説明

ホクシン株式会社により出願された特許

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【課題】 MDFのもつ優れた特長を損なうことなく、十分な防炎性能を有するMDFを提供する。
【解決手段】防炎合板と同等の防炎性能を有することを特徴とした防炎MDFである。この防炎MDFは、解繊した木質ファイバーに接着剤と防炎剤とが添加されて熱圧成形されたMDFであって、前記防炎剤はリン酸化合物であることを特徴とする。特に防炎剤はリン酸グアニジン誘導体を主成分としたものであることが好ましい。また、防炎剤の添加量は木質ファイバーの絶乾重量に対して2〜10量%であり、より好ましくは4〜7重量%とする。さらに、解繊した木質ファイバーに接着剤を添加し、熱圧成形するMDFの製造方法であって、前記熱圧成形前にリン酸化合物の防炎剤を添加することを特徴とする。防炎剤は、特に高速ブレンダーにおいて接着剤と同時に、かつ接着剤と同様の方法で添加することがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】日射などの外部温度雰囲気の急激な変化等にも十分対応することができる畳用芯材および畳を開示する。
【解決手段】表裏面にそれぞれ比重0.8〜1.4の岩盤層を有し、かつ表裏の岩盤層の最外部の比重差が0.1〜0.6の中密度繊維板であり、この中密度繊維板の成型時における表裏からのプレス工程において比重が高い側の岩盤層に対しては30〜60℃の範囲でプレス温度を設定し、他方側のプレス温度をこれより40〜200℃高く設定し、膨張率の差によって比重の高い側の岩盤層を有する面を凸反りとした。また、表裏面の何れか一方に比重0.8〜1.4の岩盤層を有し、他方を比重0.35〜0.8とした中密度繊維板であり、この中密度繊維板の成型時における表裏からのプレス工程において岩盤層の側に対しては30〜60℃の範囲でプレス温度を設定し、他方側のプレス温度をこれより40〜200℃高く設定し、膨張率の差によって岩盤層側の面を凸反りとした。さらに、表裏両面または何れか一方に薄膜シートを貼着した。 (もっと読む)


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