説明

日本フリット株式会社により出願された特許

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【課題】ホーロー表面に、特有の金属光沢を均一に備え、工業的に再現性に優れ、量産可能とした彩色層を施したホーロー部材を提供する。
【解決手段】鉄素地11にホーロー釉薬(下釉12、上釉13)を焼き付けた下地本体1の表面10に、金属成分、好ましくはチタニウム成分を含む水系または有機溶剤系塗膜形成液をコートし、乾燥し、焼き付けることにより、格子模様a、斑点模様b、縞模様cなどの模様を示す虹彩層からなる彩色層2を設け、下地本体表面10の色彩部分10a、10bと前記彩色層の色彩部分2a、2bとが交互に繰り返して断続するパターン、例えば、格子模様aからなる断続パターン、斑点模様bからなる断続パターン、あるいは縞模様cからなる断続パターンなどを形成した。 (もっと読む)


【課題】奥行きを感じさせる深みのあるマイカ調ないしメタリック調の光反射被覆構造を備え意匠性に優れた光彩効果を発揮するガラスコート材とその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のガラスコート材は、ベース基材1上に設けられた着色ガラス下地層2の表面に、主としてマイカ微粒子3aからなる多数の光反射部材31を分散させて配置し、その上を透明ガラス表層4で被覆したものである。ベース基材1の例はホーロー用鋼板11に密着成分であるニッケルを含む従来の黒色下釉層21を予め施したものである。前記透明ガラス表層4は、その焼付け温度は、前記着色ガラス下地層2の焼き付け温度より低温度であって、かつ800℃以下の温度でガラス層として低温焼付けされたものが好ましい。 (もっと読む)


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