説明

株式会社テクノ九州により出願された特許

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【課題】施工現場での溶接作業が不要で、施工が容易で、作業効率が向上し、高靱性の杭に対しても強固な杭頭接合構造を構築可能な杭頭接合技術を提供する。
【解決手段】杭頭接合部材10は、地面Gf上に打設された捨てコンクリートC表面から突出した杭頭100aに装着される部材であって、複数の縦鉄筋10v,フープ鉄筋10hを組み合わせて溶接することによって杭頭100aの外周を囲繞可能な筒篭形状に形成された本体部11と、杭頭100aの開口端100bを閉塞する円板状の蓋体12と、を備えている。蓋体12は、溶接により、本体部11内周の縦鉄筋10vに一体化されている。また、本体部11の下端側の外周を囲繞した形状をなすように本体部11と一体的に補強部13が設けられている。補強部13は縦鉄筋10vの下端に形成されたJ字状部10jの周囲に複数のフープ鉄筋10Hを溶接して形成されている。 (もっと読む)


【課題】施工現場での溶接作業が不要で、施工が極めて容易であり、作業効率の向上を図ることができる杭頭接合技術を提供する。
【解決手段】杭頭接合部材1は、地盤中に埋設された杭材の杭頭にその上端部側から装着する部材であり、地盤表面から突出した杭頭が貫通可能な係合孔13を有する本体部11と、杭頭外周に突設された一対の係止片を杭頭と共に係合孔13の軸心方向に挿通させるため係合孔13の周縁に設けられた一対の拡径部14と、本体部11の係合孔13の周囲に当該係合孔13の軸心方向に沿って立設された複数の鉄筋材12と、を備えている。杭材の杭頭及び係止片が杭頭接合部材1の本体部11の係合孔13及び拡径部14をそれぞれ挿通するようにして、杭頭接合部材1を杭頭に装着した後、所定角度回転させれば、杭頭接合部材1が杭頭に離脱不能に装着された杭頭接合構造10が形成される。 (もっと読む)


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