説明

株式会社積水工機製作所により出願された特許

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【課題】 ホットランナーブロックから複数の樹脂通路を通じてキャビティ内に溶融樹脂を供給することにより、大型製品の成形を可能にした射出成形成形金型において、型締力を金型全体に均等に作用させて精度のよい成形品を製造する。
【解決手段】
固定型板上に積層状態で固定している受板及び固定側取付板側に、固定型板内に設けている複数のゲートブッシュ内の樹脂通路に溶融樹脂を供給するためのホットランナーブロックの配設空間部と、上記樹脂通路の下端ゲートを開閉するバルブピンの駆動用シリンダの配設空間部とを設けていると共に、これらの空間部以外の受板と固定型板との対向面、及び、受板と固定側取付板との対向面を接合させて、この接合面を介して圧締力を固定型板1Aに全面的に均等に作用させるように構成している。 (もっと読む)


【課題】 キャビティに溶融樹脂を充填するゲートの開閉用バルブピンの駆動装置の高さを低くして深絞りの成形品を得るための深いキャビティを設けている金型であっても、射出成形機のダイプレートに装着して使用できるようにする。
【解決手段】 射出成形金型における固定型1の型板1a上に配設したホットランナーブロック3を貫通して固定型板1aに設けているゲートブッシュ6に進退自在に挿入されたバルブピン10の駆動用シリンダ11を上記ホットランナーブロック3上に設置することなく、これより低い位置の固定型板1a上に設置すると共に、このシリンダ11のピストンロッドと上記バルブピン10の頭部とを長さ方向の中間部を支点として回動するレバー12により連結して、シリンダ11の作動によりレバー12を介してバルブピン10を直進方向に進退動させるように構成している。 (もっと読む)


【課題】BMC等の熱硬化性樹脂を射出・圧縮成形するにあたり、成形品にピンホールやウェルドラインが発生することを防止する。
【解決手段】固定型11と可動型12との間に形成されるキャビティ13の所定位置に連通するガス抜き穴3と、このガス抜き穴3を開閉自在に閉鎖する閉鎖部材(弁棒)5を設け、キャビティ13内に熱硬化性樹脂原料Mを射出した後、その原料Mを圧縮成形する際に、ガス抜き穴3を通じてキャビティ13内の排気を行い、熱硬化性樹脂原料Mがガス抜き穴3に到達する直前にガス抜き穴3を閉鎖することで、キャビティ13内の空気や発生ガスによる影響を無くす。 (もっと読む)


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