説明

福井県土地改良事業団体連合会により出願された特許

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【課題】小型魚の遡上率を向上させ得る魚道用隔壁を提供する。
【解決手段】水路6を横断するように配設される隔壁本体9の上部10に、魚類の遡上を可能とする遡上越流部11を設け、遡上越流部11に溝状凹部12を設ける。溝状凹部12は、略90度の角度をなすようように底部23で連なった下流側の傾斜面25と上流側の傾斜面26を有する。下流側の傾斜面25の上部に、上に突の円弧状の側面29を連設すると共に上流側の傾斜面26の上部に上流側の側面32を連設する。遡上越流部11を遡上する魚類は、溝状凹部12に到達して休息した後、更に上流側に移動することによって遡上越流部を遡上できる。 (もっと読む)


【課題】魚類の生息に適した淀み空間と、貝類等の底生動物の生息に適した土砂の堆積部分を同時に形成できると共に、沈殿土砂の排除が適度に行われる水路構造を提供する。
【解決手段】水路底面3に、魚類が生息できる窪み5が形成され、窪み5の上流側の面は略垂直な窪み立面6として形成され、窪み立面6の下端に略水平な窪み底面9が連設されている。窪み底面9の下流端に、下流に向かって上向きに略一定勾配で傾斜する窪み傾斜面11が連設されている。又、窪み立面6で開口する魚巣12が設けられると共に、窪み底面6及び魚巣12の内面側に逆止弁付き湧水部13が設けられている。 (もっと読む)


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