説明

ヴァレオユニシアトランスミッション株式会社により出願された特許

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【課題】フロントカバーの熱容量の増大化と剛性の向上を図りながら、同部位の肉厚および重量の軽減とアンバランスの発生を解消したトルクコンバータのロックアップクラッチ機構を提供する。
【解決手段】
コンバータハウジング2の一部を形成しているフロントカバー3とロックアップピストン7とを主要素とするロックアップクラッチ機構である。フロントカバー3における底壁部3cの内面3dうちロックアップクラッチピストン7のクラッチフェージング12と対向する部分に、円環状の異材摺動層13を溶射法により形成する。異材摺動層13は例えば鋳鉄製のものとする。 (もっと読む)


【課題】スプリングシートが傾いて遊動子の環状部に接触するのを回避する。
【解決手段】第1,第2サイドプレート1と、該第1,第2サイドプレート1の間に配置されたセンタープレート8と、第1,第2サイドプレート1に形成された長孔1a,膨らみ部と、センタープレート8に設けられ長孔1a,膨らみ部の両端に位置するハブアーム8aと、長孔1a,膨らみ部の内部でかつハブアーム8どうしの間に直列に配置された一対の第1ばね10と、ハブアーム8と第1ばね10の端部との間に介在されシート部と外周保持部とからなるスプリングシート11と、一対の第1ばね10の対向端部どうしの間に介在される連結アーム12aと環状部12bとからなる遊動子12と、スプリングシート11が装置の半径方向外側へ向かって傾くのを規制するためハブアーム8の先端部に形成された規制部どうしを連結する円弧部を備える。 (もっと読む)


【課題】ロックアップピストン10の摩擦材15と摺動するフロントカバーの摺動部の板厚を厚くして剛性を確保する。
【解決手段】フロントカバー1と、流体継手6と、ロックアップピストン10と、ダンパ8と、タービンハブ9とを備え、ロックアップピストン10の一方側の面の外周部に、フロントカバー1の他方側の面に押圧される摩擦材15を円周方向に沿って設けたトルクコンバータのロックアップクラッチである。フロントカバー1における摩擦材15と対向する対向面に、摩擦材15と摺動する環状で鋳鉄製の摺動部材16を全面接合のかたちでロウ付けにより結合してある。 (もっと読む)


【課題】一対のコイルスプリングを中間部材を介して直列に繋いだ捩りダンパ装置において、各コイルスプリングが圧縮されて捩りを生じる際の最大捩れ角度の低下を抑制しつつ、各コイルスプリングと他の部材との摺動を防止する。
【解決手段】一対の第1コイルスプリング11,11のうち互いに対向する端部、すなわち中間ばね受け部17側の端部が、中間ばね受け部17の回転方向両端縁にそれぞれ直接着座しつつ、その中間ばね受け部17に装着されたスプリングリテーナー19によって径方向外側への変位を規制されている。スプリングリテーナー19は、一対の第1コイルスプリング11,11のうち中間ばね受け部17側のそれぞれの端部の径方向外側への変位を規制してはいても、一対の第1コイルスプリング11,11と中間ばね受け部17との間には介在していない。 (もっと読む)


【課題】ストップピンに代わる回り止め機能を採用して、部品点数の削減により構造の簡素化を図ったトルクリミッタ付き軸継手の構造を提供する。
【解決手段】カバー7と皿ばね8およびプレッシャープレート9の三者でダンパ装置5のトルクリミッタ6を構成してある。プレッシャープレート9には回り止めとして機能する係止爪部9aを形成し、先端には爪片9bを形成してある。カバー7には、切欠開口部21と、この切欠開口部21から連続するスロット部22と、アーム部7dを形成し、アーム部7dにはスリット開口部23を形成してある。切欠開口部21で受容した係止爪部9aをスロット部22に差し込むことでバヨネット結合構造とし、爪片9bをスリット開口部23に嵌合させることで、皿ばね8に予圧が付与された状態でトルクリミッタ6がサブアッセンブリされている。 (もっと読む)


【課題】ストップピンに代わる回り止め機能を採用して、幅広いトルクに対応できるようにしたトルクリミッタ付き軸継手の構造を提供する。
【解決手段】フライホイール2と回入力軸4との間に介装されるトルクリミッタ付きダンパ装置である。カバー7と皿ばね8およびプレッシャープレート9の三者でトルクリミッタ6を構成してある。プレッシャープレート9には、フライホイール2およびカバー7に対する回り止めとして機能する係止爪部9aを形成してある。カバー7には、係止爪部9aに対応する切欠開口部21と、この切欠開口部21から連続して切り欠いたスロット部23とを形成してある。切欠開口部21で受容した係止爪部9aをスロット部22に差し込んでバヨネット結合構造とすることで、皿ばね8に予圧が付与された状態でトルクリミッタ6がサブアッセンブリされている。 (もっと読む)


【課題】摩擦締結のための直接的な接触部の有効径の小径化ひいてはトルク容量の低下を防止したロックアップクラッチ機構を提供する。
【解決手段】フロントカバー3と、ロックアップクラッチピストン7と、ロックアップクラッチピストン7に装着されたクラッチフェーシング12とを備えたロックアップクラッチ機構である。クラッチフェーシング12のフェース面12aが凸形状の曲面で、フロントカバー3側の接触面18がそのフェース面12aを受容可能な凹形状の曲面となっている。接触面18の曲率半径R1はフェース面12aの曲率半径R2よりも大きくしてある。接触面18の幅寸法を二分するカバー側曲率中心線C1よりも、フェース面12aの幅寸法を二分するフェーシング側曲率中心線C2を、フロントカバー3の直径方向において外側にオフセットさせてある (もっと読む)


【課題】ボス部とベアリングサポート部材との間にがたつきが生じないようにする。
【解決手段】ボス部2aとブレード2cとベアリングサポート部2dとを有するステータ本体2と、ボス部2aに嵌め込まれたアウタレース3と、該アウタレース3の内部に嵌め込まれたワンウェイクラッチ4と、該ワンウェイクラッチとの内部に嵌め込まれスプライン結合部6aを介してステータシャフトに連結されるインナレース6と、ボス部2aにおける反ベアリングサポート部2d側に嵌め込まれたベアリングサポート部材5とを備え、ボス部2aにおける軸方向の反ベアリングサポート部2d側の端面の内周側に径方向中心へ向かって絞り込まれるカシメ部2eを円周方向に複数形成し、該カシメ部2eが入り込んでベアリングサポート部材5が軸方向,軸周りに移動するのを規制する軸方向移動規制溝5b,回動規制溝をベアリングサポート部材5の外表面の外周側に形成した。 (もっと読む)


【課題】相手側の回転部材に固定するためのボルト等の締結力が初期滑りトルク等のトルクリミッタ本来の機能に影響を及ぼさないように考慮された構造を提供する。
【解決手段】ダンパ装置5は、カバープレート9とフリクションプレート10との間に介装されたトルクリミッタとしての機能と、サイドプレート17や捻り吸収スプリング19等を主要素とする捻りダンパとしての機能とを備える。カバープレート9のフランジ部23とフリクションプレート10とは複数のリベット21で締結固定する一方、カバープレート9のフランジ部23には逃げ凹部25を形成し、複数のボルト6をフリクションプレート10に着座させることでボルト締結力がカバープレート9に及ばない構成とした。 (もっと読む)


【課題】部品点数および組立工数を削減し、もってコストダウンを可能としたトルクリミッタ付きダンパ装置を提供する。
【解決手段】原動機の出力軸と伝動装置の動力伝達軸との間に介装されるトルクリミッタ付きダンパ装置5である。捻りダンパ8よりもトルク入力側に位置するトルクリミッタ7は、入力側部材として機能する摺動プレート9の両側に、出力側部材として機能するライニング材20付きの挟持プレート10,11を配置し、さらに皿ばね12とシート部材21を設けてある。一方の挟持プレート10と、シート部材21を兼ねた他方のリテーナプレート13とを、ピン24で連結して、皿ばね12による所定のセット荷重をもってライニング材20を摺動プレート9に押し付けてある。 (もっと読む)


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