説明

財団法人国土技術研究センターにより出願された特許

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【課題】堤防表面の被覆コンクリートにおけるクラックの規模(内部における広がり状況など)を適切に評価し、堤防の健全性を正確に且つ容易に診断できるようにする。
【解決手段】開口部の周縁がコンクリート表面に密着可能な容器状の注水部10と、試験用の注入水を貯めておく水タンク12と、コック14を備え水タンクと注水部との間を接続する連通管16とを具備しているクラック試験器具を用い、注水部を、その開口部が堤防の被覆コンクリートに生じている調査対象クラック30の少なくとも一部を覆い、且つ開口部の周縁がコンクリート表面に密着するように設置し、水タンク内の水を連通管を経由して注水部からクラック内に注入し、その注水状況によってクラック規模を評価する堤防表面のクラック調査方法である。 (もっと読む)


【課題】有孔部の目詰まりが生じず、短時間で且つ経済的に設置でき、保孔管の上下方向の遮水性を確保し観測区間の水の出入りのみが許容され、しかも地下水位変化に迅速に追従でき、水位測定を行う際の不感域が少なく、そのため水位変動を正確に観測できるようにする。
【解決手段】水位観測孔を形成する継ぎ足し可能な保孔管10と、外周面に円筒状の親水フィルタ12が装着可能で保孔管の先端から突出自在の有孔管14と、有孔管の先端に固定される先端コーン16を具備する打込み式水位観測装置である。先端コーンは、保孔管により伝達される打撃力を受ける外周衝打面と、保孔管の頂部から挿入される打撃ロッドにより伝達される打撃力を受ける内部衝打面を有し、有孔管と親水フィルタで形成される有孔部20の下方外周と上方外周に、保孔管の下端内周との間を遮水するOリング22,24が装着されており、水位計が有孔部の内部まで挿入可能になっている。 (もっと読む)


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