説明

大阪機工株式会社により出願された特許

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【課題】びびり振動を効果的に低減することができ、しかも加振装置を必要とせず、実施化を容易に図り得る工作機械の制御装置などを提供する。
【解決手段】工作機械は、主軸に取り付けた切削工具により切削加工を行うものである。この工作機械の制御装置は、加工時に発生するびびり振動の周波数を検出する検出手段と、この検出手段で検出したびびり振動の周波数及び主軸回転数を基に工作機械の主軸が回転している状態の固有振動数を推定する推定手段17と、この推定手段で推定した固有振動数を用いて無次元安定限界切込みを算出し、この無次元安定限界切込みが最大となるように主軸回転数を変更する主軸回転数制御手段18とを備える。 (もっと読む)


【課題】十分なクランプ力を確保することができ、また圧油等のリークの問題を生じることなく、クランプ力を長時間一定に維持し得る工作機械の主軸クランプ装置を提供する。
【解決手段】主軸ヘッド1に回転自在に支持された中空軸2の内側に対し、主軸4が軸方向に摺動出入り可能にかつ一体的に回転するように挿入して配置される。主軸クランプ装置10は、中空軸の内周面と主軸の外周面との間に形成した隙間に配置されたクランプユニット12を備える。クランプユニットは、薄肉円筒状の内壁部13aと外壁部13bとの間に一端側が開口する空洞14を形成してなるクランプ本体13と、クランプ本体の空洞内に封入された封入媒体14と、封入媒体を圧縮するためにクランプ本体の空洞開口側に設けられたピストン16とを有し、ピストンを押圧して封入媒体を圧縮することでクランプ本体の内壁部が内側に弾性変形して主軸をクランプする。 (もっと読む)


【課題】象限突起の補正量を運転状況に応じて適正に定めるとともに、補正のタイミングや補正形状のズレを極小にし、象限突起の補償を十分に行う。
【解決手段】送り駆動系の制御方法は、サーボモータにより送り運動される移動体の位置検出信号と位置指令信号とが一致するように速度指令信号を生成し、サーボモータの速度検出信号と速度指令信号とが一致するように駆動力信号を生成し、この駆動力信号に基づいてサーボモータの駆動力を制御する。位置指令信号を先読みし、位置及び送り速度から送り駆動系に作用する摩擦力を推定する摩擦力推定工程21と、位置指令信号の入力から実際に移動体位置が駆動されるまでの制御系をモデル化し、このモデルの摩擦力と位置指令との関係から、上記摩擦力推定工程で推定した摩擦力に相当する補正指令を算出し、この補正指令を位置指令に加算して摩擦力の補償を行う摩擦力補償工程22とを備える。 (もっと読む)


【課題】工作機械の高精度化を実施上有効に図り得る数値制御工作機械の位置決め制御方法を提供する。
【解決手段】工作機械のベッド上に、傾斜テーブル若しくは回転テーブル又はその両方を有するテーブル装置が設けられている。位置決め制御方法は、工作物をテーブル上に載置した後、加工に先立って、傾斜テーブル又は回転テーブルを所定角度往復運動させるように駆動し(S1)、その際の平均駆動トルクを算出するトルク算出工程(S2,S3)と、上記平均駆動トルクから工作物のモーメント荷重を推定する第1の推定工程(S4)と、この推定したモーメント荷重を基にこれと比例関係にある傾斜テーブル又は回転テーブルの角度偏差量を推定する第2の推定工程(S5)と、この推定した角度偏差量を補正量とし、位置決め指令に重畳して位置決め制御を実行する制御実行工程(S6)とを備える。 (もっと読む)


【課題】コストの低廉化を図りかつ汎用性を確保しつつ、工作機械全体の設置スペースの狭小化を実施上有効に図り得るパレット交換装置を提供する。
【解決手段】パレット交換装置Aは、工作機械Bのテーブル7とパレット台9との間にアーム支持部材11が直立状態で旋回可能にかつ昇降可能に設けられているとともに、アーム支持部材に、両端に各々パレットを把持する把持部12aを有するパレットアーム12がその中央で装着され、パレットアームをアーム支持部材と一体的に旋回及び昇降させることにより工作機械のテーブルとパレット台との間でパレットを交換するものである。パレットアームの全体を左右2つに分割し、2つの分割パレットアーム12cを、互いに近接して把持部でパレットを把持する把持位置と、互いに離隔して待機する待機位置との間で水平移動可能に支持し、両分割パレットアームを把持位置と待機位置との間で水平移動させる駆動手段を備える。 (もっと読む)


【課題】主軸温度の変化に起因する加工精度及び稼働効率の低下を防止することができ、またコスト的に安価でかつ汎用性に優れた工作機械の主軸冷却装置を提供する。
【解決手段】主軸冷却装置20は、主軸9を回転自在に支持する主軸ヘッド7に供給管22を介して冷却油を供給して冷却を行うものである。この主軸冷却装置は、供給管に設けられ、冷却油の供給を遮断する遮断位置と冷却油の供給を実行する連通位置とに切換可能な切換弁24と、主軸の温度を検出する温度センサ25と、温度センサの検出信号に基づいて切換弁を制御する制御手段27とを備える。制御手段は、工作機械の作動中に温度センサで検出した主軸温度の最高値を制御温度として記憶する記憶部を有し、温度センサにより検出した現時点の主軸温度が記憶部に記憶している制御温度よりも高いとき切換弁を連通位置に、低いとき切換弁を遮断位置に切り換える。 (もっと読む)


【課題】あらゆる送り駆動条件でロストモーションを適切に補正し得るNC工作機械のロスモーション補正方法及びNC工作機械を提供する。
【解決手段】NC工作機械は、テーブル1等の移動体を案内面4に沿って各送り軸の正及び負方向にサーボモータ3により送り駆動してなる。このロストモーション補正方法は、予め上記移動体の浮上り量とロストモーション量の関係式を求めておくとともに、上記移動体の浮上り量と送り速度の関係を時間遅れの近似式として求めておく工程(記憶手段21)と、作動中に与えられた送り速度から上記近似式を用いて浮上り量を算出し、この算出した浮上り量から上記関係式を用いてロストモーション量を算出する工程(算出手段22)と、作動中に各送り軸の送りの方向が反転するときにサーボモータへの指令値に上記ロストモーション量を付加してロストモーションを補正する工程(補正手段23)とを備える。 (もっと読む)


【課題】工作機械の熱膨張率と被加工物の熱膨張率とが著しく異なる場合でも環境温度を常温化することなく精度よく加工することができ、かつコスト的にも安価に実施し得るNC工作機械の熱変形補正方法を提供する。
【解決手段】NC工作機械は、送り系のピッチ誤差を補正するピッチ誤差補正機能を有する。NC工作機械の熱変形補正方法は、室温を測定する工程S1と、ストローク長さ当たりの常温に対するNC工作機械の熱変形量と被加工物の熱変形量の差分を演算する工程S2と、この差分を基にピッチ誤差補正機能の各補正点の2次補正量を設定する工程S3と、この2次補正量をピッチ誤差補正機能の各補正点のピッチ誤差補正量にそれぞれ減算又は加算してピッチ誤差補正量を修正する工程S4とを備える。 (もっと読む)


【課題】 フィルタエレメントに付着した不純物を逆流洗浄により洗浄するろ過装置のフィルタエレメント洗浄方法において、フィルタエレメントの全面を均一に洗浄する方法を提供する。
【解決手段】 ベルヌイの定理を利用したバキュームジェネレータに圧縮空気を供給し、圧縮空気と管路等に残留しているクーラント液との混合流体をフィルタエレメントの内壁に衝突させることによりフィルタエレメントの外壁に付着している不純物を剥離する。さらに圧縮空気を供給することによりバキュームジェネレータにより吸引されたクリーンタンクからの清浄なクーラント液と圧縮空気との混合流体をフィルタエレメントの内壁に衝突させ、フィルタエレメント外壁に付着している不純物を剥離することによりフィルタエレメントを浄化するようにした。 (もっと読む)


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