成されている。
【解決手段】本発明は、神経締め具1の基端側には線材2を環状に折り曲げられた取っ手3が形成され、その先端が突状に形成されている。そして線材2の全長に渡る全表面に滑り止め部4が形成されている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚の神経締め具に関する。詳しくは生魚の脊髄を刺し通すことにより鮮度を保持することができる魚の神経絞め具に係るものである。
【背景技術】
【0002】
通常、魚は死後4時間ほどで硬直し、この硬直のあとは、熟成・腐敗と進行するために近海で水揚げされた魚も4時間内に調理しないと鮮度が落ちることになる。そこで比較的長時間の運搬にも鮮度を保持することができる方法が提案されており、例えば特許文献1に記載されている。具体的には図6に示すように、活きた魚101を即殺して、魚101の背骨102(脊髄)を尾椎後部において切断し、この切断箇所から背骨102の神経弓門103内に流体を噴出することにより、背骨102内の中枢神経104と延髄・脳部105とが瞬時に破壊される。この中枢神経104が完全に破壊されることにより、筋肉収縮運動のエネルギー物質であるアデノシン3燐酸の消費量を大幅に抑制して、魚体の自己消化を大幅に抑制することができるために長時間にわたって鮮度を保持することができるものである。
【0003】
【特許文献1】特開平7−264968号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の発明では、具体的には即殺した魚の鰓をこじ空けて包丁を差し込み、脊髄をその付け根において切断すると共に、脊髄の付け根部に位置する数本の大動脈および大静脈を切断し、次いで、魚体のうち尾椎後部に包丁等にて部分的に切込みを入れることにより、背骨をその端部において切断し、この切断箇所から背骨の神経弓門内に、神経抜き装置におけるノズルを差し込んで、ノズル先端から流体を噴出させて神経を排出させるものであるが多くの処理工程を必要とし、船上などにおいて一度に多くの魚を処理する場合には非常な手間を要する問題がある。
【0005】
いっぽう、従来から漁師うちでは、比較的簡単に神経絞めを行う手段として先端を尖らせたピアノ線や針金、ステンレスなどの線材を、魚の目と目の間の中心から脊髄を尾の方まで貫き通すことが行われている。
【0006】
しかしこれらの線材を脊髄に沿って貫き通すには、魚に独特の身の硬さや軟らかさ、ぬめりがあるため熟練した技術が必要となる。
【0007】
また、ピアノ線のように硬い線材は弾性が少ないことと、表面がツルツルした状態であるために、魚の湾曲した脊髄に沿って貫き通すことは非常に困難となり、かつ、線材は脊髄を貫き通し、引き抜く際に脊髄にある中枢神経を破壊するためのものであるが、表面がツルツルした状態では線材の移動によって中枢神経を完全に破壊することができない問題がある。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、線材の表面に滑り止め加工を施すことにより脊髄からズレに貫き通すことができる魚の神経絞め具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明に係る魚の神経絞め具は、活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す弾性力を有する線材と、前記線材の表面に形成される滑り止め部とを備える。
【0010】
ここで、活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す線材の表面に特殊線材加工高速マシーンによって形成される滑り止め部によって魚の脊髄からずれることなく貫き通すことが可能となる。
【0011】
また、滑り止め部が、線材の進行方向に対して、その凹凸断面が順方向となるように波形状に形成されることにより、脊髄に沿って線材が滑ることなく任意の方向へ突き通すことができ、かつ、線材を引き抜く際には凹凸断面が逆方向となるために線材2面と神経との間で接触抵抗が生じて神経の破壊を確実に行うことが可能となる。
【0012】
また、線材の先端が突状に形成されると共に、基端に取っ手部が形成されることにより正確な位置での突き刺しが行えると共に、容易に貫き通すことが可能となる。
【0013】
また、線材がステンレスより形成されることにより、適度な硬度と弾性力を有することで折れ曲がることなく、かつ衛生的に貫き通すことが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の魚の神経絞め具によれば、魚の目付近より尾の方まで脊髄を貫き通す際に神経絞め具の線材表面に滑り止め加工を施すことによって脊髄からずらすことなく貫き通すことができることにより中枢神経を破壊して魚の鮮度を長時間保持することが可能となる。
【0015】
また、神経絞め具の線材表面に滑り止め加工を施すことによって脊髄を貫き通す線材周囲の細胞も摩擦抵抗により破壊されることにより中枢神経の破壊の精度を高めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した魚の神経絞め具の一例を示す斜視図、図2は、本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め加工の一例の部分拡大説明図である。
【0017】
ここで示す神経絞め具1は、魚の大きさや種類に応じて、例えばステンレス(商品名「SUS304フルハード」)線材により形成され、線径が1.0mmで全長が30cm、50cm、80cm、100cm、あるいは線径が1.2mmで全長が30cm、50cm、80cm、100cmの種類が備えられている。
【0018】
また、神経締め具1の基端側には線材2を環状に折り曲げられた取っ手3が形成され、その先端が突状に形成されている。そして線材2の全長に渡る全表面に滑り止め加工が施されている。
【0019】
この滑り止め加工は、線材2の表面を特殊線材加工高速マシーンにより網目状の滑り止め部4が形成されている。この網目状の滑り止め部4によって魚に刺し込んだ際に魚の身との摩擦抵抗が生じて進行方向から外れるような滑りを生ずることなく確実な神経締めを行うことが可能となる。
【0020】
また、図3は、本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め部の一例を示す説明図であり、神経締め具1の進行方向に対して凹凸断面が順方向となるように滑り止め部4が形成されている。
【0021】
上記構成とすることにより、魚に神経締め具1の先端を突き刺して脊髄に沿って貫き通す際に、線材2が滑ることなく任意の方向へ突き通すことができ、かつ、神経絞め具1を引き抜く際には凹凸断面が逆方向となるために線材2面と神経との間で接触抵抗が生じて神経の破壊が確実に行われる。
【0022】
なお、本実施例では神経締め具1の線材をステンレスにより形成するものであるが、必ずしもステンレスとする必要性がなく、例えば合成樹脂材、ピアノ線などのように弾性力を有するものであればいかなる材質であっても構わないが、適度な硬度と弾性力を有し、ズレルことなく貫き通すことができる材質としてステンレス(商品名「SUS304フルハード」)を使用することが好ましい。
【0023】
また、線材の周面を滑り止め加工するには、本実施例で詳述した特殊線材加工高速マシーンによる加工の外に、大量に生産する、あるいは線材を合成樹脂による場合には金型による成型などが考えられ、生産量、あるいは線材の種類に応じて適した滑り止め加工を採用することが望ましい。
【0024】
以上の構成よりなる本発明の魚の神経絞め具では、例えばアジ・イサキ・クロ・ブリなどの魚の場合には、図4に示すように、活魚5の目と目の間の中心からほんの少し上部の位置に、線径の大きさ3mmの案内ステンレス線により1〜2cmほどの深さまで刺し込み補助穴(図示せず。)を開ける。
【0025】
次に、補助穴に、この補助穴より小さい線径の神経絞め具1の先端を刺し入れ、取って3を持ちながら押し出すようにして、少し上向き加減に魚5の脊髄6を尾の方までゆっくりずれないように貫き通した後に神経絞め具1を抜き取ることによって脊髄の中枢神経が破壊されて神経絞めを行った後、鰓を切断し、血抜きをして水洗いをする。
【0026】
また、真鯛の場合には、図5に示すように、真鯛7の鼻に、線径の大きさ3mmの案内ステンレス線により1〜2cmほどの深さまで刺し込み補助穴(図示せず。)を開ける。
次のこの補助穴に、神経絞め具1の先端を刺し入れ、取って3を持ちながら押し出すようにして、少し上向き加減に刺すと真鯛7の脊髄に繋がり、更に尾の方までゆっくりずれないように貫き通した後に、神経絞め具1を抜き取ることによって脊髄の中枢神経が破壊されて神経絞めを行った後、鰓を切断し、血抜きをして水洗いをする。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明を適用した魚の神経絞め具の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め加工の一例の部分拡大説明図である。
【図3】本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め部の一例を示す説明図である。
【図4】本発明を適用した魚の神経絞め具によりアジ・イサキ・クロ・ブリなどの魚に使用する場合に使用説明図である。
【図5】本発明を適用した魚の神経絞め具により真鯛に使用する場合に使用説明図である。
【図6】従来の魚の神経絞めの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0028】
1 神経絞め具
2 線材
3 取っ手
4 滑り止め部
5 活魚
6 脊髄
【技術分野】
【0001】
本発明は、魚の神経締め具に関する。詳しくは生魚の脊髄を刺し通すことにより鮮度を保持することができる魚の神経絞め具に係るものである。
【背景技術】
【0002】
通常、魚は死後4時間ほどで硬直し、この硬直のあとは、熟成・腐敗と進行するために近海で水揚げされた魚も4時間内に調理しないと鮮度が落ちることになる。そこで比較的長時間の運搬にも鮮度を保持することができる方法が提案されており、例えば特許文献1に記載されている。具体的には図6に示すように、活きた魚101を即殺して、魚101の背骨102(脊髄)を尾椎後部において切断し、この切断箇所から背骨102の神経弓門103内に流体を噴出することにより、背骨102内の中枢神経104と延髄・脳部105とが瞬時に破壊される。この中枢神経104が完全に破壊されることにより、筋肉収縮運動のエネルギー物質であるアデノシン3燐酸の消費量を大幅に抑制して、魚体の自己消化を大幅に抑制することができるために長時間にわたって鮮度を保持することができるものである。
【0003】
【特許文献1】特開平7−264968号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら特許文献1の発明では、具体的には即殺した魚の鰓をこじ空けて包丁を差し込み、脊髄をその付け根において切断すると共に、脊髄の付け根部に位置する数本の大動脈および大静脈を切断し、次いで、魚体のうち尾椎後部に包丁等にて部分的に切込みを入れることにより、背骨をその端部において切断し、この切断箇所から背骨の神経弓門内に、神経抜き装置におけるノズルを差し込んで、ノズル先端から流体を噴出させて神経を排出させるものであるが多くの処理工程を必要とし、船上などにおいて一度に多くの魚を処理する場合には非常な手間を要する問題がある。
【0005】
いっぽう、従来から漁師うちでは、比較的簡単に神経絞めを行う手段として先端を尖らせたピアノ線や針金、ステンレスなどの線材を、魚の目と目の間の中心から脊髄を尾の方まで貫き通すことが行われている。
【0006】
しかしこれらの線材を脊髄に沿って貫き通すには、魚に独特の身の硬さや軟らかさ、ぬめりがあるため熟練した技術が必要となる。
【0007】
また、ピアノ線のように硬い線材は弾性が少ないことと、表面がツルツルした状態であるために、魚の湾曲した脊髄に沿って貫き通すことは非常に困難となり、かつ、線材は脊髄を貫き通し、引き抜く際に脊髄にある中枢神経を破壊するためのものであるが、表面がツルツルした状態では線材の移動によって中枢神経を完全に破壊することができない問題がある。
【0008】
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、線材の表面に滑り止め加工を施すことにより脊髄からズレに貫き通すことができる魚の神経絞め具を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明に係る魚の神経絞め具は、活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す弾性力を有する線材と、前記線材の表面に形成される滑り止め部とを備える。
【0010】
ここで、活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す線材の表面に特殊線材加工高速マシーンによって形成される滑り止め部によって魚の脊髄からずれることなく貫き通すことが可能となる。
【0011】
また、滑り止め部が、線材の進行方向に対して、その凹凸断面が順方向となるように波形状に形成されることにより、脊髄に沿って線材が滑ることなく任意の方向へ突き通すことができ、かつ、線材を引き抜く際には凹凸断面が逆方向となるために線材2面と神経との間で接触抵抗が生じて神経の破壊を確実に行うことが可能となる。
【0012】
また、線材の先端が突状に形成されると共に、基端に取っ手部が形成されることにより正確な位置での突き刺しが行えると共に、容易に貫き通すことが可能となる。
【0013】
また、線材がステンレスより形成されることにより、適度な硬度と弾性力を有することで折れ曲がることなく、かつ衛生的に貫き通すことが可能となる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の魚の神経絞め具によれば、魚の目付近より尾の方まで脊髄を貫き通す際に神経絞め具の線材表面に滑り止め加工を施すことによって脊髄からずらすことなく貫き通すことができることにより中枢神経を破壊して魚の鮮度を長時間保持することが可能となる。
【0015】
また、神経絞め具の線材表面に滑り止め加工を施すことによって脊髄を貫き通す線材周囲の細胞も摩擦抵抗により破壊されることにより中枢神経の破壊の精度を高めることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した魚の神経絞め具の一例を示す斜視図、図2は、本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め加工の一例の部分拡大説明図である。
【0017】
ここで示す神経絞め具1は、魚の大きさや種類に応じて、例えばステンレス(商品名「SUS304フルハード」)線材により形成され、線径が1.0mmで全長が30cm、50cm、80cm、100cm、あるいは線径が1.2mmで全長が30cm、50cm、80cm、100cmの種類が備えられている。
【0018】
また、神経締め具1の基端側には線材2を環状に折り曲げられた取っ手3が形成され、その先端が突状に形成されている。そして線材2の全長に渡る全表面に滑り止め加工が施されている。
【0019】
この滑り止め加工は、線材2の表面を特殊線材加工高速マシーンにより網目状の滑り止め部4が形成されている。この網目状の滑り止め部4によって魚に刺し込んだ際に魚の身との摩擦抵抗が生じて進行方向から外れるような滑りを生ずることなく確実な神経締めを行うことが可能となる。
【0020】
また、図3は、本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め部の一例を示す説明図であり、神経締め具1の進行方向に対して凹凸断面が順方向となるように滑り止め部4が形成されている。
【0021】
上記構成とすることにより、魚に神経締め具1の先端を突き刺して脊髄に沿って貫き通す際に、線材2が滑ることなく任意の方向へ突き通すことができ、かつ、神経絞め具1を引き抜く際には凹凸断面が逆方向となるために線材2面と神経との間で接触抵抗が生じて神経の破壊が確実に行われる。
【0022】
なお、本実施例では神経締め具1の線材をステンレスにより形成するものであるが、必ずしもステンレスとする必要性がなく、例えば合成樹脂材、ピアノ線などのように弾性力を有するものであればいかなる材質であっても構わないが、適度な硬度と弾性力を有し、ズレルことなく貫き通すことができる材質としてステンレス(商品名「SUS304フルハード」)を使用することが好ましい。
【0023】
また、線材の周面を滑り止め加工するには、本実施例で詳述した特殊線材加工高速マシーンによる加工の外に、大量に生産する、あるいは線材を合成樹脂による場合には金型による成型などが考えられ、生産量、あるいは線材の種類に応じて適した滑り止め加工を採用することが望ましい。
【0024】
以上の構成よりなる本発明の魚の神経絞め具では、例えばアジ・イサキ・クロ・ブリなどの魚の場合には、図4に示すように、活魚5の目と目の間の中心からほんの少し上部の位置に、線径の大きさ3mmの案内ステンレス線により1〜2cmほどの深さまで刺し込み補助穴(図示せず。)を開ける。
【0025】
次に、補助穴に、この補助穴より小さい線径の神経絞め具1の先端を刺し入れ、取って3を持ちながら押し出すようにして、少し上向き加減に魚5の脊髄6を尾の方までゆっくりずれないように貫き通した後に神経絞め具1を抜き取ることによって脊髄の中枢神経が破壊されて神経絞めを行った後、鰓を切断し、血抜きをして水洗いをする。
【0026】
また、真鯛の場合には、図5に示すように、真鯛7の鼻に、線径の大きさ3mmの案内ステンレス線により1〜2cmほどの深さまで刺し込み補助穴(図示せず。)を開ける。
次のこの補助穴に、神経絞め具1の先端を刺し入れ、取って3を持ちながら押し出すようにして、少し上向き加減に刺すと真鯛7の脊髄に繋がり、更に尾の方までゆっくりずれないように貫き通した後に、神経絞め具1を抜き取ることによって脊髄の中枢神経が破壊されて神経絞めを行った後、鰓を切断し、血抜きをして水洗いをする。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明を適用した魚の神経絞め具の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め加工の一例の部分拡大説明図である。
【図3】本発明を適用した魚の神経絞め具の滑り止め部の一例を示す説明図である。
【図4】本発明を適用した魚の神経絞め具によりアジ・イサキ・クロ・ブリなどの魚に使用する場合に使用説明図である。
【図5】本発明を適用した魚の神経絞め具により真鯛に使用する場合に使用説明図である。
【図6】従来の魚の神経絞めの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0028】
1 神経絞め具
2 線材
3 取っ手
4 滑り止め部
5 活魚
6 脊髄
【特許請求の範囲】
【請求項1】
活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す弾性力を有する線材と、
前記線材の表面に形成された滑り止め部とを備える
魚の神経絞め具。
【請求項2】
前記滑り止め部が、前記線材の進行方向に対して、その凹凸断面が順方向となるように波形状に形成された
請求項1記載の魚の神経絞め具。
【請求項3】
前記線材の先端が突状に形成されると共に、基端に取っ手部が形成された
請求項1または2記載の魚の神経絞め具。
【請求項4】
前記線材がステンレスより形成された
請求項1、2または3記載の魚の神経絞め具。
【請求項1】
活魚の頭部から尾までの脊髄を貫き通す弾性力を有する線材と、
前記線材の表面に形成された滑り止め部とを備える
魚の神経絞め具。
【請求項2】
前記滑り止め部が、前記線材の進行方向に対して、その凹凸断面が順方向となるように波形状に形成された
請求項1記載の魚の神経絞め具。
【請求項3】
前記線材の先端が突状に形成されると共に、基端に取っ手部が形成された
請求項1または2記載の魚の神経絞め具。
【請求項4】
前記線材がステンレスより形成された
請求項1、2または3記載の魚の神経絞め具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【公開番号】特開2009−261351(P2009−261351A)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−116551(P2008−116551)
【出願日】平成20年4月28日(2008.4.28)
【出願人】(300053302)株式会社キーストン (1)
【公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年4月28日(2008.4.28)
【出願人】(300053302)株式会社キーストン (1)
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