説明

ステラ技研株式会社により出願された特許

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【課題】 装置本体の壁面に対する吸着力を安定的に保つことができる吸着走行装置を提供することである。
【解決手段】 装置本体1に設けた一対のメインスプロケット2,4間に無端状の運動伝達要素3,5を掛け渡してクローラ機構を構成し、運動伝達要素3,5に取り付けた複数の吸着パッドP内を真空に維持して装置本体1を被吸着面Sに吸着させる吸着走行装置において、被吸着面Sに対向する側に沿って走行方向に連続するとともに吸着パッドPの吸着力を受ける受止め手段23を装置本体1に設け、上記各吸着パッドPのそれぞれには上記受止め手段に沿って移動する吸着力伝達手段25bを設け、被吸着面Sに正対した複数の吸着パッドPの吸着力伝達手段25bを介して上記受止め手段23に吸着パッドの吸着力を作用させるとともに、この受止め手段23に作用した吸着力で、装置本体1を被吸着面Sに吸着させる構成にした。 (もっと読む)


【課題】 装置全体の構造が簡単で、しかも、真空切り換えのタイミングがずれたりしない吸着走行装置を提供することである。
【解決手段】 装置本体1に設けた一対のメインスプロケット2,4間に運動伝達要素3,5を掛け渡してクローラ機構を構成するとともに、上記運動伝達要素3,5に複数の吸着パッドPを連結し、吸着パッドPが被吸着面Sに接触した状態で上記吸着パッド内を真空源に連通させ、当該吸着パッド内を真空に維持することによって、装置本体が被吸着面に対して吸着状態を維持しながら走行する吸着走行装置において、上記吸着パッドPのそれぞれには開閉弁機構V1を個別に設けるとともに、この開閉弁機構V1は、吸着パッドPが被吸着面Sに接触したときに作用する力によって開弁して当該吸着パッドPを真空源に連通させる一方、被吸着面Sに対して非接触状態にあるとき閉弁して当該吸着パッドPと真空源との連通を遮断する構成にした。 (もっと読む)


【課題】 真空吸着パッドにおける前記の課題を解決し、コンクリート、モルタル、タイルの凹凸の著しい外壁素材にも高真空で吸着でき、例えば、簡素構造の小型軽量、低コスト、高耐久の、壁面走行安定化装置にも利用可能な真空吸着パッドを提供することを目的とする。
【解決手段】 パッド基板33と、その周囲に沿ってパッド基板に固定したシール部材35と、上記基内に設け、真空源に接続するための真空引き孔37とを備え、これらパッド基板33とシール部材35とで囲まれるパッド内を真空に維持して被吸着面に吸着させる真空吸着パッドP1において、上記シール部材35は、高分子ゲルで形成されるとともに、被吸着面側先端35aに向かって先細りとし、断面形状において、上記先端35aの角度が鋭角であり、かつ、この先端を、パッド基板に固定したシール部材固定部の幅方向中心よりも外側に位置させた。 (もっと読む)


【課題】 より単純な構造で、壁面などの被吸着面に対して確実に吸着力を発揮し、しかも、エネルギーロスも少なく、安価な走行安定化装置を提供すること。
【解決手段】 複数の吸着パッド19を無端状の走行体29,30に設けてクローラ機構を構成し、吸着パッド19には、吸着パッド内を真空源に接続するための接続口37を設け、吸着パッド内を真空に維持したときに、装置本体Zを被吸着面に吸着させる走行安定化装置において、吸着パッド19には、接続口37に接続し、上記吸着パッドを被吸着面に接触させたときに開弁する開閉弁機構V1を設けるとともに、上記各吸着パッドの複数の接続口を一連に連通させる可撓性を有する真空連通パイプVPを備えるとともに、この真空連通パイプと真空発生源とを相対回転可能に接続する回転接続手段55を設け、真空連通パイプVPを、各接続口37との相対関係を維持して走行可能にした。 (もっと読む)


【課題】
壁面吸着走行装置において、著しい凹凸面のタイル壁等では吸着力を保持できない課題があった。また、ゴンドラの昇降移動中に壁面吸着できる安定走行装置はなかった。
【解決手段】
壁面吸着走行装置の走行ベルトを、シール壁保護壁と、該シール壁保護壁接面部に嵌着した1次シール壁とされた保護膜と、該シール壁保護壁外周部に嵌着した2次シール壁から構成し、著しい凹凸面においても吸着真空を確保できるようにした。
また、接面部のみを真空引きする真空切替機構と弁機構を設け真空利用を高めた。
また、本装置複数台を用いることにより、ゴンドラの走行移動中も吸着力を保持することができた。 (もっと読む)


【課題】
建造物壁面の走行障害物の乗越え機能を有する無限軌道方式壁面吸着走行ロボットを提供する。
【解決手段】
走行接面側に乗越え障害物形状に沿った自在な吸着走行ベルトの屈曲撓みの変形を吸収する収納空間を備え、且つ走行接面側の前記吸着走行ベルトを該ベルトの周回方向と垂直に揺動制御する姿勢制御機構を備え、障害物の乗越え走行を可能としたことを特徴とする。また、壁面吸着走行ロボットの移動方向前後に、走行壁面に対し垂直方向に旋回可能な回転アームにより掴持された補助吸着機構を備え、障害物乗越えにおける吸着力及び付勢力の強化を図ったことを特徴とする。 (もっと読む)


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