説明

株式会社 バイオリンクインクにより出願された特許

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【課題】組織又は臓器から単個細胞又は細胞集団を分離する際のダメージを低減することが可能な細胞分離用酵素溶液、並びにそれを用いた細胞分離方法及び膵島分離方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る細胞分離用酵素溶液は、塩化物イオンチャネル阻害剤を含有し、又は塩化物イオン濃度が10mM以下である。この細胞分離用酵素溶液を用いて酵素処理を行うことで、組織又は臓器から単個細胞又は細胞集団を分離することができる。特に膵臓から膵島を分離する際には、膵菅を介して細胞分離用酵素溶液を注入し、膵臓を分解する。 (もっと読む)


【課題】ヒトの腎臓幹/前駆細胞を非侵襲的に分離する方法、及び分離された腎臓幹/前駆細胞、並びに腎疾患治療剤を提供する。
【解決手段】腎疾患患者の尿中に含まれる細胞の初代培養細胞をヘキスト33342で染色したときの弱陽性又は陰性画分を分離する。初代培養の培地には、ウシ胎仔血清を含有するDMEM培地で受領番号FERM AP-20769のマウス間葉系細胞を培養したときの培養上清が含まれていることが好ましい。 (もっと読む)


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