説明

株式会社 MODAテクノロジーにより出願された特許

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【課題】 信号伝送の高速化が進んでおり、伝送ラインのノイズ対策に使う伝送ライン間の浮遊容量を小さく、ディファレンシャル電流で発生するディファレンシャルインダクタンスの発生の小さいコモンモードチョークコイルが必要である。
【解決手段】 コモンモードチョークコイルにおいて、両ラインの2つの線輪を交互ではなく、分離して略I字状のコアに上に巻き軸が直線状になるように配置する。2つの線輪はそれぞれの端の1ターンしか隣接しないので、浮遊容量が小さくなり、伝送信号波形の歪みを小さく押さえることができ、線輪の巻き数を増やしても比例して浮遊容量が増大することもない。また略I字状のコアに上に巻き軸が直線状になるように配置されているコアの中で2個の線輪のディファレンシャル信号電流で発生する磁束が打ち消される方向に巻き線されているので、巻き線周囲の空間に発生する磁束の方向も打ち消される方向に発生し、ディファレンシャルのインダクタンスが増大し信号波形の歪みを大きくすることもない。 (もっと読む)


【課題】
差動伝送による信号伝送の高速化が進んでおり、差動伝送ラインのノイズ対策に使う信号伝送路間の浮遊容量を小さくしたコモンモードチョークコイルが必要である。
【解決手段】
電磁気的に同質の2つの磁性体コアで、それぞれの両端部に鍔部を設け、この磁性体コアに巻き線の方向が逆になるように巻いて2個のコイルとし、その2個のコイルを距離を離した状態で鍔部で組み合わせて、磁気的に結合させてコモンモードチョークコイルを構成した。これにより信号伝送路間に発生する浮遊容量を小さくでき、差動伝送ラインのノイズ除去に有効なコモンモードチョークコイルを完成した。 (もっと読む)


【課題】電子機器を電波暗箱や電波暗室の中で動作させ、その制御を行う差動信号を電気磁気的に絶縁された電波暗箱や電波暗室から外部に引き出す差動伝送ラインや機器に信号を送るための差動伝送ラインを設けると、その差動伝送ラインをノイズが伝わりノイズが電波暗箱や電波暗室の外部に漏れ、電波暗箱や電波暗室の内部と外部の絶縁性能が劣化する。
【解決手段】被試験物2が入る空間を有する電波暗箱または電波暗室1本体と、電波暗室本体の外部に引き出される差動伝送ライン3と、この伝送ラインに直列に接続され、前記電波暗箱または電波暗室の本体壁に設置されたコモンモードノイズを抑制する装置5とから構成され、コモンモードノイズを抑制する装置は、コモンモードチョークコイル、絶縁トランス、バランス抵抗あるいはバランスインダクタのいずれかあるいはこれらの組み合わせた回路構造とすることにより、電波暗箱や電波暗室の絶縁性能の劣化を防ぐ。 (もっと読む)


【課題】
電子機器から放射するノイズを実質的に低減させ、クロック周波数拡散によるノイズ測定値の低減に頼らなくても良い、真の電磁環境のクリーン化をコモンモードチョークコイルを用いて実現する。
【解決手段】
本発明では、信号発生部を有する電子機器本体をシールドケースでシールドし、シールドケースを通過して信号を外部に取り出すポート、信号発生部とポートをつなぐ伝送線路に接続される放射ノイズ防止用のコモンモードチョークコイルを有する構成とし、コモンモードチョークコイルは、各ポートのシールド面の内側あるいは外側に、シールド面から信号周波数の波長の1/4未満の位置にある基板あるいはコネクタ内に配置し、前記コモンモードチョークコイルのコモンモードインピーダンスを377Ωと同等かそれ以上に設定して放射ノイズを低減させることにより、ノイズ低減電子機器を実現する。 (もっと読む)


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