説明

高山リード株式会社により出願された特許

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【課題】ニードル織機のような高速織機に特に好適な筬に関し、筬羽の倒れのない筬を提供すること、高速織機用の筬においても、筬羽とチャンネルとの接合部にはんだを使用する必要のない構造の筬を得ることを課題とする。
【解決手段】筬羽の間隔をチャンネルに設けた溝又はチャンネルに添設されるサブチャンネルに設けた溝によって設定された筬を提供する。ニードル織機のような高速織機用の筬においては、上下のチャンネルを筬の揺動方向に2分割し、その対向面に溝を筬羽の間隔で設ける。一般的な筬は、筬羽の間隔に相当する間隔で筬羽の前後縁を嵌挿する溝を設けた前後のサブチャンネルを用い、上下のチャンネルに両端を挿入した多数の筬羽を上下のチャンネルに添設したサブチャンネルの溝に嵌挿して製造される。 (もっと読む)


【課題】巻替え元となる荒巻ビームの数が変わっても、同一の斜めコムで仕上ビームに巻かれた経糸の間隔を一定にする。また、仕上ビームの長さに差があっても、仕上ビームに経糸が重なり合って巻かれることがないようにする。
【解決手段】斜めコム1と仕上ビーム2とは、平面視で両者の平行な関係を保持した状態で両者の間の距離を調整可能にする。また、ブレード相互の等間隔性を保持して斜めコム1の長さ(仕上ビームの幅方向の長さ)を伸縮可能にする。すなわち、斜めコムを所定長さの単位に分割し、前後移動枠13には、水平面内で揺動する多数のリンクを連続X字状に連結したパンタグラフ機構4を設け、分割した斜めコムの各単位1aをこのパンタグラフ機構4のリンク45、46に立設する。 (もっと読む)


【課題】多数の糸条の間隔を一定にして整列させる整経櫛に関し、パンタグラフ機構の伸縮によって糸条相互の間隔を任意に設定できる整経櫛において、糸条間隔を変化させたときに、整経櫛の中央における糸間隔のみが他の箇所の糸間隔と異なる値となる現象を自動的に修正する。
【解決手段】左右に分割した伸縮機構7L、7Rをそれぞれ伸縮させる操作軸3を軸方向移動可能に設け、当該操作軸3L、3Rの回転によって伸縮機構7L、7Rを伸縮させたとき、その伸縮量に比例する一定の比率で左右の操作軸3L、3Rを互いに接近又は離隔させる方向に軸方向移動させることにより、中央の2本の糸条32aの間隔Aを補正して、当該間隔が他の部分の糸条間隔Bと同一にする。 (もっと読む)


【課題】織機に対する筬の互換性を損ねることなく、筬を織機に固定するときの管理幅を緩和すること、すなわち、筬が過大な挟持力で取り付けられても、筬羽割れなどによる織欠陥が生じないようにし、織機をより高速運転可能にする。
【解決手段】所定厚さの上向コ字断面の下チャンネル5を備えた織機の筬において、前記下チャンネルの上向の凹所11に挿入される筬羽の挿入下端部7をその直上の筬羽幅wより狭い幅狭平行部とする。更に好ましくは、下チャンネルの筬羽保持壁6a、6bの上縁部でピッチコイル3の前後を囲む高さとし、下チャンネルの筬羽保持壁6a、6bを、筬羽後縁側の壁厚が前縁側の壁厚より厚い非対称厚さとする。下チャンネル5に過大な挟持力が作用したときでも、下チャンネル5の変形量が小さく、筬羽割れなどが生ずるのを防止でき、織欠陥が生ずるのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】緯糸及びその搬送空気を案内する案内溝(トンネル)を設けた空気噴射織機用筬(トンネル筬)に関し、筬のコストを上昇させることなく、かつ緯入れ不良による停台回数を増加させることなく、緯糸搬送空気の消費量を可及的に減少させる。
【解決手段】案内溝の溝底幅を4.6〜4.9mm、好ましくは4.7〜4.9mmとする。案内溝の入口部における主ノズルの噴流面積M0に対して65〜75%の空気導入面積Mを有している。案内溝の主ノズル側端部に溝幅が徐々に広がる導入部を設けることなく、かつ織物欠点や停台回数を殆ど増加させることなく、織機の空気消費量を低減することが可能である。 (もっと読む)


【課題】前面に緯糸を案内する案内溝が設けられている空気噴射織機用の筬に関するもので、筬を構成する総ての筬羽の剛性を上げることを可能にし、筬全体の左右方向(筬羽の厚さ方向)の剛性を高めて製織速度の更なる高速化を可能にする。
【解決手段】筬を構成している総ての筬羽について、上下のチャンネル11、12の固定溝13に挿入されている短冊部分9、10の前後幅寸法を変更することなく、上チャンネル11の下辺と下チャンネル12の上辺との間の部分において、筬を構成している総ての筬羽の後縁を後方、すなわち反織前側に後退させて、当該部分の筬羽の前後幅を拡げることにより、上記課題を解決した。上下のチャンネル11、12の厚さやスレイへの取付構造を変えることなく、製織速度の更なる向上が可能になる。 (もっと読む)


【課題】前面に緯糸を案内する案内溝が形成され、かつその案内溝の上流端が緯糸及びその搬送空気流を受け入れるように滑らかに拡げられている空気噴射織機の筬に関するもので、案内溝への緯糸導入機能を向上させつつ、筬羽の剛性の低下を可及的に防止する技術手段を得る。
【解決手段】拡開部を形成する上流端部分の筬羽の凹所3の底縁15を円弧状にして、案内溝の上下幅の中央部における溝深さを深くすることにより、上記課題を解決している。凹所の底縁15を円弧状にすることによって、拡開部における案内溝の溝深さを深くすれば、その底縁15と筬の後縁17との間の筬の前後幅W2が小さくなる部分は、案内溝の上下幅中央部の部分のみで済む。底縁15の各部において緯糸飛走中心からの距離が一定に近い形状となるので、緯糸やその搬送空気流を案内溝4に導入(キャッチ)する作用の向上が期待できる。 (もっと読む)


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