説明

公益財団法人三重県産業支援センターにより出願された特許

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【課題】良好なCMP特性を発揮できる新たな複合形態の研磨材料を提供する。
【解決手段】 以下の組成式(1)で表される第1の相とZrO2で表される第2の相とを有する粒子を含むように研磨材料を構成する。第1の相と第2の相とを有する粒子を含むことで、CMPにおける化学的作用と機械的作用との両立を図ることに成功した。
A(Zr)O3 (1)
(ただし、Aは、Ca、Sr及びBaから選択される1種又は2種以上を表す。) (もっと読む)


【課題】セリア代替砥粒の開発にあたり、ガラス研磨における砥粒の化学的な研磨作用を評価する砥粒評価方法を提供する。更にこの評価方法を用い、低い研磨荷重であっても、高い研磨レートを有するセリアを含まないガラス用研磨材を提供する。
【解決手段】ガラス材の表面に砥粒を含むスラリーを供給し、研磨パッドに荷重を印加して前記ガラス材の表面を摺動させて研磨するガラス研磨における、前記砥粒の化学的な研磨作用を評価する砥粒評価方法であって、研磨時の研磨荷重を等間隔に表したx軸と、研磨時の研磨レートを等間隔に表したy軸とを有するグラフにおいて、複数の研磨荷重に対する研磨レートの値が近似的に直線となる領域の該直線が前記y軸と交わるy切片の値により、砥粒の化学的な研磨作用を評価することを特徴とする砥粒評価方法。 (もっと読む)


【課題】機械的研磨のみであった酸化ジルコニウム研磨材に、セリアの有する化学的研磨作用を付与することで、低い研磨荷重であっても、高い研磨レートを有するセリアを含まないガラス用研磨材を提供する。
【解決手段】
酸化セリウムを含まないジルコニウム系砥粒からなるガラス研磨材であり、このジルコニウム系砥粒は、単斜晶系ジルコニアと、所定の金属原子の化合物とを焼成して得られ、単斜晶系ジルコニアを砥粒中に含む砥粒であって、研磨時の研磨荷重を等間隔に表したx軸と、研磨時の研磨レートを等間隔に表したy軸とを有するグラフにおいて、複数の研磨荷重に対する研磨レートの値が近似的に直線となる領域の該直線がy軸と交わるy切片の値により、砥粒の化学的な研磨作用を評価する砥粒評価方法により評価された上記y切片の値が正の値を示す砥粒である。 (もっと読む)


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