説明

株式会社菅沼製作所により出願された特許

1 - 3 / 3


【課題】 地盤に埋め込まれているスクリュー形の地中アンカーに設けられている支線杆を利用して、この支線杆の周囲の固化した土壌を破砕することのできる地中アンカーの掘削工具と、この掘削工具による地中アンカーの撤去方法を提供する。
【解決手段】 軸部に沿って上下に貫通する挿通孔3を有し、上部を角型の頭部2aで、下部を円柱状の胴部2cとした工具主体2を形成し、工具主体2の胴部外周部に、除去せんとするスクリュー形の地中アンカーの、螺旋状の掘削刃の回転直径より大きな回転直径を有する螺旋状の掘削刃4を一体的に付設して掘削工具1とする。
この掘削工具1の挿通孔3に、地中アンカーの支線杆を貫通させ、前記支線杆をガイドとして回転下降させながら、前記支線杆周囲の固化した土壌を破砕したのち、地中アンカーを引抜く。 (もっと読む)


【課題】 地表面を掘削する必要がなく、掘削が必要な場合であっても、地表面をきわめて浅く掘るだけでよく、特殊な機器を一切使用することなく、埋め込んだ支線アンカーを確実に取出すことのできる支線アンカーと、埋め込んだ支線アンカーを簡単かつ容易に引抜き、除去できる支線アンカーの引抜き方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも、埋設したとき土圧と対向し、所要の抵抗面積を得るに足る大きさのアンカー板2と、電柱を支持する支線7の一端をアンカー板2に連結するため、アンカー板2に対して直交状態で固着される連結板4とで構成された支線アンカー1を、地中から引き抜き方法であって、前記支線アンカー1の地表部に最も近い部位に基端部が連結され、先端部が地表面GL上に、もしくは地表面GL下の近傍に位置する引抜部材6(B)の先端部を引上げて、支線アンカー1を地中から引抜く。 (もっと読む)


【課題】 引抜きに際して、抵抗板に掛かる大きな負荷を解消させたのち、抵抗板とこの抵抗板に連結するアンカー主体とを分解することなく、同時に地中から除去することのできる支線アンカーと、その引抜き方法を提供する。
【解決手段】 上端部に支線が連結される支杆3,3と、この支杆3,3の下端部が連結される基板2からなるアンカー主体Aと、前記支杆3,3を介してアンカー主体Aに取付けられ、アンカー主体Aの抜き方向負荷に対する抵抗力を奏する抵抗板Bとからなる支線アンカー1を地中から引抜く方法であって、前記抵抗板Bの上部に下端部が連結され、上端部が地表面上に顕出している引抜き部材Cの上端部を引上げ、地中において拡開する前記抵抗板Bを、縮閉させながら引抜く。 (もっと読む)


1 - 3 / 3