説明

菱電化成株式会社により出願された特許

1 - 4 / 4


【課題】絶縁処理時、VOCの発生が非常に少なく、且つコイルへの付着量が多くなり過ぎず、硬化物が優れた固着力を有する絶縁ワニスを得ることである。
【解決手段】ベースポリマーと、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートまたは2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートの反応性希釈剤と、多官能性ビニルモノマーと、有機過酸化物と、溶媒としての水とからなり、ベースポリマーの配合重量Aと反応性希釈剤の配合重量Bとの合計重量に対する反応性希釈剤の配合重量Bの割合R=B/(A+B)が0.70〜0.95の範囲にある水溶性の絶縁ワニスである。 (もっと読む)


【課題】この発明は、導体と絶縁樹脂との間に発生する応力を緩和し、エナメル被覆のダメージを軽減すると共に、長期に亘って高い固着強度および高い絶縁性を維持する回転電機のコイル部の絶縁構造を得ることを目的とする。
【解決手段】固定子コイル24が固定子鉄心11に巻装され、絶縁樹脂がスロット部22内に含浸、硬化されている。固定子コイル24は銅線の外周にポリアミドイミド樹脂層を塗布、硬化したエナメル線であり、絶縁樹脂は、脂肪酸により変性されたTHEIC変性ポリエステル樹脂を主成分としている。 (もっと読む)


【課題】シート状繊維に軽量バルーン含有コンパウンドを保持して得られる軽量プリプレグとそれを用いた軽量積層板の製法に関する。
【解決手段】シート状繊維基材を一つまたは複数の横型攪拌機を備えた液状コンパウンド材料塗布槽に連続的に送り出し、熱硬化性樹脂ならびに有機質および/または無機質バルーンからなる液状コンパウンド材料を該シート状繊維基材の両面に塗布する工程、および液状コンパウンド材料が塗布されたシート状繊維基材を加熱乾燥する工程からなる軽量プリプレグの製造方法であって、前記攪拌機の少なくとも一つがシート状繊維基材の移送支持および/または方向転換の役割を有し、かつ前記液状コンパウンド材料塗布槽における液状コンパウンド材料が占める体積をVa、前記撹拌機の合計回転外径表面積をSaとした場合、 0.03≦Sa/Va≦0.3 (1/cm) (I)の関係を満たすことを特徴とする軽量プリプレグの製造方法。 (もっと読む)


【課題】高真空におけるゲル化を抑制し、真空含浸、加熱真空含浸、加熱真空脱泡などの真空状態を含む処理方法が適用可能なコイル含浸絶縁処理用アクリル系ワニスを提供する。
【解決手段】樹脂および/またはモノマーならびに重合禁止剤からなるコイル含浸絶縁処理用アクリル系ワニスであって、該樹脂および/または該モノマーがアクリル基またはメタクリル基を有し、高真空状態でゲル化しないコイル含浸絶縁処理用アクリル系ワニスである。 (もっと読む)


1 - 4 / 4