説明

イネオス フェノール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトにより出願された特許

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本発明は、それぞれの反応段階が水素化反応領域を含む少なくとも2つの水素化反応段階でアセトンをイソプロパノールにし、第1反応段階の反応領域を出る水素化反応生成物が未反応アセトンを含有し、アセトン及びイソプロパノールを含む生成物流が、後続反応段階の反応領域に移動し、前記生成物流は前記後続反応段階の反応領域の入口で60〜100℃の温度を有する、液相水素化によるイソプロパノールの製造方法であって、前記反応領域の出口で前記後続反応段階の反応領域を出る生成物流の温度が、前記反応領域の入口で前記反応領域に入る生成物流の温度よりも最大40℃高く、前記後続反応領域の温度が、125℃を超えない製造方法、1,000wppm未満のアセトンを含むイソプロパノール粗生成物を精製する方法であって、イソプロパノール粗生成物を分割壁蒸留カラムの蒸留に付し、精製イソプロパノールを得ることを含む方法、ならびにフェノールを製造するための上記水素化方法を利用した統合された方法に関する。
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【解決手段】本発明は、
a)クメンを酸化して、クメンヒドロペルオキシドを含有する酸化生成物を形成すること;
b)該酸化生成物を酸性触媒を用いて分解して、フェノール、アセトンおよび不純物を含有する分解生成物を形成すること;
c)該分解生成物を塩基性水性媒体で中和および洗浄して、中和分解生成物を得ること;
d)該中和分解生成物を少なくとも1つの蒸留工程によって、少なくともフェノール含有分画とヒドロキシアセトンを含む水性分画とに分離すること;
e)該水性分画を塩基の存在下で酸化剤で処理して、ヒドロキシアセトンを減少した塩基性水性媒体を得ること;
f)該塩基性水性媒体の少なくとも一部を、中和および洗浄工程c)にリサイクルすること;および
g)工程d)で得られる該フェノール含有分画からフェノールを回収すること
を含む、フェノールの製造方法に関する。 (もっと読む)


【解決手段】本発明は、メチルベンゾフランおよびヒドロキシアセトンを含む粗フェノール流を、直列に接続した酸性イオン交換樹脂を含有する少なくとも2つの反応器を通すことによる、粗フェノール流の連続的処理方法であって、それにより連続した反応器内の温度はフェノール流の流れ方向に低下し、いずれの2つの連続する反応器の間にも熱分離工程を用いず、フェノール流の流れ方向における第一の反応器内の温度が100℃〜200℃であり、フェノール流の流れ方向における最後の反応器内の温度が50℃〜90℃である方法、および、フェノールの製造方法におけるこの方法の使用に関する。 (もっと読む)


所望の最終製品の品質基準を保ちつつ従来技術の方法のエネルギー効率を改善するための、開裂産物混合物を蒸留カラムに供給し、ケトンを含む第1の画分を蒸留カラムの頂上部から除去し、フェノール性化合物を含む第2の画分を蒸留カラムの底部から除去し、未反応のアルキルアリール化合物及びヒドロキシケトン及び水を含む第3の画分を、側面流(側面流取り出しが開裂産物混合物の蒸留カラムへの供給の上部に配置される)として除去することによって、開裂産物混合物を単一の蒸留工程で少なくとも3つの画分に分けることを含む開裂産物混合物の蒸留によるワークアップすることを含むフェノール性化合物の製造方法であって、前記蒸留カラムから熱を除去し、該熱の取り出しは第3の画分の側面流の取り出しの上部に配置されることを特徴とする製造方法、蒸留カラムに供給される前の開裂産物混合物を常圧で100℃より高い温度、好ましくは110℃から180℃の間の温度、最も好ましくは140℃から146℃の間の温度に予熱する、フェノールを分離するための方法、ならびにそれらに適した装置。 (もっと読む)


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