【課題】熱風が吹き付けられる面とは反対の面側に位置する熱融着性繊維層が、熱風吹き付け時に厚み方向に圧縮された状態になり難い表面材およびそれを用いた吸収性物品の提供。
【解決手段】熱風が吹き付けられて熱融着性繊維どうしが融着した繊維ウエブを含み、熱風吹き付け面とそれとは反対の面とを有する表面材が、吹き付け面側に位置し、この面側から吹き付けられる熱風が反対の面側に及ぼす影響を軽減する熱風緩衝作用を有する第１層と、前記反対の面側に位置する第２層とを含む。 （もっと読む）

【課題】 生理用ナプキン等の吸収性物品にいおいて、表面ートへの液残りを防止し、又、吸収後の液が表面シート上へ逆戻りしてしまうことを防止すると共に、吸収した液を表面シート側から見たときに隠蔽できることが出来るようにし、見た目に衛生的な印象を与える体液吸収性物品を提供せんとするものである。
【解決手段】 少なくとも中央部に表裏を貫通する開孔を有する不織布からなる液不透過性の表面シートと、液非透過性のバックシートの間に吸収体を配置し、表面シート上の体液が開孔を通過して表面シート下へと移動し吸収体に吸収されるようにしたことを特徴とする。 （もっと読む）

【課題】不織布や繊維ウエッブなどのシートに複数の切断線を形成する場合に、切断線の長さに対応した短い刃先を有する切断刃が用いられるが、この切断刃は摩耗が早く、損傷も生じやすい。
【解決手段】カッターロール１にはＶ字状の切断刃２を形成し、アンビルロール１０にはロール軸方向に間隔ｄを開けた幅寸法Ｗの受け面１１を形成する。両ロール間にシート２０が供給されると、受け面１１の幅寸法Ｗに対応した長さの切断線２１が多数形成される。Ｖ字状の切断刃２のＶ字の刃先を回転方向（α方向）へ向けておくと、シート２０には幅方向に均等な力Ｆが作用し、切断線２１が歪んだり位置ずれすることがなくなる。 （もっと読む）

【課題】着用者の臀部に対するフィット性に優れ、体液漏れを防止することができる吸収性物品の提供。
【解決手段】生理用ナプキン１０の肌当接面１１側に形成された圧搾溝３０が、縦中心線Ｃを挟んでほぼ縦方向Ｌに延びる一対の側方条溝３１と、側方条溝３１の後端３１ａから後方に向かって集束するように延びる一対の後方条溝３６とを含み、縦方向Ｌに細長く後方に向かって尖った形状に形成されている。後方条溝３６の後端部分は、後方条溝３６の後端３６ｂで後方条溝３６に内接する半径０〜１０ｍｍの円の弧と一致する湾曲形状である。後方条溝３６の後端３６ｂより後方に広がる臀部当接領域４１は、１〜５ｍｍの厚み寸法を有し、肌当接面側に凸となるように縦中心線に沿って折れ曲がる。後方条溝３６の前端３６ａどうしの横方向Ｗの離間距離は２５〜５５ｍｍ、前端３６ａから後端３６ｂまでの縦方向Ｌの距離は３０〜１５０ｍｍである。 （もっと読む）

【課題】 横方向からの圧縮力を受けたときに主吸収領域が、縒れや皺を生じることなく身体の排泄部に対向でき、前記圧縮力が緩和されたときに元の形状に復元しやすい吸収性物品を得る。
【解決手段】 吸収性物品に設けられている吸収体２０は、主吸収領域４５と、補強領域４１，４２，４３，４４と、緩衝領域４６，４７，４８，４９を有している。曲げ剛性は、補強領域＞緩衝領域で、且つ主吸収領域＞緩衝領域である。大腿部から横方向の圧縮力を受けると、左右に位置する補強領域４１，４２が湾曲変形し、左右の緩衝領域４６，４７が圧縮する。よって、主吸収領域４５は変形しにくく、主吸収領域４５が変形しくい状態で身体の排泄部に密着できる。 （もっと読む）

【課題】丸めて廃棄することが容易な使い捨てのパンツ型着用物品。
【解決手段】使い捨てのパンツ型着用物品１が胴周り域を前部６と後部７とに区分けしてこれら両部６，７を連結するシート片２１を有する。シート片２１は、前部６と後部７とに対する接合部位２７，２８どうしの間に物品１の上下方向に引き裂き可能な非接合部位２４を有する。前部６と後部７とは、非接合部位２４の外面側に位置する縁部１３ａと縁部１４ａとを有し、これら縁部１３ａ，１４ａの内面どうしが粘着剤３６を介して剥離可能に接合される。 （もっと読む）

【課題】前後ウエスト域が弾性的に収縮する材料から構成されているにもかかわらず、前後ウエスト域の外面にはその収縮によるギャザーが形成されず外観良好なパンツ型使い捨て着用物品の提供。
【解決手段】パンツ型使い捨て着用物品であって、これは、シャーシ１５と、その内側に延在する吸収性バット構造体１６を含む。シャーシ１５は、前ウエスト域１２、後ウエスト域１３及びクロッチ域１４を有し、横方向へ実質的に弾性的に収縮しないベースシート１９と、ベースシート１９の前後ウエスト域それぞれの外面に横方向へ伸長下に接合し該方向へ弾性的に収縮する第１及び第２外装シート２０，２１とを含む。シャーシ１５の内側には吸収性バット構造体１６が位置する。ベースシート１９は、第１及び第２外装シートの収縮によってギャザーを形成する。 （もっと読む）

【課題】胴周り側部を容易に切り裂くことのできる使い捨てのパンツ型着用物品。
【解決手段】使い捨てのパンツ型着用物品１が胴周り域を前部６と後部７とに区分けしてこれら両部６，７を連結するシート片２１を有する。シート片２１は、前部６と後部７とに対する接合部位２７，２８どうしの間に物品１を引き裂くための上下方向に延びる切断線を形成可能な非接合部位２４を有する。非接合部位２４は、胴周り方向における引張強度が幅２５ｍｍ当り少なくとも８Ｎであり、上下方向における引裂強度が０．１〜１２Ｎの範囲にある。 （もっと読む）

【課題】 股間部に装着するときに、本体部の肌側表面に設けられた隆起部を臀裂部などへ確実に位置決めでき、着用後に身体の動きで本体部がずれても、隆起部と臀裂部などとの密着度を維持しやすい生理用ナプキンを提供する。
【解決手段】 生理用ナプキン１は、液吸収層を有する本体部２と、本体部２の肌側表面に位置する隆起部３を有している。隆起部３は、前方本固定領域４１と後方本固定領域４２において本体部２に本固定され、中間部分が仮固定領域４３において、本体部２に仮固定されている。生理用ナプキン１を装着した状態で、下着のずれと共に本体部２が横方向へ位置ずれすると、隆起部３の中間部が本体部２から分離でき、隆起部３が臀裂部内などに密着した状態を維持できるようになる。 （もっと読む）

【課題】 本体部の肌側表面に隆起部が設けられ、この隆起部が身体の形状に倣うように変形して密着しやすい生理用ナプキンを提供する。
【解決手段】 生理用ナプキン１は、液吸収層２２を有する本体部２と、本体部２の肌側表面に位置する隆起部３を有している。隆起部３には縦方向に弾性収縮力が作用している。隆起部３は、会陰部対向基準線Ｘ２の付近に剛性付与部材３４を有しており、剛性付与部材３４が他の部分にくらべて圧縮方向の剛性が高くなっている。身体６０の体圧が剛性付与部材３４に作用したときに、剛性付与部材３４を有する部分が会陰部６３に密着しやすい。剛性付与部材３４の前後の隆起部３には張力が作用し、この張力により隆起部３が身体に密着できるようになる。 （もっと読む）