説明

株式会社エムアンドシーにより出願された特許

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【課題】ビームハードニング現象に因るアーチファクトや軟部組織のコントラスト分解能の低下を防止した状態で、従来の積分モードにおいて得られていたものと同等の、透過放射線に拠る画像を提供する。
【解決手段】放射線検出装置はX線検出器12及びデータ収集回路13により構成される。X線検出器12は光子計数型検出器である。この検出器12が出力した各収集画素の信号に基づいてX線のエネルギースペクトル上の複数のエネルギ領域に分類される当該放射線の粒子数の計数データを演算する手段(13(41〜45))と、この複数のエネルギ領域それぞれの計数データに当該エネルギ領域別に与えられた重み係数の重み付けを施す手段(13(46))と、重み付けされた収集画素毎の複数のエネルギ領域それぞれの計数データを互いに加算して当該加算データを収集画素毎の放射線画像生成用データとして出力する手段(13(47))とを備える。 (もっと読む)


【課題】スケールアウトを抑えつつ、簡単な処理で、画像の特徴に応じた的確なコントラスト強調を行う。
【解決手段】デジタル化された濃度値の画素から成る原画像のコントラストを強調する画像処理装置(10)が提供される。この画像処理装置(10)は、原画像の濃度値シフトを行う手段(13)と、この濃度値シフトが行なわれた原画像の画像データを多重解像度分解に付して低周波成分及び高周波成分の係数からなる係数データに分解する手段(13)と、原画像の濃度値が有する特徴に応じた重みを、多重解像度分解の複数レベルのうちの一部又は全部のレベルについてレベル毎に、高周波成分の係数に付ける手段(13)と、この重み付けされた高周波成分の係数を有する前記係数データを新たな画像に再構成する手段(13)とを備える。多重解像度分解は例えばウェーブレット変換により行われ、再構成は逆ウェーブレット変換により行われる。 (もっと読む)


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