説明

株式会社北研により出願された特許

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【課題】
きのこ栽培における害虫駆除では、キノコバエやガガンボなどの成虫を粘着シートの利用や、誘蛾灯や誘引臭で害虫を誘引して捕獲するなどの方法がとられているが、あまり有効な手立てではないため、きのこや菌床に対する食害や、出荷されるきのこに害虫が付着する異物混入などの被害などが拡大し、大きな問題となっている。
【解決手段】
本発明きのこの栽培方法は、きのこ類の栽培において、菌床又はホダ木の表面に、50〜80℃の湯を0.1秒以上接触させ、菌床又はホダ木の表面又は表面付近の組織に生息するきのこ栽培に害をもたらす昆虫類及びその卵、幼虫、蛹を衰弱あるいは死滅させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、ハタケシメジの栽培にあって、芽出し工程を独立的に要することなく省力的に栽培を可能としたもので、省力化と栽培期間の短縮等を可能とする。
【解決手段】 ハタケシメジの培養に際して、(1)培養に適した温度領域と原基形成に適した温度領域との重なる領域を温度域として設定し、(2)培養にあって栽培容器から菌床を取り出すことなく栽培容器内に菌床を封じたままで培養と芽出しを同時並行的に進行させ、(3)然る後に芽出しを伴う培養工程と生育工程との2段階でハタケシメジを生育させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】きのこ栽培床の高温時期培養工程において、高温によるきのこ菌糸の生理的障害を抑制あるいは緩和するきのこ菌床の栽培管理方法の提供。
【解決手段】きのこ菌床栽培培養工程の高温時期において、菌床に接触している面を含む容器1表面を、該容器1の通気孔を確保しつつ吸水した水の層を薄く保つ吸水性素材で形成されたシート5で被覆し、該シート5に散布または噴霧により水を供給し、その水分の蒸散に伴う気化熱により容器1内の菌床を冷却するきのこ菌床管理方法。 (もっと読む)


【課題】
しいたけ菌床栽培は菌床表面にきのこの発芽育成が可能である原基が形成されるまで培養を行うため、培養期間にかなり長い時間を要し、栽培施設の回転効率を悪化させている。
【解決手段】
本発明しいたけ菌床の栽培方法は、固形培地に菌糸を蔓延させた種菌を接種する菌床栽培において、菌糸の原基のもとが形成されるステージから原基が成熟するステージまでを含んだ、原基が形成されるステージの気菌糸の組織を取り出し、該原基の形成されるステージの気菌糸の組織を未接種状態の培地に接種し、上記接種した種菌部分からきのこを発芽、生育させることを特徴とする。
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【課題】
しいたけ菌床栽培は菌床表面にきのこの発芽生育が可能である原基が形成されるまで培養を行うため、培養期間にかなり長い時間を要し、栽培施設の回転効率を悪化させている。
【解決手段】
移植する側の菌床と移植される側の菌床との二種類の菌床を用意し、移植する側の菌床の栽培を先行して開始し、当該菌床を原基のもとが形成されるステージから幼子実体が形成されるステージ迄のいずれかの状態とする。一方、移植される側の菌床を上記移植する側の菌床より遅らせて栽培を開始し、その後移植される側の菌床が菌糸の一次蔓延するステージの終了付近となったとき、上記先行したいずれかのステージの移植する側の菌床の組織を取り出し、その組織を移植される側の菌床に植え込み、移植する側の菌糸と移植される側の菌糸同士が融合されて水分や栄養分が供給され得る状態とし、上記取り出した菌床の組織からきのこを熟成させることを特徴とする。
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【課題】 キノコの菌糸の成長過程に発生する培地上面周囲の肩口部分の菌糸塊の土手と、キノコの成長過程に発生する培地の上面中央域の窪みをなくし、キノコの発生及び成長に適した状態となる培地の表面積を最大限に大きくすることによって、菌床培地一個当りの収穫量を増加させ、均一高品質のキノコが得られるキノコの培地を提供する。
【解決手段】 キノコ菌床栽培用のブロック状培地1の上面3周囲の肩口部分に、菌糸の成長過程において上面3周囲の肩口部分に生じる菌糸塊の成長高さが該培地の菌糸塊が生じない上面の高さを越えない容量及び形状となる減量空間4を形成し、さらに、上面3部分に、キノコの成長過程において培地が収縮される時にその中央域に窪みが生じない容量及び形状となる盛り上がり部を形成した増量培地5を設ける。 (もっと読む)


【課題】 β−グルカン量を効率的に抽出する方法を提供すること。
【解決手段】 シイタケ栽培の発生工程において、子実体芽切後の生育段階を環境温度5〜18℃に管理することを特徴とする栽培方法により得られたシイタケ子実体からβ−グルカンを抽出することを特徴とするβ−グルカンの製造方法。 (もっと読む)


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