説明

有限会社 レーザー分光により出願された特許

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【課題】 顕微質量分析装置は試料を観察し、測定部位を特定し、その部位にレーザー光を微小に絞り照射して顕微レーザー質量分析を行なうもので、レーザー光を分析対象である測定部位周囲にレーザー光が広がって照射しないようにして、測定部位の情報だけを的確に得る顕微レーザー質量分析装置を提供する。
【解決手段】試料観察手段とレーザー光照射手段を同じ顕微鏡対物レンズを用い観察した部位にレーザー光を照射して測定するために、焦点距離の短い対物レンズにより、レーザー光を微小にしぼり、その対物レンズのセンター部に孔を開け、金属細管からなる微細イオン輸送管を挿入したイオン輸送管内蔵対物レンズを用いて微小部の顕微MALDIの測定を可能とする。また、イオン輸送管は高分子イオンの通過率を向上させるために加熱機能を備えている。 (もっと読む)


【課題】レーザー光で血液中のラマン活性物質を、簡単な構成で簡便に迅速かつ経時的に検出し、血液や血管壁の薬物特効などの各種特性を精度よく測定するレーザー光を用いたエバネッセント光のプラズモン共鳴効果と表面増強ラマン散乱分効果を用いたカテーテルラマン分光システムを提供する。
【解決手段】レーザー発信装置2からレーザー光8を中空光ファイバー10を通してカテーテル1に導入し、このカテーテルを患者や動物検体の血管6に挿入して血液中の成分や血管碧内部の成分を測定する。カテーテル1にはラマン散乱光表面増感処理、被検体に挿入することで、励起レーザー光は、カテーテルに開けられた窓や、先端部から照射し、先端部では通常のラマンスペクトルも測定する。こうして、血漿中や血管碧ラマン活性物質を高い感度で測定することを可能とすることを特徴とするエバネッセント光表面増強ラマン散乱分効果を用いたラマン分光カテーテルシステム。 (もっと読む)


【課題】 太陽電池や燃料電池などの微結晶、多結晶あるいは非晶質の薄膜または熱に弱い生体高分子や熱可塑性高分子材料などの有機化合物やその複合体では、レーザー光線の影響を大きく受け、試料の温度が上昇し、熱応力の影響や、熱変形及び変質が起こり、正確なラマンスペクトルの測定が出来ない問題があった。レーザー光線の試料への照射径を拡大し、単位面積当たりの照射強度を小さくして、短時間に正確なラマンスペクトルを提供する。
【解決手段】 顕微ラマン分光装置の対物レンズ焦点の内側に試料を配置し、そこから発生するラマン散乱光に対応できる3枚のレンズ光学系を配置し、その中の1枚を光軸上で移動可能にし、対物レンズ焦点の内側からのラマン散乱光に対応できるようにする。また、レーザー光線の光路上に凸または凹レンズ挿入し試料への照射径を拡大する手段を併用することと、レーザー光線とラマン散乱光の分離を穴あき全反射鏡で行うことにより、両光の透過効率を向上させることにより図る。 (もっと読む)


【課題】 液体クロマトグラフからの溶離液を直接MALDIレーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計で連続的に行う。
【解決手段】 液体クロマトグラフ溶離液とイオン化支援薬剤を中空円錐キャピラー管内臓中空2重管によりサンプルプレート上のメッシュ枠内に同時に滴下する機構により、溶離液を連続的にMALDIレーザー脱離イオン化飛行時間質量分析することを可能とした。また飛行時間質量分析計のレーザー照射部にイオン引き出し・アインシェルパイプレンズ内臓対物レンズを用い、サンプルプレート上にレーザー光を数10μmに絞って照射することが可能で、これにより、溶離液スポット相互間の干渉を防止した。また本発明によれば液体クロマトグラフからの溶離液をほぼ全量分析に使うことができ、従来の液体クロマトグラフ質量分析装置に比べ著しく高感度を向上させる効果がある。 (もっと読む)


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