説明

ニチコン株式会社により出願された特許

281 - 290 / 656


【課題】更なる低ESR化を可能とする積層型固体電解コンデンサの新規な構造を提供する。
【解決手段】表面に誘電体酸化皮膜層を有する平板上の弁作用金属板の一方側に陽極部を、他方側に固体電解質層、陰極引出層からなる陰極部を形成した単板コンデンサ素子を、その陽極部が陰極部を中心に左右に対向するように複数枚積層した多端子積層型固体電解コンデンサにおいて、対向する左右の陽極部を少なくとも2枚の導電性部材をもって積層体の上部と下部との2カ所において電気的に接続したことを特徴とする積層型固体電解コンデンサである。 (もっと読む)


【課題】乾式金属化ポリプロピレンフィルムコンデンサを高電圧・高周波で使用する際のうなり音を抑制し、破壊電圧の安定した製品を提供する。
【解決手段】金属化ポリプロピレンフィルムを巻回して素子を形成した後、温度80〜120℃、プレス圧力500×10〜800×10Paで熱プレスし、その後、両巻回端面にメタリコン部を形成し、その後80〜120℃で熱エージングを施すことにより、高電圧・高周波使用時のうなり音の抑制と破壊電圧の安定化を図ることができ、特性の改善が可能になった。 (もっと読む)


【課題】エッチング工程にて、安価かつ簡易な方法でピット発生点を均一に制御して高容量の電解コンデンサ用陽極箔を製造できる方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム箔にトンネル状ピットを発生させる第1エッチング工程と、第1エッチング工程で発生したピットの孔径を拡大するための第2エッチング工程とを有するアルミニウム電解コンデンサ用陽極箔の製造方法において、
第1エッチング工程の前に、前記アルミニウム箔をリン酸および硝酸を含む第1前処理液に浸漬する第1前処理と、該アルミニウム箔を金属イオンを含むアルカリ性の第2前処理液に浸漬する第2前処理とを行う工程を有することを特徴とする。第2前処理工程後、そのまま乾燥処理することが望ましい。 (もっと読む)


【課題】高いCV値を有する弁作用金属粉末からなる焼結体素子と弁作用金属ワイヤーとを、接合強度が高く、かつ安定して抵抗溶接することができる、固体電解コンデンサ用陽極素子、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る固体電解コンデンサ用陽極素子は、焼結体素子1’よりも高く、かつ弁作用金属ワイヤー2以下の比重を有する弁作用金属塊6を形成し、これと弁作用金属粉末を加圧成形して加圧成形体1を成形する際に、弁作用金属塊6の少なくとも一部を給電領域4および溶接領域5において露出させておき、給電領域4において露出した弁作用金属塊6から焼結体素子1’側の給電を行って、溶接領域5において露出した弁作用金属塊6に弁作用金属ワイヤー2を抵抗溶接して製造される。 (もっと読む)


【課題】系統電源の瞬時電圧低下時に、負荷への電圧を高速に補償する瞬時電圧低下補償装置を提供する。
【解決手段】系統電源1に瞬時電圧低下が発生した場合、バイパス部3が有するスイッチ部31のバイパス用サイリスタ3Cのゲート信号をOFFとすると共に、系統電源1および負荷2間の電流を所定値以下とする逆方向の電流をバイパス用サイリスタ3Cの系統電源1側に出力する一方、インバータ部6にON信号を送出することで、負荷2側へ電力を供給し、負荷側の電圧低下を補償する。 (もっと読む)


【課題】車載用コンデンサに要求される過酷な温度、湿度環境下における特性の劣化を抑制することができる金属化フィルムコンデンサを提供する。
【解決手段】本発明に係る金属化フィルムコンデンサは、金属化フィルムを巻回または積層して形成したコンデンサ素子6と、該コンデンサ素子6が収納されるケース9と、該ケース9に充填される樹脂10とからなる。ケース9は、PPS樹脂に50〜85wt%のグラスファイバーを混合して成形したものであり、また、樹脂10は、ガラス転移点が115℃以上のエポキシ樹脂にシリカを50〜80wt%混合して、60℃における粘度が1500〜3000mPa・sとなるように調製されたものである。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム箔の無駄な化学溶解によるエッチング倍率の低下を防止することのできる電解コンデンサ用エッチング箔の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】電解コンデンサ用エッチング箔の製造装置1では、エッチング液が貯留されたエッチング槽20の内部のうち、アルミニウム箔10が電極21、22と対向する箇所から外れた液中ローラ25周辺で、無駄なアルミニウム箔の化学溶解が発生しやすいので、かかる無電解箇所は、筐体30によって周囲から分離してある。また、筐体30の内側に対しては水を供給する。このため、筐体30で囲まれた箇所では、水または酸濃度が極めて低いエッチング液が充満しているだけであるので、筐体30の内側では、アルミニウム箔10が電極21、22と対向していない無電解箇所に置かれても、アルミニウム箔10の表面では無駄な化学溶解が発生しない。 (もっと読む)


【課題】製造工程の簡素化を図ることのできるコンデンサを提供する。
【解決手段】コンデンサ1は、電解液が含浸されたコンデンサ素子20と、このコンデンサ素子20が収納されたケース15と、ケース15の開口部を封止する封口部材10とを有しており、封口部材10の上面外周側端部に被さるようにケース15の開口縁部15aを内側に湾曲させてある。封口部材10は、封口板11と環状シール部材12とが一体の2色成形品である。このため、封口板11と環状シール部材12とを一体に取り扱うことができるので、製造工程を簡素化することができる。 (もっと読む)


【課題】破壊靱性値が低い材料で形成されたベースプレートのボルト固定部にクラックが生じることがないパワー半導体モジュールを提供する。
【解決手段】本発明に係るパワー半導体モジュールは、表面側にパワー半導体素子19が搭載され、裏面側に複数の放熱フィン8が形成されたフィン付ベースプレート2と、フィン付ベースプレート2の表面側に配置される補強板4と、フィン付ベースプレート2の裏面側に固定されて冷却媒体流路を形成する冷却ジャケット5と、補強板4とフィン付ベースプレート2の間に配置される第1緩衝部材10と、フィン付ベースプレート2と冷却ジャケット5の間に配置される第2緩衝部材10’とからなり、冷却ジャケット5および補強板4の線膨張係数がフィン付ベースプレート2の線膨張係数よりも大きく、第1および第2緩衝部材が、締め付け固定具の内側および外側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】電解コンデンサを高温下で電圧印加した場合や無負荷放置した場合でも外観異常が発生することのない電解コンデンサの駆動用電解液の製造方法を提供する。
【解決手段】溶媒に溶質を溶解させた電解液に対して、樹脂製中空糸の気体透過膜により脱気処理を施したものをアルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液として用いる。脱気処理では、樹脂製中空糸の気体透過膜により形成されたホース内に前記電解液を通すとともに、当該ホースの外側を真空にする。 (もっと読む)


281 - 290 / 656