説明

DOWAメタルマイン株式会社により出願された特許

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【課題】液体と粉体を効率的に混合させる。
【解決手段】液体Lを渦状に回転させながら流下させる液体供給部3と、液体供給部2において流下する液体Lに対して粉体Pを供給する粉体供給部4と、液体供給部2から供給された液体Lを貯留する液体貯留部5とを備えた。液体供給部3には、下方に向かうに従い内径が小さくなるように形成された漏斗状面11aを設け、この漏斗状面11aの内側に向かって粉体Pを供給するようにした。漏斗状面11aの上縁部11bの周囲には、液体Lを上縁部11bに沿って通過させる液体通過路12を設けた。そして、液体通過路12内の液体Lを漏斗状面11aに向かってオーバーフローさせる構成とした。 (もっと読む)


【課題】金属間化合物形態の「銅砒素化合物」を含有する物質から、特殊な薬品などを使用することなく砒素を水中に直接浸出させる砒素液の製法を提供する。
【解決手段】砒素含有硫化物が水中に懸濁しているスラリーに酸化剤を添加して撹拌し、単体硫黄存在下またはS2-イオン存在下で砒素の浸出反応を進行させ、反応後、スラリーを固液分離して后液を回収する砒素液の製法。S2-イオン供給物質としては硫化亜鉛(ZnS)を使用することができる。このような砒素の浸出反応は銅の硫化を伴うものである。硫黄の供給量は、銅砒素化合物含有物質中の銅の量に対して1当量以上とすることが望ましい。酸化剤としては酸素を含むガス(例えば純酸素)が使用できる。 (もっと読む)


【課題】砒素含有硫化物から、水酸化アルカリの添加を必要とせずに、極めて高い浸出率で砒素を回収することのできる砒素液の製法を提供する。
【解決手段】砒素含有硫化物が水中に懸濁しているスラリーに酸素ガスを添加するとともに撹拌しながら砒素の浸出反応を進行させ、反応後、スラリーを固液分離して后液を回収する砒素液の製法。浸出反応を進行させる際には、スラリー液面に接する気相部における酸素分圧を0.6MPa以下とする。大気開放のオープン系でも実施可能である。反応前スラリーを構成する水は、水酸化アルカリを添加していない水が使用できるが、1mol/L以下の水酸化アルカリの存在が許容される。反応温度は60〜100℃とすればよい。 (もっと読む)


【課題】砒素含有液を安価な酸化剤を用いて処理することにより、結晶性が良好で砒素が溶出しにくいスコロダイト型の化合物であって、水分等による膨潤が少ないコンパクトな形の鉄砒素化合物が合成可能な技術を提供する。
【解決手段】砒素イオンと2価の鉄イオンを含む水溶液に酸化剤として酸素濃度20体積%以上の酸化性ガス(例えば空気)を添加して液を撹拌しながら銅イオン存在下で鉄砒素化合物の析出反応を進行させ、液のpHが1.2以下の範囲で析出を終了させる、鉄砒素化合物の製法。その際、析出反応開始前の水溶液(反応前液)において、Fe/Asモル比は0.9〜3とし、砒素濃度は20g/L以上とすることが好ましい。また、析出反応進行時の液中の銅濃度を0.7〜45g/Lとすることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】砒素含有液から、結晶性の良いスコロダイト化合物と、処理前の砒素含有液に戻して繰り返し使用できる后液が得られる処理方法を提供する。
【解決手段】砒素イオンと2価の鉄イオンを含む砒素含有液に酸素ガスなどの酸化剤を添加して液を撹拌しながら鉄砒素化合物を沈殿析出させるに際し、沈殿反応開始前の液(反応前液)のFe/Asモル比を0.8〜1.0、反応前pHを0〜2.0の範囲とし、沈殿反応を促進させるために、沈殿反応の進行に伴って酸が生成し始めた以降の沈殿反応進行過程において中和剤または酸化助剤を添加し、その中和剤または酸化助剤のトータル添加量を、沈殿反応終了後のスラリーを固液分離したろ液(反応后液)の鉄濃度が2.0g/L以下となり、かつ沈殿反応終了後のスラリーのpH(反応後pH)が1.2以下となる範囲の量とする、砒素含有液の処理方法。 (もっと読む)


【課題】短時間に低コストで銀電解スライム等の被処理物から貴金属元素を分離・回収する。
【解決手段】金、銀、白金族元素を含有する銀電解スライムを硝酸浸出させた浸出液に、卵殻膜を接触させ、浸出液中に濃縮された貴金属元素を卵殻膜に吸着させて回収する。 (もっと読む)


【課題】非鉄製錬の製錬中間物などの砒素以外の各種の元素を含む砒素含有物質を処理して得られる高純度で高濃度の砒素含有溶液のような砒素含有溶液を処理して、砒素の溶出濃度が非常に小さい鉄と砒素の化合物の粉末として回収する方法を提供する。
【解決手段】10g/L以上の5価の砒素を含む溶液に2価の鉄イオンを加えて、溶液中の砒素に対する鉄のモル比(Fe/As)を1以上(好ましくは1〜1.5)にし、酸化剤を加えて撹拌しながら70℃以上(好ましくは70〜95℃)に昇温させて反応させた後、固液分離して得られる固形分を乾燥する。 (もっと読む)


【課題】砒素含有液中に多少の不純物元素が存在していても、その液を処理することにより、結晶性の良いスコロダイト化合物であって水分等による膨潤が少ないコンパクトな形の化合物、つまりろ過性に優れた鉄砒素化合物が合成可能な技術を提供する。
【解決手段】砒素イオンと2価の鉄イオンを含み、砒素濃度が15g/L以上である水溶液に酸化剤を添加して液を撹拌しながら鉄砒素化合物の析出反応を進行させ、液のpHが0〜1.2の範囲で析出を終了させる、鉄砒素化合物の製法。反応前液の砒素濃度が25g/L以上である場合には、液のpHが−(マイナス)0.45〜1.2の範囲で前記反応を終了させることができる。反応前液のpHは0を超え〜2.0以下の範囲とすることが望ましい。2価の鉄イオン源としては例えば硫酸塩が使用できる。 (もっと読む)


【課題】インジウム含有物からのインジウム回収における、置換析出工程で置換析出するインジウムスポンジが、塊状ではなく粉体状で生成する回収方法を提供する。
【解決手段】pHを1〜2.2の範囲に調整したインジウム含有液へ塩素を含む物質を添加し、さらに還元剤を添加することでしインジウムスポンジを置換析出させる。 (もっと読む)


【課題】砒素含有溶液から製造されて砒素の溶出濃度が非常に低い砒酸鉄粉末を提供する。
【解決手段】砒酸鉄粉末は、砒酸鉄二水塩の粉末であり、平均粒径が8μm以上、好ましくは10μm以上であり、粒径5μm以下の粒子の割合が10%以下、好ましくは5%以下であり、BET比表面積が2m/g以下、好ましくは0.5m/g以下である。また、不純物として含有するカルシウムおよびマグネシウムの量がそれぞれ2質量%以下である。 (もっと読む)


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