説明

原子燃料工業株式会社により出願された特許

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【課題】 製品の被覆層厚さ,密度に影響を与える可能性のない流動床用ガス供給装置を得る。
【解決手段】 二酸化ウランを焼結した燃料核の表面に、低密度熱分解炭素からなる第1被覆層と、高密度熱分解炭素からなる第2被覆層と、炭化珪素からなる第3被覆層と、高密度熱分解炭素からなる第4被覆層との計4層の被覆層を施す流動床反応管内に被覆ガスを供給する流動床用ガス供給装置において、1つの被覆層を形成させるために同時に供給される2種以上の各ガスの供給管が、各々のガス供給管の内径よりも大きい集合管に連通され、前記集合管で混合された2種以上の各ガスが前記流動床反応管に導入されているもの。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ひびまたは変形がなく、不純物を含まない燃料核を製造することのできる高温ガス炉用燃料核の製造方法を提供することを、その課題とする。
【解決手段】課題を解決するための本発明における手段は、反応容器内において、還元性ガスの存在下で、400〜600℃に加熱して、ウラン1モルに対する酸素のモル比が2よりも大きい酸化ウラン粒子を二酸化ウラン粒子に還元させる還元工程と、前記反応容器内に除去ガスを導入することにより、または前記還元工程で発生した水蒸気を凝縮して取り出すことにより、前記還元工程で発生した水蒸気を前記反応容器から除去した後に、前記反応容器内で前記二酸化ウラン粒子を焼結させる焼結工程とを有してなることを特徴とする高温ガス炉用燃料核の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 酸化物核燃料の表面を化学処理し、その表面を光学的に観察する工程からなる容易かつ短時間で実施できる結晶粒子判別方法であって、同一相内の結晶粒子の判別を、より高精度に実施する酸化物核燃料の結晶粒子判別方法を提供する。
【解決手段】 酸化物核燃料の研磨された表面を、酸化剤溶液と接触させて該表面を化学処理し、該表面上に酸化化合物膜を形成する工程、及び該酸化化合物膜の光学的干渉により生ずる結晶粒子像を得る工程、を有することを特徴とする酸化物核燃料の結晶粒子判別方法。
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【課題】 流動床から被覆燃料粒子をその被覆を傷付けたり破損したりすることがなく、また反応管を開放することなく、被覆燃料粒子を回収することができる。
【解決手段】 流動床装置12内で密閉を保ったまま反応管16の下端開口から離反するように流動ガス供給用の可動ノズル24を下降して反応管16の下端開口から可動ノズル24の回りの取り出し部材26に流動ガスG1と共に被覆燃料粒子Pを導出し、この取り出し部材26から流動ガスG1の流れと被覆燃料粒子Pの重量落下を利用して被覆燃料粒子Pを回収容器42に移送して回収する。 (もっと読む)


【課題】 被覆工程で使用する流動床設備で製品を取出した後で、作業員の手を煩わすことなく、迅速に流動床反応管内部を清掃する反応管クリーニング装置を得る。
【解決手段】 高温ガス炉用核燃料製造工程における燃料核の被覆処理用流動床反応管内に付着した付着物を清掃するクリーニング装置であって、反応管から分離された上蓋部の反応管内に露出する内壁領域の外周を囲むように上蓋部の下方に密着する器部と、密着された器部に囲まれた上蓋部の内壁領域に当接する回転ブラシ手段と、器部の底面に吸引口が形成された集塵手段とで上蓋部内壁面を清掃する、又は、上蓋部が取り除かれた開口を覆って反応管を密閉する蓋部と、蓋部を貫通して反応管の高さ方向に移動可能な回転軸と、回転軸の先端部に反応管の内側面方向に伸ばされて形成された多数のブラシ部と、回転軸の先端に吸引口が形成された集塵手段とで上蓋部を除く反応管内側面を清掃する。 (もっと読む)


【課題】 微小粒子の目詰まりが起こり難く、もし目詰まりが生ずることがあったとしても、篩の目を変形することなく、目詰まりした微小粒子を除去することができる微小粒子選別用篩を提供する。
【解決手段】 微小粒子選別用篩10は、ガイドリング12と多数の円形孔16を有する多孔板14から成っている。多数の円形孔16は、フォトエチング、フォトケミカルエッチング又はデジタルエッチングによって形成されている。この微小粒子選別用篩10は、特に、高温ガス炉用燃料を製造する際に、その原料である燃料核粒子やこの燃料核粒子に被覆を施して形成された被覆燃料粒子やこの被覆燃料粒子に黒鉛マトリックス材をコーティングして得られるオーバーコート粒子の粒径を選別するのに好適に用いられる。 (もっと読む)



【目的】 沸騰水型原子炉用燃料集合体において、高燃焼度化に伴う照射成長のばらつきに対応し、これらの伸長を適正に吸収する。
【構成】 タイロッド1aに固定した上部タイプレート4のボス4aに、他の燃料棒1の上部端栓2を摺動自在に嵌挿することにより、照射成長に対する吸収代Sを形成せしめた沸騰水型原子炉用燃料集合体において、正方行列に配列した燃料棒の中で、外周部燃料棒1bに比較して、内部燃料棒1cの吸収代Sを所要大きく設け、又は/及び、外周部燃料棒1bにおける上部端栓2の上部タイプレートからの抜け落ち余裕を内部燃料棒1cに比較して所要大きく設けることを特徴としている。 (もっと読む)


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